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山の炭焼き小屋

245 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :05/01/04 01:55:03 ID:6lDNuRPs
私の体験した話。

まだ小学生だった頃、友人たちと近くの山麓にある神社で遊んでいた。
そこには割と大きな石鳥居があり、よくその上に石を投げ上げた。
仲間内で、上手く石を鳥居に載せることを競っていたものだ。

いつものように石の投げ合いをしていた、ある夏休み。
遊び終わって「僕は△個載せたよ」「いや俺は×個載せたから俺の勝ち」などと
他愛も無く喋っている時、バラバラっと音がした。
鳥居の上に載っていた石が、私たちの背後で一斉に落ちてきたのだ。
まるで何者かに掻き落とされたかのように。

蜘蛛の子を散らすようにして、皆てんでばらばらに逃げ出した。
友人の一人は、鳥居の上から黒い毛むくじゃらの手が覗いていたのを見たらしい。
「それって妖怪!?」と、仲間たちで盛り上がったのを憶えている。

そんなことがあったにもかかわらず、私たちは翌日からもそこで遊び続けた。
不思議な出来事は、後にも先にもその一回だけだった。


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