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なにそのツンデ霊☆四人目★

1 :本当にあった怖い名無し:2006/06/19(月) 23:17:37 ID:2ued6Dho0
怖い話に出てくる女幽霊は実はツンデレなのではないかという新説を
検証してみるスレッドです。

前スレ
なにそのツンデ霊★四人目★
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/occult/1145453459/
なにそのツンデ霊★三人目★
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/occult/1142094064/
なにそのツンデ霊★2人目
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/occult/1139653191/
なにそのツンデ霊www1人目 
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/occult/1131190956/
まとめサイト
http://www.tsunderei.org/

2 :本当にあった怖い名無し:2006/06/19(月) 23:18:12 ID:2ued6Dho0
スレタイ間違えた……

3 :本当にあった怖い名無し:2006/06/19(月) 23:32:24 ID:bOaSDz/A0
3

>>1-2乙&( ´・ω・`)_且~~ イカガ?

4 :本当にあった怖い名無し:2006/06/19(月) 23:37:59 ID:90ihcyvJ0
1乙ドンマイなんて言ってあげないんだからっ!

5 :本当にあった怖い名無し:2006/06/20(火) 00:09:23 ID:sqgZQd/1O
>>1


6 :本当にあった怖い名無し:2006/06/20(火) 00:21:00 ID:wjrQ9LNa0
>>1乙(´・ω・)わしがSS投下したせいで512kb超えちゃってごめんネー

7 :夕暮れの人:2006/06/20(火) 00:29:34 ID:dYy3UpzrO
安価っ娘みたいな感じの小説書きたいんでご協力をお願いしたいです。
よろしいですか?

8 :夕暮れの人:2006/06/20(火) 00:30:36 ID:dYy3UpzrO
と・・・その前に、>1乙。

9 :本当にあった怖い名無し:2006/06/20(火) 16:26:10 ID:pQ4nSqds0
>>1乙!

10 :本当にあった怖い名無し:2006/06/20(火) 23:23:03 ID:1LdJxFd00
ありがとう…ありがとう…これで心置きなく逝ける……

11 :本当にあった怖い名無し:2006/06/21(水) 23:54:18 ID:5Y4m+MnyO
ツンデ霊最高!

12 :本当にあった怖い名無し:2006/06/22(木) 05:25:00 ID:gwQCWRH/0
目を覚ました私に彼女はとても優しくしてくれました。
とても辛い経験をした私を彼女は慰め、寄り添い、時に叱咤して、
私は少しずつ生きるということに希望を見いだすことができるようになっていきました。

私がいるのは白い部屋。窓際に置かれたベッドに私は静かに横たわっています。
窓の外の景色を眺めながら、私はいつものように彼女に話しかけました。

「もうすぐ夏になるね」

彼女はベッドの脇に置かれた椅子に腰掛け、私に優しく微笑みかけます。

「そうね。あなたも夏が終わる前には身体を治さないといけないわね」

「でも……そうすると私は貴女に会えなくなる。それは少し寂しい」

「仕方のないことよ。それに私に未練を残さないで。これからのあなたには必要のないことよ」

彼女との別れが迫っていることはわかっていました。
だから私は彼女になにかを返せればと、いつもそう思っていました。
しかし、私がそのことを伝えると彼女は決まってこう言うのです。

「ありがとう。でもあなたはそんなことを気にしなくてもいいの。
 あなたがこれからも生きようと決めたことが、私にはなによりも嬉しいことなのよ」

思えば初めて会ったときから彼女はそうでした。
自分からなにかを求めることはなく、ただ私を勇気づけるためだけに存在しているかのように振る舞い、
私もまたそれを当然のように受け取っていたのです。
しかし、身体が快復して、いよいよ彼女との別れのときが訪れるという今になって、
私は彼女がどれほど私の支えとなってくれていたのかということに、ようやく気付いたのです。

「私のことは気にしないで。今はあなたの生きようとする意志がなによりも大切なのよ」

13 :本当にあった怖い名無し:2006/06/22(木) 05:26:00 ID:gwQCWRH/0
あの事故で私は大切な人を失い、私自身も心身ともに大きな傷を負ってしまいました。
今もベッドに横たわる私の身体は、幾重にも巻かれた包帯と全身に伸びる管で酷い有様です。
私はそんな私の身体を眺めながら、医師の言葉に泣き崩れる両親の姿を見ました。
見舞いに来てくれた友人の嗚咽を聞きました。
そして、私自身の緩やかな死を感じながら、ただ深い哀しみにくれていたのです。

そんな私の前に彼女は現れました。
初めて会ったのにどこか自分に似た雰囲気を持っているように感じたのは、
彼女が私と同じだったからでしょうか。
彼女もまた事故で重傷を負い、私のように中身だけが肉体を離れ彷徨っているということでした。
ただ一つ違うことは、彼女の身体は決して癒えることはないのだそうです。

彼女は哀しみにくれる私に言いました。
自分と違い私にはまだ生きる望みがあること、
そのためには私自身の生きようとする意志が必要だということでした。
傷ついた私の身体は、私が望むまま生と死、そのどちらにも向かうのだと。

大切な人を失った哀しみに押し潰されそうになっていた私は、
彼女の言葉に耳を貸さず、彼女の存在にも気を止めることはありませんでした。
そんな私に、彼女は決して焦ることなくゆっくりと、しかし確実に希望という種を植え付けていったのです。

「貴女に会えてよかった。今は心からそう思える」

夏も終わりに近づき、ようやく身体も快復した私は彼女との最後の夜を過ごしていました。

「私もよ。そしてこれからもずっとあなたには感謝し続けるでしょう」

それが私が最後に聞いた彼女の言葉でした。

14 :本当にあった怖い名無し:2006/06/22(木) 05:28:00 ID:gwQCWRH/0
秋が過ぎ冬が訪れた。

「さゆり、今授業終わったの? お昼いっしょに行かない?」

午前の授業を終えた私を友人が昼食に誘ってくる。
退院して大学に復学してからしばらく経つが、いまだにこの呼び方には慣れない。

「ええ、いいわよ」

その友人は微笑む私を妙なものでも見るような顔つきで眺める。

「どうしたの?」
「んー、なんか退院してからさゆり変わったよね」
「そうかしら? 例えばどんなところが?」
「その話し方とかさ、前はもっと冷めた感じがあったっていうか……
 あと髪型とか服装とか、なんていうか前よりも女っぽくなったっていうか色っぽくなったっていうか」
「そう……そうね、変わったと言われれば変わったかもしれないわね。……色々あったから」

そこまで言って友人の方を見ると、しまったというような顔つきになる。
彼女は事故のことも、その結果なにがあったのかも知っているのだ。

「大丈夫よ、気にしないで」

そう言って笑顔を作る。それがまた彼女には珍しく映ったようだ。

「やっぱりさゆり、変わったね」

彼女と別れた翌日に私は目を醒ました。
身体はほとんど完治しており、数ヶ月のリハビリを経て、私はまた普通の生活に戻ることができた。
あの事故の夜からどれほどこの日を望んだことだろう。
彼女は私になにか恩返しをしたいと言っていた。
高く澄んだ冬の青空を見上げて、私は彼女に、この身体をくれた「さゆり」に感謝しつつ歩き出した。

15 :本当にあった怖い名無し:2006/06/22(木) 05:32:00 ID:gwQCWRH/0
保守代わり

16 :本当にあった怖い名無し:2006/06/22(木) 07:30:25 ID:K5SGJJwbO
いまさらだが>>1乙。つーか前スレ埋まったのか?

17 :本当にあった怖い名無し:2006/06/22(木) 08:44:26 ID:yRDynX8hO
つまんねー文章、いや文字の羅列を書き込むんじゃねーよ!
寒気と吐き気がするわ!


ゴホ(´д`)゛

18 :本当にあった怖い名無し:2006/06/22(木) 08:55:22 ID:/XrGIpW2O
(´・ω・`)つθ

19 :本当にあった怖い名無し:2006/06/22(木) 10:39:48 ID:xo2FvTvTO
なにそのたまご

20 :本当にあった怖い名無し:2006/06/22(木) 12:08:00 ID:Iwl70qLLO
>>14
終り方が後味悪い…(´・ω・`)

21 :本当にあった怖い名無し:2006/06/22(木) 12:17:51 ID:D+LV3lMoO
>>12->>15

ツンデレはどこ?

22 :本当にあった怖い名無し:2006/06/22(木) 16:36:50 ID:mqwnEzTvO
>>17-21
せっかく立てたスレがものすごい勢いで落ちそうだったので書いたんで、
>>12-15に深い意味はない('・ω・`)ス
レスが増えて良かった('・ω・`)ス
おまいらもいつまでも乙乙言ってないで、
早くツンデ霊を検証する作業に戻る('・ω・`)ス

23 :アンカーでツンデ霊:2006/06/22(木) 18:57:16 ID:a6SpfXi1O
・・・寒気がする。
俺はゆっくり目を覚ました。
引っ越した当初よりこの部屋に感じていた、というより漂っていた寒気。
そこにある気配は形を生成しているのが解る。
俺は心で冷静さを欠かさないように自分に言い聞かす。
やがて輪郭をはっきり持ったそれは、お世辞抜きな可愛かった。
女の子は口を開いてこう言った。
>>24


24 :本当にあった怖い名無し:2006/06/22(木) 19:07:24 ID:m2YpOUJJ0
「ご飯・・・食べるんでしょっ?!料理した事なんか
ないけど、作ってみたから食べればっ」

25 :アンカーでツンデ霊:2006/06/23(金) 02:12:36 ID:LYlgYaYVO
「(>>24さんありがとう!)ご飯・・・食べるんでしょっ?!
 料理した事なんかないけど、作ったから食べればっ」
・・・いきなり、何だというのだろう。
まさか、とりあえずテーブルの上にあるあの美味そうな飯を食えと言うのか。
なら、喜んでいただくとしようか。
「ご好意に感謝するよ。ありがたく頂戴します」
俺がそう言うと一瞬嬉しそうな顔をしていたが、
「ば、馬鹿な事を言ってないで早く食べなさい!
 先に言うけどあんたの為に作ったんじゃないんだからね!」
と、怒った。って・・・あれ?
「・・・じゃあ、何故に作ったんだよ」
「わ、私が食べるためよ。それが余っただけよ。ほ、本当よ!?」
「ふぅん・・・ところで、君の名前は?」
「冬野雪・・・」
「俺は古川太一。なんて呼べば良い?」
俺はいつの間にやら、って間も無しに幽霊に慣れていた。
「私の事は>>26と呼んで」


26 :本当にあった怖い名無し:2006/06/23(金) 06:09:50 ID:M4xIQu8XO
「ゆきりん」

27 :アンカーでツンデ霊:2006/06/23(金) 11:24:32 ID:LYlgYaYVO
「(ゆ、ゆきり・・・)わ、私の事はゆきりんと呼んで・・・」
「はぃ?」
この幽霊、頭が弱いのだろうか。
ゆきりん?コリン星じゃなくキリン星から来たのか?
自分で言ってこの恥ずかしがり。尋常じゃない。
呼ぶ此方も恥ずかしい。まぁ、相手は幽霊。拒否れば何をするか解らん。
「解ったよ、ゆきりん」
とりあえず承諾しておいた。
「あ、あまり呼ばないでよ?なんていうか、恥ずかしいし・・・」
大丈夫か、本当に。
とりあえずご飯を食べてみた。

ぱくっ。・・・!?

・・・なんだ?何が起きた?
舌の上で起きた謎。何が起きたかよく解らない。
多分、美味いんだと思う。ただ、度が過ぎる。美味過ぎて味が解らない。
いわゆる、あれだ。芸術は爆発的な事を言った奴みたいな感じだ。
じーっ。
ぱくっ。
じーっ。
「・・・」
さっきから雪の視線が凄い。ちらりと顔を見る。
・・・目がらんらんとしている。これは期待してる子供の目に似ている。
何に期待か。決まってる。自分が作った料理だ。味の感想の期待をしているに違いない。
「ゆきりん、>>28
俺は素直に述べてみた。雪は嬉しそうな顔をした。が、すぐ顔を真っ赤にして
>>29
と言ってきた。

28 :本当にあった怖い名無し:2006/06/23(金) 13:23:17 ID:bZC9PP57O
「君を食べたい」

29 :本当にあった怖い名無し:2006/06/23(金) 13:28:35 ID:dejgt6YGO
「OK、ピーチボーイ!俺のビッグなバイオレンスコックをブチこんでやるから四つんばいになってケツをむけろ」


30 :アンカーでツンデ霊:2006/06/23(金) 17:00:49 ID:LYlgYaYVO
「「(な、なに〜っ!?)」」

・・・

「(くっ・・・)ゆきりん・・・き、君を食べたい」
「(あぅ・・・)お、OK、ピーチボーイ!お、俺のビッグなバイオレンスコックをブチこんでやるから四つんばいになってケツをむけろぉ・・・」
「「・・・」」
なんだろう、これは。
「と、とりあえず美味かったってことさ」
「う、うん。私もありがとうってことだよ・・・」
「「・・・」」
気まずい。どうしたら良いんだ。
「ね、ねぇ、太一?」
「え、あ、何だ?」
「あの、さ・・・えっと・・・」
「無理して会話を成立させようとしないで良いぞ」
「・・・ごめんね」
「「・・・」」
空気が重すぎる。俺はこの重さを打ち破るべくテレビを付けた。
番組は、みのも○たさんの朝ズ△ッだった。
この空気をぶち破るべく思い付いたことを言ってみた。
「みのさんってさ・・・>>31だよな」


31 :本当にあった怖い名無し:2006/06/23(金) 17:15:48 ID:hBnEmInDO
やけに黒光りしてる時あるよな・・・


32 :本当にあった怖い名無し:2006/06/23(金) 18:31:17 ID:FFaSPI7q0
ワロスw
エヴァ板のダディ思い出すが、いいよいいよー!
選択肢もっと増やしてーっ

33 :アンカーでツンデ霊:2006/06/23(金) 18:53:27 ID:LYlgYaYVO
「(ふぅ。まともなのが来た)みのさんってさ・・・やけに黒光りしてる時あるよな」
「そ、そうだね」
「あれって何でだろうな」
「汗掻いてるからでしょ?」
「いや、汗掻く掻かないで二倍ぐらい黒さが違うのはおかしい」
「色の付いた汗なのかな?」
「内分泌液かもよ?」
「え〜っ。それはないよ」
 良かった。空気が戻った。・・・ん〜。
「・・・」
「太一、どうしたの?」
「ゆきりんは笑顔が可愛いなぁ、って」
ボンッ!
そんな音が聞こえそうなぐらい一気に真っ赤になった雪の顔。
何やら恥ずかしいのか照れてるのか不思議な動作を取る。
床に転がったと思えば、いきなり、はぅ〜と言いながら飛び跳ねたり。
そして、だいたい十分後。
「な、何言うのよいきなり!」
と、怒ってきた。
「そのまんまだけど・・・」
「あぅ・・・って、そうじゃなくて、こうじゃなくて・・・その・・・」
「何言いたいんだよ」
「そ、その・・・つまり、>>34!!」

34 :本当にあった怖い名無し:2006/06/23(金) 19:01:20 ID:1sXzEGjp0
ス…スノーボードとスキーどっちが好き!?

35 :アンカーでツンデ霊 ◆gARqKUrs5U :2006/06/23(金) 19:54:43 ID:LYlgYaYVO
「そ、その・・・つまり、ス、スノーボードとスキーどっちが好き!?」
「・・・」
話の脈が途切れてる気がする。先程のあの下ネタ満開と言い、
この幽霊は頭が大丈夫なのだろうか?
いや、あんな事を俺ももう危ういのかもしれない。
「一応はスキー派だが、スノボの方が得意だな」
「そ、そうなんだ・・・」
「今度行く?」
「でも、私滑れないよ・・・幽霊だし」
「背中に乗れよ。なかなか風が気持ち良いぞ」
「ありがとう・・・うん。その時が来たら、そうするよ。
 あ、太一も喜びなさいよ?私が付いていってあげるんだから」
「はいはい」
 俺は解らないがなかなか良い雰囲気っぽいのかもしれない。
そうだとしてもテレビから流れるCLEVER SLEAZOIDが確実に空気を壊してるが。
「・・・」
「・・・」
『COCKROACH!!』
よりにもよって、ごきぶりだしな。あっ、そうだ。
「ゆきりんってさ、どんな曲が好きなんだ?」
「え?あぁ、私は>>36とか>>37が好きかな・・・」

36 :本当にあった怖い名無し:2006/06/23(金) 20:19:43 ID:P8sYJTLg0
アニソン全般、あまり一般に知られてないのがとくに…

37 :本当にあった怖い名無し:2006/06/23(金) 20:23:15 ID:cpueAqSo0
釜山港へ帰れ

38 :アンカーでツンデ霊 ◆gARqKUrs5U :2006/06/23(金) 21:59:59 ID:LYlgYaYVO
「(わ、私マニアックになっちゃう・・・)え?あぁ、私はアニソン全般、
 あまり一般に知られてないのがとくに…とか釜山港へ帰れが好きかな・・・」
「悪い。まったく知らね」
「釜山港へ帰れはチョー・ヨンピルさんが歌ってて・・・」
「解らないってば」
音楽ならいくらか話が合うのではないかと思った俺が馬鹿だったか。
これじゃ話にならない。知れば知るほど解らなくなるな。
生前が凄まじく気になる。どこぞやのお嬢様だったのだろうか。
・・・マニアックなお嬢様?んなあほな。
しかし、よく見ると品は良い。背筋は真っ直ぐ。料理スキルもあるし色々あるし。
もしかしたら、お嬢様なのかもしれない。
「なぁ、ゆきりんって生前どんな人だったんだ?」
「えっと・・・私は>>39だよ」


39 :本当にあった怖い名無し:2006/06/23(金) 22:04:31 ID:iZcsmOEW0
女相撲の関脇

40 :本当にあった怖い名無し:2006/06/24(土) 01:03:47 ID:nRswhjJGO
面白いし、スレ趣旨にも沿ってるんだけど、これは新しくスレ立ててやったほうがいいような…
気を悪くしたらごめんなさい。

41 :本当にあった怖い名無し:2006/06/24(土) 01:44:51 ID:y0w52OAnO
>>39 関脇www

42 :本当にあった怖い名無し:2006/06/24(土) 02:53:18 ID:Q0aaHtNK0
>>40
だな、俺もそう思うよ
ややこしくなる

43 :本当にあった怖い名無し:2006/06/24(土) 03:03:19 ID:uxw/yLH/0
てかコレやられてる間は他の人の作品投稿を邪魔してるって気づかんかね?
せめてどれくらい続くか明記しろよ、と普通にオモタ。

44 :本当にあった怖い名無し:2006/06/24(土) 03:13:32 ID:oGdwFVNFO
でももうちょっと続いて欲しいと思ってる
ちょっとだけなんだからねっ

45 :本当にあった怖い名無し:2006/06/24(土) 03:28:48 ID:BwZNa6mb0
即VIPでやれのAAが来ると思ってたけどみんな我慢強いな

46 :アンカーでツンデ霊 ◆gARqKUrs5U :2006/06/24(土) 08:09:12 ID:XUaIA89jO
よし、やめる。

47 :本当にあった怖い名無し:2006/06/24(土) 08:19:53 ID:miVsGFWm0
>>46
あきらめるの早っ!
あと何レスで終わるか書けばいいって事なんじゃねえの?

48 :本当にあった怖い名無し:2006/06/24(土) 08:26:21 ID:YazKVUaP0
先の展開が筆者にも全く読めないシステムなんだから
何レスで終わらせるって予想も無理だろ。

49 :本当にあった怖い名無し:2006/06/24(土) 08:59:20 ID:Z5WVWBEQ0
おもしろかったんだがなぁ(;ω;)

50 :アンカーでツンデ霊 ◆gARqKUrs5U :2006/06/24(土) 09:15:43 ID:XUaIA89jO
とりあえず今から普通のツンデ霊をメモ帳に書き始める。
ただ、39さんが折角答えてくれたのだから38の続きだけは書かないと失礼か。


「(え・・・す、相撲!?)えっと・・・私は、女相撲の関脇だったよ」
「・・・」
微妙に強いらしい。っつか・・・。
「しかし、どう見ても相撲体型じゃないな・・・なかなか良い細い体型だし」
雪はどう見ても虚弱に見える。・・・まさか、狙いで言ったのか?
いや・・・狙いにしても女相撲って・・・。
「あ、ありがとう・・・。あっ、先に言うけど褒めても何もあげないからね!」
「料理くれ」
「なんであんたなんかに・・・面倒くさい!」
「そうか。ま、強要はしないさ」
「え・・・あ、で、でも少しぐらいなら作ってあげても良いかな〜」
「本当?ありがとう」
「か、感謝しなさいよ!」
「はいはい」
「もう!・・・本当は、こんな事が言いたいわけじゃないのに(ぼそっ)」
「ん?」
「な、なんでもない!」
俺はいつしかこの下らない会話に和んでいた。何故か凄く懐かしい気がしたからだ。
「まぁ、よろしくな、ゆきりん」
「・・・うん!」
そんなこんなで幽霊との生活が始まった。

次回予告>>51

51 :本当にあった怖い名無し:2006/06/24(土) 09:41:29 ID:KdnpGAgZ0
第一部完

52 :本当にあった怖い名無し:2006/06/24(土) 09:42:03 ID:uxw/yLH/0
次回は「アンカ>回答」を12レス以内で収めます。

53 :アンカーでツンデ霊 ◆gARqKUrs5U :2006/06/24(土) 10:07:41 ID:XUaIA89jO
っつうわけでアンカーでツンデ霊第一部完。
第二部は気が向いたら、もしくは要請があったら書くつもり。
予定としては第五部か第六部まで。アンカー次第では延びたり縮んだりする。
ちなみに第二部では>>54が登場

54 :本当にあった怖い名無し:2006/06/24(土) 10:21:55 ID:fU9guPwJ0
↑ もう要らないです

55 :本当にあった怖い名無し:2006/06/24(土) 10:27:12 ID:LVw15wy10
別スレ立てればいいさ。
見たい奴は付いて行く。
見たくない奴は行かない。

56 :本当にあった怖い名無し:2006/06/24(土) 11:22:58 ID:Z5WVWBEQ0
立ててくれ。ツンデ霊にとらわれず、
エヴァ板のダディのようにw
俺ついてくよっ!
俺も所詮は黒歴史だしな。
ネタスレとして、楽しめるなら最高さっ(・ω・)b

57 :本当にあった怖い名無し:2006/06/24(土) 11:28:17 ID:9Ni7Pt7m0
別スレいくならついてくよ

58 :本当にあった怖い名無し:2006/06/24(土) 14:23:46 ID:wOZQJKHU0
さよならバイバイ

59 :本当にあった怖い名無し:2006/06/24(土) 15:00:06 ID:gpdBrH6/O
>>53
m9(^д^)プギャー

60 :本当にあった怖い名無し:2006/06/24(土) 16:34:10 ID:pfa3+AAC0
そして流れも読まずに長文投下。

IDをNG指定推奨。9レス予定。感想を>>00よろしく

61 :本当にあった怖い名無し:2006/06/24(土) 16:35:37 ID:pfa3+AAC0
ぐったりとした帰路。梅雨独特の、じっとりと暑い一日だった。
夜になっても不快指数は変わらず、身体がどろりと溶けそうになる。
安息を求め、アパートのドアを開けると、むわっとした熱気が溢れ出た。
──もう、どうでも良くなった。
早めに仕上げたいレポートがあったが後回しにする。今日はもう寝よう。

シャワーを浴びるのすら億劫。
入り口でシャツを脱ぎ、汗を拭って洗濯機に放り込む。
その場で倒れ込みたくなるのを堪え、奥へと脚を進める。

身体は休息を訴えるが、蒸し暑さが安眠を許しそうにない。
こういう時は、安眠剤(その他の雑種A)に頼るしかない。
夢遊病者のような足取りで冷蔵庫に向かい、ドアを開ける。
ひんやりとした冷気が心地好いが、所詮は気休めに過ぎない。
ろくに中も見ずに、手探りで冷えた缶を取り出そうとする。

──── むにゅん、

ひんやりとした──しかしアルミ缶とは違う、滑らかで柔らかな触感。
よく冷えた極上の葛餅のように、しっとりと指に吸い付く。

「…………はて?」
にゅん、にゅいん、にゅぃん、と手の中で形を変える不思議な葛餅。
決して厚みはないが、押せばどこまでも沈んでいきそうなほどに柔らかい。
暑さと疲れにやられた胡乱な頭で、状況を整理しようと試みる。
からから、と乾いた音を立て、脳みそが空回りをする。
そうして無駄な摩擦熱を発生させた後に辿り着いた結論は、

「────ほぅ」
“見て確かめる”、という原始的、しかし恐ろしく効果的な方法だった。
そして視認した“それ”は、およそ理解の範疇を越えたものだった。

62 :本当にあった怖い名無し:2006/06/24(土) 16:37:10 ID:pfa3+AAC0
「────ほぅ」
知らず溜息が漏れた。

それはひどく非現実的で、ひどく幻想的で、ひどく……その、扱いに困った。
まるでレトロな伝奇浪漫小説──幻想小説のように曖昧で儚い泡沫。
だから、ついこの状況を、旧仮名遣いなどで表現したくなる。

      『 匣の中には綺麗な娘がぴつたり入つてゐた 』

狭い匣の中に、“みつしり”と詰まる、同い年の少女。
万年雪のように白い肌と、白い髪。そして紅く透き通るガラス玉のような瞳。
無表情に、何も言わず──ただじっと、凍える瞳で何かを訴えかける。

霞掛かる思考は過去へと遡り、子供の頃に作った雪兎の元へと辿り着く。
ビー玉の瞳の白い兎は、ただの一度も跳ねることなく、泥土へと還っていった。
取り残された二つの紅いガラス玉が、泥の上に転がっていた。
その後、大事にしまって置いたはずのそれも、いつ間にか無くしてしまった。

…………さて、回想さておき、現状を整理しよう。
『 匣(冷蔵庫)の中には綺麗な(見知らぬ)娘がぴつたり入つてゐた 』
以上。説明終わり。

「って納得できるか! 異議ありっ、弁護士を呼べっ!!」
「自首するの?」

ちりん、と風鈴のような透き通った声。頬の脇を涼風が通り抜けた。
まとわりつくような蒸し暑さが何処かへ消え、しん、と静寂と静謐さが訪れる。
相変わらず無表情で、静かにじっと見つめてくる紅いガラス玉のような瞳。
何も読み取れず、ただ沈黙が続くが、不思議と居心地の悪さはない。
むしろ、この時がいつまでも続けば良い──そうとさえ思わせる……

                ────それでも、雪はいつか溶けてしまう。

63 :本当にあった怖い名無し:2006/06/24(土) 16:38:09 ID:pfa3+AAC0
「6月以下の懲役又は50万円以下の罰金」
再び凛と澄み渡る、玲瓏な響き……ただし、内容はどこかおかしい。

「──常習なら倍」
そう言うと彼女は、ついと視線を下げる。
流れ落ちた絹糸のような白髪が、はらり、と俺の腕をくすぐる。
つられて俺も視線を下げ──葛餅の正体を知った。

「……………………」
「……………………」
再び思考は永久凍土の奥へと沈降する。
ふにょん、と舌の上で溶けそうで、むにゅん、と唇の間で弾みそうなそれ。
雪原のわずかな膨らみ。早朝の新雪を犯す快感が指の間から溢れ出る。

「あ……その、これは……」
葛餅が吸い付いて離れない。──いや、離せない。
このまま黒蜜ときな粉を掛け、食べてしまいたい衝動に駆られる。──と、

「………… ぁ、」

──と、ほんのわずか、気のせいかもしれないが──恥ずかしそうな声。

我に返り、後ろの壁に張り付くように飛び退く。
右手が冷たい。顔が熱い。ようやく機能を再開した心臓が暴れ回る。
相変わらずの無表情、例のガラスの瞳で、じっと見つめてくる少女。
その視線に耐えきれなくなり、

「ご、ごめんっっ!」
慌ててドアを閉める。
閉まる直前、「電気を大切にね」と聞こえたのは空耳だろうか。

64 :本当にあった怖い名無し:2006/06/24(土) 16:39:43 ID:pfa3+AAC0
さて、扉が閉まれば、いつもと変わらぬ1Kの安アパートが戻ってくる。
幻覚、白昼夢の類と思おうとしたが、右手に残る感触がそれを赦さない。
先程までのことを、現実離れした──しかし確かな現実だと理解したとたん、

「──ばっ、何やってるんだ俺!」
自分を叱責し、大慌ててで扉を開ける。
動転してたとは言え、人を冷蔵庫に閉じ込めるだなんて。


──かくして、匣入り娘は俺を批難するでもなく、こちらを見つめてくる。
物言わぬガラス玉の双眸の奥が、ゆらゆらと舐めるように揺らめく。
なお、冷蔵庫から出てくるつもりはないらしい。寒くないのだろうか。

「えっと……君、誰?」
聞きたいことは山ほどある。が、まずはこれを訊かねば始まらない。

「……ヒント1、『国境の長いトンネルを抜けると』?」
彼女は少しだけ視線を彷徨わせると、答えは出さず、問題を出してきた。

「えっと、川端康成の『雪国』?」
ノーベル賞作家の代表的な一節だ。さすがに間違えるはずがない。
──しかし、

「問題を間違えました」
「おい」
計算か天然か──前者ならば天才、後者ならば鬼才である。

65 :本当にあった怖い名無し:2006/06/24(土) 16:40:49 ID:pfa3+AAC0
「わたし、雪女」
妙な引っ張りをした割りに、あっさりと言い放った。
あまりにもあっさりとしていたせいだろうか……聞き間違えてしてしまった。

「えっと……ジュディ・オング? ……あ、もしかして恩田有紀さん?」
しかし、先程の言葉が聞き間違いではないと否定される。
「違う、雪女」
だからさっきの問題は小泉八雲──ラフカディオ・ハーンが正解。
そんな言葉を付け加えた。

夏にも関わらず、雪を伴う冷たい北風が吹いた気がした。

……いや、本当は分かっていました。普通じゃないってくらい。
体温は全く無いし、瞳の色はカラーコンタクトとかで誤魔化せる物じゃないし。
それにしても雪女とは……ついこの間、夏至だったよね?
何となく、脳裏にジェットスキーで登場するサンタクロースの映像が流れた。

「えっと……雪女さんは、何でここにいるの?」
「…………」
「……どこかで会ったことあったっけ?
「………………」
「…………は、ははは、」
沈黙が苦しくて、乾いた笑い声を漏らす。
万年雪の沈黙。無回答。捉えどころがない、というよりも、取り付く島がない。
ひょっとしなくても──嫌われているのだろうか。

そりゃそうだろう、出会い頭に『葛餅』じゃ……、

「変態?」
はっとなり彼女の視線を追うと──何ともイヤらしく歪んだ右手がある。
「あ、いや、これは、その、」
しどろもどろに弁解を考えるが、彼女は興味なさげに見つめるだけ。

66 :本当にあった怖い名無し:2006/06/24(土) 16:42:15 ID:CIgpxf9x0
wktk

67 :本当にあった怖い名無し:2006/06/24(土) 16:42:36 ID:pfa3+AAC0
「閉めて」
「──へ?」
言葉が短いのと、自分が混乱していたのとで意味を取り逃す。
「暑いの、苦手」──だから閉めて、そう繰り返す。

……徹底的に嫌われたようだ。
非はこちらにある。素直に従おう。
「ごめん」
謝るが反応はない。ガラス玉が、早く閉めろと催促する。
もう一度、お詫びの言葉を伝え、扉を閉める。



奥の部屋には冷蔵庫の中身が積まれていた。
この暑さだ、肉類は全滅だろう。他の物も、このままではいずれ傷む。
新たな冷蔵庫を買うべきだろうか……

「ていうかアイツ、いつまで居る気だ?」
そもそも、なんでうちの冷蔵庫にいるのか、それすらも聞いていない。

「──ま、いっか」
とにかく疲れた。当初の予定通り、今日はもう寝よう。
布団に横になり目蓋を閉じる。同時に、すぐに意識も────、


   ────ガゴンガゴンドゴドガガゴンッ!!


「──て、敵襲ぅっっ!?」
眠気は一気に吹き飛び、布団から飛び起きる。

68 :本当にあった怖い名無し:2006/06/24(土) 16:43:53 ID:pfa3+AAC0
音源はすぐに知れた。今もガコンガコンと、中身が暴れ回る音がする。
やっぱり、という得心と、まさか、という疑念が沸き起る。
冷たさすら感じさせる彼女の姿と、暴れ回る冷蔵庫の映像が一致しない。

一瞬、酸欠で苦しんでいるのかと思ったが、どうも様子が違う。
どちらかと言えば、中で小動物が喜びに悶えているような印象を受ける。

……それこそ、まさかである。
彼女が顔を赤らめ、悶え転げ回る映像を想像し、コンマ数秒で断念した。
そんなキャラではないし、そもそも理由がない。

──さて、状況は不明。
しかし、家主として、学問の徒として放っておく分けにはいくまい。
決して野次馬的、あるいは出歯亀的な好奇心ではないと付記しておく。


そろりそろりと近づいて行く。
暴れ続ける冷蔵庫。よくもまあ体力が続く物である。
と、感心している場合ではない。こういうのは勢いが肝心だ。

躊躇いは敵。扉に手を掛け、一気に解放する──!!

     「────あ、」
                  「…………へ?」

どちらがどちらの声だったのだろうか──“生神停止(刻が停まった)”

そして凍える刻の中で、確かに “それ” を視た。
──さて、これは如何なる “幻朧月睨(じょうだん)” なのだろうか。

69 :本当にあった怖い名無し:2006/06/24(土) 16:45:37 ID:pfa3+AAC0

      『 匣の中には綺麗な娘がぴつたり入つてゐた 』

「何?」
一瞬にして、最初と変わらぬ硬く冷たい態度を取り戻す彼女。
「…………み、」
しかし、微かながら真っ白な頬に、先程までの興奮の色が残っている。

「……何?」
すぐに消えてしまったが、その残像が網膜に焼き付いている。
ぴょこぴょこと彼女の頭の上で動いていたそれは……

「……、さ、みみ……」
「違う」
相変わらずの冷静な態度を崩さない彼女。
ただし、紅い瞳が僅かに逸らされている。
そして、先程まで彼女の頭の上で飛び跳ねていたそれは──、

「……う、う、……う、うさ耳ぃぃっっ!?」

   『 匣の中には綺麗な “うさ耳” 娘がぴつたり入つてゐた 』

「うさ耳」
「分からない」
「うさ耳」
「知らない」
「……うさ耳、」
「小麦粉か何かだ」
この期に及んでも、頑として態度を崩さない。ある種の尊敬の念すら抱く。

「……耳、出てるよ」
「──嘘っ!?」

70 :本当にあった怖い名無し:2006/06/24(土) 16:47:24 ID:pfa3+AAC0
「うん、嘘だよ」
頭のてっぺんを抑えたままの体勢で、きょとん、と固まる雪兎娘。
騙されたと分かり、その顔がみるみる瞳と同じ色に染まり────、

──ばたんっ!
現代の病、引き籠もりへとなってしまった。


〜その後の話〜

彼女は冷蔵庫に居座り続けている。
外は暑い、と相変わらず引き籠もりだ。
仕方なく食材用に新しいのを買うと、そちらに引っ越してきた。贅沢者め。

夏が過ぎ、秋も深まり、だいぶ涼しくなってきた。
もうじき紅葉も始まる。そうしたら、彼女を外に連れ出そうと思う。
そんな引き籠もり更生プロジェクトを考えつつ、彼女を見る。

「──何?」
例の紅いガラス玉のような瞳で見つめ返してくる。

彼女は相変わらず無表情で、態度もツンツンと冷たいものである。
変わったことと言えば、耳を隠すのを止めたこと。
不機嫌なときは、ぺたんと垂れ、驚いたときなどは、ぴん、と立つ。
そしてそれ以外の時は、基本的にぴょこぴょこと跳ね回っている。
まるで嬉しいときの子犬の尻尾のようだ。
よく分からないが、彼女は彼女なりに幸せなのだろう。

「……いや、何でもない。アイス食うか?」
「ハーゲンダッツ」
「ばーか。そんなのあるか」
そして俺はと言えば……まあ、それなりに幸せである。

71 :俺と悪霊@:2006/06/24(土) 18:44:49 ID:Y/f44WggO
財産家だった父が死に私のもとには莫大な遺産が手に入った。
 
その中の一つに閑静な避暑地に建つ別荘がある。
私は遺産に虎視眈眈な叔父をはじめとした親族連中を忌避する為、そこに移り住むことにした。
 
もともと人嫌いなのだからちょうどいい。
ここで一人ひっそり生きてくのも悪くない…
 
そんな事を考えながら鍵を開けて中に入ると、怪しげな声?いや歌か?が奥の客間から聞こえてきた。
 
「にゃ〜にゃ〜♪にゃ〜にゃ〜♪
にゃんこのお腹はモ〜フモフ♪」
恐る恐る覗いてみると野良猫を抱えんで床をごろごろ転がり回る少女がいた。
 
イタいのが不法侵入?
幸い敵は猫の腹に顔を埋めているのでこちらには気付いていない、今が通報のチャンスだ…
と、少女はふいに顔を上げ、ばっちり目線があってしまった。


72 :俺と悪霊A:2006/06/24(土) 18:46:01 ID:Y/f44WggO
 
「……見た…見ちゃった、わよね?」
嫌な迫力を持った声を絞りだして問い掛けてくる。
 
「いや、別に何もみてな」
「 嘘 だ ッ  !!!」
 
怒鳴られた。
 
「貴様、見てるな!?
否、見ていたに違いないッ!
私が嫌がるにゃんこに
腹ずりしたりにくきゅーをはむはむしたりしていたのをぉぉ!!」
 
「嫌がるなら止めてやれよ」
突っ込んでみた。
 
「にゃんこは許してくれるからいいのよーッ!
とにかく!見られたからには殺すッ!呪い殺してやるぅ!」
顔を真っ赤に染め両手をブンブン振り回して地団駄ふみながら叫ぶ少女。


73 :俺と悪霊B:2006/06/24(土) 18:48:46 ID:Y/f44WggO
 
「の、呪い殺すのか?」
「そうよぅッ!
私てば、超ゴイシャス(ゴイス+デリシャス)な悪霊なんだから!」
 
「マジか!?」
「マジよ!!
そらそらそら感じるわアルファケンタウロス第二星雲の暗黒太陽から届いた七色荷粒子レインボーメモリーが私のピーチボーイ右脳視下部でデレツンパゥワーに精製されてノロイTHE心筋梗塞を誘発せしめんとおぞましくも蠢いてバイオレンスコックをブチこむかもあぁきたきたきたデレレレレッツーンツーンツ
「落ち着け」
 
ズビシッ!
毒電波を受信してあらぬ事を喚く少女の首筋に手刀をたたき込む。
 
「はぅ」
妙に乙女チックに倒れる少女。
弱ぁ


74 :俺と悪霊C:2006/06/24(土) 18:50:21 ID:Y/f44WggO
 
悪霊とか言っていたが、よく見ると足首から下だけが確かに透明だ。
随分レトロタイプだが確かに幽霊なのは間違いないようだ。
 
「う…うぅーん」
もう目覚めようとしてる。
復活早っ!
 
「は!わ、私は何を?え?あなた誰?」
記憶がdでるようだがこれなら落ち着いて会話が出来そうだ。
 
「この屋敷の住人になるだが」
「えぇぇ!?ここ空き家じゃなかったの?つーか何で今頃?ずーっと誰もいなかったのに」
 
「親の遺産だから引っ越したんだよ、まさか不法占拠者がいるとは思わなかったけどな」


75 :俺と悪霊D:2006/06/24(土) 18:52:16 ID:Y/f44WggO
「いいのよ!私悪霊なんだからどこにだって住んでいいのよ!…でもあなたこんな広い家に一人で住むの?」
 
「その予定だが」
「チッ、ブルジョワ豚め我々国民の血税でブクブク肥え太りやがって」
「納税してないだろお前」
 
「うるさい!
て、訳でこの私が一緒に住んであげるわよ!
感謝しなさいよねっ!」
 
「…は?」
「だーかーらー!
私が一緒にいてあげるの!
べ、別にあなたの為って
訳じゃないんだからね、えーっと、そう!私地縛悪霊だから仕方ないのよ!」
 
なんとなく分かった。
きっとこいつは一人きりで淋しかったのだろう。
自分もそうだったからよく分かる。
 
「まぁ、いいか…幽霊ってのも面白そうだ」
「幽霊じゃない!悪霊よ!」
 
こうして俺と悪霊の奇妙な生活が始まった…
【続く…かも知れない】


76 :本当にあった怖い名無し:2006/06/25(日) 01:07:16 ID:xCRed+8NO
>>75
続くかも、じゃない!続けなさい!

77 :本当にあった怖い名無し:2006/06/25(日) 01:15:54 ID:XhQFGWuP0
>>70
>>75
GJ普通に続いて欲しい(´・ω・`)

78 :本当にあった怖い名無し:2006/06/25(日) 01:30:49 ID:xCRed+8NO
っつか、今ツンデ霊書いてるんだけど何か外が怖い。
マンションに俺住んでるんだけどさっきから部屋の窓の外、
つまりは部屋の前の通路から足音が聞こえる。
真面目な話、怖くて寝れないから小説書いてる。どうしよう。

79 :本当にあった怖い名無し:2006/06/25(日) 01:33:16 ID:WwvT8UJn0
悪いが俺はその類いのものは一切信じていない。

80 :本当にあった怖い名無し:2006/06/25(日) 01:37:47 ID:0bPKxnLl0
>>78
ごめん、それ俺

81 :本当にあった怖い名無し:2006/06/25(日) 01:43:18 ID:XhQFGWuP0
>>78
それはツンデ霊か80だと思い込めば怖くない

82 :本当にあった怖い名無し:2006/06/25(日) 01:45:11 ID:xCRed+8NO
>>80-81
ありがとうございます。少し気が楽になりました。



とりあえず怖さを押し殺してツンデ霊を頑張って書き上げる事に専念する。

83 :本当にあった怖い名無し:2006/06/25(日) 02:11:45 ID:AXmsp1iI0
「な、>>78ったらどんなの書いてるのかしら……気になる……
でもでも、あたしから『ね、見せてっ!』なんて言うのもシャクだしさぁ……
……うぅ……どうしよ……」

とか呟きつつ通路をうろうろしてるツンデ霊がいると考えるんだ

84 :本当にあった怖い名無し:2006/06/25(日) 09:19:35 ID:hCbG2iA6O
>>83に萌えた

85 :本当にあった怖い名無し:2006/06/25(日) 10:15:19 ID:UmMz2L700
>>86に萌えた

86 :本当にあった怖い名無し:2006/06/25(日) 11:31:38 ID:1y9GA8t3O
>>85
「何ハァハァしてるのよっ!!
アンタみたいなキモイ豚野郎に『萌〜』なんて言われても気持ち悪いだけなんだから!
死んじゃえ!」


87 :本当にあった怖い名無し:2006/06/25(日) 12:20:48 ID:XhQFGWuP0
>>86
萌えた
スマソ吊ってくる(´・ω・`)

88 :本当にあった怖い名無し:2006/06/25(日) 18:16:50 ID:ow5wWtVj0
>>86にバケラった

89 :78らしき人:2006/06/26(月) 00:43:01 ID:sWXgJ3zZO
>>83の言う幽霊に告ぐ。
何分色々と遊びながら書いててかなり遅いが安心しろ。
近日公開する。内容は期待するな。
次は君をモデルに書こう。許可を願う。

90 :本当にあった怖い名無し:2006/06/26(月) 01:21:19 ID:IHUOLCcEO
ラーメンズ噴いたw

91 :本当にあった怖い名無し:2006/06/26(月) 05:35:36 ID:4MAiD/ft0
仕事を終え、コンビニで飯を買い、アパートに帰って、
居間のドアを開けると中に女がいた。
はて、俺は結婚もしていないし彼女もいない。
なのに目の前でくつろぎながらTVを見ているこの女はなんだ。
前に飲んだ時誰かに鍵を渡したのか?記憶を思い出そうと良く見てみる。

年の頃は十代後半か二十代前半か?
髪は黒のストレート、細身で白を基調とした、ブラウスとスカート。
顔はここからはよく見えないが、だらしなくテーブルにもたれかかって
TVを眺めているのは既に家の「あるじ」の風格すらある。
・・・やはり思い出せん。とりあえず家主は俺だ、部外者はご退場願おう。
声を掛けてみるが当人は気づいてない、よほどTVに夢中とみえる。
咳払いし今度は声を大きくして注意する。
・・・・・・気づかれない、どうしよう。
掛けても駄目なら押してみろ、俺は女の肩に触れようとした。

!?

触れようとした俺は、そのまま前転の格好で奥にあったくずかごにぶつかった。
衝撃で掛けてあったハンガーが落ちてくる。ちくしょう、痛い。
頭を押さえながら女の方を見た。衝撃の音で気づいたらしくこっちを見ている。
よかった、気づいてくれた。髪が長くてさっきは良く見えなかったが
こうして見ると中々の美人だ。こんな事態でなかったら
マスターに頼んで女に酒を振舞いたいところだ。
・・・おっといかん見惚れてしまった、とりあえず女が何者か聞かねば。
かける言葉を考えてると向こうからかけてきた。

「・・・・・・あんた、だれ?」

92 :本当にあった怖い名無し:2006/06/26(月) 05:37:18 ID:4MAiD/ft0
それは俺が聞きたい。戸惑ってると彼女はまくし立てた。

「なに人の部屋に勝手に入ってきてんのよ!警察呼ぶわよ!」

ちょっと待てそれはこっちのセリフだ、呼びたいのはこっちだ。
しかし彼女は次々とまくし立てる。

「変態!痴漢!最終日東館壁際!近寄るなストーカー野郎!
 そ、それ以上近寄ると舌噛んで死んじゃうからね!」

目の前で死んでもらっては困る。俺は彼女を落ち着かせようと肩に手を
―――かけようとして再び前のめりに倒れた。

・・・なるほど、すり抜ける体を持ってるなら不法侵入は簡単ではあるな。
俺はフローリングの床の固さを実感しながら不思議と感心した。
さてこのような特殊能力の持ち主に俺はどう対応したものか。
なんて事を考えてると、彼女の方も困惑した様子でこちらを見ている。

「あ・・・あんた今何したの?私の体・・・通り抜けた様に見えたけど・・・」

動揺している。すり抜けるのは彼女のあずかり知らぬ事か。
まあ、さっきよりは興奮した状態では無くなったので落ち着いて話は出来るか。

「それはこっちが聞きたい、それに俺は強盗でも何でもない。
 この部屋の住人なんだけど、君こそ何者かな?」
「・・・あたしもここの住人よ。」

やれやれ、色々と整理する事がありそうだ。俺はため息をついて彼女に言った。

「すまんが状況整理の為にここはひとつ、話してもいいかな?」
彼女は俯いてしばし考えた後、静かに頷いた。

93 :本当にあった怖い名無し:2006/06/26(月) 05:38:29 ID:4MAiD/ft0
それじゃあここに住んでいたという事と名前以外思い出せない訳だ?」
「そういう事になるわね。」

彼女―――有紀と名乗る女はそう答えた。
俺の方は大家の賃貸契約書等を引っ張り出して、有紀に住んでいる事を納得させた。
ちゃんとサインもあるし、電気水道の請求書もある。
物的証拠がある限り家主は俺だ。主張だけする有紀は不審者である。

「二重に契約したという事もないし、主張だけじゃ怪しいな。」
「・・・でも!私はここに住んでいるのよ!間違いないわ!」

さっきから堂々巡りだ。何とかして帰って頂きたいのだが
有紀はここの住人という事を主張してきかない。いったいどうしたものか。

「まあ、ちょっと疲れたろ?冷蔵庫に飲み物あるから取ってくるわ」

有紀はふてくされてそっぽを向いていたが、こくりと頷いた。

俺は冷蔵庫に向かって飲み物を探した。
あったあった森永ココア。疲れてる時には甘い物に限る。
二つグラスへと注ぎテーブルへと運んだ。

「とりあえず一息つこう、落ち着いたら何か思い出すかもな。」

言って俺はグラスに口をつけ、ココアを飲み干す。
・・・うまい、残業帰りで疲れた体に染み渡る。
全身で美味を感受していたがある事を思い出した。
しまった、有紀はすり抜けるんだった。当然グラスもすり抜けるのだろう。
自分の迂闊さに舌打ちした。思わず有紀の方を見る。

94 :本当にあった怖い名無し:2006/06/26(月) 05:40:29 ID:4MAiD/ft0
有紀はグラスを両手で持ち、口へと運び半分ほど飲んでから一言

「・・・ありがとう。」

と言ってテーブルへグラスを置いた。俺は目の前の光景にしばし呆然とした。
有紀はそんな俺の抜けた顔に不思議そうな顔をする。

「どうしたの?」
「ちょ、ちょっと俺を触ってみてくれない?」

有紀は顔に疑問符を浮かべながらも俺の言うとおりにする。
有紀の真っ白な、よく整った手が、俺の肩に、触れた。

「やっぱり!」
「だからどうしたの?」
「君から触ろうとするのは問題ないが、こっちから触ろうとするとすり抜けるんだ!」

そう言って俺は彼女の体に手を伸ばした。
やはりすり抜ける。手を開けて又握る。左右へと腕を振って円を描く。
目の前に体があるが、実態を感じさせず突き抜ける。
ホログラムというものがあるが、それを思い浮かべてもらえればいい。
彼女の体を腕がすりぬけ、背の先に手のひらが見える。
難しい問題を解いた学生の様に俺は喜んだ。

・・・?・・・彼女の様子がおかしい。わなわなと体を震わせている。
まさか!透過を続けると体調が優れなくなるのか?
不安を感じていると有紀は俺を睨んで言った。

「・・・あんた!何ドサクサに紛れて胸を触ろうとしてるのよ!
 やっぱり変態!変態!変態!気を許した私が馬鹿だったわ!」

95 :本当にあった怖い名無し:2006/06/26(月) 05:41:34 ID:4MAiD/ft0
「いや・・・ちが・・・」

誤解を解こうとした俺に向かって右ストレートが飛んできた。
無防備だった俺はもろに食らい崩れ落ちる。

「H!助平!送り狼!オナニー野郎!半角二次裏!またお前等か!etcetc・・・」

マシンガントークと同時に有紀は倒れた俺に向かって蹴りを連打する。
俗にいうサッカーボールキックという奴だ。
俺はその度重なる衝撃で廊下の方へと追いやられた。
後ろでガチャガチャと音がする、どうやら鍵をかけられたらしい。
ドアの向こうで有紀の怒髪天を衝く声がする。

「あんたがこのアパートに住んでる事は認めるわ!でも家主はあたしよ!
 そのドア開けて入って来て見なさい!酷い目にあわせるわよ!」

すでに酷い目にあわされたのだが、一応住んでいる事は認めてもらえたらしい。
これからどうしようか・・・俺はしばらく思案して愕然とした。

「ああ・・・コンビニ弁当は居間の中だ・・・ちくしょー・・・」

これが有紀との奇妙な共同生活の始まりだった。   〜つづく、かも〜



ツンデレとはちょっと違うかもしれないが投下してみました。
何か又、閃いたら書き込んで見ます。

96 :本当にあった怖い名無し:2006/06/26(月) 10:35:28 ID:2EmlYzof0
「検証も5フェイズ目に入ったな」
「そろそろ成果を見せてはくれんかね、各務君」
「現在、霊体験の蒐集、ツンデレという概念の一般化に努めております」
「……まだその段階かね」
「テストケースを題材に議論しようにも、萌え〜萌え〜で会議が進まないのです、議長」
「君がツンデ霊を理解できないというから、ツンデ霊への反応を判りやすくしたつもりだが」
「とりあえず、一般人に伝わるようにお願いしたいですね」
「そうか。では、食事にしようか」
「話聞けやジジイ」
「まあまあ。弁当が余ってしまってな。君もどうかね?べ、べつに各務君のために作ってきた
わけじゃないんだからっ!つ、作りすぎただけなんだからね!」
「そうですか。ではありがたくいただきます」
「……という演技を、来週の会議では各務君にやってもらう」
「議題との関連は?」
「大アリだ。というより、来週はそれがすべてだ」
「ずっと疑問だったのですが、私、なにか騙されてませんか?」
「君は研究に専念したまえ。なにも心配する事はない」
「……正直、結果が出せるとは思えないのですが?」
「私達には、過程が重要なのだよ。若い君には判らんかもしれんがね……」

97 :たまねぎツンデレ ◆vSaTtgGg0. :2006/06/26(月) 13:13:13 ID:QOfoD3XG0
じゃぁ、検証に未来の出来事も混ぜていただきましょうか。
ちょっと、馴れない書き方なのでいろいろ突っ込まれそうですが。

では、どうぞ。

98 :たまねぎツンデレ ◆vSaTtgGg0. :2006/06/26(月) 13:13:59 ID:QOfoD3XG0
西暦2099年
Dr.オニオンは霊子力学論を確立。霊子力学論の確立より人の営みは大きく変わっていくことになる。
翌年2100年。Dr.オニオンは霊子力学論をもとに生活奉仕型人工霊ドリーカドモン壱号‐「2100」を発明させる。
それはまさに画期的な発明である。ドリーカドモンの特性は従順、そして経済的な点があげられる。
特に空気中の霊子を自動的に収集し、その存在を維持することは資源の枯渇が問題とされる地球環境にとっても大きな成果であった。
そのため、、世界各地では新たな労働力として様々なドリーカドモンを生み出していく。
ただし、知能はプログラムされたもので人格と呼ばれるほどのものを付与されたものは、2200年現在、報告されていない。

さて、特性において従順を謳われているドリーカドモンであるが、その実、壱号には謎が多い。
Dr.オニオンは壱号の発表を大々的に行ったものの、その優位性を壱号で語りはしなかった。
Dr.オニオンはわずか3ヵ月後に弐号「May-Do」の発表を行っている。
現在知られる初期型ドリーカドモンの性能はすべてこの、弐号のものである。


ここにある記録ディスクがある。
Dr.オニオン没後に彼の研究資料から発見された。ラベルには要抹消と印刷されいる。
彼が、要抹消としてまで秘匿したがりながらも廃棄できなかったこの記録にはなにが残っているのだろうか。

我々オニオン研究員会はその中身を知る権利がある。



『生活奉仕型人工霊ドリーカドモン観察記 副題:ある日の2100』

……

「2100、2100!!どこじゃ」「なによ、爺さん」
「うわ、急に壁から顔を出すな」
「ふん、自分で呼んだくせに難癖つけないでよね」
「かぁあああ、なんじゃお前は、創造主に口ごたえか!!」
「ふふん、私にだって意思はあるんだから」
「くくぅうう、なんで、こんな性格になったんじゃ!?」

99 :たまねぎツンデレ ◆vSaTtgGg0. :2006/06/26(月) 13:14:38 ID:QOfoD3XG0
……
「おーい、2100、紅茶を淹れたぞー」
「ふん、また安いパックの紅茶なのね」
「パックのものしか淹れ方を知らんからのぉ」
「…これ」「うん? コップ?」
「ちゃんと茶っ葉から抽出した本物のダージリンよ」
「お、おお。だが、わしが淹れたのはどうしようかのう…」
「これは私のでしょ。か、勘違いしないでよね、もったいないからなんだから。かわいそうだからじゃないんだから」
……
「おろ、わしの研究資料が無い、どこじゃどこじゃ」
「爺さん、爺さん」
「ちょっとまっとくれ2100。いま、大事な…」「これでしょ」
「お、おおお、それじゃそれ」
「爺さん、片付けくらい、きちんとしなさいよねだらしないわよ、まったく」
「あ、あああ。お、おお、資料がみやすくなっとる。お前か2100」
「べ、別に爺さんのために整理したんじゃないわよ。見づらいのはいらいらするからよ」
「…おまえ、中身読んだのかい?」
「読まなきゃ、整理できないでしょ。見たわよ、私の秘密」「…そうか」


100 :たまねぎツンデレ ◆vSaTtgGg0. :2006/06/26(月) 13:16:00 ID:QOfoD3XG0
「全部しってしまったのよ、私にあなたの奥さんの人格が転移されていたことも、彼女の性格とだいぶ違って破棄される予定だってことも」
「ち、ちがう…聞いてくれ、2100」
「黙って!!私は確かに人工物。人格は転移させられたもの、魂があるとはいえない。だけど、私は確かにここにいる」
「お前こそ、黙るんじゃ、2100!!」「っ…!? 」
「わしには確かに妻がおった。そして妻の人格をお前に移した。倫理的にまずい方法を使ってな」
「そ、それは」
「聞くな。わしは研究に没頭するあまり、家庭を省みんかった。その結果妻は死んだ。それだけが事実じゃ」
「だから、罪滅ぼしってわけね」
「いや、ちがう。そうせんとわしが耐えられんかった」
「わしは妻のことをよく知らん。妻の性格と違うというのもわしの勝手なイメージに過ぎんものだ」

「ど、どういうことよ」「その資料のお前に関する項目は方便ということじゃ」
「お前の資料をそのまま提出したら、世間はお前を放っておかんじゃろう。社会的にも倫理的にも」
「世間の目を欺くためにはお前は失敗作として廃棄されたことにせねばならんのじゃ」
「なるほどね。そして私は名実共に、あなたの奥さんの幽霊ってことになるのね」
「そうじゃ。そして自由を得る」「ふん、まっぴらごめんよ」
「な、なにをいうか2100」「私にかかった研究費用、いくらかかったか知ってるわ」
「む、むぅ」「このまま失敗するとその負債を誰が責任取るのかしら。あなたの名誉に傷がつくわ」

「そ、そんなもの何でもないわい」

「私に…とってはもんだいなのよ…。たまちゃん」

「は、そ、そその呼び方は…、む、むぎゅ、ぅ」
「…っはぁっ。久しぶりの口づけよ」「お、お前、記憶が…、というより、記録テープがまわって…」
「ふふ。研究は成功させて。べつに私の資料を提出する必要ないじゃない。弐号を作ってしまえばいいんだから」
「あ、そ、そうか」「たまちゃんって頭いいのに、相変わらず抜けてるのね」
「続き、しましょ…じゃまね、この撮影機…」
……
ぶつっ
……ザー


101 :たまねぎツンデレ ◆vSaTtgGg0. :2006/06/26(月) 13:16:51 ID:QOfoD3XG0
見なければよかった秘密もある。

暴いたが故に取り返しのつかないこともあるからだ。

我々オニオン委員会は確かにDr.オニオンの秘密を知る必要がある。
だが、最後のオニオンの救われたような表情をみるに…これは我々の中だけの秘密でよいだろう。

ま、まぁ、あれだ。
…人格転移は危険な技術だからな。
べ、別にオニオンの幸せを壊すからとか、そんなわけじゃないんだから。
い、いや、…ほ、ほんとですぞーー!!




-なんとなく了-

102 :たまねぎツンデレ ◆vSaTtgGg0. :2006/06/26(月) 13:25:51 ID:QOfoD3XG0
長くなったんで無理やり端折ったら、中途半端になった。
今は深く反省している。

103 :本当にあった怖い名無し:2006/06/26(月) 13:40:15 ID:BdpmYDjA0
タマネギ博士ってなんだよw

104 :本当にあった怖い名無し:2006/06/26(月) 16:14:20 ID:F45jDu2B0
>>103
常春の国にいるらしい

105 :たまねぎツンデレ ◆vSaTtgGg0. :2006/06/26(月) 16:49:14 ID:QOfoD3XG0
中途半端な話しをあげたお詫びに新しいものを。
原点に帰ります。
--------------------

雪降る深山、背負子に荷を乗せた男が山を登る。人里はなれた場所に小屋があり、男はそこに住んでいるのだ。
猟でとった獲物を金と食料にかえた、その帰路である。
思いのほか高く売れたため、男の懐はずっしり重かった。だが、足取りも重い。換金に予想以上に手間取ったためだ。
あたりはもう、暗い。
山には怪異が住まうと言う。特に冬の山は恐ろしい。
今は亡き祖父にも厳重に戒められていた。
『夜山を登ることはならん、特に冬山は』
男は禁を破った。懐には一介の猟師がもつには相応しくない額の金子があったからだ。
だから、男は夜の雪山を登る。

「もし、そこの御仁」女の声がした。
(すわ、怪異か)男は振り返るまいと懸命に耳をふさいで道を行く。
「御仁、待ちたもれ」女の声が追いかける。そればかりか赤子の声まで聞こえてきた。
「んあぁー、んあぁー」赤子の叫びが悲痛さを醸す。
男は肝の据わった男ではあったものの、憐れみの深い男でもあった。
つい、振り向いていしまう。
「あぁ、ありがたや」女は雪に埋もれかけていた。男は急ぎ、女の雪を払う。
「賊に襲われ、子を抱き逃げたるも力尽き、もはや動くことままならぬ。せめて我が子だけでも救いくださらぬか」
男は女を憐れに思い子を抱きあげた。と、吹雪が唐突に訪れ、視界もままならなくなった。
「我が子をよろしゅぅ…」猛烈な吹雪の音に混じり女の悲しげな声が聞こえた。
男は赤子が凍えるのを防ごうと懐に抱きいれた。
雪に長く埋もれたせいか、その身は想像以上に冷たかった。
泣く赤子をあやすうちに吹雪は次第に落ち着きを取り戻した。
と、不思議なことがおきた。一歩も動かなかったはずなのに女の姿が無い。吹雪に埋もれたのだろうか。
男は少し思案したのち、共倒れしては話にならんと帰路を急いだ。赤子はいつしか眠っている。


106 :たまねぎツンデレ ◆vSaTtgGg0. :2006/06/26(月) 16:50:20 ID:QOfoD3XG0
男は道を急いだ。ようやく小屋まで数キロというところで異変が生じた。
身が重いのだ。一歩いくたびに、ずしり。二歩進めるとずしり、ずしり。次第にその重さは増していく。
そして10歩目を踏み出そうとしたときにはもう、動くことも出来なかった。
初めは疲れかと思ったが、懐の赤子をみて己の過ちに気がついた。
赤子は目覚めていた。そしてにやにやと嫌な笑みを浮かべている。重かったのはこの赤子だった。
祖父の言葉を思い出した。
『雪山には雪女と雪赤子がでる。会えば、しぬるぞ』
男はじっと赤子を見つめた。そして意を決したかのようにうなずくと雪に座り込んだ。
尻が冷える。男はぐっと赤子を抱え込んで口を開いた。
「お前の母はわしに頼むともうされた。そが怪異なれど母が子を思う気持ちは人と同じ。今更お前を放るわけもいくまいて」
と話し、背負子をおろす。
背負子につんだ荷物から、雪よけになるものを探し、自分と子供を囲む。そうして行灯のか細い火が消えぬように暖を取った。
赤子は不思議そうな顔をして、男を覗き込んでいたが、飽きてきたのか次第に寝息を立て始めた。
雪山の夜が更ける。男は眠るまいと買い込んだ食糧を口にしながら夜を明かした。
暖かい日差しを感じ男は目を覚ました。どうやら力尽きかけていたらしい。
何とか生き延びることができた。懐には赤子がいまだすやすやと寝息を立てている。

そして男はあたりを見回して驚いた。一歩先はがけになっていたのだ。どうやら雪に視界を奪われ道を外したらしい。
男は赤子を抱いて小屋に行き着いた。
と、先客がいた。小屋の中からひゅうっと冷たい風が吹く。
小屋には見目麗しい女性がいた。
「そなたの赤子のおかげで無事たどり着き申した」
「べ、別にあなたのために我が子を預けたわけじゃないんだから。…で、でもお願いを聞き届けてくれて有…難う」
と、頬をそめた。

というわけで、男には×イチで子持ちの嫁が出来たという。

-とってんからりのぷう(了)-


※物語はフィクションです。雪山で雪女に出会ったら、全力で走って逃げましょう。子供を預かったら死にます。


107 :本当にあった怖い名無し:2006/06/26(月) 18:45:11 ID:lJuwbI580
なんだい今日は早い時間から投下が続いてwktkだなおい。
>>91-95
なかなか小気味いいっす。虹板の人なのか?早めに閃いて、また投下頼むよ。
>>96
来週はそれが全てなのかよwww
>>98-101
他の作家さんの後を引き継ぐぷちリレー新鮮だ。
>>105
途中までのおどろおどろしさと、最後の落ちかたがステキ
「とってんからりのぷう」が頭からはなれねぇw

108 :本当にあった怖い名無し:2006/06/26(月) 20:03:02 ID:4MAiD/ft0
ドアをノックし、お伺いを立ててから入る。家主は俺なのに、ちくしょう。
中に入ると相も変わらず有紀はTVを見ていた。
内容を理解してるのかわからないが、表情を変えずにずっと画面を見つめている。
そのまま俺は、テーブルに温めたコンビニ弁当をひろげ、食べ始める。
有紀は食べない。食べないというか食欲というものが無いらしい。
勧めれば食べるが満腹も空腹も感じないらしい、味は感じるらしいが。
睡眠も必要ないらしい。仕事から帰った俺がTVを見ている有紀に尋ねたが
首を傾げ、しばし考えた後興味なさそうに
「そういえばそうね。でも、眠いとも思わないわ。」
と言ったきりだ。おそらく一年起き続けても大丈夫だろう。
彼女にはそういった生命活動に必要な物は意味をなさないのだ。
あれから幾分か歳月が立った。有紀がいる事を除けば大して変わらぬ毎日である。
大家が家賃を取り立てに来た時、その時も有紀はTVを見ていたが
部屋の掃除を言われただけで有紀には何も言わなかった。
しかし新聞の勧誘員にはまいった。
「奥さんの為にもいいでしょ?三ヶ月、三ヶ月だけだから!」
どうやら有紀は見える人と見えない人がいるらしい。
有紀はここにずっといたと言った。俺も最初は見えなかったのだが
どうやらこの部屋で生活している内に、視覚が馴染んだというか
何かを感じ取れるようになったのだろう。だから有紀が見えるのだ。
俺は大家にある事を尋ね、ちょっとした地方新聞を調べた。
そして俺はある結論にたどり着いた。
その結論を有紀に言おうか言わないか迷ってきた。
食べ終わった弁当をくずかごに放り込み、手持ち無沙汰に有紀の方を眺める。
こうして見ると、ごく普通の人間だ。
俺がちょっかい出さない限り四六時中TVを見ているので
電気代の支出が増えたが、それ以外はまともだ。
いや、睡眠も食事も取らないのはまともではないのだが。
視線に気づいたのか、いつのまにか有紀がこちらを見ていた。

109 :本当にあった怖い名無し:2006/06/26(月) 20:03:44 ID:4MAiD/ft0
「どうかした?」
初対面の時にじっくりと眺めた事もあったが、有紀は美人に入る部類だと思う。
一言でいうなら、柳。長い髪にたおやかな腰とすらっとした足。
昔水墨画を見た時のあの印象。人も通わぬ山奥にひっそりと咲く、花。
そんな事を考えてると柳が眉を逆立てて言った。
「さっきから何ジロジロ眺めてんのよ、変態。
 言いたい事あるんなら、ささっと言いなさいよ。」
前言撤回。どうやら柳ではなくこちらに巻きつく蛇蔓のようだ。
言いたい事はあるがいってもいいのやら。まあ、事実は変わらないからいいのか。
俺は決心して有紀に『言いたい事』を言う事にした。
「よし、いうぞ。落ち着いて聞けよ。」
「何急に真剣になってんのよ。」
有紀は呆れた表情で俺を見ている。呆れたいのはこっちの方だ。
こいつ本当に理解していないのか?
「お前―――幽霊だろ?」
有紀はその言葉を聞いて意味がわからなかったのか、しばし呆然として次に
なにコイツ馬鹿?と、手話を習ってない俺でさえ判る露骨な表情を浮かべて言った。
「次にお前は、『何こいつ馬鹿?』と言う。」
「何、あんた馬・・・ぅ・・・。」
自分のセリフをずばり当てられ、有紀は面食らう。
「・・・幽霊って何?あんた何言ってるの?バッカじゃない。」
「では一つ聞くが、何故食事も睡眠も取らないで平気なんだ?」
「んー、私って少食だしね。ごろごろしてばかりだから疲れてないし。」
それでもいつかは取らなければならないだろ・・・
「前に大家さんが来た時あったよな?その時も何も言われなかった。」
「そりゃ契約者だしね、家賃あんたから貰ったし言われる必要ないでしょ。」
賃貸契約は現在俺一人のみなんですが・・・
「いいか、お前に触ろうとするとすり抜ける。これはどう説明するつもりだ?」
「ふふん、あたしも知らなかったけど実は私、超能力者だったのよ!」
すごいでしょ?と言わんばかりに、わざわざ腰に両手をあて胸を張る。
いや、元々胸は無いので張る物も張れないのだが。

110 :本当にあった怖い名無し:2006/06/26(月) 20:04:40 ID:4MAiD/ft0
こいつの幸せ回路には呆れるばかりだ。RPGのラスボスがコイツなら攻略不可能だ
全国で回収騒ぎになるだろう。しかし、俺にはコイツを倒せる最終兵器がある。
だが俺はそれを使う事に躊躇を覚える。倒す事は出来るが文字通り最終兵器だ。
それによって起こる被害は深刻な物だ。
出来れば、それを使わずにコイツに理解させてやりたい。
複雑な気持ちが顔に出たのだろう、有紀は俺をみて言った。
「変な事言っちゃって、疲れてるのね。ココア飲む?あんた甘いもの好きでしょ?」
俺は生返事を返して、そのまま両手でテーブルに頬杖をついた。
有紀はそのまま冷蔵庫へと向かう。

―――幽霊という者は何かしらの未練を残して死んだ者という。
すべからずこの世は生者のものであり、そのかわり死者の為にあの世があるのだ。
死者はもとあるべきに処に還ったのであり悲しむ必要は無い。
我々が経を読んだり線香を上げるのは、死者をもとの場所に還す手伝いをしているにすぎない。
幼い時、お婆ちゃん子だった俺が坊さんに聞かされた言葉だ。
わんわん泣いていた俺に、つづけて坊さんは諭した。
正しく生を全うすれば、人は皆もとの場所へと還る。
天寿を全うすれば君はお婆さんのもとへと還る。だから悲しむんじゃない、と―――

ガキだった俺は意味がよく分からなかったが、悲しみつづけるのは良くない事はわかった。
善悪の概念はわからないが、死者がこの世に留まり続ける事はきっと
どちらの為にもならない事だと思う。
だから俺は、有紀に真実を告げるべきなのだ。
「お待たせー。はいココア、ぬるくならないにどうぞ。」
相変わらずのほほんとした奴だ、真実を告げようとする時にその表情は辛い。
やはりラスボスだ手ごわい、ちくしょう。難易度高すぎのRPGだ。
だが俺は勝たねばならん、明日の未来の為に!
俺は決心して有紀に言った。
「有紀、見て欲しい物があるんだ。それを見ても動揺しないで欲しい。」

111 :本当にあった怖い名無し:2006/06/26(月) 20:05:40 ID:4MAiD/ft0
いつに無い真剣な表情に押されたのか、有紀は何も言わず首を縦にふった。
俺はそれを受けて鞄から新聞の切り抜き記事を渡した。
「せんきゅうひゃくはちじゅう・・・ずいぶん古いわね。」
「いいからその先を読んでくれ。」
何よ偉そうに、と言いたそうな態度だったが直ぐに記事に目を通し始めた。
「お、この写真あたしじゃん、モノクロだとかっこ悪いわねー。」
軽口を叩いていたが、読み進めていくうちにその表情が強張る。
記事を読む有紀の身体が震える。やはり、見せなければ良かったのか?
「うそ・・・こんなの、嘘…嘘よ!だって私、現にココに・・・」
「今は西暦何年だ?」
「何年って・・・2006年の六月に決まってるじゃない・・・」
「君が生まれた生年月日は?」
有紀はずっとずっと考えていたが、やっと思い出したのか俺にむかって言った。
「えと・・・196×年・・・」
そこで気がついたのか、はっとした顔をする。
「君の生まれは196×年、今は2006年、つまり君が普通に生きてるのなら
 少なくみても30代後半の筈なんだ・・・」
「ほ、ほら・・・あたしすり抜けちゃったりするじゃない?
 だから特殊な呼吸法かなんかで年を取らない能力とかも・・・」
ここにおいてもポジティブな奴だ、見習いたいものである。
「いいか、君は今生まれの年を思い出してる。そのまま成長の記憶を思い出してくれ。」
有紀は動揺していたが、俺の言う通りに記憶を辿ろうとした。
永い永い時間に思われた。TV番組の音がなければ時が止まってしまった様に感じた。
やがて、思案していた有紀の目から涙が溢れてきた。
そしてそのまま泣き崩れる。こいつとはそれなりに生活してきたが泣くのは初めて見た。
「出てって・・・」
俺は何か声をかけようとするが聞きそうにもない。
「出てって!この部屋から出てって!」
俺はどうもしようもなく居間を出て廊下へと出た。
閉めたドアの向こうから、有紀の嗚咽が止まらなかった。

112 :本当にあった怖い名無し:2006/06/26(月) 20:08:59 ID:4MAiD/ft0
何となく散歩し、コンビニで缶コーヒーを買い、アパートに帰って、
居間のドアを開けると、中に有紀がいた。
TVは相変わらずついてるが、それには顔を向けず壁にもたれかかっている。
俺はテーブルにあった記事に目をやる。見せなかった方が良かったのか?
俺は自分のとった行動を後悔した。有紀もテーブルの方へ目を向けていた。
「あたし・・・死んじゃったんだね・・・」
目の先の記事には有紀に関する記事が載っていた。

―――独身OL悲劇、死体で発見される―――
○○アパートの管理人は家賃の徴収の為26日午後、小林 有紀(21)さんの部屋を訪れた。
前もって時間は伝えていたが、応答が無い事を不審に思った管理人は合鍵を使い
部屋で倒れている小林さんを発見した。直に救急車を手配したが心臓は既に停止しており
搬送された病院で死亡が確認された。首に絞められた跡と腹部に刀傷があった。
部屋には荒らされた形跡があり、警察は強盗致傷と見て犯人の行方を追っている。

犯人はこの後、物的証拠によって捕まり刑に服している。
有紀は自分が死んだ事を知らず、この部屋に留まり続けていたのだろう。
大家に問い詰めて過去の事件を探すのはそんなに難しい事ではなかった。
思えば入居の時に好物件はすぐ無くなりますよ、と購入を勧める時に疑えば良かった。
「自分語りって楽しくないかもしれないけど、聞いてくれる?」
ぽつりぽつりと有紀は話し始めた。
学校を卒業した有紀は、実家へ帰らずそのまま会社へ就職したのだという。
たまには実家へと電話してみたり、同僚と休日には遊んでいたという。
その日ものんびりとTVを見ていたのだという。
不意に背後に気配を感じ、振り向くと視界が真っ暗になったという。
その先からは覚えてないという。
彼女のTVを見るという行為は、人生の最後の行動だったのだ。
人生をビデオに例えるならば、我々は常に記憶をテープに刻み続ける。
だが死者である有紀には、記録するものがない。
そのままラストシーンで繰り返し再生し続けているのだ。
彼女はTVを見たくて見てたのではなく、先にへと進めなかったのだ。

113 :本当にあった怖い名無し:2006/06/26(月) 20:11:30 ID:4MAiD/ft0
「あたし・・・どうすればいいのかな・・・」
彼女は呟いた。
「俺にもよくわからんが、ここに居るのは正しく無いと思う。
 人は死んでもとあるべき場所に還るのが正しいのだと。
 この世は死者がいるのはふさわしくないのだと。」
「それって、誰の受け売り?」
「俺がガキの時の坊主の言葉だ。」
それを聞いて有紀は自嘲気味に笑う
「そうね、誰だって帰る所は必要ね。私も帰ろうかしら。」
「おう、俺に出来る事があるなら協力するぞ。」
「ありがとう、あたし幽霊なのに親切ね。」
「何、月々の光熱費が減るんだ。誰だって協力するぞ。」
なにそれ、と有紀は笑った。うむ、こいつは泣いてるより笑ってる方がイイ。
まあこれから色々と頑張っていこう。その日は夜が明けるまで話し合った。

―――朝。
・・・目覚ましの音がうるさい。起きなければいけないとわかってはいるが
やはり布団の温もりという物は離しがたい。しばし惰眠をむさぼる事にしよう。
布団の中で横になってるとドアの開く音が聞こえた。
「おーい、朝だぞー。起きた方がいいのではないかい?」
何か声が聞こえるが俺は無視する事にした。
「反応無し、これより攻撃に移る。」
布団の上から衝撃が伝わる。おそらく蹴りだろうがこの布団はそれなりに高価だ。
その程度の衝撃はむしろ心地よい。しばらく断続的な衝撃が来たが、やがて止んだ。
「隊長、目標完全に沈黙しています。ううむ、やむをえん。
 最終兵器の使用を許可する。はっ、承知しました。」
一人二役か?芸の細かい野郎だ。だが俺は無視を決め込んだ。
次の瞬間、助走音と共に強烈な衝撃が俺の身体に直撃した。
そして、俺はたまらず跳ね起きた。

114 :本当にあった怖い名無し:2006/06/26(月) 20:12:37 ID:4MAiD/ft0
「おい、もうちょっと普通の起こし方は無いのか。」
「これが一番効果的な起こし方なのよ。」
そういって有紀は俺を見て笑った。まったく、とんでもない奴だ。
俺はひょっとして知らず知らずの内に、コイツにとり殺されてるんじゃないのか?
そう考える俺に有紀はタオルを渡す。
「はい顔洗って歯磨いてきて。今日は特製スクランブルエッグよ。」
また卵料理失敗しやがったな・・・。そう考えながら俺は洗面所へむかった。
あれから成仏というか、もとの場所へ還す事を試みた。
寺や神社に連絡しようとしたが、有紀は
―――わたし、ミッション系だったしカトリックだし
の一言で拒絶された。俺に最後の審判まで待てってか、ちくしょう。
第一おまえが食事時にお祈りしてるの見た事無いぞ。
「はい弁当持った?ハンカチは?ネクタイ曲がってるわよ?」
「うるさいな毎日毎日、実家の母ちゃんでもそんなにうるさく言わないぞ。」
「あら、生まれでいったら私のほうが年上で、あんた息子みたいな年齢よ。
 さんづけで呼んで欲しいくらいだわ。」
それはそうだが、没年でいうと俺の方が年上になるのだが・・・
「結婚は出来なかったけど、息子が出来たらこんな感じだったかしら。
 あんたが結婚でもして、孫でも見せてくれないと未練で逝けないかもよ。」
それを聞いて思わず俺は笑った。こんなにおかしいのは久々だ。
そんな俺を有紀はキョトンとした顔で見ている、どうしたの?て感じだ。
「おいおい・・・いいか?弁当作って一緒に飯を食べて休日には二人で遊ぶ。
 これは親子というより、恋人か夫婦ではないのかね、ゆーきママ?」
嫌味ったらしく言ったつもりだったが、どうやら別の意味で受け取ったらしく
有紀の顔が朱に染まる。コイツにもそんな感情があるらしい。
「な、何朝から馬鹿な事言ってるのよ!さっさと行っちゃいなさいよ!
 遅刻しちゃうわよ!幽霊と夫婦なんて変よ、この変態!」
「それはいい、遅刻して上司に怒られたら、ゆーきママに慰めてもらうか。
 なにしろ俺は、変態さんだからな。」

115 :本当にあった怖い名無し:2006/06/26(月) 20:13:46 ID:4MAiD/ft0
それを聞いて有紀の顔がさらに紅く染まり、口をパクパクさせる。
こいつはいい、まるで金魚みたいだ。
しかしあまりからかうと、右ストレートが飛んでくるからな。
適当にあしらって俺は会社へとむかう事にした。
アパート前で大家と出会う。一人で何やってんだ、て顔だが俺は気にしない。
あれから更に分かった事があった。有紀はあの場所から動けない訳ではないらしい。
いなければならない、という強迫観念はあるらしいが
気持ちを強く持てば他の場所に行けるらしい。
家の中ならそんなに意識せずに動けるようになった。
俺が寝ている間暇らしいので、台所で料理等するようになった。
幽霊が料理とは笑わせる、皿でも数えていた方がまだそれらしい。
今では俺の弁当も作るようになった。作りすぎて一食じゃ収まらないらしい。
いずれ外にでも自由に行ける様になるだろう。
そうしたら、二人で一緒に色んな場所へ行こう。
有紀を還す事は諦めた訳じゃない。
きっといける方法が何かしらあるはずだ。
色んな場所に行けば、きっとその方法が見つかるはずだ。
俺は有紀と一緒にその方法を模索していこうと思う。
「死者の事ばっかり考えるのはおかしいな。」
そう言って俺は苦笑した。ひょっとしたらこれが、とり憑かれてるという奴なのか?
だとしたら―――俺は呟いた。
「とり憑かれるのも悪くない。」

>>107
ありがとうございます。91-95の続きを書き上げましたので投下します。
長くなり過ぎたので、今回は行空白を削りました。

116 :猫作者:2006/06/27(火) 00:15:45 ID:Qe0o8T/nO
面白い話がたくさん投下されてるので、
読むだけで満足しちゃってネタが思い付かない…w

また猫シリーズ続けて良いですか?

117 :本当にあった怖い名無し:2006/06/27(火) 09:25:20 ID:RMSuVlrW0
よいこ わるいこ ふつうのこ

みんなの おうちは どこにある

あそこの あのこの レイちゃんは

いつも ふとんで ねてばかり

おくすり おいしゃ きてみれど

レイちゃん いつも ねてばかり

こんこん こんこん せきこんこん

いたいの つらいの とんでかない

あるひ レイちゃん おきました

おてて にのあし うごいてる

いいな うれしい たのしいな

このこと パパママ はなしたい

だけど へんだな おかしいな

レイちゃん ふとんに もうひとり

ねてる レイちゃん たつレイちゃん

レイちゃん ふたごに なっちゃった

118 :本当にあった怖い名無し:2006/06/27(火) 09:26:21 ID:RMSuVlrW0
パパママ みんな ないている

しゃしんに むかって ないている

なくの だめだよ かなしいよ

だけど みんな きづかない

レイちゃん ママに さわりたい

だけど へんだよ さわれない

みんな レイちゃん きづかない

はこに むかって ないている

パパママ どこかへ ドライブだ

レイちゃん いっしょに つれてって

だけど パパママ きづいてない

にもつ まとめて いっちゃった

レイちゃん ひとりで おるすばん

くらい おへやで おるすばん

おうた かけっこ かくれんぼ

パパママ くるまで おるすばん

119 :本当にあった怖い名無し:2006/06/27(火) 09:27:19 ID:RMSuVlrW0
ずっと よいこで いたけれど

パパママ まだまだ かえらない

だけど おじちゃん やってきた

かってに にもつ ならべてる

このへや パパママ レイちゃんの

かってに すむの よくないよ

レイちゃん おこって おいだした

しらない おじちゃん おいだした

あれから たくさん きたけれど

パパママ まだまだ かえらない

みんな みんな おいかえす

レイちゃん イタズラ おいかえす

だけど パパママ かえらない

どうして レイちゃん よいこだよ?

すんすん えんえん なきだした

だけど パパママ かえらない

120 :本当にあった怖い名無し:2006/06/27(火) 09:29:21 ID:RMSuVlrW0
こんども おじさん やってきた

レイちゃん イタズラ おいかえす

だけど おじさん おどろかない

にっこり わらって こんにちは

レイちゃん びっくり こんにちは

おじさん にっこり はなしだす

きみは どこのこ ここのここのこ?

パパと ママの むすめだよ?

だけど パパママ かえらない

どこに いるかも わからない

おじさん それきき かんがえる

ぼくの いうこと よくきいて

どこに いるか わからない

だけど おそらは しっている

そらの むこうに あるところ

そこに いけば わかるかも

121 :本当にあった怖い名無し:2006/06/27(火) 09:30:49 ID:RMSuVlrW0
おじさん なにか しゃべってる

それが なんだか ききとれない

だけど レイちゃん おかしいな

ぷかり ふわふわ うきだした

おじさん なにか いいました

あとは そのまま らくにして

そらに むかって いきなさい

ひかりに むかって いきなさい

おじさん どうも ありがとう

これで パパママ あえるんだ

レイちゃん おそらへ とびだした

ふうわり ぷかぷか たのしいな

なんだか ねむく なってきた

レイちゃん ゆっくり めをとじた

おそらの むこうへ いったなら

パパと ママに あえるかな

122 :本当にあった怖い名無し:2006/06/27(火) 14:17:35 ID:3mGi7aE60
なんか泣ける…

123 :本当にあった怖い名無し:2006/06/27(火) 18:18:52 ID:36SAwHnfO
ツンデ霊ではないが、君に贈ろう。

GJ(gainful job)

124 :本当にあった怖い名無し:2006/06/27(火) 22:14:15 ID:zfcKxN4R0
何の利益があると?

125 :からかさおばけ 1/4:2006/06/27(火) 23:01:52 ID:JPBC2hqM0
帰宅した圭太は玄関で腰掛けている女を見て吃驚した。
誰だ? 鍵もかかってたよな、どうやって家の中に……

「あ、お帰りなさいー」
「た、ただいま?」
あいさつしてる場合じゃないだろと内心自分に突っ込みを入れる。
「いや、あんた――」
「それよりっ、ひどいです! ご主人様、なんで私を使ってくれないんですか!?」
「は?」
女の言葉はさらに圭太を混乱させるに十分だった。
「せっかくの梅雨なのに、私じゃなくてそんな地味なやつばっかり使ってっ」
ご主人様ってなんだ? なにを使えって? わけ分かんねえ。
「あー、いや、あんた誰だよ」

女は口を噤んでぱちくりと目を瞬いた。それから少し楽しそうにまた口を開く。
「そーですよね、分かんないのも仕方ないです。聞いてビックリしてくださいねー。
 なんとっ、私はご主人様の傘ですー」
なにか後ろからファンファーレでも聞こえてきそうなテンションで女はそうのたまった。

「かさ?」
「そうです。ほらっ、見覚えありませんかー?」
そう言いながら着ているレインコートの裾をちょんとつまむ。
ピンクの水玉模様で、丸っこい露先らしきものが付いているそれに似た傘を、確かに圭太は知っていた。
もしかしたらたまにはこんなファンタジーなことも起こるかもしれない。
ある程度夢見がちで単純な圭太は女の話を信じてみることにした。

126 :2/4:2006/06/27(火) 23:03:04 ID:JPBC2hqM0
「なんで傘が、いきなり人間になったんだ?」
「ご主人様が使ってくれなくてさみしいから、からかさおばけになっちゃったんです」
「からかさ、って……。1つ目に1本足のアレじゃないのか?」
「だってそんなの気持ち悪いじゃないですか。そっちのほうがよかったですか?」

1つ目1本足の唐傘お化けが玄関で出迎えてくれるのを想像してしまう。
ピンク水玉でも、むしろそれが余計に怖気のするイメージだった。

「……いや、こっちのほうがいい」
「そーですか。よかったです。
 それよりっ、ひどいです! なんで私を使ってくれないんですか?」
思い出したように再び怒った顔になる。忙しいものだ。
「前まではよく使ってくれたのに、もう、私はいらない傘なんですか……?」
今度は一転悲しげな表情になった女に、圭太は少々あきれていた。
「つーか、大体お前、俺の傘じゃないし」
「へ?」
「お前の持ち主は、あー、俺の前の彼女だよ」
「えーっ!?」
「……つーかなんで気づかねえんだよ」
「うー……。だって、普通の傘だったときは目も耳もなかったんですよー」
しょんぼりとなった女は突然圭太の手をがっしとつかんだ。
「ほんとだー。ご主人様の手はこんなにごつごつじゃなかったです……」
ごつごつで悪かったな。

127 :3/4:2006/06/27(火) 23:04:21 ID:JPBC2hqM0
「あのー、ご主人様はいつお迎えに来てくれるんでしょー?」
「……来ないだろうな」
「えーっ? なんでですかっ?」
「もう別れたんだから仕方ないだろ」
「そんなのってひどいです……。あなたがご主人様を振ったんですか?」
「振ったっつーか、まあ、いろいろ話がこじれて」
「ひどいですひどいですー。あなたと別れたご主人様は、私のことを置いてきぼりにして
 雨と涙に濡れながらこの家を飛び出していったんですね」
女の目は潤んでいる。ずいぶんと想像力のたくましいことだ。
が、その想像があながち外れでもないことが圭太を返答に窮させた。
「いや、ひどいとか言われても……」
「分かりましたっ。ご主人様の無念はご主人様の傘である私が晴らしてみせますっ。
 だいたいっ、私がご主人様に置いてかれちゃったのはあなたのせいなんですっ」

女はやけに意気込んでいる。いくらこんなのといってもお化けの類に怨まれるのはまずかろうか。
一体こいつはなにをするつもりなのかと圭太が少しばかり身構えていた時だった。
「まず、そんなやつはいらないです」
言うが早いか、女は先刻圭太が傘立てにしまったばかりの傘を手にし、ばきりと。
バキリとは折れないまでも、使い物にならないくらいには曲げてしまった。
「なっ……。この同族殺し」
「ふーんだ。私はそんじょそこらの傘とは違うんですー。とにかく、これであなたの使える傘は私だけ。
 雨が降ったらちゃーんと頭を下げてお願いしてくださいねー。気が向いたら使わせてあげますから」
「いや、お前みたいなもろ女物の傘使いたくねえし」
「むーっ。女物じゃなくて女の子ですー。女の子が男の人とくっつくのは普通じゃないですか。
 あなたは男の傘のほうが好きなんですか? やだーっ、ホモです。私はノーマルですー」
訳が分からん。お前は傘だ。ノーマルじゃない。

128 :4/4:2006/06/27(火) 23:05:24 ID:JPBC2hqM0
かくして、傘女は圭太の家に住み着くことになった。なにがしたいかはよく分からんが。
圭太が新しい雨具を購入するや否や女はそれを破壊し、意地でも自分を使わせようとする。
圭太は圭太で、なにがなんでもこんなへんてこな傘を使うつもりはなかった。

「いいかげん観念してくださいー。ほらー、ざんざん降りですよ?
 ずぶ濡れになっちゃたら、いくら馬鹿なご主人様でもかぜ引いちゃいますー」
「だれが馬鹿だ。つーか俺はお前の持ち主になったつもりはねえ」
「むーっ、今のは言いまちがえただけですよーだ。あなたなんかただのご主人様のかたきですっ。
 それよりっ、いいかげん私のこと使ってくださいー」
「ああもう、うるせえな。お前もう傘じゃないだろ。使いようがねえよ」
「そんなことないですー。ほら、こうやって――」
着ているレインコートの前をがばっと捲り上げる。
「ここに入れば雨からちゃーんと守ってあげられます」
「……入るかよ」

つーか、中身裸じゃねえか。

129 :本当にあった怖い名無し:2006/06/27(火) 23:31:01 ID:ioaGyqfQ0
こないだサークル飲み会があってさ、飲み会が終わった後も飲み足りねーってことで、
女の子と俺の部屋で飲み直すことになったのね。
で、俺の部屋で二人で飲んでたんだけど、結構盛り上がっちゃって遅くなってさ。
その子もなんかその気になってきたみたいで、これはもう頂いとかないとって感じで
そろそろシャワーでも浴びてきたらとか言おうとしたら、なんかその子の様子がおかしいんだよ。
(あれ? もしかして飲ましすぎちゃったかな? やべーなー)
とか思ってたら、その子がなんか急に、
「おつまみ足りなくない? ちょっと買いに行こうよ」
とか言い出すわけ。
おいおいちょっと待てよ、と。ここまできてそりゃねーだろ、俺の息子も我慢の限界だっつーの。
けど、その子すげー必死でさ、無理やりとかできないし、
しょうがないから一緒にコンビニまで行くことにしたわけ。
ところが部屋出てマンションの入り口まで来たところでその子急にハァーって大きな溜息ついて、
「あー怖かった、早く警察呼んだ方がいいよ」
とか言い出すわけ。
いきなりなに言い出すんだこいつ、とか思ったけど、よくよく話聞いてみると、
なんでも俺の部屋のベッドの下に人が潜り込んでて、
「殺してやる殺してやる」ってブツブツ呟いてたとか言うわけ。
んなアホな、つって一緒に戻ろうって言っても「イヤだ帰る」の一点張りで。
しょうがないから駅まで送って一人で帰ってきたね。


「……出てこいよ」
「…………」
「なにやってんだよお前」
「だってユウ君が悪いんだよ。人の部屋に女の子連れ込んだりしてさ」
「ここは俺の部屋だ」
「ユウ君の浮気者」
「知るかよ、だいたい殺してやるって、コエーよお前」
「……ユウ君も気をつけたほうがいいよ」
「ホントにゴメンなさい」

130 :本当にあった怖い名無し:2006/06/28(水) 15:34:00 ID:GoEcjfWa0
>>125-128
久々にいいもん見た。ゴチです。

131 :本当にあった怖い名無し:2006/06/28(水) 20:15:08 ID:QI/QLyH4O
幽霊「おい、飯はまだか」
俺「今忙しいから少し待っててくれよ」
 
ザクっ
俺「あ゙あ゙あ゙あ゙っ!刺さってるっ!包丁刺さってるってば!」
幽霊「飯」
俺「作る!作るから!抜いてぇ!」
 
幽霊「早くしろよ」
俺「ぅぅぅ…あ、こ、米がきれてるからパンでいい?」
 
ごっごっごっご
俺「痛い痛い痛い、包丁の柄で殴らないで!買ってくるから!」
 
俺「で、出来ました…」
幽霊「うむ」
俺「いただきます…あれ?食べないの?」
幽霊「…」
俺「た、食べさせろと?」
幽霊「…あーん」
俺「は、はい」
 
…もきゅもきゅ
幽霊「次は焼鮭だ、早くしろ」
もきゅもきゅ、もきゅもきゅ


132 :本当にあった怖い名無し:2006/06/28(水) 22:56:28 ID:557EpHzZ0
範馬と同じ匂いがする…

133 :本当にあった怖い名無し:2006/06/28(水) 23:42:43 ID:5fyeDNkB0
>>61-70
よし、今年の冬は雪兎を作ろう。でもって冷蔵庫で大切に保管する

134 :本当にあった怖い名無し:2006/06/29(木) 00:52:21 ID:epCSxu0kO
>>133
悪いことは言わない。冷凍庫にしとけ。

135 :本当にあった怖い名無し:2006/06/29(木) 02:01:13 ID:Eh670/Hz0
悪いことは言わない。野菜室にしとけ。

136 :猫の理由 1:2006/06/29(木) 03:59:22 ID:TW4SK9byO
この部屋に住んで、もうどれ位になるだろう。
独りで暮らすのにも、もう慣れてしまった。

ある日突然…またこの部屋に新しく住人が転がり込んで来た。

出て行け。

出て行くまで、脅かしてやる。毎夜毎夜、何度でも…。
そうやって、今までも何人も追い出してきた私だ。
数日と経たず追い出してやる。

だが…この人間は今までの奴等とは何かが違う…。私の方をじっと見ている。

もしや、私が見えるのか…?
いや、そんな筈はない。今まで誰一人として私に気付いた者などいない。
そう、きっと気のせいだ…。
人間に今の私が見える筈などない。
しかし…幾ら音をたてようとも、風を吹き荒そうとも、何故にこの人間は微動だにしない?
何故に私の方を見て微笑み、手を差し延べてくる?

おかしい…。こんな筈ではない。人間とはもっと臆病ではなかったか…。
人間とはもっと勝手ではなかったか…。

そう、私の主人である、あの方以外は…。

137 :猫の理由 2:2006/06/29(木) 04:00:22 ID:TW4SK9byO
この人間…刻を追う毎に近付いて来る…。
私に近寄るな。ここから出て行け。

私は腹は空かせん。ミルクや餌などいらぬ。
私がその手から餌を食べるのは、主人であるあの方からだけだ。

そのような物で懐柔させようとしても無駄だ。

私は主人だけにしか心は許しておらぬ。
貴様などに…貴様などに心許してなるものか…!

出て行け…出て行け…!早く…!

私は…主人を待っているのだ!ただ独りでいた訳ではない…。

あの日、確かに主人は私にこう言った。

「今日は早く帰って来るから大人しく待っててね♪」と…。

だが、主人は帰って来なかった。その代わり、数日後に黒い服を着た人間が大勢来た。
主人の写真に向かい、涙を流す人間達がいた。何か唱えるように声を掛ける人間もいた。
何故にみんな泣いている?
主人をどこへやった?
微かに主人の匂いのする大きな箱が運び出され、部屋は静かになった…。

何故、勝手に部屋を片付ける?主人の荷物をどうする気だ?
何故、部屋の中を空にする?

主人はきっと帰って来る。そして、私の身体を優しく撫でてくれる筈だ。

私は待たなければならぬ。主人との約束だから。

138 :猫の理由 3:2006/06/29(木) 04:01:49 ID:TW4SK9byO
…主人とは違う声、違う顔なのに、何故同じ匂いがするのだろう…。
そして、私を触るこの手、撫で方…主人とそっくりではないか…。

「ミーちゃん…ずっと、ずっと待っててくれたんだね…。あたしの事…分からない…?
あたしあの時死んじゃって…、こうして生まれ変わってきたんだよ…。ミーちゃんを待たせてた事、ずっと気になってたから…長い間待たせて…ごめんね…」

ご主人さま…ですか…?死んで…生まれ変わった…?

「あたし…生まれ変わっても、ミーちゃんの事忘れなかったよ…。
遅くなって、ごめんね…。もう待たなくて良いんだよ…。もう楽になって良いんだよ…。」

本当に…ご主人さま…です…か…?
でも、この撫で方やその優しい視線…優しい口調…確かにご主人さまだ…。

あぁ、やっと逢えたんですね。ご主人さま…。

なんだか身体が軽くなってきた…。
せっかく逢えたのに…ご主人さまが帰って来てくれたのに…眠くなってきた…。

…眠っても…良いです…か……?また、その膝の上に乗って…も…良い…で…す…か……?。

「ミーちゃん……安らかに眠ってね…。おつかれさま…。バイバイ…」

139 :猫作者:2006/06/29(木) 04:04:13 ID:TW4SK9byO
懲りずに、またも猫シリーズです。

そして、またもやツンデレ不足…。

140 :本当にあった怖い名無し:2006/06/29(木) 10:47:06 ID:5mVhoqs9O
この猫作者!
一猫飼いとして昼間っから泣いてしまったではないか!

GJ…

141 :本当にあった怖い名無し:2006/06/29(木) 13:25:04 ID:xSpgE/Zv0
猫アレルギーで涙が出てきた。

だけなんだからねっ!

142 :たまねぎツンデレ ◆vSaTtgGg0. :2006/06/29(木) 14:46:08 ID:Y6EMz4s10
うちの猫が最近死んだ。思い出しちゃったよ。

え、ないてないですよ、た、たまねぎ切ってただけなんだからねっ!

143 :たまねぎツンデレ ◆vSaTtgGg0. :2006/06/29(木) 14:48:05 ID:Y6EMz4s10
ある日の夕暮れ。ゴンタは山に迷い入った。
夕暮れは逢魔ヶ刻といい、怪異に遭遇する比率が高い。特に山ならなおさらだ。
おっかなびっくりゴンタは道を探すが一向に道が見つからない。
ゴンタはいつもの癖でこぶをなでる。
実はゴンタには悩みがある。人一倍大きなこぶがあり、それがコンプレックスだったのだ。
「ああ、鬼でもでそうな雰囲気だべな」ため息と共に愚痴る。
すると、唐突にゴンタの背後で

「でるよ」

と声がした。
びっくりしたゴンタは「ひゃぁっ」と声を上げ腰を抜かしてしまった。
恐る恐る後ろを振り返れば、それはめんこいオナゴがいた。
「…」ゴンタはぽっと頬を染める。それもそのはず、そのオナゴは半裸に近い姿でたっていたからだ。
胸と腰を申し訳程度に虎皮で覆っているだけだ。
「おまぁ、痴女か?」とゴンタが問うと
「あんたこそ、そんなでかいこぶ引っさげて恥ずかしくないんか?」と、言い返されてしまった。
ゴンタはこぶの話をされるのが嫌で話を変えた。
「そんなことより、鬼がでるのけ?」と問うた。
「ふん。目の前におるが」と女はいう。
ゴンタが改めて女を見直すと確かに頭に角が二つ生えている。
「お、おまが鬼だべか。えらくめんこいのぉ」と素直な感想を述べる。これまでおっかなびっくりだったゴンタもつい気が緩んだ。
気が緩むといろいろと邪念がわく。つい、むらむらとした。
「そのぉ、なんだべ。山ん中だとさびしくねぇべか」自分が道に迷ったことなど、とうに忘れ口説きだした。
「ふん」とつれない。それでもゴンタはしつこく言い寄ろうとした。
すると急にゴンタの腰がぐいっともちあがった。


「娘ぇ、なんだこの人間は」なんと身の丈2メートルはあろうかという大きな鬼がゴンタの腰をつかみ上げていたのだ。
「あ、おとん」と娘は鬼に呼びかける。
「ひ、ひゃぁああああ」ゴンタは、とこれまた情けない声を上げている。
さてさて、ゴンタの命運は如何に?

144 :たまねぎツンデレ ◆vSaTtgGg0. :2006/06/29(木) 14:50:06 ID:Y6EMz4s10
「娘よ、今日の獲物はこれか。あまり旨そうじゃないのぉ」と鬼はつまらなそうにいう。
「ふん、おとんは味なんてわからんのだから何でもよかろ」と娘はつんとしていう。
「おたすけぇ、おたすけぇ」とゴンタは目を瞑り、肝をつぶして繰り返している。
「おまぁは相変わらず、口がわるいのぉ。母親のわるいとこばかりにてくるわ」と苦虫をつぶした表情で鬼はいう。
そしてぽいとゴンタを放り投げた。
「とにかくもう少し旨そうなのがいいわい。こんなデカイこぶのあるくいもんなぞ」といいながら、のっしのっしと去っていった。
後には、ゴンタと娘が残された。
「あ、あのぉ、お、オラはくわれるんでございましょうか」ゴンタは急に卑屈になる。
それをみて娘はにぃっと笑った。でも目が笑っていないように、ゴンタは思った
「ふふ。さぁて、どうするべか」と、娘が近寄る。
ゴンタは同じ距離下がる。また、娘が近寄る。ゴンタは下がる。そうこうする内に崖に追い詰められた。
じりじりと距離が縮まる。娘の張り付いた笑みがゴンタには怖くてたまらない。
あと、一歩というところまできた。ゴンタは意を決した。
「く、食われるくらいなら!!」

崖を飛び降りた。
ゴンタの意識はそこで途切れた。

ひやりと冷たい感触がしてゴンタはとびおきた。
あたりは薄暗く、どうやら洞穴のようだった。頭にはぬれた手ぬぐいがかけられていた。
「お、おら、たすかったようだべな」と一息ついた。目が慣れてくる。
ゴンタのそばに人の気配があることにようやく気がついた。
「お、鬼娘!!」つい、叫んでしまった。
「ん、んあ」と変な声をだして娘がおきた。
「ひ、ひやぁ」とゴンタは器用に手だけでその場所からにげる。
「そんだけ、元気なら大丈夫だな」娘は言いながら立ち上がり後ろをむいた。
「あ、あれ?もしかしてたすけてくれたんべか…」と娘の後ろ姿に語りかけた。
「ち、ちがうからな。その…たまたまだ」わけのわからない理由を口にする。
「そ、そのぉ、ありがとう」「ふん、どういたしまして」
気まずいふんいきが流れた。


145 :たまねぎツンデレ ◆vSaTtgGg0. :2006/06/29(木) 14:52:28 ID:Y6EMz4s10
「そ、それじゃぁオラ帰るから。また山にきたらなにかお礼をするだ」そういいながら娘の横を通り過ぎようとした。
不意に手をつかまれた。
「また、山にくるなんてうそだべ」ゴンタはどきりとした。事実、親鬼は怖かったから半分迷っていた。
(い、いや、だけんどオラの礼をしたい気持ちは本当だ)決心する。
「嘘じゃない」そういって今度こそ本当に帰ろうとした。
しかし、娘はぎゅっと手を握りはなさない。
「いま…礼をしてほし…い」先ほどとは打って変わって、消え入りそうな口調でゴンタに語りかける。
「そ、その…こぶを、もらう…」といいながらゴンタは押し倒された。
「え」
「こ、こぶを欲しいといっとるんじゃ」とぎゅっとゴンタを抱きしめる。
ゴンタの大きなこぶはそれはもう更に二まわりは大きくなって、破裂寸前だった。
……
薄暗い洞穴の中、二人の息遣いだけがひびいた。
……
数時間後。
「えがった」汗にまみれながら鬼娘はゴンタにささやいた。
「お、おらも」ゴンタはもはやたつことも叶わない。
ゴンタにとってははじめての経験だった。ゴンタのこぶはそれはもう大きくて村の娘じゃ相手にならなかったからだ。
「またあえるかな」ゴンタは娘に呼びかけた。
「調子付くな人間。食われなかっただけましと思え」とつれない。

がっくりとゴンタはうなだれる。また村で嫌な視線に耐えながら独り身の生活が待ってるかとおもうとうんざりした。
その様子を見ながら娘は
「…山じゃないところなら…」といった。
「え」
「や、山だとおとんにお前が食われるとか、そういう心配しとるわけじゃないからな、ほんと、ほんとじゃぞ」
といいながら娘は走り去っていった。
取り残されたゴンタは少し寂しかったけれど、ちょっと幸せだった。

…ちなみに、自分が道に迷っていたことを、ゴンタが思い出したのはそれから数時間後だったという。

−ちんからりんのほい(了)−

146 :本当にあった怖い名無し:2006/06/29(木) 16:54:55 ID:QFRTNpWy0
こぶ?

147 :本当にあった怖い名無し:2006/06/29(木) 16:56:57 ID:OLenSfe30
こぶ。

148 :本当にあった怖い名無し:2006/06/29(木) 17:14:34 ID:72YM+RRlO
アザトーデス「今、ツンデレでは猫ブームだそうだ」
ハスター「ほう、では我らも猫を用意するか」
ナイアルラホテップ「うむ、シュゴスを改造しよう」

シュゴス「ニ゙ャア゙ー、ニ゙ャ?」
ヨグ・ソトス「おお!素晴らしい!」
ハスター「うむ、四肢と尻尾が触手なのがポイント高いな」
 
ナイアルラホテップ「萌えー!」
アザトーデス「萌え萌えー!」
 
ク・リトル・リトル「貴様ら全員クビだ」

149 :本当にあった怖い名無し:2006/06/29(木) 22:46:20 ID:HZiG80rU0
「ここに来るまでは何してたの?
 っていうか、ここに居ないときってどこに居んの?」

『うろうろ』

「ずっと?」

『ずっと』

「一人で?」

『[はい]』

「そうか。寂しかったな」

『[はい]』

「俺にしてほしいこととかある?」

『ひとりはやだ』

「…分かった」

150 :本当にあった怖い名無し:2006/06/30(金) 08:59:57 ID:OvHXv03uO
>>145
先っちょから白い液体が出る男なら皆持ってる棒状の瘤なんだろ、そうなんだろ?

151 :たまねぎツンデレ ◆vSaTtgGg0. :2006/06/30(金) 10:11:36 ID:iGbskrcg0
>>145 >>146 >>150
その通りですが、スケールが違います。
もはや棒レベルではなく、こぶレベルのマーラ様です。
高校の頃の友人が警棒レベルの太い立派なものを持っておられましたが、彼女が出来るとそれが原因で振られていました。
でかすぎるのもこまりものです。こぶレベルだと大変なんでしょうね。

>>148
クトゥルフで萌えは想像が尽きません。
半魚人でツンデレとかもありでしょうかねぇ?

>>149
続きが気になります。


152 :本当にあった怖い名無し:2006/06/30(金) 11:00:03 ID:t6y8T9pQ0
>>151 彼の地にはそれこそ名状しがたい何かに萌える方々がいらっしゃいます

http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1121354878/l50


つか、猫なら創るまでもなくバースト様がいるよ(*´Д`)

153 :本当にあった怖い名無し:2006/06/30(金) 12:34:17 ID:NlTJYCKyO
バースト「ニャル様お呼びにゃ?」
ナイアルラホテップ「うむ、これの面倒をみて欲しい」
シュゴス「ニ゙ャアー、ニ゙ャ」
 
バースト「お断わりにゃ!猫キャラはあたし一人で十分にゃ!こんな出来損ない、地球にすてちゃうにゃー!」
ナイアルラホテップ「ツンデレ界制覇の為だ、頼んだぞ」
バースト「イヤにゃー!あ、こらジャレつくんじゃないにゃ!」

バースト「まったく面倒にゃ!」
シュゴス「ニ゙ャアー、ニ゙ャアー、ニ゙ャアー」
バースト「ん?どうしたにゃ?あぁ、お腹空いたのにゃ」
シュゴス「ニ゙ャ♪」
バースト「しょうがないにゃあ…ほら!あたしのインスマウス分けてあげるにゃ」
シュゴス「ニ゙ャー!」
バースト「コラコラ、ゆっくり食べるにゃ、よく噛まないと小骨が喉に刺さっちゃうにゃ…まったく世話が焼けるにゃ」

バースト「ほーらシュゴスー、蚤とりしてあげるからこっちくるにゃ…ああん、顔を舐めちゃダメにゃ」
シュゴス「ゴロゴロゴロ…」
 
ナイアルラホテップ「よしよし仲良くやってるようだな」
バースト「ち、違うにゃ!
こ、これは…その、こいつが反乱とかしないように躾けてるだけにゃ!
か、勘違いするにゃ!」
 
ク・リトル・リトル「おい、こいつらまとめて地球に捨ててこい!」

154 :たまねぎツンデレ ◆vSaTtgGg0. :2006/06/30(金) 16:36:58 ID:iGbskrcg0
ば、バースト…

…GJ!

155 :本当にあった怖い名無し:2006/06/30(金) 18:41:03 ID:dI284olJ0
>>149
ピアたんだっけ?

156 :本当にあった怖い名無し:2006/06/30(金) 21:24:10 ID:2W8byU4a0
4レスほどお借りします
先に謝っときます
スイマセン

157 :1/4:2006/06/30(金) 21:24:51 ID:2W8byU4a0
俺「ただいま…ってまだやってんスか。飽きませんねぇ」
霊「五月蝿い。今に見てなさいよ」
彼女は幽霊。とは言っても物をすり抜けたりポルターガイストを起こしたりは出来ず、
生きてる人間と違うのは普通の人には見えない、鏡に映らないの二点だけ。
どうやら俺には彼女が見えるようなので、鏡の前で確認させられる羽目になった。
そんな彼女が家に上がりこんでから早一週間。ずーっと紙に物騒な漢字を書き続けている。
俺「ホントに呪いなんか掛けられるんスか?」
霊「あたしは幽霊なのよ?出来たっておかしくないじゃない」
俺「確証は無いんスね…」
呪いの対象は俺。理由は
霊「あたしが死んでるのに同居人のアンタが生きてるなんて不公平じゃない」
…だそうだ。最初は恐怖したものだったが現在は見ての通り。
あからさまに成功しなさそうな「呪い」にいちいち付き合うのも疲れるだけなので、
とりあえず好きなようにしてもらっている。
俺「メシできたッスよー」
霊「あああちょっと待ってあと三文字…よっし!」
ホントに呪う気あるんだろうか?

霊「不味い」
俺「毎回そう言うけど食うの速いッスよね…」
霊「体力使うのよ呪いは」
俺ん家の食事は毎回この会話で始まる。
俺「一回くらい幽霊さんが作ってくれません?」
霊「出来るならとっくにやってるわよ」
俺「料理苦手なんスか?」
霊「…何か問題でも?」
じわ〜っと嫌なオーラが彼女から流れ出てる気がする。
俺「いやいや無いッス無いッス」
普段からこうなら呪いも成功しそうなもんだが…

158 :2/4:2006/06/30(金) 21:25:48 ID:2W8byU4a0
次の日

俺「おはようございますッス」
霊「ん」
朝早くからまたも呪い。
俺「もう諦めたらどうッスか?」
霊「うるさい死ね」
俺「死なないからこその提案なんスけど…」
霊「無視!」
休日はヒマだ。特にやることもないので彼女の呪いの儀式を眺める事にする。
小さなテーブルを挟んで向かい合う俺と幽霊さん。俺はこの時間が好きだったりする。
霊「…気が散るんですけど」
俺「そりゃ結構ッスね。一応俺を殺す為の儀式だし」
霊「…」
俺「…」
霊「ボーッとしてる暇があるなら朝ごはん作ってよ」
俺「りょーかい…ッス」
立ち去り際、俺は言った
俺「幽霊さんが羨ましいッス。毎日ずーっとそうしてるだけでいいんスから」

俺「メシできたッスよー」
霊「…」
いつもの席につく俺と幽霊さん。
毎度おなじみの会話の後しばらくして、
霊「さっきの話だけど」
俺「さっきの…?」
霊「あたしが羨ましいとかどーとかの」
俺「ああ、あれスか。そりゃ羨ましいッスよ。楽そーッスもん」
霊「あたしはあんたら生きてる人間がうらやましいわ」
俺「なんでッスか?」

159 :3/4:2006/06/30(金) 21:26:34 ID:2W8byU4a0
霊「やらなきゃならないことがあるんですもの」
俺「それのどこが…」
霊「死んでみれば判るわよ。ずーっとやる事もなく気付いてくれる人もなくただ居続けるだけってのがどんなにつらいか」
俺「成仏したらいいんじゃないッスか?」
霊「やり方知ってるんなら教えてよ」
俺「そうくるッスか」
霊「それに出来たとしても今は成仏するつもりないし」
俺「何でッスか?」
霊「とりあえず気付いてくれる人は見つかった訳だし」
俺「それっておr」
霊「まあ若干不満もあるけど。あとはやる事があればねー」
俺「…あの呪いの儀式は?」
霊「あれは只の実験よ。ホントに呪いとかあんのかなーって。ないっぽいからもう止めるわ」
俺「ホントにあったら俺死んでたんスけど」
霊「無くてよかったじゃない」
俺「酷いッス…」
 視線を落とした先にあるのは冷めつつある味噌汁。
俺「あ…そうだ」
霊「何よ」
俺「やることッスよ。料理作ってみたらどうッスか?」
霊「だからできないっての」
俺「だからこそッスよ。大丈夫、ちょっとくらいなら教えられるし」
霊「なッ…そんな恥ずかしいことお断りよ!やるなら一人でやるからほっといてちょうだい!」
俺「やるんスか?」
霊「…何か問題でも?」
俺「いやいや無いッス無いッス。むしろ歓迎ッス!」

160 :4/4:2006/06/30(金) 21:28:24 ID:2W8byU4a0
それからしばらく俺は
俺「ぶぼぉっ!」
…より直接的な呪いを食らい続ける羽目になった。
霊「い…今に見てなさいよ!グスッ…」

161 :本当にあった怖い名無し:2006/06/30(金) 21:31:53 ID:2W8byU4a0
以上です。読みづら…
お目汚し失礼しました

162 :本当にあった怖い名無し:2006/06/30(金) 22:34:53 ID:Hcz3wJ5CO
うんGJ

163 :本当にあった怖い名無し:2006/06/30(金) 23:09:12 ID:LV/zpB+z0
読みづらいって分かってるなら、もう少しなんとかしたら?

ホント、グズね

164 :本当にあった怖い名無し:2006/06/30(金) 23:33:17 ID:8uzKbbbi0
ツンだけというのも…悪くない。

165 :本当にあった怖い名無し:2006/07/01(土) 12:20:32 ID:YevZvVppO
>>153

矢野健太郎の漫画思い出した。
バーストが萌えキャラだったな…

オチも効いててGJ!

166 :本当にあった怖い名無し:2006/07/01(土) 17:37:13 ID:6HxCjeXB0
二ヶ月くらい前に書いた奴が出てきました。
ゴミ箱に入れようか迷ったけど、折角なので…。
でもやっぱり余りに酷い出来なのでテキストでうpしました。
暇すぎて暇死しそうな人だけ読んでやってください。

DLパス:1234 解凍パス:5678

ttp://www.uploda.net/cgi/uploader4/index.php?dlpas_id=0000004258.zip

167 :本当にあった怖い名無し:2006/07/01(土) 22:32:00 ID:+h0TzPUp0
>>166
GJでつ・゚・(つД`)・゚・

168 :本当にあった怖い名無し:2006/07/01(土) 22:36:47 ID:xRTbCe0XO
携帯だから落とせない

169 :本当にあった怖い名無し:2006/07/01(土) 22:44:55 ID:FcyrVs4u0
>>166
PCだがサイトから返事が無く落とせない

170 :本当にあった怖い名無し:2006/07/01(土) 22:50:25 ID:lHLhXMx70
ぬ?普通に落とせたよ

っていうかホラーかと思って読んでたら違ったのねw
このスレ的にホラーは駄目なのかな?

171 :169:2006/07/01(土) 22:54:28 ID:FcyrVs4u0
今落ちた
GJでした

172 :本当にあった怖い名無し:2006/07/01(土) 23:34:27 ID:MDEdLAY6O
>>170
>>1 の通りなので、ツンデレ萌えを含まない話はスレ違い

173 :本当にあった怖い名無し:2006/07/01(土) 23:51:11 ID:lHLhXMx70
それじゃ、ツンデレ萌えを含むホラーはアリって事か
難しいなツンデレ・・・

174 :本当にあった怖い名無し:2006/07/02(日) 12:48:38 ID:GQlF9C4p0
ピアタンはツンデ霊に
入んないの?

175 :本当にあった怖い名無し:2006/07/02(日) 21:29:08 ID:EVwXfGkb0
ツンデレ萌えでなくても、ツンデレといえなくもない要素を含んでいればありだと勝手に解釈している
典型的なツンデ霊ばかりだとマンネリ化もしかねないし


176 :本当にあった怖い名無し:2006/07/02(日) 23:50:00 ID:RaNTeWhF0
確かに限界って言うと言い過ぎだけど来るとこまで来ちゃってるよね。
幅広げないとスレの存続難しくなるかも。

177 :1/6:2006/07/02(日) 23:56:52 ID:+q89qIf80
俺「ここは…?」
気が付くと俺は見知らぬ場所に立っていた。
前方は川。
後方は花畑。
俺「そうか…俺、死んだんだな」
意識が途切れる寸前、俺が見たのは目前に迫るトラック。
そして俺が今見ているこの光景。もはや間違いないであろう。
声「ちょっと、そこの」
俺「?」
声のしたほうを向くと、小さな船の上に女性が立っていた。
船頭さん…なんだろうがやけに現代風だな…洋服だし。
女「乗るんなら早くしてくんない?」
俺「あ、はい…」
説明など無くとも、どうすればいいのかよく解る。
この船に乗って、向こう岸に送ってもらえばいいのだ。

船に乗り込むと、彼女は何やら棒読みで喋り出した。
女「あー、三途の川日本地区へようこそ。通行証を確認します」
俺「通行証?」
日本地区、というのも気になったが、こっちのほうが重要そうな気がした。
無論そんな物は持っていない。
女「まさか、無いとか?マジで?説明会行かなかったの?そこで受け取るハズなんだけど」
俺「説明会って…?俺、気がついたらそこに立ってたんですけど」
女「立ってたって…そういやアンタ顔色いいわね。名前は?」
俺「宮本一ですけど…」
女「あーもう面倒臭っ!ちょっと待ってなさい!」
そう言うやいなや、彼女はズボンのポケットから携帯のような物を取り出し、電話を掛け始めた。

178 :2/6:2006/07/02(日) 23:57:49 ID:+q89qIf80
女「もしもし管理局?日本地区の吉田ですけど。ああハイ三途の川の。なんか変な奴が来たんですけど、ここ一週間ぐらいで宮本一って奴、死んでます?…そんな奴リストに無い?えーっと、こういう場合どうしたら…ハイ、ハイ…分かりましたーどうもー」
俺「あのー…」
女「アンタは死んでないそうよ」
俺「らしいですね」
電話の内容からそれくらいは想像できる。
女「あーやっぱ聞こえてた?そう、アンタは死んでもないのにこんなとこに来た大間抜けよ」
俺「何で俺ここにいるんですか?」
女「アッチの世界で死にかけて魂が抜けちゃったってとこでしょどうせ。とっとと死ねばいいのに紛らわしい」
俺「すいません…」
女「んじゃ、出すわよ」
船を漕ぎ出す吉田さん。
俺「え、俺向こうに行くんですか?」
女「そうよ。向こうでアンタをどうするか決めるんだって」
俺「どうするかって…例えば?」
女「アンタが現世に帰って問題ない奴なら帰して貰えるかもしれないけど、まあ死人扱いでしょうね。ここテキトーな奴ばっかだし」
俺「ふーん…」

進む船。しかし霧が凄くて向こうが見えず、あとどのくらいかかるか全く解らない。
俺「携帯とかあるのに船は手漕ぎなんですね」
女「上が面倒臭がってんのよ。アメリカ地区じゃあモーターボートが配備されたらしいけど」
俺「そのアメリカ地区とか日本地区ってのは…」
女「そうでもしないとややこしいでしょ?まさか死人が全員日本語喋るとでも思ってんの?」
俺「ごもっともで」

179 :3/6:2006/07/02(日) 23:59:02 ID:+q89qIf80
と、その時遠くから声がした。霧の向こうにうっすら船と人が見えた。
声「吉田さーん!今日はお客さん一人かーい!?」
女「あー!市川さーん!それがコイツ生きてるんですよー!」
声「へー!珍しいこともあるもんだー!」
女「面倒臭いったらないですよー!」
声「はっはっは!まあ気ぃつけてなー!落っこちんなよー!」

俺「他にも船が?」
女「当たり前でしょ?こんな小っこい船一隻で日本の死人全部捌ける訳ないじゃない。馬鹿?」
俺「そりゃそうか…」

最初はなんともイメージ通りの場所だと思っていたが、説明会やら地区分けやらモーターボートやら、
事務的というかなんというか、だんだんイメージからかけ離れてきた。

俺「そういえば」
女「何よ」
俺「いや、人間死んでも結構冷静なんだなーって。自分でいうのも変な話ですけど、もっと慌てるかと思ってましたよ」
女「アンタは死んでないっての」
俺「それは判ってますけど、少なくともここに来てすぐは死んだと思ってましたよ」
女「花畑のおかげね」
俺「花畑ってあの川の近くにあった?」
女「あそこだけじゃないけどね。あの花は、香りを嗅いだ奴を落ち着かせるのよ。あの花が植えられる前は死にたくねー!とかいって暴れる奴がけっこう居たらしいわよ。もう死んでるのにホント馬鹿よねー」
俺「吉田さんには効かないんですか?」
女「…どういう意味?って言うかアタシの名前…あそっか、さっき市川さんとしゃべった時…」

180 :4/6:2006/07/03(月) 00:00:07 ID:pBzeym4Z0
俺「いや、携帯かけた時に」
女「あっそ。…多分この辺で仕事してる奴らはほとんど効かないわよ。しょっちゅう嗅いでるから慣れちゃうんでしょうね」
俺「どの位この仕事やってるんですか?」
女「半年になるわね。任期100年だからまだまだ終わらないけど」
俺「100年って…辛くないですか?」
女「何?心配してくれる訳?…まあ何もする事が無いよりずっとマシよ。休日には家に帰れるし」
俺「家とかあるんですか?」
女「適当に身を寄せ合って住んでるだけだけどね。…もう着くわよ」

船を降りてしばらく歩くと、デカイ建物の前に着いた。
建物の中に入り、ある部屋の前に着く。
女「中入って。アタシはここで待ってるから」
俺「何したらいいんですか?」
女「何もしなくていいと思うわ。多分」
俺「はあ…」
中に入るとおっさん数人が椅子に座っていた。まるで面接会場だ。
おっさん「君が生きてる人?」
俺「はい」
おっさん「ふーん…」
おっさん数人にじろじろ見られる俺。質問とか無いんだろうか?
おっさん「はい判りました。ちょっと協議するから外で待っててね」
早っ。

外に出てみると
俺「あれ?吉田さん?」
…どうやらいないようだ。それにしてもホントにテキトーな人達だったな…
判りましたとか言ってたけどあれで何が判ったんだろうか?まあいい。あとは待つだけだ。

181 :5/6:2006/07/03(月) 00:01:08 ID:+q89qIf80
5分経過
…10分経過
……20分経過
協議は長いんだな…そんなに話し合う事あるんだろうか。ちょっと顔見ただけなのに。
暫らくするとドアが開き、おっさんに呼ばれた。
おっさん「入ってください」
やっとか…

おっさん「えーっとですね…君には現世に帰ってもらいます。以上」
俺「はあ…」
おっさん「ホントは面倒臭いから死人扱いで行こうと思ったんだけど、吉田さんが入ってきて現世に帰せって言うもんだからさーあの人怖いしさーそれで協議長くなってねー」
吉田さんが俺を帰せと?
俺「…吉田さんは?」
おっさん「出てったよ。あ、挨拶すんだらここに戻ってきてね。帰すから」

俺「吉田さん」
女「何アンタ。まだいたの?」
俺「なんか俺を帰すように脅し…もとい、説得してくれたそうで…有難うございます」
女「んなっ…あのジジイ供、言うなっつったのに!…どうせアンタ、死人扱いでもいいやとか思ってんでしょ!?」
俺「今はそうです。でもそれってあの花のせいだと思うんですよ。それが判ってるから説得してくれたんですよね?」
女「ふん、生きてる人間の世話までやってたらそれこそキリが無い。そう思っただけよ」
俺「でも結局死んだらまた来ますよ?」
女「だから来るのは死んだ時だけにしろってーのよ」
俺「じゃあ、また来ます。任期あと99年と半年あるから間に合いますよね?」
女「そんなに長い間憶えてられるわけないでしょ」
俺「絶対憶えてますよ。まあ俺はジジイでしょうけどね」
女「ばーか」

182 :6/6:2006/07/03(月) 00:02:11 ID:pBzeym4Z0
俺「それじゃあ…お元気で」
女「死人に元気もクソもないわよ…じゃあね」

おっさん「じゃあ、この階段上ってって。そのうち向こうに着くから」
俺「お騒がせしました」
おっさん「気ぃつけて生きてよ。まったく…」
さて、向こうに着いたら何しようかな…

183 :本当にあった怖い名無し:2006/07/03(月) 08:14:13 ID:4nlPJy2WO
このスレの幅広げするとしてクーデ霊とか加えるんか?

184 :本当にあった怖い名無し:2006/07/03(月) 08:51:03 ID:O+ifXXYX0
別スレだろ?
そのほうが判りやすいし。
棲み分けしたほうが、トラブル回避になると思われ

185 :本当にあった怖い名無し:2006/07/03(月) 12:14:34 ID:4nlPJy2WO
ぉ、マジか。危うくスレ違いの作品を叩き落とす所だった。アブねぇアブねぇ。

186 :本当にあった怖い名無し:2006/07/03(月) 12:59:21 ID:O+ifXXYX0
まあ、待て。
俺の意見だからな。
他の意見も聞いたほうが、
いいと思うぞ。

187 :猫作者:2006/07/03(月) 14:19:59 ID:26VKwNfJO
この流れ見てたら、今まで自分が投下した話はスレ違いだったですよね。
萌え要素なかったし…orz

すみませんでした。

188 :本当にあった怖い名無し:2006/07/03(月) 14:27:08 ID:TM/f1VAN0
え、じゃあ俺もゴメン。

189 :本当にあった怖い名無し:2006/07/03(月) 15:07:03 ID:26mpoHNsO
あ、じゃあ俺もゴメン

190 :本当にあった怖い名無し:2006/07/03(月) 17:24:07 ID:O+ifXXYX0
あああああああ
待て、待て、待ってくれ
いままでスレ違いのツッコミはなかったわけだし、
共存も許容されているのかも知れないぞ。
ヘタレな俺の話を鵜呑みにしないでくれ

191 :本当にあった怖い名無し:2006/07/03(月) 17:53:50 ID:qsSh/k/x0
わかった
今北な俺が何か書こう

192 :本当にあった怖い名無し:2006/07/03(月) 18:25:12 ID:P38xH+1F0
よほどじゃなければスレ違いということはない気がするが
まずいという人が多いのなら、俺もゴメン

とりあえず>>191に期待

193 :本当にあった怖い名無し:2006/07/03(月) 19:07:47 ID:qsSh/k/x0
はわわわわ・・・ご、ごめんなさいっ

194 :本当にあった怖い名無し:2006/07/03(月) 19:27:37 ID:J82K4A4xO
そりゃおまえツンデレじゃなくてドジっ娘だよ

195 :本当にあった怖い名無し:2006/07/03(月) 19:36:33 ID:KWZQLE140
>>193がドジっ娘なら他の謝った人は全員素直クールな気がする。

196 :本当にあった怖い名無し:2006/07/03(月) 21:03:22 ID:jw2i4dbL0
話は変わるが、私とファイトなさいの元ネタがやっとわかった。

197 :本当にあった怖い名無し:2006/07/03(月) 22:51:01 ID:ZY8qCsKPO
>>196
乙。では、解ったところでさっそく私とファ(ry

198 :ねこにまたたび 1/4:2006/07/03(月) 23:33:12 ID:P38xH+1F0
子供の頃、たった1度母の田舎に行ったことがある。
祖母の葬儀のためだったのだけれど、僕は祖母を知らなかったし
葬式なんて幼い僕には意味の分からないただの退屈ごとだった。
だから僕はその数日間を1人で遊んで過ごしていた。

ちょっとした探検気分で裏山に登ってみたときのことだ。
僕はそこで、とてもかわいい猫に出会った。
尻尾の先が2つに分かれていて、珍しい猫だなぁ、と思ったことを覚えている。

猫は、しばらく僕を見つめたあとで、「なーぉ」と鳴いた。
それから僕に近づいてきて、僕も猫に近づいた。
頭をなでてみると、少しピクンとしたけれど
すぐに目を細めてのどを鳴らしだした。

僕は、友達ができたのがうれしくて毎日裏山で遊んだ。
ねこは(僕は気が利かないやつで、猫に名前も付けずただねこと呼んでいた)
いつも同じ場所にいて、僕に気がつくとあいさつするように鳴いた。
僕の遊びにねこが付き合ってくれるのがとてもうれしかった。
帰らないといけない時間になると、ねこは「帰れ」とでも言うふうに
ツンとそっぽを向いて鳴いてからさっさとどこかに消えていく。
そのねこの背中に僕は「また明日」と言って帰るのだった。

だけど、そんなに長い間田舎にはいられなくて
母と一緒に東京の家に帰る日がきてしまった。
僕はねこのことが気になって、電車の中でもずっと
ちゃんとお別れができなかったことを後悔していた。

二股尻尾の猫は猫又という一種の妖怪だということを
僕が知って驚くのはしばらくあとのことだった。

199 :2/4:2006/07/03(月) 23:34:16 ID:P38xH+1F0
それから10年ほどたって、僕は女の子に出会った。
つり目がちな大きい瞳の、とてもかわいい女の子で
髪形はちょっと変わっていて猫の耳みたいに見えた。
僕はついその子に見とれてしまっていたのだけれど
その子は、僕と目が合ったとたん思いっきり睨んできた。
といっても、もとがかわいいからどんなに怖い顔をしても
むしろ微笑ましいくらいなのだけれど

「よくもあんた、あたしから逃げたわね!!
 逃げ切れるとでも思ったの!? 絶対に殺してやるから!!」

などと叫ばれて微笑んでいられるほど僕の神経は図太くない。
なにしろそこは往来のど真ん中で、行きかう人々が立ち止まり
突き刺さるような奇異の視線を向けてくる。
このままじゃまずいと思ってなんとか言葉をひねり出した。

「よ、よく分からないんだけど、とにかく、
 どこかでさ、お、お茶でも飲んで、ゆっくり話そうよ」

彼女は一瞬、さらに怖い顔になったけれど
一応はおとなしく僕についてきてくれた。

200 :3/4:2006/07/03(月) 23:35:17 ID:P38xH+1F0
その子はねこだった。猫又だったねこが人間に化けて僕を捜していたのだ。
ねこは僕がどこのだれかなんて知らなかったから
何年も日本中を捜しまわってようやく僕を見つけたらしい。

「あたしが化け物だって知って怖くなったから逃げたんでしょ。
 ふん、こうやって捕まえた以上絶対殺してやるから」
「ごめん。そうじゃないんだ。ただあそこには少ししかいられなかったから。
 さよならも言わないで急にいなくなったりして、本当にごめん」
「なによ。謝ったって許してなんかあげないんだから。
 あたしがどれだけ――っ。
 とにかく、もう殺すって決めたんだから、命乞いは無駄よ」
「悪いのは僕だから、許してもらえないのは、仕方ないかもしれないけど
 でも、できたらまた、昔みたいに仲良くなれないかな?」
「命乞いは無駄だって言ってるでしょ。大体仲良くってなによ!
 あれは別に、あんたがまだチビだったから……、そうよ。
 大きくなるまで食べないで生かしておこうと思っただけよ」
「食べる?」
「そうよ。知らないの? 猫又は人間を食べるんだから。
 頭から、バリバリ食ってやるからね」
「そんなに小さな口じゃ無理だと思うけど……」
「なっ!? バカにしてんじゃないわよ!!」

201 :4/4:2006/07/03(月) 23:36:32 ID:P38xH+1F0
しかし困った。もともと僕を食べるつもりだったのなら
彼女の怒りを解いたところでどうしようもない。
「まあ、君みたいなかわいい娘に食べられて死ぬなら悪くないかもね」
交通事故かなんかで死ぬよりはよほどましなはずだ。うん。
「か、かわいいって、だれに向かって言ってんのよ!?」
「君に。猫のときもかわいかったけど、今もすごくかわいいよ」
「なによ、そういうこと言えば殺されないとでも思ってんでしょ」
「いや、そんなことは、多分ない」
「多分?」
「まあ、ほんと言うと死にたくはないわけだからさ。
 君のことをかわいいって言ったのは間違いなく本気だよ」

ねこは少し赤くなって、照れているように見えた。
「なによ、あんた、あたしのこと怖くないの?」
死ぬのは怖くてもねこが怖いわけはない。頷く。
「それじゃ、あたしから逃げたわけでもないのね?」
それもさっき言ったとおりだ。頷く。
「そ。ま、あんたみたいな痩せっぽち
 食べたって骨ばっかりでおいしくないし」
そこまで言ってから、ねこはそっぽを向いて続けた。

「太るまで、生かしといてやるわ」

そんなことを言っているけど、本当は僕を食べるつもりなんてないんだと
なんとなく分かって、僕はほっとすると同時にうれしかった。

でも、太らないようには気をつけようと思う。

202 :ねこにまたたび。:2006/07/03(月) 23:38:11 ID:P38xH+1F0
ねこにまたたびをあげたらどうなったかは……

皆さんのご想像にお任せしたい。

203 :本当にあった怖い名無し:2006/07/04(火) 00:04:41 ID:KWZQLE140
>>202
読ませてもらったGJ!
そんな餌には釣られないニャ―――!!(AA略ってなるんじゃね?

204 :本当にあった怖い名無し:2006/07/04(火) 00:19:14 ID:QOIc/Rwq0


          /⌒ヽ
   ⊂二二二( ^ω^)二⊃
        |    /       ブーン
         ( ヽノ
         ノ>ノ 
     三  レレ

205 :本当にあった怖い名無し:2006/07/04(火) 00:22:20 ID:09cdXTVr0
まっしぐらすぎだろw

206 :本当にあった怖い名無し:2006/07/04(火) 00:49:35 ID:MAvMulofO
>>198
IDがワルサー

207 :本当にあった怖い名無し:2006/07/04(火) 05:18:04 ID:Js+ciXaaO
>>202
酔った勢いで「本当はずっと淋しかったのニャー」とか「もういなくなっちゃ嫌なのニャー」とか言っちゃって正気に戻った後「じょっ、冗談に決まってんでしょっ(///)」ってなるに違いない

208 :本当にあった怖い名無し:2006/07/04(火) 09:59:18 ID:/Ycz0XXi0
まとめサイトにあるSS上位のヤツ、FLASH化ってしちゃ駄目かな?
祟り、ってヤツが気に入ったんだけどさ。

209 :本当にあった怖い名無し:2006/07/04(火) 12:30:11 ID:2AR+DTX9O
>>206

すげっ

210 :本当にあった怖い名無し:2006/07/04(火) 14:07:22 ID:W01jB8cV0
>>208
ここで作者出てこないようだったら
まとめの管理人に連絡とってみたら

211 :193:2006/07/04(火) 16:40:27 ID:yZkd1K2F0
というかね、書いてはいるけど短く出来ない訳ですよ

212 :本当にあった怖い名無し:2006/07/04(火) 16:59:17 ID:09cdXTVr0
カマーン…!

213 :本当にあった怖い名無し:2006/07/04(火) 17:57:00 ID:7eTJgB/40
>>208
+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゚∪ ∪ +
 と__)__) +

214 :本当にあった怖い名無し:2006/07/04(火) 18:24:39 ID:v5xoocDt0
>>208
よほど変な使い方しない限り駄目って言う奴居ないと思うけどね
まー、本人に確認取るのが礼儀か

215 :本当にあった怖い名無し:2006/07/04(火) 19:12:47 ID:yZkd1K2F0
>>208
期待期待

まとめサイトのSS、どれも面白いね
簡潔でいて深みがあって凄いぜ

216 :本当にあった怖い名無し:2006/07/04(火) 19:50:27 ID:dTBi6P0t0
>193
よし、俺も一ヶ月ぐらいぶりに頑張ろう。
だから一緒にがんばろうぜ

217 :本当にあった怖い名無し:2006/07/04(火) 20:21:31 ID:yZkd1K2F0
オーケイ兄者
開き直ってこれでもかって程長い奴書いてやるぜ

218 :本当にあった怖い名無し:2006/07/04(火) 22:09:23 ID:Gk23i4mY0
flash 作ったら、このスレにうpして欲しいな。自サイトのurl貼るのでもいいし。

>>216>>217
期待してるぜ旦那方!

219 :本当にあった怖い名無し:2006/07/05(水) 10:14:54 ID:GoFGFF6D0
>>208
あんな運動場氏のパクリで良かったら好きにしてくれていいです

220 :本当にあった怖い名無し:2006/07/05(水) 20:07:30 ID:KzppaVgz0
ツンデレage

221 :本当にあった怖い名無し:2006/07/05(水) 23:31:36 ID:crf4kZmPO
・・・。

222 :いつかのスレの>>710 ◆shissouy/U :2006/07/05(水) 23:32:29 ID:crf4kZmPO
222

223 :本当にあった怖い名無し:2006/07/06(木) 02:20:57 ID:2pCdIgA40
…いろいろ言いたいことはあるだろうけど、
今回ばかりは「ツンデレ乙」とかレスしないでもらえないかな…




>>いつかのスレの>>710 ◆shissouy/U
コイツホントにウザ過ぎ
いくつかお気に入りのスレを回ってて見かけるけど、
こんな良スレにまで無差別に、しかも無分別に書き込みやがる。
どうにかして封殺してやりたい…
どうすればいい?
やさしい人がレスしてくれる〜スレででも聞いてこようかな…

スレ汚しごめんね…OTL

224 :本当にあった怖い名無し:2006/07/06(木) 02:29:34 ID:h2prT5U70
みんな書き上げるのにどの位時間かけてる?
長さによって違うだろうけど、参考までに聞かせていただきたい。

225 :本当にあった怖い名無し:2006/07/06(木) 02:36:52 ID:qTBlrVYE0
いったん書き上げるのに30分
文章の酷さに手直し加える一時間
合計一時間半
ちなみに話を作るのは大学帰りの電車内

226 :本当にあった怖い名無し:2006/07/06(木) 03:12:59 ID:jOa+8pI00
電車に乗ってるあいだ中ニヤニヤしてるってワケ?
さいってー
誰かに気持ちわるがられる前にやめなさいよねっ!

227 :本当にあった怖い名無し:2006/07/06(木) 07:57:56 ID:Mihz+elwO
VIPのローゼンスレのを書きながらツンデ霊書いてるから一時間ぐらい。
普通に書くと十分。
長いのだと読み返しや修正を含めて普通に書いて三日。
たいてい学校の授業のつまらない時や、電車・バス内で書いてる。

228 :本当にあった怖い名無し:2006/07/06(木) 14:00:39 ID:5scY2cyu0
スレ違いだろうけど、オカルト好きでガノタのおいらは
キュベ霊とかいたらヤバ萌え(*'A`)

229 :本当にあった怖い名無し:2006/07/06(木) 15:53:16 ID:mCucRZWLO
キュベ霊「あんたって激ダサいわよね、さいてー」
旧ザク「ひ、ひどいよ…」
 
キュベ霊「ショルダータックルしか攻撃手段が無いなんてさー、それでもMSのつもり?」
旧ザク「だって…」
 
キュベ霊「まったくポンコツなんだから…ほら、ファンネル一個わけてあげるわよ!」
旧ザク「え?あ…ありがと………う、うれしいな…」
 
キュベ霊「べ、別に礼を言われる筋合いなんてないわよっ!あんたみたいなポンコツにジオンの栄光を汚されたら困るからよ!
勘違いしないでよね!」
   
アッガイ「僕もファンネル欲しー」
キュベ霊「う、うるさい!!あんた達みたいな旧型、壊れちゃえばいいんだわ!」

230 :本当にあった怖い名無し:2006/07/06(木) 15:55:23 ID:9pCUOjuF0
ある有名な心霊スポットへ、深夜に車で行ってみたんです。
トンネルを抜けると、そこが有名な心霊スポット。
と、そこに目の前にふっと女の人の白い影が。
あ! と思って、慌ててブレーキを踏んで降りてみたところ、そこに人影はなく、目の前は崖。
ガードレールが壊れていて、ブレーキを踏んでなかったら落ちてしまっていたかもしれない。

「あの幽霊は助けてくれたんだ」

そう思って、そこで手を合わせ、お祈りして帰路についた。

トンネルを引き返す途中、ふとミラーを見ると、後部座席に先ほど目の前を横切った女の人の姿が……。
その女の人は、こう呟いた。

「死ねばよかったのに」

「いや、でもホント助かったよ。ありがと」
「ば……ばかっ、あんたなんか死んじゃえばよかったのよ!」
「お礼しないとな。また来週きてもいいかな」
「ダ、ダメっ! また落ちそうになったら危ないわゎ!!!」

翌週、なんか弁当用意して待っててくれました。
作りすぎただけで、決して僕のために用意したんじゃないそうです。

231 :本当にあった怖い名無し:2006/07/06(木) 16:03:42 ID:LLBXCMYzO
>>230
コピペ乙

232 :本当にあった怖い名無し:2006/07/06(木) 16:13:53 ID:TDdiRchd0
そうなんだすべてはそこからはじまったんだ

233 :本当にあった怖い名無し:2006/07/06(木) 17:34:52 ID:9pCUOjuF0
>>231
ъ( ゚ー^) 誤爆。スマソ

234 : ◆D60106Bc4s :2006/07/06(木) 21:34:12 ID:EsvxAMX00
まだこのスレ続いてたんだ、よかった。

235 :本当にあった怖い名無し:2006/07/07(金) 07:52:15 ID:evDtJ8Nm0
七夕だな

236 :本当にあった怖い名無し:2006/07/07(金) 18:48:30 ID:ZzFAvs0U0
それは七夕を題材にして何か書けと?

237 :本当にあった怖い名無し:2006/07/07(金) 19:21:19 ID:nYkp1R7i0
で、結局FLASH作っていいんだろうか・・・。
明日明後日、やっと休み取れたはいいけど暇だし悩んでるんだよね・・・。

238 :本当にあった怖い名無し:2006/07/07(金) 19:26:57 ID:I/kYde/00
>>237
ちゃんと自分へのレス読んでる?

239 :本当にあった怖い名無し:2006/07/07(金) 19:28:11 ID:g+xb2tiQ0
読んでない

240 :本当にあった怖い名無し:2006/07/07(金) 19:50:50 ID:evDtJ8Nm0
>>236
期待してるぞ

241 :本当にあった怖い名無し:2006/07/07(金) 20:50:21 ID:nYkp1R7i0
ごめん、>>219読んでなかった。
作者か知らんが、スレでお許し出たしやってみるかな・・・。

242 :本当にあった怖い名無し:2006/07/07(金) 21:42:16 ID:KTMo/xxW0
>>237
期待してるゾ☆

243 :前フリ ◆D60106Bc4s :2006/07/07(金) 22:28:55 ID:ZzFAvs0U0
>235 >240
考えてみたら、俺は七夕の話を正確には知らんかった。
ttp://www.yo.rim.or.jp/~tomte/panel/tanabatamonogatari.htm
こういう話か、概略はわかった。

適当にアレンジしつつ、有名っぽい怪談話をインスパイアする。

メモ帳とにらみ合って1時間半。
思い浮かんだ中で本日七夕中に書き上げられそうなのはこれぐらいだ。

謝っておくとツンデレ成分は薄い。
これが精一杯でした。




244 :1 ◆D60106Bc4s :2006/07/07(金) 22:29:54 ID:ZzFAvs0U0
この話をする時が来ることを、私は恐れていた。
娘の誕生日が来る度に、街は笹と願い事に溢れる。
外食に出た帰り道、それらは賑やかしく目に映る。

もう4歳になったこの子がそれに興味を抱かないわけもなく、
私は躊躇いながらも話し出す。

「お空には、織姫と彦星が……」

街灯にまみれ、天の川などは見えないのと同じように、
それはまさしく寓話なのだろう。

   ◇      ◇

私と妻は大恋愛の果てに結ばれたわけではない。
周りの反対を強硬に押し切ったとか、そういうドラマチックな展開もない。
むしろ誰からも認められるように、そうあることが自然であるように、
いつも二人でいられるだけの努力をしてきたと思う。

職場で精力的に事務をこなす彼女と、どちらかというと怠惰な自分。
彼女は私に苛立ちを覚え、女性になじられることに反発する私。
そりが合わないようで、次第に惹かれあう。
どこにでもあるような馴れ初めだったと思う。

付き合い始めた頃から、彼女は「結婚しても仕事は辞めない」
と宣言していた。自分の甲斐性を疑われているようで少し不快だったが、
彼女はそういう人ではない。

きっと二人の関係は、何かを投げ出すことでよくなったりはしない。
二人の生活を豊かにするために、彼女は私にも目標を持って勤めることを望んだ。
私は、そんな彼女の前向きさに触発されて、少しはまじめに働くようになったと思う。


245 :2 ◆D60106Bc4s :2006/07/07(金) 22:30:50 ID:ZzFAvs0U0
結婚前から財政をすべて掌握されたのは、結果的には正しかった。
誰からも祝福された結婚式、新居、それらは私たちが勝ち得たものだった。

そして突然、仕事を辞めると言い出した彼女。

『まぁ、あなたも一応は頼っても良くなってきたし……』
『それになんだか疲れたってのもあるし』
『親もうるさいし……孫がどうとか……』

一番言いたい事を、まわりりくどく後に持ってくる癖に、私は笑った。
背を向けてゴニョゴニョ言う彼女が、私の笑いで怒って振り向くと同時に。
私は強く、妻を抱きしめた。

   ◇        ◇

「二人はあまりにも仲良くしすぎて、しなきゃいけないお仕事をやらなくなっちゃったんだ。
 だから神様は怒って、二人を遠い遠い星の間に別れさせてしまった……」

私は、この話がとても嫌いだ。
娘にしなければならないとするなら、もっと嫌だ。

この子が、自分の出生を呪わないように。
皆が夜空を見上げるこの日に、うつむくことがないように。

246 :3 ◆D60106Bc4s :2006/07/07(金) 22:32:13 ID:ZzFAvs0U0
七月七日、産気づいた妻は容態を悪化させる。妊娠中毒症のひどいもの、という
医者の台詞だけが妙に記憶に残っている。

狼狽する私にかけられる、妻からの叱咤の声。
苦しげな声と、子供だけはという願い。
私も願いをかけた。
どうか二人とも。

       ◇        ◇

「そして神様は悲しむ二人に、ちゃんと働くなら、一年に一度逢わせてあげようと」

この子だっていつか知るときがくる。
誕生日が、世間にとっての出会いの日が、自分にとっては別れの日なのだと。

私たちは何か悪いことをしたのだろうか?
真逆だ、私たちは織姫や彦星のように何かを怠ったりはしなかった。
常に二人で努力してきたのに、なぜ永久に別れなければならなかったのか。
だから、この話は反吐が出るほど嫌いなんだ。

話しながら歩いているうちに、河川敷に出ていた。
光量が減るといっても、やはり夜空にはまばらにしか星が見えない。
天の川がどこかなんてことも教えたりはできない。

話が佳境に入るにつれ、手を強く握っていたようだ。
むずがって握られた手を振る娘に

「ごめんな」
と謝り、しゃがんで頭をなでる。
静まり返る夜道で、私は不意に背後に気配を感じた。


247 :4 ◆D60106Bc4s :2006/07/07(金) 22:33:10 ID:ZzFAvs0U0

「お、おまえ……?」

私の横には、忘れえぬ妻の姿があった。
私と、そして娘を順に見て、穏やかに微笑を浮かべている。
娘もその姿が見えるようで、キョトンとしている。

なぜだか世界から急にはぐれたような感覚。
周りの景色が薄ぼんやりと膜がかかっているようで、
ああ、これは夢かと思えた。

不意に彼女は表情を厳しくして私を睨むと、口を開く。
その声は滑らかに私の意識のほうに聞こえてくる。

それは、小言だ。
未練たらしいたらありゃしないと、暗いのは娘に悪影響だと、自分の娘がそんなに弱いと思うのかと、
外食ばかりを食べさせるな、会社をサボるな、蓄えを浪費するな、近所づきあいをきちんとしろ、
そしてそんなに悲しまないでほしい、と。

そして娘に向き直ると、こういった。

『お父さんがあんまりさびしがるから、神様が7月の7日だけは3人一緒に
 会えるようにしてくれたの。ほんのちょっとの時間だけどね。お盆の前倒しかな。
 お父さんはさびしがりやだし、ほうっておくとどんどん駄目になるから、あなたも
 ちゃんと見張ってなきゃ駄目よ?私の娘なんだから』

娘は神妙そうに、不思議そうにうなづいている。
私は、その二人が一緒にいる光景をどれだけ見たかったのだろうか。
これが幻だとしても、忘れることはないだろうと、そう感じていた。


248 :5 ◆D60106Bc4s :2006/07/07(金) 22:33:53 ID:ZzFAvs0U0
本当に少しの時間なんだ。
妻はふっと立ち上がると、私たちをもう一度見て、空を見て、消えた。

世界は元の蒸し暑い感覚を取り戻し、私も意識がはっきりする。
ぼんやりとしていた私を怪訝そうに見つめる娘。
ああ、やっぱり幻なんだと、そう思った。

「帰ろう?」

私は立ち上がり、娘の手を引いた。
なぜか穏やかな気分だった。
娘も機嫌よさそうに跳ねながら、七夕の話の続きをせがむ。

「……そして織姫と彦星は、今日だけは逢えるようになったんだ。おしまい。」

娘は何か考えるようなそぶりをした後、こう言った。

「パパは、そのひこぼしって人みたいに、ほうっておくと駄目になるの?」


249 :◆D60106Bc4s :2006/07/07(金) 22:35:26 ID:ZzFAvs0U0
お前にも見えていたのか。
家に帰った私たちは、ソファに座って話していた。

うん、とうなづいてジュースを飲む娘。
私はこれまで怖くて聞けなかったことを聞いた。

「なあ、お前はお母さんがいないのを不思議に思わなかったのか?
 幼稚園の運動会とかでも、周りの子みたいに二人じゃなく、
 いつもお父さん一人だったろう?さびしくなかったのか?」

娘は、また不思議そうな顔をして、答える

「だって、ママはいつもパパのそばにいるよ」

「逢えるのが七夕だけなんてウソ。ママはいつだってパパと私の傍にいるもん。
 多分、さびしがりやはママのほうだと思う、だってずっとパパに引っ付いてるし」

私は、ふと背後でカサリと音がしたような気がして、振り向く。

そこには棚に飾ってあった小さな笹の葉が揺れていた。
まるで誰かがそれをかすって奥の間に走っていったように。

その葉には、娘の拙い字で願い事がひとつだけ。


250 :本当にあった怖い名無し:2006/07/07(金) 23:38:08 ID:hwJtMxUhO
Bad job

251 :本当にあった怖い名無し:2006/07/07(金) 23:41:27 ID:ZzFAvs0U0
ぎゃふん

252 :おねがいmy短冊:2006/07/08(土) 00:57:21 ID:4oUOr0u/0
「あいつが無事成仏しますように」
笹の前で手を合わせる俺。
あいつが死んでから一週間、毎日あいつのことを考えるようになった。なぜなら…

「どーいう意味よそれはあぁぁぁっ!」

重力を無視したドロップキックが俺に炸裂した。
「ごふぁっ!げほっごほっ…なぜならその『あいつ』が我が家に居座るようになったからだ」

「誰に言ってんの?…ってそうじゃなくて!何よその願い事!あたしがここに居たら不満ってわけ!?」
「死んだ奴が成仏するのは当然だろ?何故に蹴り飛ばさなけりゃならんのだ」

「誰が決めたのよそんなこと!死んだほうの身にもなってほしいわ!」
「誰がと言われても困るが…それよりお前は短冊に何書いたんだ?何か隅っこでこそこそやってたけど」
「あんたなんかにそんなことほいほい教えるもんですか」

「じゃあ直接見させてm」
「見んなあぁぁぁっ!」
「ぐほぉっ!ま、またかよ…」バタリ
「ぜ、絶対見せてやるもんですか…」


「しばらくこの生活が続きますように」

253 :本当にあった怖い名無し:2006/07/08(土) 13:25:33 ID:uKCBKybW0
うはおkGJ

254 :本当にあった怖い名無し:2006/07/08(土) 15:06:11 ID:TMj13QpOO
>>279
>>252
七夕乙。
いい いいよ すごく

255 :本当にあった怖い名無し:2006/07/08(土) 17:09:58 ID:7X2y0+Q1O
セタ乙

256 :本当にあった怖い名無し:2006/07/09(日) 11:35:45 ID:O0F+wvO40
「……話はよくわかった。だけど、最初に言った通り、俺はもうハンターを辞めたんでね」
それで終わりだ、と、俺は煙草に火を点けた。

煙の向こうでは、気の弱そうな男が正座している。膝の上の拳が、固く握られていた。
最近、不可解な現象に悩まされていると、かつて(ツンデ)霊ハンターだった俺を頼って
きた男だ。
「では、どうしても依頼を受けてはいただけないと?」
その声は震えていた。警察にも、病院にも、既に相談してみたという。彼にとっては、
こんな怪しげな、俺のような商売をしていた人間でも、希望の光だっただろう。
「悪いね」
俺はそいつの顔に煙を吹きかけてやった。言葉より、態度で示したほうが話がはやい。
彼は露骨に顔をしかめ、無言で去っていった。

玄関のドアが閉まる音がした瞬間、男が口を付けなかった、卓袱台の上の湯呑みが宙に
浮き、俺の顔面目がけて飛んできた。
俺はそれを受け止め、卓袱台に置き直す。飛び散ったお茶だけはかわせず、服を濡らした。
息を呑む気配。

「……私が見えるの?」
「まあ、商売柄、ね。見えるようになったんだ」
俺は、女の霊が湯呑みを引っ掴み、投げつける動作を見ていた。殺人的なスピードだった。
キャッチできたのは、偶然に過ぎなかったが。

257 :本当にあった怖い名無し:2006/07/09(日) 11:37:03 ID:O0F+wvO40
「用がないならさっさと帰れ。ウチにあんたみたいなのがいると、ちょっとヤバいんだ」
「どうして、私を祓わなかったの?」
「なんだ、祓われたかったのか?珍しい霊もいたもんだな」
「質問に答えて」
「俺には祓う能力なんかないんだ。さっきの話、聞いてただろ」
「嘘」
嘘ではないのだが。祓ってくれるやつがごく身近にいるだけで。その謝礼金で、けっこう
稼いでいた時代もあった。

「どうでもいいけど。あの……あの人、他の人の所へ行くかしら?」
「他の? ああ、霊能者とか? んー、行きそーだなあ。ずいぶん、思いつめてたしな」
「そ、そう……」
女幽霊は不安げに眉をひそめた。気位が高そうなのに、表情を見られることにもう慣れて
いないのだろう、心境がノーガードで顔に表れる。
俺は頭を掻いた。まったく、こんなのがたまにいるから、商売を辞めたんだ。

「あのな、むこうにかまって欲しいのはわかるけどな? さっきの、湯呑み投げるみたいな
ことばっかやってたら、そりゃあダメだろ」
「そ、そんなことしてないわ!」
「…………」
「た、たまにしか」

258 :本当にあった怖い名無し:2006/07/09(日) 11:38:29 ID:O0F+wvO40
はあぁ、と俺は盛大に溜息をついた。たまに、でも、霊感のない人間にとっては一大事だ。
その態度で、女幽霊は縮こまってしまった。もとは人間なのだから、憑かれた男の思いは
わかっているだろう。
わかっているのに。

「好きなのか?」
「ば…っ!!」
俺は即座に湯呑みを取り上げた。女幽霊は目標を失い、フライングクロスチョップの体勢で
ずっこける。
んー、この辺の予測能力は、年の功ってやつだ。恨めしげな視線を受け流し、湯飲みを脇に
どける。
その時、玄関のドアが開く音がした。男が戻ってきたのか、と思ったが。

「今帰ったぞ」
とたとたとた、と軽い足取りで俺(たち)のいる居間へとやってくる。
ああ、まずいなこれ。でもどうしようもないや。ここ十年で、ほんとうに諦めがよくなった
と自分で思う。

赤い袴、小学生と見紛う容姿。
その目が、凄絶なほど剣呑な色を帯びて眇められる。
視線の先の女幽霊は、射竦められたかのように動けない。

259 :本当にあった怖い名無し:2006/07/09(日) 11:39:44 ID:O0F+wvO40
「ほう。またこんなモノを拾ってきおって」
冷たい声の矛先が自分に向いたのを察し、俺は慌てて手を振った。
「いや、こいつは俺に憑いてるわけじゃないから」
「そうか。では、よかろ。早めに追い出せ」

とたとたと台所へ向かう足音に、怒りが滲んでいるように思えた。彼女にとっては、生きて
いるものも、死んでいるものも同じと考えているふしがあった。それで何度殺されかけたか
しれない。
今回はやましい所はないんだけどなあ。覚悟だけはしておこう、などと考えていた。

「な、なに、あれ?」
女幽霊は、自らを抱くようにして震えていた。
「あぁ、俺の嫁」
「え? えぇえ!? ロ、ロリ―――」
「ロリコンちがうもん! 法的にロリちがうもん!」
どんなに言い訳したって、近所では変態扱いだ。俺がおかしいんじゃないのに! ふざけんな
幸せ家族め! だから娘さんを俺の目に触れないように背中に隠すのヤメてください!警察に
マークさせるのもヤメてくださいお願いだから!

260 :本当にあった怖い名無し:2006/07/09(日) 11:41:05 ID:O0F+wvO40
「あ、あんなのもいるのね……」
「あれで三十過ぎてるんだよ! 信じらんないかもしれないけど!」
「ちがう。あんなのがいるんじゃ、私なんてすぐ消されちゃうわよね」
「あ? ああ、そっちか。しょうがないだろ。どんなにがんばったって、この世との繋がりは
薄いわけだし」
「そうよね……」

ガンッ!! ガンッ!! ガンッ!! ガンッ!! ガンッ!!!
台所から、不必要なほど力を込めて、なにかを包丁でさばく音がしてきた。

「じゃ、じゃ、じゃあ、もういいかなっ? 俺の命にかかわるから」
「そ、そうね。お邪魔したわ。な、仲良くね」
「そっちもな」
女幽霊は寂しげに微笑み、次の瞬間には姿を消した。

俺は最後の紫煙を吐き出し、短くなった煙草を灰皿で揉み消した。

さあて―――言い訳の時間だ。
でも、どっちに?

少し悩んだあと、さっきの男に電話することにした。

261 :本当にあった怖い名無し:2006/07/09(日) 14:06:34 ID:K/OFs1060
>>249
ぐっじょーぶ

262 :本当にあった怖い名無し:2006/07/09(日) 18:56:02 ID:lbreiWYw0
途中に小ネタを入れたら引き摺られ、当初の予定とまったくの別物に。

IDをNG指定推奨。7レス予定。
な……なんでですか。どうしてこうなっちゃったんですか?(AA略)

263 :本当にあった怖い名無し:2006/07/09(日) 18:57:06 ID:lbreiWYw0
昨晩は雨も風もうるさいほどだったが、今朝は快晴のようだ。
カーテン越しに降り注ぐ日差しは暑いくらいで、良い一日を予感させる。
しかし通風のため窓を開けたところで、妙な物に気が付いた。
濡れたシーツのような布切れが、ベランダの手摺りに引っ掛かっている。

昨夜の風で飛ばされてきたのだろうか。処分に困りそうな大きさである。

……見なかったことにしよう。
顔も知らぬ一階の住人に、ごめんなさいと謝りつつ、それを下に落とす。

──── べしゃ、

そんな濡れ雑巾のような音がした。
行く末を見届けることもなく台所に向かう。
人間切り替えが大切だ。朝食を取って、出掛けるとしよう。

264 :本当にあった怖い名無し:2006/07/09(日) 18:59:11 ID:lbreiWYw0
朝の予感は正しかったらしく、とても良い一日だった。
やることなすこと全て良い方に転び、久々に気分の良い帰路となった。

どこまでも飛んで行けそうな青い空。
その日差しからユカイな何かが降り注いだりでもしたのだろうか。
ツイてるなんてものじゃない。不可能なんてないという程だった。
笑いながらハミングを口ずさみつつ、部屋のドアを開ける。
何せ絶好調の一日。大抵のことなら笑って受け止められる心境だった。

…………、
……さて、大抵、とはどの程度までを指すのだろう。

例えば、帰宅したら部屋の床がびしょ濡れだったことは許容範囲だろうか?
見知らぬ女性が、怨み晴らさでおくべきか、という形相で居座っているのは?
おーけい、落ち着け俺。ビークールだ。まずは状況整理。
カンタンだろ、こんなこと。

しかし思考はワープでループ。時間の果てまで飛んでいく。ぶーん。
改めて窓際に座る、見知らぬ女性に視線を戻す。

──女は、濡れていた

残念ながら、性的な意味では無い。
びっしょり、というほどではないが、じっとり、と湿っている。
取り込み損ねて雨に降られた洗濯物のような有様だ。生乾きである。
生乾きの洗濯物って、放っておくと臭いが大変なことになるんだよな……
そんな益体のないことを思いつつ、思考放棄を試みたり。
しかし、それを許してくれる女性ではなかった。

「あなた、今朝はよくもやってくれたわね!」
そう言って女は、透ける指先を俺に突き付けた…………透ける?

265 :本当にあった怖い名無し:2006/07/09(日) 19:00:29 ID:lbreiWYw0
──自称 “浮遊霊”
それが彼女のプロフィールである。
ちなみに今朝のベランダの濡れ雑巾が彼女だったらしい。

「自称じゃないっ! モノホンの浮遊霊よ!」
怒鳴る彼女……いや、霊ってところは認めるけどさ。
彼女の向こうに窓硝子が透けて見える。
半透明人間でないとするならば、霊と考えるのが無難だろう。
──しかし、

「浮遊霊って、浮いてるから浮遊霊って呼ぶんじゃないのか?」
ぺたん、と床に座り込む霊を、浮遊霊とは言わないと思う。

「仕方ないでしょう、濡れてるんだから!」
濡れて重くなっているから浮かない──そういう理屈らしい。
……どういう理屈だ。羽虫かお前は。
ていうか、霊って濡れたりするものなのか?
……濡れるんだろうな。目の前に実例がいるんだから。

「お前って、雨の日はいつもそうなのか?」
「まさか。いつもはちゃんと雨宿りをしてるわよ!」
……本当にこいつは霊なのだろうか?
どこかの実験室から抜け出した半透明人間なのではないだろうか。

何でも付近の霊的磁場とやらに引き寄せられて、抜け出せないらしい。
霊的電場や霊的重力、はたまた霊的弱い力、強い力も存在するのだろうか。
とにかくそういう理由で、昨夜はベランダで雨晒しになっていた。
で、今朝、俺に落とされ、復讐のために雨樋を伝って登ってきたとのこと。

……言うな。俺だってこんな与太話を信じたくない。
などと、誰にともなく弁解したくなる。

266 :本当にあった怖い名無し:2006/07/09(日) 19:02:07 ID:lbreiWYw0
「あー、ヘリウム吸ったら浮くんじゃないか?」
確かクリスマスに使った変声用ヘリウムガスが、どこかにあったはずだ。
「バカ言わないでよ。霊がそんなもので浮くはず無いでしょ!」
いや、断言しても良い。お前だったら絶対に浮く。

「気ままな根無し草が信条だったのに、何だってこんな所で……へっくし!」
「…………」
もはや呆れて言葉もない。
くしゃみは有害な物を体外に排出する防衛機構のはず。
霊もウイルスや杉花粉に負けるのか?
ならば霊能力者など不要。殺虫剤ならぬ殺霊剤を開発すれば良い。

そんな益体無いことを考えつつ、タンスに向かう。
中からバスタオルと適当なシャツ、ズボンを見繕い、放り投げる。
「……何よこれは?」
「タオルと着替え。いつまでもそのままってわけにはいかないだろう」

「…………」
どこか憮然とした表情でこちらを睨み付けてくる霊。
「いったい、何が目的よ」
「目的って……別に下心はないが」
「まさか! 人を二階から突き落とすような極悪人のくせに!」
「人って……お前、霊じゃん」
そう言えば二階から落ちてもかすり傷一つ無いとは、やはり霊のようだ。
俺が落としたのだから、触ることは出来るようだが。
……うーむ、物理法則の適用範囲の線引きが難しい。

「分かった! わたしの着替えをじっくりと視姦するつもりね!」
何故か勝ち誇ったように断言する霊。正直疲れる。

267 :本当にあった怖い名無し:2006/07/09(日) 19:03:24 ID:otgFdXUT0
挟んでくれ…。

268 :本当にあった怖い名無し:2006/07/09(日) 19:03:31 ID:lbreiWYw0
「別にお前の貧相な身体を見て、どうこうしたいとは思わないよ」
「〜〜〜〜っっ! ひ、貧相って、そういうことは見てから判断しなさいよ!」
見てからって、見るなって言ったばかりじゃないのか?

それに断言できる。
彼女はよく言えばスレンダー。悪く言えば貧乳だ。
……まあ癪なことに、決して魅力が無いというわけではないのだが。
もちろん、そんなことを口に出しては言わない。

「いや、貧相だろ」
「何よ、まるで実際に見たかのように!」
いや……見たも何も……

「──だって、透けてるし」

「?? …………、──っっ!?」
自分の身体を見下ろし、真っ赤になって腕で身体を隠す。
しかし無駄な努力。
腕も透けているので、うっすらとだが大事なところも見えたままだ。

白い服は濡れると透ける。
これは男性なら押さえておくべき必須事項だ。
最近は濡れても透けない白水着などもあり、嘆かわしいことこの上ないが。

「何したり顔で語ってるのよ!」
ばふん、と投げつけられたズボンが顔にぶつかる。
視界が戻ると、霊はバスタオルで前を覆っていた。残念……って何がだ。

269 :本当にあった怖い名無し:2006/07/09(日) 19:04:47 ID:lbreiWYw0
さて、目の前に座るのは身体を拭き、着替えも終わった彼女。
ちなみにその間、俺は廊下で待たされた。俺が家主なのに。
もういいよ、と言われ中にはいると、呑気にテレビなど見ていた。おい。

「で、これからどうするんだ?」
「どうするって、する事無いから寝るつもりだけど……まさかあなた──!」
「幸い俺はホモ・サピエンス以外に欲情しない」
馬鹿なことを言う前に、機先を制しておく。

「そうじゃなくて、俺が言いたいのは、いつまでここにいるつもりだ?」
「いつまでって……そんなことは風に聞いてよ」
風にって、頭が一年中ぽかぽか陽気の妖精さんかお前は?

「とにかく、ここの霊的磁場を上回る風が吹かなきゃ、どうしようもないのよ」
具体的にどの程度か訊くと、台風でもそうそう起きない無い数値を提示した。

「っておい! それまでうちに居座るつもりか?」
「それ以外にどうしろって言うのよ?」
「いや、それはマズイ! 何がマズイって、おまえ──!」
慌てて霊に詰め寄り、肩を掴む。
「きゃ! ちょっと、何とち狂ってるのよ!!」
「馬鹿野郎っ、そうじゃなくて──、」
ちょうどその時、

「やっほー♪ ご飯作りに来てあげたよー……って……あれ?」

買い物袋を片手に部屋の扉を開ける女性。
ちょうど良いというか、壮絶に最悪のタイミングでお隣のお姉さんの登場。
何を隠そう、俺が密かに憬れを抱いている女性だ。

そして現在の主観的状況、厄介な霊に詰め寄っている俺。
そして現在の客観的状況、女性を押し倒している俺。

270 :本当にあった怖い名無し:2006/07/09(日) 19:05:16 ID:otgFdXUT0
擦ってくれ…。

271 :本当にあった怖い名無し:2006/07/09(日) 19:06:43 ID:lbreiWYw0
「……ご、ごめんね。年頃の男の子だもんね。そういうこともあるよね……」
乾いた笑顔のまま、扉を閉めようとするお姉さん。

「──ま、待ってください! 誤解です!!」
「今までお邪魔しちゃってゴメンね。明日からは可愛い彼女に作ってもらって」

ぱたん、と無慈悲な音を立てる扉。
ドア越しに、びえーん、と子供のような泣き声が聞こえる気がする。
もちろん、がっくりと項垂れる俺に、それに気を回す余裕など無いのだが。

「……えーっと、よく分かんないけど、元気だしなよ」
「……誰のせいだと」
ぼそり、と我ながら恨めしい声が出る。

テレビは天気予報に変わり、この地方の梅雨明けの宣言を伝えている。

『今年は台風の発生も少なそう。水不足が心配です』
キャスターが呑気な声で、俺にとって絶望的なことを伝えてくる。

『この夏は晴れ晴れで、子供達にとってユカイな夏になりそうですね♪』

ああ、晴れたらどれだけユカイだろうよ。
──ちくしょう、この怨み晴らさでおくべきか。

272 :本当にあった怖い名無し:2006/07/09(日) 19:11:13 ID:Aswlw1vU0
これ何て涼宮ハルヒ?

273 :本当にあった怖い名無し:2006/07/10(月) 04:32:49 ID:CnKXgVxKO
何か長いし、くどいし…
読んでて疲れた(´・ω・`)

274 :本当にあった怖い名無し:2006/07/10(月) 04:42:10 ID:Xcl+l2Iz0
よし、じゃあ俺読んでないけど GJ!

275 :本当にあった怖い名無し:2006/07/10(月) 09:18:54 ID:RITf2upJO
萌えコピ保管庫から手繰って来ますた

作者GJ!

276 :本当にあった怖い名無し:2006/07/10(月) 11:43:36 ID:S50y3jyM0
こっくりさんやってておかえりくださいって言ったら
 い  い  え I)))
この寂しがり屋さんめ♥

277 :本当にあった怖い名無し:2006/07/10(月) 20:12:11 ID:Di8DADG00
おい、お前指動かしてんだろ

278 :本当にあった怖い名無し:2006/07/10(月) 21:16:36 ID:Md1RLiGsO
ごめんなさい><;

279 :本当にあった怖い名無し:2006/07/10(月) 22:54:51 ID:+ceN5OwZO
>>276
ヒント:ガチで恐い話の可能性

280 :本当にあった怖い名無し:2006/07/11(火) 00:25:57 ID:K4pWKshdO
ほしゅage

281 :本当にあった怖い名無し:2006/07/11(火) 23:25:21 ID:3Py+n20+0
何か急に寂しくなったね

282 :本当にあった怖い名無し:2006/07/12(水) 06:18:31 ID:1pFfeg6sO
みんな疎開しちゃったのかなぁ?




283 :本当にあった怖い名無し:2006/07/12(水) 07:43:19 ID:FLfPMQJ30
暑いからな。避暑してんだろ


284 :睡眠難1/2:2006/07/12(水) 13:54:38 ID:QjHBsDZh0
「あーもー暑すぎて眠れねぇ…」
「クーラー買えばいいじゃないの」
「我が家の食生活を見てそんな余裕があるように見えるか?」
「もっとしっかり稼ぎなさいよ」
「お前が居るから要らん金がかかるんじゃねえか」

「生き物だもの。当たり前でしょ?」
「生きてねえだろ」
「もともとはちゃんと生きてましたー」
「はいはい」

幽霊ってのが飯を食ったり風呂に入ったりするとは思わなかった。
いや、そもそも存在自体信じてはいなかったが…
それでもこいつは目の前に居るし、飯を食うし、風呂にも入る。
人間には触れないくせに何で他の物は触れるんだよ畜生。

「おまえはいいよなー」
「何がよ」
「暑くないだろ?なんか体からひんやりした空気出てるし」
「幽霊だもの」
「さっきは『生き物だもの』とか言ってたくせに…」
「羨ましい?でもだからって自殺なんかしちゃだめよ?」
「んなことぐらいで死ぬ訳ねえだろ」

285 :睡眠難2/2:2006/07/12(水) 13:55:39 ID:QjHBsDZh0
それから暫らくベッドで横になってみたがやはり寝付けない。
それでも明日は朝からバイトだ。無理にでも寝ておかないと…
その時、手に何か冷たい物を感じた。

「何だ…?って、お、お前何を…」
「べ、別に何って訳じゃないわよ。たまにはベッドで寝てみようかなって…
 お互い触れないんだから邪魔にもならないし別にいいでしょ?」

「…もしかして俺がさっき暑くて寝付けないって言ったから?」
「そ、それは結果的にそうなっただけで私はただベッドで寝たかっただけで…」
「いや、確かに涼しくはなったけど…」
「何よ、なんか不満でも?」
「いや…」

こんな状況じゃ余計眠れねえっつうの

286 :本当にあった怖い名無し:2006/07/12(水) 14:52:38 ID:SVW4jDhO0
うはw添い寝ウラヤマシス

287 :本当にあった怖い名無し:2006/07/12(水) 23:59:46 ID:XgluoS5DO
萌え不足な話しか作れない…orz
猫の作者は暫く旅に出ます。

288 :本当にあった怖い名無し:2006/07/13(木) 02:29:30 ID:uf1Q931bO
さりげなくGJ

289 :引退記念@:2006/07/13(木) 02:31:10 ID:H8PfXQTPO
小娘「皆様、お久しぶり!『俺と小娘』シリーズの小娘、こと佐藤良美です」
 
ハンター「同シリーズより、ツンデ霊ハンターだ。33歳、無職、独身!」
小娘「えぇー、作者引退を記念いたしましての特別パーティー!僭越ながら私達がご案内いたします」
ハンター「ツンデ霊キター―(゚∀゚)―――ッ!」」
 
小娘「働けよ!…失礼しました。まずは【正統派・ツンデ霊チーム】の間にご案内です」
 
ハンター「メンバーは
『私とファイト13』義姉
『私とファイト15』佳多奈
『俺と悪霊』悪霊
の三名…って少なっ!!」
小娘「あたしもこの部類なんだからねっ!」
 
悪霊「でも義姉は違うじゃん!ジェノッサーイッしてるじゃん!非難号々だったじゃん!」
義姉「あぁ、あれは浩平に自殺を思い止まらす為ですもの。作者が書き忘れただけで」
佳多奈「…本当かなぁ?」
 


290 :引退記念A:2006/07/13(木) 02:32:56 ID:H8PfXQTPO
義姉「それより悪霊さんこそこの場に相応しくないでしょう?」
悪霊「何でよっ?!」
義姉「もしシリーズ化してたら…貴方は実は財産狙いの伯父に雇われいて主人公の精気を吸い取って殺す予定だったのよ!」
 
悪霊「え゙?」
義姉「良かったわね、作者が続きを書き上げる前に引退して」
悪霊「嘘だーッ!嘘と言ってー!」
 
小娘「えぇー、暴露はそれ位にして…代表の佳多奈さん一言!」
 
佳多奈「今までお付き合い頂き、ありがとうございました。
私達はいなくなりますがツンデ霊は永遠に不滅です!
皆様のツンデ霊話を楽しみにしています」
 
小娘「では次は【人外派・妖怪、神チーム】行ってみましょう!」
ハンター「このチームは
『祟り神様シリーズ』祟り神様
『淵のヌシ様』ヌシ様
『雪女の災難』雪女
『ツンデレ邪神シリーズ』バースト&シュゴス+ナイアルラホテップ、アザトーデス、ヨグ・ソトス、ハスター
『牛頭人身の女』ミノタウロス嬢
『妖怪あかなめ』あかなめの11名…って正統派の倍以上じゃねぇか!」
小娘「作者の嗜好が丸分かりね」


291 :引退記念B:2006/07/13(木) 02:34:27 ID:H8PfXQTPO
 
旧世界の神々「ま、我々はオマケのようなモノだがな…別にいいけどね…(ウジウジ)」
ミノタウロス「いいじゃない、私なんて駄洒落要員よ…」
あかなめ「俺なんて一発ネタだよ…」
 
雪女「大体私、ツンデレじゃないのに!ハンターどものせいで!」
 
バースト「ふふーん♪ツンデレ神はあたしとシュゴスだけで十分にゃ!」
ヌシ様「いや、あなたでは不適格だ
まるでなっちゃいない」
 
バースト「にゃにぃ?
あたしに何が足りないっていうにゃ!?」
ヌシ様「腐敗が足りない。ツンデレ神度=ゾンビ度は定説だ」
バースト「そ、そうにゃの?は、初耳だにゃー」
ヌシ様「と、いう訳で我らの代表は祟り神様だ。さぁ締めのお言葉を」
 
祟り神様「うむ、愚にもつかぬ書きなぐりで、さぞや迷惑であったろう。
お詫びをする。
皆よ、どうか過疎化に負けず錬磨し精進して欲しい
さらばだ」
 
小娘「さて、最後に残ったのは…アソコね…」
ハンター「ああ…【異端派・色モノツンデ霊チーム】か…」
 
小娘「最大、最凶、最悪、最低の暴虐チームだからちょっと怖いわ」
ハンター「頭数もハンパねーし」
小娘「少し時間を置きましょう…皆様しばらくお待ち下さい」

292 :本当にあった怖い名無し:2006/07/13(木) 03:27:25 ID:KsenegdTO
NOW GENOCIDING...

293 :本当にあった怖い名無し:2006/07/13(木) 09:51:56 ID:L8AZAdgk0
ぱんつ脱いで待機中...

294 :本当にあった怖い名無し:2006/07/13(木) 10:52:43 ID:iCvJ/K3O0
引退とか言ってるのは『ツン』なんだろw

そうなんだろ?


そのうち『デレ』っと再開するんだよなっ

295 :本当にあった怖い名無し:2006/07/13(木) 21:05:27 ID:ylnLGu8T0
引退って何ぞやああぁぁぁぁ!
小娘シリーズ作者!俺はおまいの作品大好きなんだ!
ツンデ霊にひねりのきいたボケを加えたおまいの物語をもっと読ませてくれよ!
引退するなんて、そんな寂しいこと言うなよ!

296 :引退記念C:2006/07/13(木) 21:38:23 ID:H8PfXQTPO
小娘「そろそろ大丈夫かしら?
【異端派・色モノツンデ霊】チーム行ってみる?」
ハンター「忘れていたが【キワモノ派・楽屋オチ】チームはいいのか?」
 
小娘「たしか『幽霊を捕まえる』『ツンデ霊ハンターズ定例会議』『ツンデ霊座談会』とか?
別にいいでしょ、放っといても。楽屋オチだし」
 
ハンター「じゃ、異端派いくか。メンバーは…
『私とファイト1〜12』範馬雄子・範馬ジャクリーン・範馬刃子
『道連れ2』死んだ彼女
『私とファイト14』桜
『エロエロ!地縛オネェさん』オネェさん
『私とファイト16』部屋憑き霊
『私とファイト17』拝み屋
『超弩級のS』シリーズ、S子
『KKK』白覆面
『オヤジ狩り』ジュン
の11人か」

297 :引退記念:2006/07/13(木) 21:39:52 ID:H8PfXQTPO
小娘「ジェノッサァァーイッ率は42%、傷害率は92%
殺傷率は27%
殺人・傷害・窃盗・監禁・婦女暴行・恐喝などの前科持ちがほとんどね」
 
ハンター「どうみてもドキュソです。本当にありがとうございました。」
小娘「この部屋に集まっているので覗いてみましょう…そろーり、そろそろ…」
 
雄子「雑魚どもがッ!
10秒で皆殺しにしてくれるわッ!」
ジャクリーン「デレレレレッ、ツーン!」
刃子「いやぁ!死ぬぅ!」 
 
白覆面「有色人種なんて滅んじゃえ!白人バンザーイ!」桜「キモイんだよ!ジェノッサァァーイッ!!」
 
S子「…なでなでしろ
しないと…殺す」
拝み屋「大丈夫、俺に任せて…ジェノッサァァーイッ!」
 
ジュン「なめてんじゃねぇぞぉ!ババァどもが!」
オネェさん「ウフフフフ、お姉さんがやさしーく吸い尽くしてあげるわよ」
 
死んだ彼女「殺殺殺殺殺殺殺殺殺…ッ!ヒャッハァッ!」
部屋憑き霊「拳は強く強く握り込むのよ、でないと骨を痛めてしまうわ。ジェノッサァァーイッ!」

298 :引退記念E:2006/07/13(木) 21:41:26 ID:H8PfXQTPO
小娘「((((;゚д゚))))」
ハンター「なにこの無法地帯WWWW」

小娘「血どころか眼球や折れた歯が飛び散ってるわ…まさに阿鼻叫喚の修羅地獄!」
ハンター「実際ツンデレどころか霊じゃないのが多いからな」
 
雄子「このままでは終わらんぞ―――ッ!!!」
 
本当のツンデ霊はこれからだ!
第二部・完
 
小娘「いや、今度こそ本当に終わりだってば」
ハンター「しかしこうしてみると結構な数だな」
小娘「作者、仕事サボりまくって書きまくったからねーおかげで転勤だなんて笑っちゃうわ」
ハンター「笑い事じゃないだろ!」
 
小娘「まぁナニハトモアレ、楽しかったです。
皆さんのおかげで続けられました。
またどこかで会いましょう!
ではさよーならー」


299 :本当にあった怖い名無し:2006/07/13(木) 21:48:39 ID:KsenegdTO
ああ、逝ってしまった…

300 :本当にあった怖い名無し:2006/07/13(木) 22:44:45 ID:L9XLERfj0
転勤っておいおいお(ry

301 :本当にあった怖い名無し:2006/07/14(金) 20:29:50 ID:sTPEI8yC0
良いファイターだったのに…

302 :ツンオレ:2006/07/14(金) 23:18:24 ID:9GkidtTHO
そうか、いっちまうのか………
最後に、おまいに言っておきたい事があったんだ……

俺な、あの、俺、あの………



















俺と、ファイトしてくれ。

303 :ゴング:2006/07/14(金) 23:45:36 ID:zpW9CGyT0
カーン!

304 :本当にあった怖い名無し:2006/07/14(金) 23:51:26 ID:EwB626y9O
カッとなって書いた。
今では反省している。

俺「何で俺に憑いたんだよ…?」
ツン「……理由なんて無い」
俺「誰でも良かったってことかよ?」
ツン「……そうゆう訳じゃ無い」
俺「あぁ?じゃあなんで…」
ツン「……暖かいから…」
俺「は?」
ツン「……貴方と居ると心が暖かいから…」
俺「この部屋クーラーついてないからなぁ」
ツン「そうじゃない」
俺「うぉ!いきなり寄って来んなよ!」
ツン「///」
俺「しょうがねえなぁ、…今夜だけだぞ?」
ツン「……今夜だけじゃ、…やだ」
俺「贅沢言うなよ…」
ツン「じゃあ、…キス…してくれる?」
俺「はぁ…、ったく」
ツン「んぐぅ!…ん」
俺「ふぅ…、これでいいか?」
ツン「まだ…おやすみのキス…、して?」
俺「………」

今では朝5回、晩10回のキスが義務づけられています。


305 :本当にあった怖い名無し:2006/07/15(土) 02:05:29 ID:G27OHKrM0


306 :野良猫 ◆.ANGEL.1WY :2006/07/15(土) 02:23:45 ID:Led1e88xO
帰るベキところ、思い出したんだにゃん!
いかなきゃいけないんだにゃん!
って感じぃ勝手だよね。、でも迷子になってただけなの、だから、ごめんなさい。

307 :本当にあった怖い名無し:2006/07/15(土) 10:10:27 ID:r776j97I0
>>304
そのツンデ霊、どこで売ってますかw

308 :本当にあった怖い名無し:2006/07/15(土) 10:26:42 ID:2pAVOL4nO
何処かで10カウントゴングが・・・

309 :本当にあった怖い名無し:2006/07/15(土) 15:09:16 ID:TO7MuzVv0
VIPのエロゲ製作スレでツンデ霊が候補に挙がってるようだ。
支援投票してくれたら実現するかも。

投票ページ
ttp://www2.azaq.net/free/vote/vote.cgi?usagi71

企画が上がってるスレ
http://ex16.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1152799173/l50


310 :本当にあった怖い名無し:2006/07/15(土) 15:42:17 ID:ITBNtQUP0
悪いがVIPは嫌いなんだ。

311 :本当にあった怖い名無し:2006/07/15(土) 15:59:23 ID:G27OHKrM0
ツンデ霊よりも今はレポート書かなきゃならん…
作業としては同じなのにこのめんどくささは何なんだ

312 :本当にあった怖い名無し:2006/07/15(土) 16:27:28 ID:5MP4sLGa0
そのレポートをツンデ霊風に改変してup

313 :本当にあった怖い名無し:2006/07/15(土) 17:22:36 ID:Z0ht7ngNO
ツンデ霊と萌えの相関関係に関する考察について、
レポート用紙十枚程度に纏めて来週の講義で提出しなさい

314 :本当にあった怖い名無し:2006/07/15(土) 22:39:53 ID:y3Jjv13MO
このスレをみると乙一の失なわれる物語に集録されてる、幸せは子猫のかたちを思い出す
ツンデ霊ではないけど

315 :本当にあった怖い名無し:2006/07/16(日) 05:25:17 ID:rWl0qMKX0
311じゃないが、丁度俺も民俗学でレポートが出てるんだ。
一応霊だし、ツンデ霊について書いても別に間違っちゃいないような気がしてきた。
単位欲しいから普通に書くけど。

316 :本当にあった怖い名無し:2006/07/16(日) 13:06:49 ID:x/DH2oNcO
教授「ツンデ霊とはなんですか
おまい「普段は人に厳しく当たるけど、二人ッキリになったらデレデレしてくる
座敷わらしみたいなものです
東北でもわりと見られます

317 :本当にあった怖い名無し:2006/07/16(日) 15:44:52 ID:fhyWk7At0
やっぱツンデ霊が登場しない文章を投下するのはまずかったりするのか?
もしまずいのであれば、どこか心霊文章を投下できるスレを教えてくれると助かる。
教えてちゃんですまん。

318 :本当にあった怖い名無し:2006/07/16(日) 20:00:08 ID:Y9YwmJjcO
オマイの話がどんなんだか知らんが単に自虐で
「ツンデレになってないです><;」
とか言ってるだけなら別に気にする必要は無いと思われ
萌系じゃない話はスレ違い

319 :本当にあった怖い名無し:2006/07/16(日) 21:32:41 ID:fhyWk7At0
そうか、解答有難う。出直してくるよ。

320 :本当にあった怖い名無し:2006/07/17(月) 00:39:09 ID:C8OPr9Yf0
萌え系がスレ違いとは今まで一度も言われていないと思うが

321 :本当にあった怖い名無し:2006/07/17(月) 00:39:41 ID:C8OPr9Yf0
間違えた
萌え系じゃないのがスレ違い、だった

322 :本当にあった怖い名無し:2006/07/17(月) 01:08:18 ID:xwQLsEliO
最近引退した某職人のジェノサーイさえ、スレ違いとは言われなかったしね

323 :本当にあった怖い名無し:2006/07/17(月) 02:01:34 ID:3oqkb/jG0
萌え系じゃないとダメなんかよ
俺もオワタ

さよならバイバイ
元気でいてね

324 :本当にあった怖い名無し:2006/07/17(月) 03:04:22 ID:Fx36Kur0O
べ、別にアンタがいなくなっても寂しくなんかないわよ!

ただ……そう、このスレを保守する人がいなくなって、
スレが落ちると他の人が困るから……それだけなんだからね!!

みたいなレスでさえスレ違いでないというのに……

325 :本当にあった怖い名無し:2006/07/17(月) 03:04:46 ID:VaqMZTKt0
>>323
うるせぇ馬鹿!うだうだ言ってねぇで早く投下しろカス!!
どんな作風でもお前の雑談よりゃマシだ

326 :本当にあった怖い名無し:2006/07/17(月) 03:10:48 ID:5orVZlLS0
滅び行く運命だ。もう諦めろ。

327 :318:2006/07/17(月) 03:13:09 ID:Tr+ipnOYO
ガチのホラーとかじゃなきゃ別にいんじゃね?位のつもりだった
過疎スレでスレ違いスレ違い言ってても不毛なだけだし



だが自虐はうぜぇから逝ってよし

328 :本当にあった怖い名無し:2006/07/17(月) 03:15:19 ID:zkjvX0P60
>>327
俺はお前の方が要らないかな。

329 :本当にあった怖い名無し:2006/07/17(月) 03:19:20 ID:zkjvX0P60
なんつってる俺も要らねえか。去るよ。

330 :本当にあった怖い名無し:2006/07/17(月) 03:28:43 ID:VaqMZTKt0
じゃぁ俺が投下するよ
今始っめから練ってる最中だから、まぁ速度は期待せずに待ってろ


但し、無いよりマシ、程度だからな?期待するなよ?

331 :本当にあった怖い名無し:2006/07/17(月) 03:33:23 ID:U71d6LHi0
あんまり自虐してると怒られるぞw

期待してます頑張って

332 :85pesOZL0 ◆R3njUnFnKM :2006/07/17(月) 04:47:10 ID:VaqMZTKt0
そろそろ帰ってくる頃かな…
…部屋、こんなに暗くて足元大丈夫かな…

…あっ…帰ってきた?!
……おかえり♪
疲れてるみたいね……先にお風呂入ってきなよ…

…この豚汁、自分で作ったの?すごぉい♪
  うん、温めておくね♪
早くお風呂入って来てっ♪しっかり疲れをとらなくちゃ、ね…

…あれっ、もう出てきたの?
  しっかりあったまったのかなぁ…心配だよ…
…あぁ、うん、あたしが火を止めといたよ……ダメだった?

……怒ってるの?
  …なんか怖いよ?
…ごめんね……なにか怒らせちゃったかな…?
  ……ちょっと大人しくしてるね……

……
  ……

…寝ちゃった…の……?
  ……そんなところで寝たら…風邪引くよ?
…どおしよ……
  まったくぅ……
…よいしょ、よいしょ…
  ふぅ、ちゃんとベッドで寝なさいね♪

……それにしても可愛い寝顔(笑)
  …えへっ♪添い寝しちゃお♪

333 :85pesOZL0 ◆R3njUnFnKM :2006/07/17(月) 04:48:37 ID:VaqMZTKt0
ウチさぁ、最近ヤバイかもw
こないだの金曜めっちゃ疲れてバイトから帰ったらさぁ、外から見ると消したはずの部屋のミニ電球が付いてんの。
いつも紐じゃなくてスイッチで消しているから、onかoffの状態しかありえないんだよな。
彼女もいないしさぁ、実家から親が来るとも聞いてない。
普段なら理由が判るまで放置しないんだけど、そんときはマジで疲れてたからそのままにしたんだわ。
まぁこんな時間に帰ってくるといつも部屋の中は真っ暗だから、手探りでスイッチとか探す手間が省けたかぁ、ってくらいでw

んで、シャワー出てから食おうと思って、前の夜作り置きしておいた豚汁に火を入れたんよ。大学の一人暮らしじゃメインだけ作れれば良いほうだろ?
で、手早くシャワー浴びて出てくりゃイイかなと思って火にかけたままシャワー浴びて出てきたらその火が止まってんのね。
いや、加熱でガスが勝手に止まった訳じゃなくてコックが「止」に回ってるの。

なんとなく雰囲気おかしいだろ?今までこんなこと一度も無かったんだぜ?
オレ、こういう時ってなんだか期待しちゃうんだわ、つぎ何が起こんのかなってさw
少しの変化も見逃さないように、かなり気を張って観察したわけ。

でも案の定期待してると何もおこらねぇのなぁ
疲れてることもあって10分くらいで飽きちゃって、飯食いながら録画してたビデオ見てたら眠くなってそのままソファで寝ちゃったわけ。

…で。
気づいたらベッドで寝てんのよ…。
普段のオレを知ってるだろ?絶対そんな器用なコトは出来ないw
で、今朝までずぅっと背中に気配を感じるんだ。
お前ならソッチ系が見えると思って…

え?何?…
肩に女の…霊が…居る…?
うあぁぁぁぁくぁwせdrftgyふじこlp;@


……え?美少女?

…まぁ……いっかw

334 :本当にあった怖い名無し:2006/07/17(月) 04:52:12 ID:VaqMZTKt0
お久しぶりの構ってちゃんでした。酉忘れちゃったw
主人公に姿を見せないのがツンってコトで。

335 :本当にあった怖い名無し:2006/07/17(月) 05:45:26 ID:gdg6afi5O
まとめサイト見たら、萌え系だけじゃなくて泣かせ系もたくさんあるから、
萌え系じゃなくても良いと思ってたよ。

336 :本当にあった怖い名無し:2006/07/17(月) 05:55:18 ID:rDiDd5Aq0
萌系じゃない話はスレ違い

    ↓

ガチのホラーとかじゃなきゃ別にいんじゃね?位のつもり


らしいよ
全然違う意味に見えるけどな

337 :本当にあった怖い名無し:2006/07/17(月) 09:40:13 ID:oEnop+g90
・・・一番どうでもいいのだけ残ってんじゃねえか

338 :本当にあった怖い名無し:2006/07/17(月) 10:23:11 ID:lbX3lq830
あせらずに職人の降臨を待とうや。
それまで、保守隊にまわるよ。

339 :本当にあった怖い名無し:2006/07/17(月) 10:28:51 ID:OrsXymtZ0
お前等って残酷だな

340 :本当にあった怖い名無し:2006/07/17(月) 10:58:02 ID:F7WFSnKb0
腐臭が耐え難いだけ

341 :本当にあった怖い名無し:2006/07/17(月) 11:07:43 ID:u7Mun/Sp0
ちょっと待て。
>>337-340はどれに対して言ってるんだ。

342 :本当にあった怖い名無し:2006/07/17(月) 11:57:46 ID:OV4gZFNAO
>>333以外の対象はないと思うが

343 :本当にあった怖い名無し:2006/07/17(月) 12:11:35 ID:zS7+laFV0
あいつが下劣
こいつが馬鹿
文句ばっかり並べやがって
どこへ行っても臭いなら
そりゃお前自身の匂いだろ

344 :本当にあった怖い名無し:2006/07/17(月) 13:20:16 ID:A3drnF+AO
>>343
あんまり自分を卑下するなよ

345 :本当にあった怖い名無し:2006/07/17(月) 16:49:31 ID:AzzIDEDs0
ここらで溜め込んだデレが爆発

346 :本当にあった怖い名無し:2006/07/17(月) 16:53:46 ID:Qr+gwT5G0
>>125-128 ちょっと見てなかった間にこんなオレ好みの話がー!
よかったら続きをおながいします マジで

347 :本当にあった怖い名無し:2006/07/17(月) 17:36:09 ID:P5mwMbhW0
>>343
何気に反省する俺ガイル

348 :赤猫:2006/07/17(月) 20:18:43 ID:lQOBSLIv0
化け物「キンザの弾はあと1発〜」
ズドォ−ン
    「・・・」

キンザ「・・・どうやら追い払えたようじゃな
     しかし弾を全部使ってしまっては猟もできんし・・・
     久し振りに早く帰ってタマとでも遊んでやるか」

タマ (オシゴトノジャマシテゴメンナサイ…) 
    (デモキンザサイキンオシゴトバッカリデゼンゼンカマッテクレナインダモン)
    (ボクスゴクサビシカッタンダカラ…キョウクライハ…イイヨネ?)

349 :本当にあった怖い名無し:2006/07/17(月) 20:43:05 ID:gdg6afi5O
投下しても、やれスレ違いだなんだと言われるんだから、投下しにくいよね。
つーか、萌えなきゃだめなの?>>1には書いてないよ?

350 :本当にあった怖い名無し:2006/07/17(月) 21:16:09 ID:lbX3lq830
まあ、オカ板だからねぇ。
『萌え』、『泣き』、『ほのぼの』とか・・・
人によってツボは違うと思うのだが、
どこか、【はぁと】をツツイテくれるポイントがあれば
良いと、おいらは思うのだが、
いかがなものだろうか
ここは【ツンデ霊】だし・・・

351 :本当にあった怖い名無し:2006/07/17(月) 22:28:26 ID:gdg6afi5O
>>350
同意。
『萌え』でも『泣き』でも『ほのぼの』でも、
ツンデ霊でさえあれば良いんじゃないかと思う。

352 :本当にあった怖い名無し:2006/07/18(火) 00:39:04 ID:EArIa7G7O
鮫島事件には謎が多い、5年経った今でも多くの情報が封印されている。
先日ようやく一部の情報が公開された。
私はそれだけでは飽き足らず出所不明の裏情報にまで手を出した。
 そして私はすべての資料にある共通点を発見した、
そこに書かれていた「鬼神」という単語、そしてその単語を指し示す一人の少女の存在。
 私は事件の真相を知ると思われるこの少女の存在をを追った。

353 :本当にあった怖い名無し:2006/07/18(火) 01:46:55 ID:QxxD/XVQ0
投下したらしたで今度は>>337とか>>340みたいな事言われるんじゃ
そりゃ書く人もいなくなるって話だよ

354 :本当にあった怖い名無し:2006/07/18(火) 02:11:58 ID:HEMIygTt0
作者って今どれくらいいるんだろうな

355 :85pesOZL0:2006/07/18(火) 02:14:12 ID:srM3keMB0
オレなら全く気にしてませんがw
でも他の人、特に新人さんにはよくない雰囲気だよね

オレのもプレゼンテーションとかのアドバイス欲しいんだけどなぁ?

356 :本当にあった怖い名無し:2006/07/18(火) 02:20:16 ID:I1fkUrub0
>>355
お前強いんだな。カッコいいよ。
初めて投下した人には致命傷になりかねないぞ。

357 :85pesOZL0:2006/07/18(火) 02:32:23 ID:srM3keMB0
>>356
いやいやそれほどでもw
でもあえて新人さんにアドバイスするなら、
「作風が認められて求められるまで、コテと酉はやめておけ」
ですかねぇ?w

オレpart3までは居たんすけどコテ・酉無しだとみんな優しいのねw
多くのgjコールも貰いましたともw

先週末にまた見させてもらってつい出来心で名乗ってしまいました。
また名無し戻りますとも、ええw

358 :本当にあった怖い名無し:2006/07/18(火) 02:44:08 ID:FtvHanH30
>「作風が認められて求められるまで、コテと酉はやめておけ」

単に出しゃばらなければいいだけのことじゃないの。
お前は他のコテさんに比べて、作品以外のところでうるさすぎたから叩かれた。
ねらーの多くはお前みたいな構ってちゃんが大嫌いだからな。俺もだが。

359 :本当にあった怖い名無し:2006/07/18(火) 02:53:59 ID:srM3keMB0
そうやって構うからイクナイ!
2人称を使って会話とかせずに
華麗にスルー汁!

360 :本当にあった怖い名無し:2006/07/18(火) 03:11:03 ID:T9hhqdbSO
>>354
> 作者って今どれくらいいるんだろうな

ノシ

投下し易い空気に変わるのを待ってますw

でも、自分のシリーズは求められてないかもしれん…orz

361 :ある男の見解。 ◆VC3/0IaBbQ :2006/07/18(火) 04:33:45 ID:MnRdA92W0
「馬鹿ー!!」
「わぁっ!?」
 朝からうるさい同居人、アパートに住み着いている幽霊だ。
 追い出したくても追い出せない。そこらへん、かなり大変だ。
 なんと言っても、怒りやすい。
 今回はなんで怒ってるかと言えば、ホラー映画を見せたから。
 馬鹿みたいな話だが、幽霊がホラー映画を怖がっているのだ。
 ああ、馬鹿みたいだ。
「怖いじゃない・・・面白くない・・・怖いよー・・・・・」
 こんな風に、怖がっている。
 まぁ、これが凄まじく可愛いから良いんだが。
「ぐすっ・・・だいたいね、あんたの趣味は変!」
「恐怖映画が好きにはちゃんとした科学的根拠があるんだぞ」
 なんでも脳内で、ホラー映画を見るとノルアドレナリンだったかは覚えてないが、
 とにかく何かが出てくるのだとか。まぁ、
「そんなの知らない!!」
 こいつには、何を言っても意味が無いように思えるが。
「・・・まぁ、悪かった」
「ぐすっ・・・そんなこと言っても、許してあげないんだから・・・。
 でも・・・今度、面白い映画一緒に見てくれたら許してあげる・・・」
 なんだかんだで、俺はこいつを気に入っている。
 幽霊だけど、一人の女の子として。

362 :ある男の見解。 ◆VC3/0IaBbQ :2006/07/18(火) 04:37:41 ID:MnRdA92W0
名無しで殴りこんだのも含めて、久しぶりの投稿です。
VIPのローゼンスレで書いたり、
学校で友達の成績表偽造したりで書く暇無かったからなぁ。
久々に書くと結構、腕落ちてるなぁ・・・。

>>360
空気なんて関係ないですよ。
投稿したいようにしたらOKです。

363 :本当にあった怖い名無し:2006/07/18(火) 05:15:26 ID:XyLev7mu0
・・・一番どうでもいいのだけ残ってんじゃねえか

364 :本当にあった怖い名無し:2006/07/18(火) 05:59:32 ID:ITSB5aG+0
さすがVIPPER。
空気が読めない。

365 :本当にあった怖い名無し:2006/07/18(火) 06:23:47 ID:6A//rXgQO
だからスルーしろと
反応するから勘違いが湧く
スレタイがスレタイだけに尚更

366 :VIPPERだけど空気読んだよ:2006/07/18(火) 09:58:50 ID:5HEXnFyZ0

            ザ・ワールド!!


367 :本当にあった怖い名無し:2006/07/18(火) 13:35:57 ID:o8ebdg8P0
所詮は腐れVIPPERか

368 :本当にあった怖い名無し:2006/07/18(火) 14:11:49 ID:fhOVlOtm0
素朴な質問。
あちこちでVIPPERが嫌われているのはなぜ?

369 :本当にあった怖い名無し:2006/07/18(火) 14:17:54 ID:ip7/P4iF0
>>68
1.VIPPERがはしゃぎすぎるから
2.とりあえずVIPPERを批判しとけばいいという短絡的な人がいるから


370 :本当にあった怖い名無し:2006/07/18(火) 14:25:05 ID:zne1pwgp0
まー言動がガキだからでしょ。
色んなトコ荒らしまわってるしね。

371 :本当にあった怖い名無し:2006/07/18(火) 14:55:14 ID:kAXt1yH+0
知能が小学生だからな

372 :本当にあった怖い名無し:2006/07/18(火) 16:06:33 ID:fhOVlOtm0
最近は小学生のほうが(ry
そんなこと言ったら小学生にし(ry

まあ、いろんな人がいるということか。
で、どこがツンデ霊?

373 :本当にあった怖い名無し:2006/07/18(火) 16:10:28 ID:Z1dITPb1O
>>372
お前の後ろに立っているのがツンデ霊

374 :本当にあった怖い名無し:2006/07/18(火) 21:22:42 ID:jYRz8s0c0
霊「私メリーさん、今貴方の下にいるの・・。」
俺「こんなときくらい、そういうこと言うのやめろよ」



      隣人
    |   ↓               \
    |  ('A`)           ギシギシ
   / ̄ノ( ヘヘ ̄ ̄        アンアン/

375 :本当にあった怖い名無し:2006/07/18(火) 22:16:03 ID:83SX7tDWO
殺伐とした空気を誰か払拭してくれ、片栗粉Xで。

376 :何かがしたたるいい幽霊:2006/07/18(火) 23:11:58 ID:HEMIygTt0
「片栗粉Xは…ひっひっひ。練れば練るほど色が…変わらないなあ…」

「何やってんだ?」
「!!」

「あーっ!おまえまた食い物おもちゃにしやがったな!」
「きゃーっ!ごめんなさいごめんなさいごめんなさいぃ!」

「謝るなら最初からするなよ毎度毎度…片付けとけよそれ」
「はーい…」

「はあ…なんで彼女すらいないこの俺がこんな親の真似事しなきゃならんのだ…」

「きゃーっ!!」
ガッシャーン!

「おいおい…」

「うう…ご、ごめんなさい…」
「こ、これは…」
片栗粉を溶かした水を頭からかぶって…
(…エロい!)

「…どうしたの?」
「GJ」
「え?」
「いや、なんでもない。とにかく片付け続行!」
「はーい」

「ま、まあ親の真似事もそんなに悪くないかな」

377 :本当にあった怖い名無し:2006/07/19(水) 19:15:04 ID:wCVGC+jcO
VIPPERは全員ツンデ霊だと妄想してみる

あるマンションに自縛ツンデ霊が幽霊に怯えて立ち去った住民が放置していったパソコンを動かした…

VIPで寂しさを紛らわすツンデ霊
煽られて半ベソかくツンデ霊
エロ画像を見て未知の感覚を感じドキドキするツンデ霊

そうしたツンデ霊たちによってVIPは構成されているのである。

378 :彼の手記(一):2006/07/19(水) 20:17:20 ID:PzvKTRg8O
妙な事があったので書き留めておきたい。

私はもの書きの真似事で毎日の暮らしを立てており、一日中文机の前に齧り付いていることも珍しくない。
しかしこの季節の頃はどうにも暑い。原稿用紙に認めたはずのインクもなかなか乾くものではないくらいだ。
頭の回転も益々鈍ってしまって、結局汗を掻き掻き縁側に退散と相成る。
縁側は風が良く通るのだ。昼を過ぎれば良い具合に影が出来て、格好の避難場所となる。
家は草っぱらに臨んでいて、縁側からは丁度その草っぱらを一目に収められる。
今日も私は暑気に参ってしまったので、十四時を過ぎたあたりから縁側にからがら逃げて来た。
私は独り者であるので、だらしない格好でうろうろとして居ても、咎める者は居やしない。
じいじいと鳴く蝉の声を聞きながら、私はぼんやりと濃い色に染まった草っぱらを眺めていた。
あんまり暑かったものだから、私の見間違いだったのかも知れない。
何処の娘か知れないが、歳頃の娘が駆けて行ったのだ。
草っぱらを突っ切るようにして、私の視界の右から左まで、娘がだだだだだと駆けて行ったのだった。
はぁさて、どこの御転婆だ。随分脚が速いじゃないか。
そう思って娘が駆けて行った方を振り向いてみると、誰も居やしなかった。
私は暫く呆然としてしまった。

山に近いからか、狐か狸にでも化かされたのであろうか。

379 :彼の手記(二):2006/07/19(水) 20:19:44 ID:PzvKTRg8O
昼間書き留めたこの文章に続きを書けるとは思わなかった。

不思議を目撃した後、私は戸惑いながらも、おかしなことがあるものだ、くらいにしか考えていなかった。
そうして、夕刻を過ぎてうっすらと空が蒼くなり始めた頃、玄関に来客があった。
「もし」。家の中を渡って幾らかくぐもった声であった。はて誰かな、と思い思い私は応対に出た。
果たして、予期もしなかった、かの娘であった。
重たげな前髪であった。銅色の着物と小さな肩に乗ったあんまり黒々した髪から、娘は陰鬱そうに見えた。
「宿を貸していただきたいのです」。娘の声は更に鬱々としたものであった。
何か訳有りでろう、と私は思った。「このぼろ屋が宿場に見えるかね」。
私は投げ遣りに追い返そうとしたのだが、娘が口の端で笑んだ様な風に見えて、一時おかしく思った。
娘が何でもない様に重い前髪を掻き上げた。「盲でありますので判りません」。
私は鼻白まざるを得なかった。娘の眼を見て、醜悪だ、と思ったのだった。
娘の眼は、光を感ずるべくもなかった。潰れていたのだ。酷に醜く。
下手な刀で滅茶苦茶に突き回されたのではなかろうか、と最初に思ったのだった。
ぽそぽそと薄い眉から、真っ直ぐに白い鼻の背辺りまで、赤黒く爛れた皮膚しか見えなかった。
所々に皮膚が奇妙に引き攣っている様子もあった。
嘗て眼があったでろう場所には、さらに鮮烈な色でがたがたと傷痕が付けられていたのだった。
そうして、それらがどれくらいの年月を経た後であったのか、ばりばりと乾ききっていたのだった。
憐憫の念や同情らしきものを力任せに抑え付けてしまう程、その眼は奇態であった。
「宿場は不具者にやさしくありません」。「銭を持ちません」。「どうか」。
見るべくも無い表情で娘は平然とそこまで話した。また娘が口の端で笑んだ様な風に見えた。
「宜しいのですか」。私がはつと気付いたときには、どうやら私は娘に道を開ける様に退いていたのだった。

娘を奥の間に通した。かれは何処の誰なのであろうか。

380 :彼の手記(三):2006/07/19(水) 20:22:19 ID:PzvKTRg8O
あの奇態な眼を間近で見ることになるであろうから、私はかれに近付くのは恐ろしい気がする。
しかしかれはその眼にあらゆる物を宿し得ない故、自然私が介助せずには居られない。
幸運であるのは、かれの重たげな前髪である。少なくとも、かれの眼を曝け出すことを防いでいる。

起床して直後、かれが居間戸の前にひっそりと座って居るのを見つけて、私は危うく声を上げそうになった。
私は厠までかれの手を引いて行った。頼り無さ気な掌であった。
腰を落ち着ける場所が判らないと言うので、私はかれを視界に収めぬようにして誘導してやった。
厠の戸を開け放ったまま用を足し終えたかれの手を引き、私は朝飯に取り掛かった。
ときどき汁物を零しながらも、かれが大凡丁寧に箸を使えることに私は少なからず驚いた。
かれが小魚の目玉だけを綺麗に刳り貫く様子は不気味でもあった。
かれの口の回りが汚れたので、私はかれの眼を視界に入れぬよう恐る恐る拭いてやった。
私が文机の前でぼそぼそと書き物をしている間、かれはじつと静かに居た。
一日の汗を流すため水を浴び、次いで頼まれ、かれの水浴を手助けした。
青白い、極端に痩せた身体であった。僅かばかりの丸みがようやく女性らしさを思わせた。
不健康そうな肌色であったが、局所ところどころに見られる紅色がどうも妖しく感じられた。
かれの手を引き奥の間まで連れて行ってやり、私は文机の前まで戻って来た。

今日は幾度と無く冷や汗を掻いた。
傷痕に占められた眼を除いては、かれにおかしそうな所は無い様である。
しかし娘にしては随分と平然で、恥じらいの気が足りない様に思える。
眼を見られぬせいか、歳の頃が正確に掴めない。もしか私が思うよりも歳若い子供であるのかも知れない。
特に、かれの独特な気配も、生まれ持っての気質のものなのか、目が見えぬからなのかも知れない。


381 :彼の手記(四):2006/07/19(水) 20:23:48 ID:PzvKTRg8O
昨夜幾らか外が騒がしかったので、獣の喧嘩があったのかも知れない。
朝見てみると、草っぱらに狐らしい動物が死んでいた。頭蓋が砕けていた。
獣同士の喧嘩ではない様だった。
鴉に突かれて目玉が綺麗に刳り貫かれて血を流していた。
昨日かれが魚の目玉を綺麗に穿った姿が思い浮かんだ。
明るいうちから何かが怖くなって、鴉を遮二無二追い払い私は暫し瞼を閉じていた。

今日は昨日と同じように生活を繰り返したのだった。

かれは平然であった。

382 :彼の手記(五):2006/07/19(水) 20:25:08 ID:PzvKTRg8O
目玉を頂きたく思います。

383 :彼の手記(六):2006/07/19(水) 20:26:47 ID:PzvKTRg8O
昨夜私が書き付けた後、私の知らぬ一文が挿入されている。
目玉を頂きたく思います。わたしに宛てた文であろうか。恐らくその様に思われる。
しかしかれは目が見えぬ筈である。朝飯を終えた今もじつと静かに居る。

「これは君が書き付けたのかな」。自分で判ずる前に、私は思わずかれに向かって言ってしまった。
「どれでしょう」。やはりかれは文等書き得ぬはずであった。
実際は大分外れていたが、かれはわたしが居ると思われる方を向いた。やはりかれに文など書けぬはずであった。
かれは無表情であった。
「いや」、何でもない。
「どの文でしょう」。
私は一刻も早く向き直ったのだった。何故「文」などとかれは言うのか。私は夏の気候が途端寒くなった。
かれは依然として平然であった。

果たしてかれが書き付けたのであろうか。

384 :彼の手記(七):2006/07/19(水) 20:28:17 ID:PzvKTRg8O
旦那様は寝相が宜しくありません。子供の様です。
なかなか上手く目玉が取れません。

385 :彼の手記(八):2006/07/19(水) 20:30:59 ID:PzvKTRg8O
まただ。何時の間に書き付けているのであろうか。
私が就寝直前に眺めた頃にはまだ無かった二行の筈である。
かれが私の枕元であの眼を私にぐいと近付けて私の目玉を突きながらつらつらと書き付ける。
今、私はぐつと吐気を堪えた。

ここに居ては危険なのではないだろうか。
一刻も早くこの家から、いや、かれから遠ざかるべきなのではないだろうか。
此処に来てからじつとしてなかなか動きもしなかったかれが、昨夜から頻りに首を回している。
私の姿を、その潰れた眼で探しているのではないだろうか。
この家には私とかれとしか居ないはずなのに、強い視線を感じるのだ。恐ろしい。

386 :彼の手記(九):2006/07/19(水) 20:32:41 ID:PzvKTRg8O
旦那様は頻りに顔の汗を拭いますので、目玉を取り出しにくいです。
明日は雨が降りますから夜も幾らか涼しいでしょう。汗も掻きません。

387 :彼の手記(十):2006/07/19(水) 20:35:24 ID:PzvKTRg8O
雨が降っている。
私はこの二行を見た後、余りに恐ろしさが勝って、かれを置いて街へ下り友人の住まいに身を寄せている。
かれをあのぼろ屋に置いて行く事に躊躇が無かった訳ではない。しかし恐ろしかった。
友人は大いに驚いたが、訳も聞かずに居てくれる。有難い。

しかし、どういうことであろうか。
かれを家に入れたその日から数日の間、ずっとかれと共に暮らしたせいで情が出来たのであろうか。
落ち着いてみれば、気味が悪いのに違いないのだが、私はかれのことが気になって仕方が無い。
かれは一人で厠に行けず戸惑っているのではなかろうか。
手探りで歩いては転んでいるのではなかろうか。血の気の無い肌色を赤く腫らしているのではなかろうか。
涙を堪えているのではなかろうか、口だけを歪めて。
食事もままならず、私を待っているのではなかろうか。憮然ともせず、あの無表情で。
腹を空かせているのではなかろうか。やはりあの細身でも辛く思っているのではなかろうか。
今時分は、じつとして座って居る頃だろうか。

私が居ないのを少しでも落胆して、かれは何をも映さぬ眼の上で、薄い眉を下げてはいまいか。

388 :彼の手記(十一):2006/07/19(水) 20:37:31 ID:PzvKTRg8O
もう大丈夫で(以下数十文字、歪字。判読不能)

389 :彼の手記(十二):2006/07/19(水) 20:39:51 ID:PzvKTRg8O
かれから離れたにも拘らず、新しく文章が追記されているのに私は驚いた。
しかし前の文等がはっきりと楷書体で書き付けられていたのに対して、こちらの文章は走り書きである。
最初の数文字は「もう大丈夫で」とまでなんとか読むことが出来るが、後の文字等は歪みが激しく判読がつかない。
これは一体どういうことであろうか。かれから離れたせいであろうか。

私は電車に乗っている。
やはりかれのことが気になって仕方が無い。家に戻るのだ。

390 :彼の手記(十三):2006/07/19(水) 20:42:48 ID:PzvKTRg8O
さて、どこから書こうか。結論から書こう。
かれはもう死んでいた。私はどうやら亡霊の類と暮らしていたようだ。

私が友人宅から家に戻ると、何が起きたのか、家の中は血に染まっていた。
玄関も、廊下も、畳も、布団も、板張りの壁も、あらゆるところに血が滴っていた。
居間は天井にさえ血が噴き散っており、赤黒い血溜りが出来ていた。
私はかれを求めて家中を走り回ったが、結局かれは居なかった。代わりに血塗れの男が裏口に突っ伏して事切れていた。
警察に事情を話せば、まずは重要参考人だとの事で、暫く身柄を拘束された。
その後、友人等の証言や男の死亡時刻とのすり合わせから無罪確定とされ手荒に放免された。今に至る。

私は警察で絞られる間、何度もかれのことを尋ねた。その度に警官等は不可思議気に視線を交し合った。
どうやら死んだ男、十年程前より全国手配中であった凶悪犯らしく、かれを殺した男であった。
警察は勿論、かれと暮らしたと言う私の戯言になど耳を貸さなかった。
男の死因は恐らく野犬等獣の類に集団で襲われた、と結論付けられた。男の身体中に喰い千切られた歯形が残されたらしかった。
男がかれを殺したのは十年程前。惨殺であった。
必死で逃げ惑うかれを追い、捕まえ覆い被さり残虐な行いをしたのであろう、との事であった。
特にかれへの眼の傷害は凄まじいものだったそうだ。
私の取調べを仕切った男は、罰が当たったんじゃないか、等と言って適当に私の言葉をあしらっていた。

もう一度書こう。
かれは、もう死んでいた。私はどうやら

何故涙が止まらないのであろうか

391 :彼の手記(十四):2006/07/19(水) 20:45:37 ID:PzvKTRg8O
かれは何故私を訪ねて来たのであろうか。自らを殺めた男の影を追い縋って来たのではなかろうか。
かれは何故私を怯えさせたのであろうか。私を一刻も早く男の影から遠ざける為ではなかろうか。

私がかれのことを恐れ震えて電車に揺られているとき、かれは何を思い何を為していたのであろうか。
男の死因は獣の類に襲われた事になった。
きっと、かれは見えぬ眼に復讐の火を宿し、あの細腕で男に組付き男の咽喉を噛み潰したのであろう。
細々としたかれが、家中を逃げ惑う男を組伏せ、男を惨めったらしくなるまで千切り続ける様は、さぞかし痛快であったろう。

しかし男を打ち捨てた後、かれは泣かなかったろうか。かれの眼は、涙も流せぬ程潰れてしまったろうか。
どうして私はその時に居てやれなかったのだろうか。
どうしてであろうか。
どうして、かれの、醜悪とさえ思われた眼が、どうして、是程までに恋しくなるのであろうか。

392 :かれの手記(終):2006/07/19(水) 20:48:02 ID:PzvKTRg8O
もう大丈夫です。早くお帰りください。旦那様のお宅を汚してしまい、本当に申し訳ありません。
また、見苦しい眼創をお見せして申し訳ありませんでした。
夏とは言え、涼しい夜もあります。風邪など召されませぬよう。

旦那様がお仕事をなさいますお背中はとても頼もしく思われました。
わたくしが生きていますれば、きつと旦那様と釣り合う位の歳頃であったことを思うと、口惜しくてなりません。

お仕事をなさいます時は、もう少し姿勢を良くなさいませんと眼を痛めます。お気を付けください。

393 :本当にあった怖い名無し:2006/07/19(水) 20:59:39 ID:qTWObPXM0
泣けてくるくらい美しいお話をありがとう。見事すぎて言葉もありません。

394 :本当にあった怖い名無し:2006/07/19(水) 21:04:25 ID:vJJfd/NV0
このスレの作品をはじめてリアルタイムで読んだ。
最初にスレを開いたときにちょうど(五)で区切れてすっげービビり、
引き込まれるように最後まで読んでしまった。
萌えることにかけては上作の多いスレだと思っていたが、
怪奇小説としての上質さまで感じたのはこれが初めてだった。
すばらしい作品をどうもありがとう。

395 :本当にあった怖い名無し:2006/07/19(水) 23:29:32 ID:M3jLDV3U0
g…GJ。・゚・(ノД`)・゚・。

396 :本当にあった怖い名無し:2006/07/20(木) 00:29:22 ID:7Xog+WV/0
な、なにそのツンデ霊…GJ・゚・(ノД`)・゚・。

397 :本当にあった怖い名無し:2006/07/20(木) 00:54:30 ID:mZ+Ekt9f0
何この名作

398 :本当にあった怖い名無し:2006/07/20(木) 01:36:01 ID:I2ujepJp0
是非アニメ化、いや映画化を!

399 :本当にあった怖い名無し:2006/07/20(木) 02:13:53 ID:Q05jECNKO
あんた才能ありまくりだな

400 :本当にあった怖い名無し:2006/07/20(木) 02:48:40 ID:cXkHotOG0
誰この天才

401 :本当にあった怖い名無し:2006/07/20(木) 03:17:26 ID:Dm0cGL3iO
俺「おい、義妹!見てみろ!すごい良質なツンデ霊話がうぷされてるぜ!まさに最高にGJってヤツだぁぁぁ!」
俺は居間で原稿用紙に向っている義妹の幽霊に話しかけた。
義妹は『ツンデ霊話を作るにはツンデ霊に成らねばならぬ!敵知己知百戦不危也!』と中央線に飛び込んで死んだ兵頭会長も真っ青な兵(つわもの)だ。
JRから請求された莫大な賠償金により一家は離散し俺は腎臓と角膜を一つずつ売る羽目になったが。
義妹「バッカじゃないの!?
私より文才があるヤツなんていないわよ!」
俺「いや、素晴らしいぞ>>392は。見ろ!このマンセーとGJの嵐を」
義妹「アンタ達みたいな無知蒙昧な輩がマンセーする作品なんてどうせ低俗で沒文学なんでしょ?
興味無いわよっ!」
俺「まあいいから読んでみろよ」
義妹「し、仕方ないわね!つまらないに決まってるけど暇だから読んであげるわよ!」

義妹「うぅぅぅ…眼創タン、カワイソス(´;ω;`)」
俺「何泣いてんだよ」
義妹「ち、違!こ、これは汗よ!今日は暑いから目から汗が…う、うぅうわーん!グッジョブぅ!GJ!」


402 :本当にあった怖い名無し:2006/07/20(木) 10:23:45 ID:UzU+ydPg0
「あなたは生きて・・・」
みたいなSSを読みたいな。
と、つぶやいてみる。

403 :本当にあった怖い名無し:2006/07/20(木) 11:50:44 ID:b9qMOFO0O
まとめサイトとか

404 :たまねぎツンデレ ◆vSaTtgGg0. :2006/07/20(木) 13:41:47 ID:auuFHzmb0
俺は子供の頃、よく親父に水族館に連れて行ってもらった。
あれからどれくらい経ったろうか。
親父の事業が失敗し、一家は離散。俺もついこの間までは大学費捻出のためにバイト三昧だったわけだ。
今? まぁ、今は特に何もないからさ。ほら、こうして思い出の水族館に来たんだよ。
あの頃はさ、ペンギンがブームでさ。よちよち歩くペンギンが、氷の上をスィーっと滑ったりおもちゃのピアノを弾いたり。
子供心に萌えをかんじたね。いや、まぁ、あの頃は「萌え」なんて言葉なかったけどよ(笑
で、俺のお気に入りのペンギンがいたんだ。ペン太って名前のオスでさ、ショーをするのはその一匹を除いてみぃんなメス。
子供心にかわいそうと思ったよ。幼稚園の頃は男より、女の方が強かったからな。いじめられてるんじゃないかと心配していたんだよ。
さて、そのペン太。俺の声援にこたえるんだ。
「がんぱれー、ペン太!!」「グァッ」って感じで。



「おお、兄さん、ペン太を知ってるのかい? あいつもペンギン冥利につきるだろ」
「ま、まだ生きてるんですか?」
「残念だね。あいつは2年前に老衰で死んだよ。ペンギンの寿命は大体20年なんだが、あいつは無事寿命をまっとうできたみたいだ」
はは。そうだよな。会えるわけねえよな。それでも、2年前生きていたんだからそれはそれでいいんだろ。
…もっと早く来ればよかったな…。久しぶりに訪れた水族館は古びてしまったがさして変わっていなかった。
俺は思い出のペンギンショーエリアに足を運ぶ。
ベンチの塗装やらがはげてちょっと古くなった感じはしたけど、やはり変わらない。
ペンギンショーが始まったんだが…なんか目の前が曇ってみえねぇ。と、どうした、これ?
たは、俺泣いてんジャン。やれねぇな。

とりあえず、「ペン太!!」って叫んでみた。横のちっちゃな女の子が俺の声に振り向いた。へん、恥ずかしくなんかねぇよ。
もっかい、「ペン太」と今度は小さな声。と、「グァ」と聞こえた気がした。


405 :たまねぎツンデレ ◆vSaTtgGg0. :2006/07/20(木) 13:43:17 ID:auuFHzmb0
俺はもうそれ以上、ショーを見ていられずその場を離れたんだ。と俺の横に座った女の子がついてきた。
つつっと俺の服を引っ張る。
「お、娘ちゃん、どうした」「グァ」
…「は、はぁ!?」げ、こいつ、もしかしてペン太!? とそのとき思ったさ。
でも「ペンギンのまね。似てる?」だって。いや、ホント、むかつくを通り越して笑いがこみ上げてきた。
その子供、一人だったみたいだからさ。俺、そいつと一緒に水族館回ったよ。人攫いなんていうなよな。
そいつ、結構博識でさ。水族館の魚をほとんど知り尽くしてんの。
マイワシのコーナーで、「これ、うまいんだよね。最近は高級魚だからお兄ちゃんの薄給じゃ食べれないかしら」なんていわれて、向かっときたさ。
「ところでさ、お兄ちゃん、いい大人が一人でこんなところで何してんの」だって。
「思い出の場所なんだよ」
女の子は俺の顔を見て、「だっさ」といった。こんにゃろ。

少しむっとしてそっぽを向いていると、その子が俺を覗き込んできた。
「おこったの?」「オトナも傷つくんだよ」
「そんなことくらいで怒らないの。大人なんだから」なんか、説教されてる?
「娘ちゃん、そろそろおそいぜ、帰りなよ」「心配ない」
「そっか、俺は行くぜ」とそのまま水族館を出ようとした。…ぎゅっと服のすそをつかまれた。
「ちょ、離せよ」「…や」振り向くと目に涙をいっぱい称えている。
え…嘘、俺、わるもん?
人目もあるからさ、俺、とりあえず、残ったよ。
「お兄ちゃんのお話聞いてあげる」生意気な口調でいう。その目は真剣だ。
「…つまんねぇ、話だぞ…」「いいから、早く」
しょうがねえなぁ…



『俺は子供の頃、よく親父に水族館に…』





406 :たまねぎツンデレ ◆vSaTtgGg0. :2006/07/20(木) 13:45:10 ID:auuFHzmb0
「ふーん、苦労してんだね」
「どういたしまして。そんなわけで顔だしたんだな」ベンチに座って天井を見上げる。と、女の子は俺の背後に回って目隠しした。
「お、およ」「およって変な声…少しじっとしなさい!」ぺしっと頭を叩かれる。
「むむ…」1、2分経ったか。不思議な感覚が訪れた。静寂に放り込まれる感じ。遠くから何か聞こえる。
「…ぐ…ぐぁっ…グァグァッ。グァっ」「ぺ、ペン太!?」「グァッ」こんなことあるのだろうか。脳裏にペン太の姿が鮮明に浮き上がった。
ちょ、ダメ。思いがけないペン太との遭遇(脳裏のイメージだが)に涙が溢れる。
その姿はまるで生きているようだった。娘ちゃんのペンギンの物まねとイメージがぴったり一致し、俺は本当にペン太に出会えたかのようであった。
変な光景だとは思う。だが俺はしばらく、娘ちゃんに目隠しされたまま泣いていた。

「満足した? また、死にたくなったらいつでもペン太にあわせてあげるね」

…どきりとした。

「死んでいいことなんて何も無いんだからね。ちょっとした幸せがあると生きる希望、出てくるでしょ」
すっと手が離れる。俺はどきどきした心を見透かされるのではと、後ろを振り向けない。
「な、なんでそう思う?」と振り向いた時には娘ちゃんはいなかった。
遠くで「グァ」っと声が聞こえた気がした。

俺は大学を卒業したが、就職に失敗した。
何もかもが嫌になっていた。
思い出の水族館を出たら、首をつろうと思ってたんだ

「兄さん、久しぶりの水族館はどうだったね」ペン太のことを教えてくれた案内のおじさんが声を掛けてきた。
「ああ。すごく…よかったよ」そして俺は、さっきの女の子のことを話した。
「兄さん、あんたぁほんまに、その子にあったんかね」「え、あ、はい」
「そうかそうか。やはりいい子じゃなぁ」
…ペン太の飼育係の人が一家無理心中をした事件があったという。家族で車に乗りそのまま海に飛び込んだという悲しい事件だ。
そして、飼育係には娘がいたそうだ。ペン太の好きで、いつも物まねをしていたんだそうだ。

『死んでいいことなんて何も無いんだからね』
俺はその言葉を胸に刻み水族館をあとにした(了)


407 :本当にあった怖い名無し:2006/07/20(木) 15:20:06 ID:UzU+ydPg0
GJ。・゚・(ノД`)・゚・。
たまねぎさん、昼間っからウルっとしたじゃねーかよ。

408 :義妹批評:2006/07/20(木) 15:52:16 ID:Dm0cGL3iO
俺「どうだ義妹?たまねぎちゃんの新作は?ウルっときたか?」
義妹「うーん、悪くは無いわね、でもペンギンと少女の関連性を匂わす描写が弱いところとエピローグの蛇足さが画龍点晴を欠くって感じ!」
俺「辛口だな、俺的にはGJなんだけど」
義妹「批評ってのはおしなべて辛辣になるものよ、思うにたまねぎ君の作風やレトリック技法は涙腺に訴えかける叙情型には向いてないのよ、彼の先鋭的な感性はもっと他に生かすべきだわ」
俺「まさか、オナホール職人!?」
義妹「バキの中の人が逝っちゃった今となってはたまねぎ君がエッジとヒネリの効いた異端派を背負って立たねばツンデ霊スレの興隆は覚束ないわ!」
俺「つまりたまねぎ版、ファイトなさいが読みたい、と」
義妹「べ、別に楽しみにしてるって訳じゃないだからね!いいからさっさと書き上げなさいよ、たまねぎ野郎」!


409 :たまねぎツンデレ ◆vSaTtgGg0. :2006/07/20(木) 16:03:51 ID:auuFHzmb0
すいません。バキさんのは神がかっていて私にはとてもとても。

あの人の作風大好きだったので引退されると寂しいなぁ。
ねぇ、義妹批評さん。

410 :本当にあった怖い名無し:2006/07/20(木) 16:29:04 ID:lIXETSo2O
>>408
そろそろ

411 :本当にあった怖い名無し:2006/07/20(木) 17:00:35 ID:LJiWA/ItO
>>408
スレの

412 :本当にあった怖い名無し:2006/07/20(木) 17:05:09 ID:o2jmFuFP0
>>408
ために消えてくれ?

413 :本当にあった怖い名無し:2006/07/20(木) 17:07:28 ID:SZ7CBpO10
>>408
…ちょ、ちょっとあんまり本気にしないでよね!
ただこう、ちょっと、言い方とかね、その・・・あーもう!

414 :ツケあがる義妹:2006/07/20(木) 20:22:45 ID:Dm0cGL3iO
義妹「うわーん!義兄!義兄!聞いてよ!非道いんだよ!」
俺「ど、どうした義妹?そんなにとり乱しおって」
義妹「侮蔑された!只、漫然と座しツンデ霊話を猟蒐するしか能の無い不羈怠惰な豚野郎どもが私に『スレの為に消えろ』と不埒な暴言を!
ツンデ霊スレの捲土重来を期し国家百年の計を錬るこの私にあの薄汚い白痴どもが!」
俺(義妹だって偉そうに批判するだけじゃん、嫌われて当然だよ)
義妹「絶望した!心ない輩の謂われ無き中傷に絶望した!悪意と嗜謔の猖獗たるこのスレに絶望した!」
俺「落ち着け、義妹!あれはな、『ツン』だ!すぐに『デレ』と続くんだよ」
義妹「そなの?なんだ、アレは愛情表現なのね?
好きな子には意地悪したくなる幼児性質には閉口だけど、デレ次第じゃ寛恕してやらない事もなくってよ!
ほら!さっさとデレなさいよ!」


415 :304:2006/07/20(木) 21:08:05 ID:Q05jECNKO
「はい、おしまい。」
「むぅ、割に良くできているではないか。」
「ったく、お前が髪切ってほしいっつんたんだろうが。」
「ふん。店が暇そうだったから仕事を与えてやったのだ、感謝しろ。」

まったくコイツは素直じゃない。
結局、この出会いのお陰で今の俺があるのだけれど。

「どこへいくのだ、愚図。」
「口を開けばそれかよお前は…。…職探しだよ、そろそろ貯金も尽きるからな。」
「やっと腰をあげたか。しかし、貴様のような輩を雇う会社などそうそうあるまい。」
「俺は有能だからな。いくらでも職はあるさ。」
「ほざけ、温室育ちが。」

そうそう、今更ながらコイツは幽霊。なんでも俺の守護霊様らしい。
……俺は死神だと思ってるけど。

「職は見つかったか?」
「求人はあったが俺には合わない会社だったんで断ってきた。」
「素直に言うが良い。」
「ごめんなさい。甘く見てました。」
「全く…、これだから前の会社もクビになるのだ。」
「お恥ずかしい限りです…。」
「仕方がない、私が職を与えてやろう。」
「ん?ハサミか?」
「髪が伸びてきたんでな。切るがいい。」
「確かに髪切んのは得意だけどよ。職って程のもんでもないぜ?」


416 :304:2006/07/20(木) 21:09:23 ID:Q05jECNKO
「あれは漫画だろうが。しかしこのままじゃのたれ死んじまうしな…。ちっ、しゃあねぇ!やってみっか!」
「その意気だぞ。」

……そして今。
俺は親に頼み込んで学校に通い免許をとり、小さいながらも店を持つようになった。

「またお越しくださ〜い!…あっそうだ。」
「どうした?」
「お前にこれやるよ。」
「髪止めか?」
「お前髪伸びんのはやいからな。俺が忙しいときはそれでとめとけよ?」
「ふ、ふん、物で釣っても何も出ないぞ。」
「?俺はお前が居てくれるだけで良いぞ?」
「な、何を言っている!ほ、ほら!客が来たぞ、仕事しろ!」
「お、いらっしゃい!座って待ってて下さいね〜!今掃除しちゃうから!」

その店は誰も客が入っていないときにも髪の毛が落ちてると、地元では有名だそうだ。


417 :304:2006/07/20(木) 21:12:28 ID:Q05jECNKO
ミスった上に下げ忘れたorz
>>416の前には↓がはいります

「私で練習すれば良いではないか。」
「…美容師を目指せと?」
「不満か?」
「免許ねぇしなぁ。」
「“ぶらっくじゃっく”とやらは無免許だぞ?」


418 :本当にあった怖い名無し:2006/07/20(木) 21:36:08 ID:/U5EQ6Lp0
一瞬自分の読解力を疑ったよ

GJさせていただきます

419 :本当にあった怖い名無し:2006/07/20(木) 23:33:01 ID:083QdeEl0
>>414
いい加減面白くない事に気付きなよ
他人の批評しといてそのレベルじゃ説得力なさ過ぎるんだ

420 :304:2006/07/21(金) 00:43:17 ID:81STtI4LO
あっ、sageれてた…。
>>418
読みにくくてすいませんでしたm(_ _)m

421 :本当にあった怖い名無し:2006/07/21(金) 05:43:38 ID:Dy67LgwUO
>>419
あれだ
以前誰かがやった「勘違いした『ツンデレ』の伏線」なんだよきっと

422 :本当にあった怖い名無し:2006/07/21(金) 17:01:00 ID:Yq5lQaOI0
上官が死んだ。
その存在を惜しんで泣くやつもいたが、自分は狂喜した。
なぜなら、あのクソアマに最もイビり抜かれたのが、自分だからだ。
確かに自分は体力はそこそこだが、頭と要領が悪かった。やつはそこを突いてきたし、
論理の逃げ道を塞ぐのも得意だった。そうやって、イジメを正当化していた。
理不尽極まりない苛烈なイジメに、よく耐えたと思う。

自室で独り解放感を噛み締めているとき、ある考えが浮かんだ。
「どうせ死ぬんだったら、思いっきりレイプしてやればよかった…」
それはもう叶うことのない名案だったので、オナニーで昇華することにした。

いままでやつをネタにしたことはない。顔はまあ、悔しいが見れる方だし、
尻はいやらしかったし、透けポチにはどうしても目が吸い寄せられた。
しかし、やつで抜くのは負けだ、という思いがあったから、我慢してきた。

423 :本当にあった怖い名無し:2006/07/21(金) 17:02:02 ID:Yq5lQaOI0
このネタは大変に優秀だった。妄想ストーリーがまだ序盤というところで、限界がきた。
ティッシュを用意するため、目を開けると、そこにはやつがいた。
屈みこんで、両膝に肘を置く形で頬杖をついている。
「軍曹っ!?」
習慣で、直立不動してしまう。
「あの世にいくまえに、貴様には伝えたいことがあってな」
「な、なんでありますか」
「とりあえずその汚いのしまえ」
「イエッサー!」
「サーは要らん。もう貴様の上官ではないのだからな」
「イエスビッチ!」
「殺されたいか?」
「のノーサー!」
身体はなくとも、間違いなくこの女はやってのけるだろう。

424 :本当にあった怖い名無し:2006/07/21(金) 17:03:27 ID:Yq5lQaOI0
「伝えたいことというのは……」
軍曹は珍しく視線を外して口ごもる。
「その…いままで…ゎ…………」
「?」
「……い、いや、なんでもない。意外と難しいものだな」
「なにがでありますか?」
「はは。こんな思いをするのなら、貴様に犯させてやればよかった」
「!?!?!!」
言葉の真意を訊くまえに、軍曹は顔を赤らめて消えてしまった。

ショックだった。
人生で初めてのことだった。
恥ずかしくてどうにかなりそうだった。

オナニー見られた。

425 :本当にあった怖い名無し:2006/07/21(金) 21:46:59 ID:+f7PSS9N0
後のサンダース軍曹である

426 :本当にあった怖い名無し:2006/07/21(金) 22:36:10 ID:9JMBdgnI0
>>392

すげぇ……すげぇとしかいいようがない

427 :本当にあった怖い名無し:2006/07/22(土) 01:29:51 ID:8HGGeiS60
>>425
台無しw

428 :本当にあった怖い名無し:2006/07/22(土) 01:42:01 ID:nPAH8Hi50
>>427
IDがハードゲイゲイズ

429 :本当にあった怖い名無し:2006/07/23(日) 03:03:19 ID:T4AT+dxmO
保守

430 :本当にあった怖い名無し:2006/07/23(日) 04:39:29 ID:ZUVpHSqv0
 夢を追いかけていた俺。挫折した俺。
 何もかも、砕けた。何もかも、滅びた。
 そんな俺を笑顔にしてくれたあいつが今は居ない。
 俺は、ふらふらとそこへと向かう為に歩く。
 ―――バカ。あんたのためじゃないんだから!
 そんな恥ずかしがりやのあいつ。
 ―――寂しいじゃないの・・・バカ。
 そういえば、口癖がバカだったな。
 ―――バカ!!
 ああ、今思えば、俺はバカだな。
 ―――ぐす・・・バカ・・・・・。
 俺は、どうしたら良いのかわからないんだから。
 ―――必ず、帰ってきてね・・・。
 お前の居ない家は、悲しすぎる。

 お前が居なければ、俺は死ぬ予定だったんだ。
 それが、遅くなっただけ。ただ、違うのは楽しい思い出が出来たこと。
 悲しいけど、凄く楽しかった一時の恋の思い出。

 俺は、これから死んであの世に行く。そこにあいつが居るとは思わない。
 あいつは多分天国だから。俺は、多分地獄に行くから。同じあの世なのに違う世界。
 どちらにしても、あいつの居ない世界、か。

 断崖絶壁。そこから、俺は身を投げた。海が、海面が近付いてくる。
 あいつが、死んだ海。夢を追いかけて、諦めて死んだ海。
 身を投げて、死んだ海。俺は、それを辿る。
 意識が失せる直前、俺が見たのは、手だった。それは優しく俺の体を包む。
 海へ沈む体。霞む視界にあいつが居た。 
 「バカ・・・あんたは、死んだらダメだよ。
  あんたの為じゃなくて私の為にだからね!」

431 :本当にあった怖い名無し:2006/07/23(日) 04:41:18 ID:ZUVpHSqv0
 ・・・。・・・・・。・・・・・・・。
 気付けば病院だった。白いカーテンと白い壁、そして白いベッド。
 真っ白な世界はまるで天国だが、薬品の芳しい匂いがその考えを打ち消す。
「・・・・・・」
 本当だったら死んでいたのに、俺は生きている。
 それは、あいつが俺を生かしたからだ。聞こえた声が、証拠だ。
 ―――あんたは死んだらダメだよ。
 ―――あんたの為じゃなくて私の為だからね!
 ああ、そうだ。俺はあいつの為に、あいつの分まで生きよう。
 あいつが夢を諦めた分、俺が夢を追いかけよう。
 そう決心した。

432 :本当にあった怖い名無し:2006/07/23(日) 04:42:29 ID:ZUVpHSqv0
 そして、三年の月日が流れた。
 俺は憧れだったタリモが司会のミュージシャンステーションに出ている。
 再び追いかけた夢が、今度は叶った。全部、あいつが俺を助けてくれたからだろう。
 あの時、生かしてくれた。そして、こうやって売れたのはきっとあいつのおかげだろう。
 お節介好きなあいつ。いつも怒ってたけど、いつも笑ってたあいつ。
 「君が居るから僕が居る」。そんな単純なタイトルのこの曲にお礼を込めて俺は歌う。
 そして、歌い終わった。俺は、ふと客席の後ろに何か見慣れた陰を見つけた。
 あいつだった。変わらない笑顔でそこに立っていた。
 口が動いているけど、俺には聞こえない。でも、解る。
 ―――良かったね。おめでとう。
 そう言っていた。俺は、笑顔を自然と浮かべてあいつに言った。
「お前のおかげだよ」
 どうせ、言い返してくるに違いない。
 ―――バカ。
 ほらね。俺には聞こえないけど、やっぱりこう言い返してきただろ。
 ―――私、楽しかったよ。ありがとう・・・さようなら。
 あいつは、俺に手を振ると煙が風に吹かれるように消えてしまった。
 これで、永久にさようならになるのだろう。なんとなく理解してしまった。
 目からはみ出た涙が、あいつみたいに優しく頬を撫でた。
 余計に、涙が溢れた。
「俺も、楽しかったよ。ありがとう・・・さようなら」

433 :本当にあった怖い名無し:2006/07/23(日) 12:14:19 ID:9fY24JWH0
GJ!

434 :本当にあった怖い名無し:2006/07/23(日) 12:17:25 ID:zIcPbu0Z0
BJ!

435 :本当にあった怖い名無し:2006/07/23(日) 12:18:27 ID:Or6WzrTNO
ビジネスジャンプ?

436 :本当にあった怖い名無し:2006/07/23(日) 14:11:32 ID:U0t4qBfz0
ブラックジャック?

437 :本当にあった怖い名無し:2006/07/23(日) 15:29:48 ID:4FU5BREjO
バスジャック?

438 :本当にあった怖い名無し:2006/07/23(日) 17:58:32 ID:9U6txX4t0
たらこ唇と釣り針?

439 :本当にあった怖い名無し:2006/07/23(日) 19:03:30 ID:Or6WzrTNO
ソレダ

440 :本当にあった怖い名無し:2006/07/23(日) 23:01:35 ID:ExCXjZe30
>>434がおよげたいやきくんにしか見えんようになったw

441 :本当にあった怖い名無し:2006/07/23(日) 23:27:05 ID:md2UO/Kd0
むぁーいにっち むぁーいにっち

442 :本当にあった怖い名無し:2006/07/24(月) 01:21:48 ID:0GAV4bkdO
はっじっめっておーよーいーだ海の底ぉー

443 :432:2006/07/24(月) 05:04:48 ID:gNEHEwBq0

 とっても、潮風は気持ちがいいもんだった。沈んでいく夕日。
 出店で売ってた鯛焼きを無理して食べたからお腹の餡子が少し重い。
 それにしても、海は広い。見てると今年で二十歳になるのに心が弾んでしまう。
 海中では桃色をしたサンゴがゆらゆら手を振っているだろう。
「・・・ここで、良いんだな」
「うん」
 俺は、少女に問う。今まで結構長い間話してきた。
 こいつは、俺がたまたま釣り上げて食った鯛焼きの霊だ。
 正しく言えば、それの化けた姿。名前は麻凛。
 思い返ってみると、鯛焼きを釣り上げて、それを食べて、麻凛が俺の前にに現れて昨日で一年。
 あの日は、お盆だった。魂が戻ってくる日。
 そして、今日は逆。見送らないといけない日。
「・・・」
 どうしてだか、泣けてきた。いや、理由は解ってる。
 俺は麻凛に恋をしているから。今まで一番の恋を。
 叶うはずも無いのに。相手は自分が食べた鯛焼きの化身なのに。
「バカだね・・・それ、私の為に泣いてるの?」
「どうせバカだよ、俺は・・・さぁ、悲しいから早く行ってくれ」
 俺は、ぶっきらぼうに言ってそっぽ向いた。
 これ以上泣き顔を見られたくなかったからだ。
 なんか、重い沈黙。耐え切れずに視線をあちらこちらに動かす。
 それを破ったのは
「・・・ちょっと、こっち向いてくれる?」
「ん?なん―――」
 そこから先は言えなかった。
 口が塞がれていたから。麻凛の柔らかい唇で。


444 :432:2006/07/24(月) 05:05:28 ID:gNEHEwBq0
「えっと・・・泣いてる姿に少しだけ胸が痛んだからプレゼントをあげたの。
 あ、ありがたく思いなさいよ!」
「ありがとう・・・記憶の中で大事にする」
「え・・・あ・・うん・・・・・」
 また、重い沈黙。麻凛が海の方へと向いている。
 夕日が、少しずつ沈んでいく彼方を見つめている。とても、綺麗だった。
 俺はその姿を見て、
「・・・あのさ、麻凛」
 後悔しないように、後々まで引っ張らないように、
「ん?」
 自分の気持ちには整理をつけることにした。
「俺、お前の事が好きだったよ。過去形にしてるけど、今もね」
「・・・・・」
 麻凛の顔が、一瞬で暗くなった。ああ、バカな事をした。
 俺は、本当にバカだ。
「・・・じゃあな、麻―――」
「・・・しも・・・」
「え?」
「私も、大好き。本当に、本当に、大好き。
 この一年、一緒に居て、むかついてばかりだった。
 けど、そんな毎日が大好きだった。本当は帰りたくないの!
 でも・・・でも・・・帰らないと、いけないの・・・!!」
 麻凛はそう言って、その場に泣き崩れた。
 肩を震わせて泣くその姿。鯛焼きなんかじゃない。今だけは女の子だ。


445 :432:2006/07/24(月) 05:07:21 ID:gNEHEwBq0
 ふと、その時異変に気付いた。気のせいかと思ったが、間違いない。
「麻凛、お前透けてるぞ・・・」
「思ったより、早かった・・・別れの時間が来たみたい」
 無理してるっていうのが解る作った笑顔。涙がうっすらと浮かんでいる。
 目に見える速さで、足から段々と消えていく。
「お願いがあるの。聞いてくれる?」
「もちろん」
「私の事、忘れないで・・・記憶の隅にでもいいから置いていて欲しいの。
 あと、私を釣り上げた日には、必ずこの海に来て私を思って欲しい」
 麻凛はすでに胴体まで消えている。
 このまま掠れていく。このまま消えていく。
 何も出来ない俺に出来ること、それは
「・・・解った」
 願いを聞き入れること。
「ありがとう・・・。そうだ。あんたバカなんだから、ちゃんと食べ物とか気を使いなさいよ」
「解ってるよ。最後の最後までうるさいな」
「な、なんですって!?」
 もう駄目だ。麻凛は既に肩まで消えている。
「・・・・・じゃあな」
「うん。元気でね・・・・・さようなら」
 麻凛は、消えた。目の前で、消えた。
 今まで一年間の思い出と俺を残して、跡形もなく。
「・・・」
 その時、涙は出なかった。ただ、あいつがさっきまで居た場所を見つめていた。
 でも、家に帰ってあいつの居ない部屋を見た瞬間、ダムが決壊したように涙がとめどなく溢れてきた。
 その日は、眠れずに、ただ一日中泣いた。
 それ以来、俺は鯛焼きを見るたびあいつを思い出す。
 これは、俺が鯛焼きの化身あらため一人の少女に恋をした、一番大切なひと夏のほろ苦い恋の思い出だ。

446 :432:2006/07/24(月) 05:09:23 ID:gNEHEwBq0
およげ!たいやきくんが書いて合ったのでカッとなって書きなぐった。
今は、ヒマラヤ山脈より高くマリアナ海溝より深く反省している。


447 :本当にあった怖い名無し:2006/07/24(月) 08:35:45 ID:Tfe/q5UF0
BJ

448 :本当にあった怖い名無し:2006/07/24(月) 13:59:44 ID:tKfN6l020
ロベルト・バッジョ

449 :本当にあった怖い名無し:2006/07/24(月) 14:51:05 ID:gWax1ClE0
もういいだろ、BJは。

というわけで>>432
BJ!

450 :本当にあった怖い名無し:2006/07/24(月) 19:13:26 ID:K6qDAQTv0
おいおい、ほろ苦い恋話が
お笑いになるじゃないか


BJ!

451 :本当にあった怖い名無し:2006/07/24(月) 19:34:13 ID:1/iV/0RT0
>>443
俺がまだ中学の時に怪我して病院で手当てして貰ってて、
偶然知り合った女の子が入院してて暇だから色々話聞かせてって言われて、
仲良く成って海行きたいな〜、元気に成ったら一緒に行こうって話をしてたんだけど。
一ヶ月位してお見舞いに行った時に部屋に誰も居なくてナースセンターで聞いたら、
一昨日に亡くなりましたよって言われて、呆然としてる所へ、女の子から手紙を預かってるって言われて手紙を貰いました。
「今まで隠してて御免ね。私、白血病なんだ。
 ○君に色々聞いてた話の海に行きたかったな。
 短い間だったけど凄く楽しかったです。
 有難う」
って内容でした。
それから毎年、女の子の命日にはお墓に行って、話してた海に行って一人ぼんやりしてます。

>>443の話見て思い出してしまったじゃないか!。・゚・(ノД`)GJ

452 :本当にあった怖い名無し:2006/07/24(月) 19:56:14 ID:BlgjE2KD0
そなゲ?

453 :本当にあった怖い名無し:2006/07/24(月) 20:02:14 ID:bzPAlebp0
これはちょっと嘘臭い。

454 :本当にあった怖い名無し:2006/07/24(月) 20:27:59 ID:6GXx3mwD0
ひろゆきは言いました

嘘を嘘と(ry

455 :本当にあった怖い名無し:2006/07/24(月) 20:41:26 ID:KpDKonUV0
まあでもここにある話が一つでも本当だったら凄いな

456 :本当にあった怖い名無し:2006/07/24(月) 21:23:50 ID:zTQ0QPZ70
>455の自宅から

「ジェノッサァァーイッ!!」

という絶叫が聞こえたのはまさにこの夜である

457 :本当にあった怖い名無し:2006/07/25(火) 00:33:23 ID:Bd7LT+PwO
なぁ、おまいさんたち



BJってbad jobのことなのか?

458 :本当にあった怖い名無し:2006/07/25(火) 00:36:50 ID:MIl5/hm1O
BJと聞いて
ヤマハの原付スクーターしか思い浮かばない俺orz


459 :本当にあった怖い名無し:2006/07/25(火) 00:56:51 ID:9dJg8sma0
>>457
それは言っちゃいけない約束でしょ

460 :本当にあった怖い名無し:2006/07/25(火) 01:11:21 ID:Cj0xOBsT0
え? blow jobのことじゃないの?

461 :本当にあった怖い名無し:2006/07/25(火) 01:27:19 ID:Bd7LT+PwO
JはジェノサーイのJと思ったんだがな…そうか

462 :本当にあった怖い名無し:2006/07/25(火) 01:54:12 ID:3YhRFDtq0
その辺の道端にいるような奴ならともかく、
家に出る幽霊っていうのは、
大概は住民が引っ越してくる前からずーっとそこに居るもんだ。
前の住民も追い出すか呪い殺すかして、次の住民も。
みたいなルーチンを、それこそ物によっては百年以上繰り返してるわけで。
それを後からノコノコとやってきた人間が、
俺が金を払ってるだの、契約書があるだの、
そもそも幽霊がこの世にいるんじゃねーよだのと熱弁したところで、
あいつらにとっちゃどこ吹く風だろうし、
多少理不尽な物言いかもしれんと、
あいつらの肩すら持ちたくなるわけよ、俺は。
お前はどう思う、ボーズ?
そうか、俺の考え方は珍しいか。
そうかも知れないな。
まぁ、元からその手のものとは縁があるからな、俺の場合。


そんな俺でもだ、これだけは未だに納得できん。
だってよ、この家は、俺の方が先に住んでたんだぜ?


そうだな、これだけじゃ判断できないな。
順を追って話そう。
そうすりゃ、絶対に俺に同情してくれるはずだ。




463 :本当にあった怖い名無し:2006/07/25(火) 01:54:59 ID:3YhRFDtq0
大学に進学して早半年、
初めの頃こそ慣れない一人暮らしに四苦八苦していたものの、
最近じゃ一人の生活を随分満喫していると思う。
安くてボロい部屋だがそこはそれ、まごうことなき俺の城には変わりないので、
ピッカピカに掃除をしてれば綺麗に見えるし愛着も沸くってもんだ。
だが、その日は何か違った。
バイト疲れの重い体を引きずって帰還すると、
気のせいか部屋の空気がいつもと違うような気がした。
淀んでいるというわけではないが、
例えるなら生臭いという表現が合うような、そんな空気。
さすがボロアパート、空気が篭りやすいのだろうか。
重たい体を引きずって窓を開けるが、
熱帯夜の空気はそれ以上によどんでいたので辟易としてすぐに窓を閉める。
クーラー買いたいなぁ、などとボンヤリと思いつつも、
疲れきっていた俺はそのまま畳に寝転んで眠りに落ちていった。

――ていけ。
――ていけ。

圧迫感を感じて、俺は目を覚ました。
酷く寝苦しい。寝汗を大量に流している。
水でも飲もうと思い、起き上がろうとした、が――
「動かん」
ぼやきは言葉にならなかった。どうにも体が動かない。
金縛りか。疲れてるのかな。
あぁ、そういえば心配事があると金縛りになりやすいってカーチャンが言ってたな。
カーチャン元気にしてるかなぁ。

464 :本当にあった怖い名無し:2006/07/25(火) 01:55:31 ID:3YhRFDtq0

――出ていけ。

……はい?

――出ていけ、人間。

……おい、これでも疲れだっていうのか? 
どう考えても声が聞こえるぞ。しかも、強烈な敵意のオマケ付きだ。

――出ていけ。
――出ていけ。
――出ていけ。


結局、それから一睡もすることなく朝日を拝む羽目になった。
学校が終わった後、家賃を払うというのを口実に大家の家に押しかけ、それとなく
聞いてみたのだが、この物件に曰くなんかは無さそうだった。
大学の図書館で新聞の記録を照会しても、真っ白。
何より、俺だったら曰く付きなら一発で気づいていたはずだ。
そもそもそんな部屋はいくら格安だろうと住む気はおきないしな。
厄介ごとは御免だ。

部屋に帰ると、やはり違和感。
どうにも空気がおかしい。
しかし、幽霊の発するそれではない。
一体どうなってるんだ、この家は。
この不穏な空気自体、一昨日までは一切感じる事がなかったのだが。
とりあえず、念仏なんかを唱えてみる。

465 :本当にあった怖い名無し:2006/07/25(火) 01:56:29 ID:3YhRFDtq0
 ザワ
淀んでいた空気が鋭利になったような感覚。ちょっとヤバイかも。
――出て行け。
部屋の中央から、昨日の声が響いてきた。やはり、いる。
だが、よく分からない。未知の感覚。
触らぬ神になんとやら。
相手の正体が掴めない以上、これ以上は危険かもしれないので、止めておく事にした。
「悪いんだけど、出て行ったらみなしごになっちまうんでな」
――出ていけ。
聞く耳持たないよ、この新種の幽霊さん。
相手をしていても埒が開かないっぽいので、もう無視しておこう。
買ってきた惣菜をテーブルに投げ出して、風呂に入ることにした。
多分、今晩もうなされるんだろうし、
せめて食事くらいはさっぱりした状態で楽しみたい。

どうやら風呂には出ないらしい。
声が一向に聞こえて来ないので上機嫌で風呂に浸かり、
半額になっていた鶏のから揚げを楽しもうと部屋に戻ると、

「「あ」」

背中を丸めて一心不乱に食事をしていた少女と目があった。
「何してるんだ、あんた」
「――出てい」
「何をしていかと聞いているんだが」
コホンと咳払いをすると、女はこちらに向き直った。


466 :本当にあった怖い名無し:2006/07/25(火) 01:57:08 ID:3YhRFDtq0
銀髪ともとれるようなロングヘアーに白い和服。
大人びて見えるが、見て取れる幼さからして、少女と言った方が適切だろう。
(まぁ、幽霊の年齢なんざ当てにならないが)
「供物を食べるのは妾の勝手であろう」
切れ長の相貌で憮然と睨み返してきたが、
深雪のように白い肌と比べてみると、頬は明らかに紅潮している。
ちょっと可愛いかもしれない。
そう思うと、恐怖感は薄らいでしまった。
「それは俺の飯なんだが。
そもそも、お供えした覚えはないぞ、お前みたいな正体不明な幽霊風情に」
「貴様、無礼なっ! 妾を人間の欠片風情と一緒にするでない」
「何だ、違うのか。じゃあ、動物霊か」
ピキッ
瞬間、目の前の空間が爆ぜた。
圧倒的な圧力にふっとばされ、強かに全身を壁に打ち付けられ、意識が遠のく。
いかん、俺、死んだかも。


467 :本当にあった怖い名無し:2006/07/25(火) 01:57:40 ID:3YhRFDtq0



「やっと目が覚めたか。人間というのはこれだから」
「お前が無茶苦茶なんだよ。何だありゃ。
 ポルターガイストなんて比じゃなかったぞ、殺す気か」
「ポルター……? き、貴様が妾を獣などと言うからだ、この無礼者が」
「……だって、お前、耳」
大慌てで頭を抱えたかと思うと、おそるおそる撫で始めた。が、そこに耳などない。
「貴様……謀りおったな……」
顔を真っ赤にして言われても怖くないが、さすがにさっきの二の舞はごめんなので弁明をしておく。
「いや、今は出てないけどさ。さっき飯がっついてた時に出たたぞ。ふさふさの尻尾も。お前、キツネか?」
「確かに、狐ではあるが……」
「やっぱ動物霊じゃん」
座布団が飛んできた。顔面で受け止めると結構な衝撃だが、さっきみたいに吹っ飛ばされるよりはマシだ。放り投げてくる仕草が可愛かったしな。
「いいか、二度は言わぬからよく聞け。動物霊は死ぬ前は普通の動物だったものだ。妾は生まれたときからこの存在なのだ」
「よく分からん」
ふふん、と得意げに語っている彼女には悪いと思ったが、分からんものは分からんので素直に伝えておく。
「だから……妾は、神だと言っておるのだ」
「……は?」
「何を呆けておる」
「あんた、神様なの?」
「いかにも」
「それが、何で俺の部屋で惣菜食ってるのさ」
「こ、ここはお主の部屋ではない。妾の社じゃ」
頭痛くなってきたぞ。どうなってんだ、この神様。
「それで、ここはお前の社だから、俺に出て行けと言ってたのか?」

468 :本当にあった怖い名無し:2006/07/25(火) 01:59:13 ID:3YhRFDtq0
「そうじゃ、ここは神の住まわう社なのだから、
 貴様のような俗な人間がいていいわけがなかろう」
「何、このアパート、神社を取り壊して建てられたりしてるの?」
大家のババアめ。隠してやがったか。
「いや、違うぞ。妾の神社は水無瀬山の麓だ」
「じゃあ、何でうちに居るんだよっ!」
「ここが、気に入ったからな。住み心地がいいのだ。
 良き気が満ちているし、いい匂いもするでな」
「……いつからここに居る」
「昨日じゃ。散歩をしていたら見つけたのでな」
じゃあ、何か、お前は昨日たまたま見つけたこの部屋が気に入ったからって、
俺を脅して出てかせようとしたっていうのか。
「何て身勝手な奴……」
「黙れ不敬な。妾は神ぞ」
「不敬も何もねぇっ! 気に入った部屋なんかに居ついてないで
 さっさと自分の神社に帰りやがれこの不良稲荷がっ!」
「……断る」

469 :本当にあった怖い名無し:2006/07/25(火) 02:00:32 ID:3YhRFDtq0
少女の顔がかげる。逸らした眼差しには憂いが見て取れた。
「何でだよ」
「妾の神社は、もうないのじゃ」
それから彼女は自分が祭られていた神社の話をした。
昔はお供え物や参拝客が絶える事がなく。
境内では子供達が夕方まで遊び回り。
夏になるとお祭りで賑わいっていたそうだ。
飢饉の時も、日照りの時も、彼女は人々を見守り、手を差し伸べ続けてきたらしい。
初めて見せる、優しい顔は、やがて無表情な面へと吸い込まれていった。
「ずっと一緒に過ごしてきたのだ。なのに、人間というやつは……」
いつしか人々の信仰は薄れ、神社を守る神主もいなくなり、
境内は荒れ果て、人はよりつかなくり、
そして……ついに取り壊されて宅地になってしまったらしい。
そう語る彼女は、怒りよりも、むしろ寂しそうに見えた。
だからかもしれない、
『呪いでも何でもかけて工事を止めればよかったのに』
その言葉は結局発する事はできなかった。
「勿論、それも考えたが」
心まで読めるのか。さすがというか、やりずれぇな。
「やらなかったというより、できなかったのだろう。神という存在は観念的じゃ、
信仰心がなくてはその力は弱まってしまう。
……堕ちてしまえば怨みを力にする事もできようが、
妾は神である事を誇りに思っておる」

470 :本当にあった怖い名無し:2006/07/25(火) 02:01:25 ID:3YhRFDtq0
「それで、俺の家になぁ」
「哀れなものだ。ここを社にと思っても、
人間一人を追い出す事も出来なかった。
挙句、幽霊なぞと間違われ……これでは堕ちたのとそう変わらんな」
「百歩譲ってだ、ここに住むのを認めたとしても、
何で俺が出て行かなきゃならん。
神社だって人がいないとお前の力にならんのだろう?」
「神社の境内の中で生活する人間を見たことがあるか?」
なるほど……それはいないな。
せいぜいホームレスが住み着くくらいだが、
それにしたって神様なんてもういないんじゃねーかって感じのボロばっかだもんな。
「あー、つまりだ。お前はこの家に住みたいわけだな」
「そうだ。だから貴様は出て行け」
「却下だ。しょうがねーから住まわせてやるってんだから俺に感謝しやがれ」
「……礼は言わんぞ。ここは妾の家だ。そして、貴様は出て行け」
「お前、実は凄い喜んでるだろ、しっぽ出てるぞ?」
ボフッ
また座布団が飛んできた。
まぁ、相変わらず投げる仕草は可愛いが。
「可愛いなどと気安く言うでない」
「言ってねーけどな」
「そもそも、好きで投げているのではない。
 神ともあろうものが手ずから物を放るなどと……」

471 :本当にあった怖い名無し:2006/07/25(火) 02:01:58 ID:3YhRFDtq0
「何だ、ポルターガイストくらい幽霊もできるぞ。
大体、さっきは物凄い事して俺を気絶させてたじゃないか」
「ポルター……? む、先刻のはカッとなってしまって、な。
あれで力を使い果たしてしまったのじゃ。
大体、貴様が供物ではないなどと断言するから……」
「何だ、お供え物がないと力も出せないのか。不便だな、神様ってのも」
「仕方なかろう。……もう10年以上供物は食していないのだ」
それはちょっと可愛そうかもしれん。
「ちょっと待ってろ」
冷蔵庫に不二家のショートケーキがあったな。洋菓子でも大丈夫だろうか。
「ケーキなんだけど、食うか?」
「……ケーキ?」
「まぁ、いい。ほら、俺からのお供えもんだ。受け取れ」
「む……」
おそるおそる口に運ぶ。箸でケーキを食う姿はギャグでしかないが。
「あ、甘い……、おいしい……」
驚いた。ケーキに喜ぶその顔は、年相応の少女そのものだったからだ。
「これ、もうないのか?」
「あぁ、すまんな。気に入ったならまた買ってきてやるよ」
「そ、そうか」
「だが、いいのか。妾に力が戻ったら、貴様をここから消し去るぞ」
「ん、それは困ったな。まぁ、神様にはお供え物をしないとな」
返事はなかった。黙々とケーキを食べている。
喜んでもらえて何よりだ。
「うし、俺は今日はもう寝るぞ。さっきのでまだ体痛ぇ」
「勝手にしろ」

472 :本当にあった怖い名無し:2006/07/25(火) 02:02:47 ID:3YhRFDtq0

その晩は、特にうなされる事なく寝れた。
一瞬、気配を近くに感じたが、何か暖かい感覚が俺を包んだだけで
特に金縛りに会う事もなかった。やっぱ、根はいい奴なのかもしれない。

「おい、朝飯にするぞ、出て来い」
「なぜ貴様の朝餉に妾が付き合わねばならん」
「いいんだよ、今日からは朝晩は一緒に飯食うからな。お供えもんだと思え」
「そうか」
「なぁ」
「なんだ」
「昨日の夜、寝てる俺に何かしたか?」
「知らん」
「そうか。あー、昨日あれだけ酷い目にあったのに、今日はどこも痛くないや。
むしろ体調ばっちり? 不思議だなー。ねー?」
「飯くらい黙って食ったらどうだ」
「ところでさ、神棚買おうかと思うんだが」
「いらん。そんな場所に住まう気はない。妾はこの部屋に住むのだ」
「それだと俺と一緒じゃないか」
「だから、力が戻ったら追い出すと言っておる」
「また無駄遣いしたくせに」
「味噌汁の味が濃いぞ」
「へぇへぇ、次からはお前好みにお供えしますよ」
「峯念」
「ん?」
「お前ではない、峯念だ」
「分かったよ、峯念」
「不敬な」
おい、耳、耳出てるぞ

473 :本当にあった怖い名無し:2006/07/25(火) 02:03:40 ID:3YhRFDtq0

と、まぁこんな感じだ。酷い話だろう。本当理不尽だよな。
まぁ、何とか部屋は追い出されなくて済んだんだけどさ。
代わりに人生狂わせられちまったさ。
あの頃は教師になるって夢があったんだけどなぁ。
何の因果か今じゃ毎日袴を穿いて境内のお掃除さ。
まぁ、うちの神社は賑わってるし、やりがいもあるさ。正直この仕事も好きだ。
でもなー、肝心の神様が、
境内じゃなくて裏のボロアパートに住んでるってのが玉に瑕だな、うちの神社は。
あそこは神様じゃなくて、神主の家なんだけどな。
今頃お供え物を二人分作りすぎてる頃だろう。腹減ったし、俺帰るわ。
じゃあ、ボーズも気が強い女に捕まらないように気をつけてな。


474 :本当にあった怖い名無し:2006/07/25(火) 02:05:03 ID:3YhRFDtq0
>>467で改行し忘れてた……すまぬorz

475 :本当にあった怖い名無し:2006/07/25(火) 02:07:16 ID:BBkeaBjG0
>>462
GJ

476 :本当にあった怖い名無し:2006/07/25(火) 10:20:17 ID:0jB3Z3Aq0
モフモフ?

477 :本当にあった怖い名無し:2006/07/25(火) 11:40:08 ID:4Pi1uyxe0
GJ
モフモフ…ウラヤマシス……

478 :本当にあった怖い名無し:2006/07/25(火) 12:29:54 ID:bykp+dtPO
もふもふ!もふもふ!

479 :本当にあった怖い名無し:2006/07/25(火) 16:12:34 ID:MIl5/hm1O
きつね……もふもふ……あまいものがすき………





(*´Д`)モエッ!

480 :本当にあった怖い名無し:2006/07/25(火) 23:37:12 ID:sk0Idcky0
モフモフ(・∀・)イイ!!

481 :本当にあった怖い名無し:2006/07/26(水) 02:36:47 ID:RzCSjStO0
もふもふしていて…よい。

482 :本当にあった怖い名無し:2006/07/26(水) 03:27:46 ID:AqGk6MGl0
逃避で書いたツンデレSSの感想を求めて


   F   5    連 打   す  る   俺

483 :本当にあった怖い名無し:2006/07/26(水) 10:27:30 ID:bWVzj3fY0
>>482
ずいぶんと、可愛いじゃないかw

484 :本当にあった怖い名無し:2006/07/26(水) 13:47:56 ID:Omksu4sC0
きつね……もふもふ……あまいものがすき………

…デジャヴ?

485 :本当にあった怖い名無し:2006/07/26(水) 17:05:58 ID:UctibrRF0
狐様めんこい。

激しく G J !

486 :たまねぎツンデレ ◆vSaTtgGg0. :2006/07/26(水) 17:32:51 ID:x/qQHyWQ0
むぅ、いいなぁめんこい狐さま。

そんな思いを込めて私も一作投じます。

487 :たまねぎツンデレ ◆vSaTtgGg0. :2006/07/26(水) 17:34:52 ID:x/qQHyWQ0
それを何と呼べばいいのだろうか。
湿った風に威圧が混ざり、心がざわめく。その場を離れたいのに体は動かない。
『畏怖』
これ以上の説明のしようがない。恐怖ではない。本能が知っている。

ぬちゃ…ひた…ぬちゃ…ひた…

俺はどうなるんだろうか。


……
ことの始まりは日常的な『非日常』の中で起きたんだ。
「ちょ、おま、それ、だめーーー」俺は座敷ムスメを必死でとめようとした。
だが一足遅く、座敷ムスメは俺を振り返り、にやりと笑うとマウスをクリックした。
お気に入りフォルダにザックリ詰められた俺の虹コレクションがずらりと展開される。
「あふ、もう、死にたい…」俺の日常は、この座敷ムスメに出会ってから大きく変わった。
「…へ…(微笑)」冷たい目線が俺の胸をえぐる。いや、いっそ本当にえぐっていただきたい。

こいつはいつもこうだ。死んだじいちゃんは座敷ワラシとかは守り神だから大切にしろとかいっていたけど、こいつは疫病神の類じゃないかと疑うくらい嫌がらせする。
この前なんか、俺が072のフィニッシュのタイミングを見計らって、HGのポスターを目の前に広げやがった。もう、俺の心は「フォー」でしたよ。
そんな毎日を送る俺だが、その日は特にひどかった。

へこんでいる俺を尻目にやつは更に追い討ちをかけていたのだ。
俺はやつの行動に気づいて悲鳴に近い声を上げる。「や、やめてぇえええええーーーー」
ぽちっ。
マウスをクリックする音がコミカルに響いた。俺の2Gに近い虹コレクションはあっという間に削除された。

「も、もういやだーーーーー」俺は叫び声を上げてアパートを飛び出した。

どこをどういったんだろう。俺はさ迷い、いつの間にか暗い森にいた。
い、いや、本当に何でこんなところにいるんだろう。とりあえず、冷静になった俺は森を出なきゃと思った。
方角もわからないが、とにかく歩いた。程なくして社が見えた。

488 :たまねぎツンデレ ◆vSaTtgGg0. :2006/07/26(水) 17:36:41 ID:x/qQHyWQ0
「…神社?」だれかいるかな、と期待を込め足を運んだ。日が落ち始めていたので、小走りに境内に入った。
そこには確かに神社だった。古びて色のはげた鳥居にぽつんと小さな御堂(?)があった。
「だれかいませんかー?……いませんよぉお」反応が無いので自分で言葉を返す。
むなしかった。
っぽ、ぽつっ、ぽつっ…。
と水滴が落ちたかと思うとざぁっと雨が急に降り出した。
しょうがないので、俺は古びた扉を、ぎぃっと押し開き中に入って、雨宿りさせてもらうことにした。

「やまねぇえなぁ」俺はきっとずいぶん歩いたんだろう。家を出たのは昼ぐらいだったのに、今は日が落ちかけているのだから。
無性に眠たかった。やまない雨にうんざりしていた俺はいつの間にかうたた寝をしていた。

気がついたら日は完璧に落ちていた。
雨はまだ、降っている。俺は無性に後悔していた。だがいまさら夜の森を行くつもりはない。ポケットからライターを取り出し火をともした。
夜のお堂は薄気味悪い。ライターの揺らめく火に俺の影が踊る。
「あっち!!」ライターの点火部が熱されて熱かった。俺は仕方なく燭台がないか探すことにした。
と、すぐ見つかった。小さな祠の前に二つの燭台があり、幸いにもろうそくがまだ残っていた。
早速、火をつけた。明るさにほっとする。

まぁ、つかの間の安堵だったんだがな…。


「は」と目が覚めた。
俺は不覚にもまた寝ていたらしい。だが、先ほどと何か雰囲気が違う。
重苦しさ、息苦しさに包まれる。
燭台にはまだ火はともり、影がゆらゆらと揺らめいている。そして違和感に気がついた。
祠の扉が開かれている。そして、ぶあっと何か黒い影が飛び出した。
それは俺の背後にべちゃっという音を立てて落ちた。


489 :たまねぎツンデレ ◆vSaTtgGg0. :2006/07/26(水) 17:38:22 ID:x/qQHyWQ0
それを何と呼べばいいのだろうか。
湿った風に威圧が混ざり、心がざわめく。その場を離れたいのに体は動かない。
『畏怖』
これ以上の説明のしようがない。恐怖ではない。本能が知っている。

ぬちゃ…ひた…ぬちゃ…ひた…

振り向くのが恐ろしい。そして…
「ねぇえ? こんなところで何をしているの」甘い、甘い声が耳に届く。
ひた…ぬちゃ…ひた…ぬちゃ…
俺のすぐ後ろでささく声に混じってなにか、不安を呼び覚ます音がなる。
白い指が俺の頬をなでる。
「硬くならないでいいのよ。でもここは…」もう片方の白い指が俺の腰をまさぐる。
ず、ず、にちゃっ…
何の音だろう? ふわりと甘い香のにおいが鼻腔をくすぐった。
「あ、あなたは…だれ?」やっとのことで声を絞り出す。
「あら、私のお家に無断ではいってそんなこというのね」いいながらも俺の体を這う指は止まらない。
はっきり言おう。すごく気持ちがいい。このまま身をゆだねてしまいたかった。だが。
ぬちゃ…にちゃ…ぬちゃっ…
この音が俺の理性に警告を発している。早くにげろと。
「か、勝手にはいって申し訳ありませんでした。もう、出て行きますから…」
「話をするときは人の目を見て話す」と何者かは俺をぐいっと振り返らせた。
そこには袴を着た巫女がいた。長い黒髪。白と朱の巫女衣装。
だが…。きれいな形のふじ額にはウジが湧き、頬はこけ、白い首は半分が腐り落ちていた。
「うっ」俺は口元を押さえた。生前はさぞ美しかったと思えるだけにその姿には例えようもない恐ろしさがある。
「あなたの精気がほしい」そいつはそういった。
じりじりと顔を近づける。この距離になると甘い香のにおいに混じって腐臭が漂う。
朽ちかけた女は俺のズボンをおろし、俺のイチモツに顔を近づけた。
「あら、もう、こんなにして」さっきの愛撫で俺のそれは怒張していた。そして畏怖に支配された今もそれは不思議なことに張り詰めていた。
「あ、あむ…ん」じゅぷ、じゅぷ…と女の頭が上下に振幅する。得も知れぬ快感が俺を支配する。もう俺は果てそうだった。
「も…う、だ…め」息も絶え絶えに俺は、果てた後どうなるかを考えていた。
そして…

490 :たまねぎツンデレ ◆vSaTtgGg0. :2006/07/26(水) 17:39:42 ID:x/qQHyWQ0
「そこまでじゃ!!」ぴんと張り詰めた声が甘い空気を切り裂いた。

扉の先に小さな黒い影が仁王立ちしていた。
「なぁに、いまいいところなの…に!?」ごんとすごい音をたてて朽ちた女に黒い影がぶち当たった。あまりの勢いに女は横倒れになる。
「あ。」俺のイチモツ君は解放され、それと同時に発射した。白い液体が空を飛ぶのがスローモーションで見えた。
「早く、にげるぞ」黒い影が俺の手をつかみお堂の外に連れ出した。
「ま、まちなさ…」声は見る見る遠ざかる。
俺はもうなにがなんだかわからなかった。
「ここまでくれば大丈夫じゃろ」程よく開けた場所に出た。空には月が煌々と照る。
影は、座敷ムスメだった。「愚か者め。不用意に土地神になぞ、つけこまれおって」
「助けにきてくれたのか」「ち、ちが、たまたま外を散歩してたら通りかかっただけじゃ。お前みたいなエロ坊主なぞ知るか」
「そうか。ところであれはなんだったんだ」「うむ。あれはここら一帯を守護する土地神だったのだが、あまりの淫乱さに封印されたのじゃ」
「目覚めたてじゃったから、良かったがそうでなければ…ええい。考えるだけで恐ろし…い!?」言いかけて座敷ムスメが凍りついた。
「どうした?」「い、いかん、はよう逃げんと」「え」振り向くと黒髪を振り乱した巫女が、遠くに見えた。どんどん近づいてくる。
「うあ、はやっ」座敷ムスメは俺を置いて走り出していた。朽ちた体とは思えぬほどの力強さが傍目からも判る。
「は、はやい、はやいよ。けどこういう時こそ焦ったらまけなのよね」「いいから、早く来い!!」俺の軽口を、きっと睨み座敷ムスメはさらに加速した。
俺も必死で走る。「…さ…い。ま…さ…い。まちなさーい」どんどん声が近づいてくる。
俺は振り返って驚いた。後ろを追いかけてくるのは絶世の美女だった。着物からはみ出た巨乳がたぷんたぷん揺れている。形相はしかし、鬼のようだった。
「ひ、ひぃ。なんかいきかえってるーーーー」「あ、さてはさっき果てたお前の精気をすすったな!! がんばるんじゃ、あと少しで森を出れる」
そしてなんとか森をでることができた。
森の向こうで悔しがる土地神の姿が見えた。

491 :たまねぎツンデレ ◆vSaTtgGg0. :2006/07/26(水) 17:40:30 ID:x/qQHyWQ0
「何で追ってこないんだ?」「霊は何かに執着し、その…何かから力を得るもの…がある。やつももっと…ち…からがあれば…追ってこれたかも…しれんが」
座敷ムスメが苦しそうに答えた。…苦しそう?
「お、おい、どうした」「う…む。家から…離れすぎた…時間切れじゃ…」すぅっと姿が薄れ始めている。
「おい、座敷ムスメ!!」「ぬ、まえから…言おうと…思ったが…わしは、おまえの…」
「おまえの!?」「ふ…なんでも…な…」言い終えず、娘は腕の中ですぅっと消えた。
「座敷むすめーーーーーーーー」
あいつとの様々な思い出が脳裏をよぎる。ひたすらいじめられた記憶しかないが、それでも悲しかった。
俺は後悔を胸に帰路についた。

家に着き、いすに座る。ここはあいつの特等席だったな。
「おれ、座敷ムスメの事好きだったんだな」心の中の思いを口にした。
と、ガタンン!!! と大きな音がひびいた。驚きながら、振り向くと。
「お、お前!?」顔を真っ赤にした座敷ムスメがいた。
「な、な、な、なにを口走ってるんだおぬしは!この変態、ロリコン、ペド野ろ…ぎゅむ」俺は口汚くののしる座敷ムスメを思いっきり抱きしめた。
「よかった、本当によかった」涙で顔をぐちゃぐちゃにしながら喜んだ。
「ぐ、ぐ、くるしい」ぐっと俺を突き放し、座敷ムスメは俺の涙顔をみつめた。
「…む。むぅ。わしも…お前が無事で…その…良かったぞ」と一言残すと、ぱっと消えた。
それから、2、3日は姿を見せなかったんだが…。


「ちょ、おま、それ、だめーーー」とまた俺の悲鳴を上げる毎日は続いている。


-了-

492 :たまねぎツンデレ ◆vSaTtgGg0. :2006/07/26(水) 17:42:40 ID:x/qQHyWQ0
長くてごめん:;

493 :本当にあった怖い名無し:2006/07/26(水) 18:14:53 ID:tUsb91v5O
あえて言おう、BJと

494 :本当にあった怖い名無し:2006/07/26(水) 19:00:27 ID:4mQGxW6Z0
ロベルト=バッジョ

495 :本当にあった怖い名無し:2006/07/26(水) 20:23:34 ID:bH3MWp/G0
俺は好きだな。UJ。

496 :本当にあった怖い名無し:2006/07/26(水) 21:58:06 ID:Rn0lV3fD0
他の人の作品みたら「いいなぁ」と思うのに
自分で書こうとするとどうしてもエロ表現がためらわれる
相当上手くないと浮いた話になりそうだしなあ…

497 :本当にあった怖い名無し:2006/07/26(水) 22:00:17 ID:/EyCSWJy0
頭の中で創ったものが文章にするほどに劣化していくのが悲しいね。

498 :シラカバの下で:2006/07/26(水) 23:49:49 ID:2Ea6IP010
「ねえ、私が見えるの?」
そう、そこには彼女が立っていた。腰と肩の中間くらいまでまっすぐ伸びる髪の毛をさらりと垂らして、うちの学校のセーラー服を着たまま。
「え? 何?」
当然、見えるに決まっているだろう。
「うん、見えるけど?」
「そう――」
そよ風で揺れる植木の若葉が眩しかった。彼女は右のほうを向いて後者の屋上を見上げて、僕と目を合わさないようにして言った。
「じゃあ、あんたはもう死んでいるわ」
「へっ!?」
ぼうっとシラカバを見ていた僕は、ドキっとして彼女のほうへ振り向いた。もう一度、彼
女を良く見る。綺麗――とか言う問題じゃない――彼女は・・・・・・立っていなかった。
 いや待て待て待て、足が無いぞ、どういうことだ? っていうか、よく見ると彼女自身微妙に透けているじゃないか。待て待て、彼女は何て言った?

『あんたはもう死んでいる』

そんな――っ!馬鹿な、どこかのアニメのセリフじゃないんだぞ。

「ふふ、うろたえているわね」
必死の言い訳を考える僕。
「だって――だって僕はこうやって話をしているし――」
何か確証はないか。僕が生きているっていう証拠、証拠・・・・・・。
「それに――それに、僕には・・・・・・」

足は、無かった。


なぜ、なぜ死んだ? どうして?
「あなたは死んだ、その事実は変わらないわ」
彼女はくるっと僕に背中を向けると、
「付いてきて」
と言って歩き始めた。

499 :本当にあった怖い名無し:2006/07/26(水) 23:51:12 ID:2Ea6IP010
「待って!」
僕は足をもつれさせ――るような気がし――て、前につんのめりながら彼女の後を追った。
「ほら、あそこ」
彼女は白くて細長い指をある一点へ向けた。高1、2年棟と職員、高3棟の境目にある渡り廊下の、下の部分へ。
「ん、何?」
「よく見なさい」
近づいていって、僕ははっとなった。黒いアスファルトに浮かぶ濃い赤色のシミ。これは・・・・・・。
「あんたは、その3階の渡り廊下から落ちたのよ。屋根が無くて開放的なもんだから、ふざけ合っててね。」
「なんでそんな事が――見ていたの?」
「え、ええ・・・・・・一応私にはこの学校の守護霊として、校内を見回る義務があるわ」
「ふうん・・・・・・」
僕の心はしかし、死んだことに対するショックや焦りからは立ち直りかけていた。
自分が死んだという事をしっかり認識すると、幽霊は成仏する覚悟が出来る、とテレビで見たこともあった。
僕は図らずして彼女にそれを認識させられたのだ。
だが、それは同時に今後の自分の幽霊としての行く末と、死後の世界への不安を沸き立たせるということでもあっ
た。
「何悩んでるのよ」
アスファルトの赤いシミを見つめる僕の横に、彼女も歩いてきた。こんな美しい彼女が、なんで幽霊になったのだろう。
「僕はその――幽霊になっちゃうのかな?」
「そうね、そういうこと――もう半分なってるしね」
「幽霊になったら、どうなるの?」
「そりゃ、どうってことも無いわ。向こうの人には話しかけることは難しいけど、幽霊同士の話とかはできるし、何だったら――」
「何だったら?」
「・・・・・・ふんっ」
言いかけて、彼女はなぜかそっぽを向いた。彼女のさらさらとした髪は、梅雨晴れの日差しを受けて亜麻色に輝く。


500 :本当にあった怖い名無し:2006/07/26(水) 23:52:55 ID:2Ea6IP010
「ねぇ」
少し間があって、僕は尋ねた。
「何?」
「幽霊って、ずっとこのまま居るの?」
「えっ―――」
彼女は今度はあからさまに動揺した。先ほどの恥らうような動揺の類ではないことが、僕にも簡単に見て取れた。
「君――って言うのもなんだけど、君は、ずっとここに?」
「・・・・・・」
「・・・・・・そんなの、私の勝手よ。“成仏”したいなら“成仏”すれば良いわ」
「“成仏”?」
「あんただって、今すぐ“成仏”しようと思えば出来るわよ。強く念じるの。新しい存在に生まれ変わりたい、って」
「ううん――」
なるほど、死んでしまった身にも選択肢はあるというわけか。そう念じれば、新しい人生が始まる。今までの人生は終わる。生まれ変わるのはいつかな。どんな時代が来るのだろう。未来かな、それとも過去なのかな。
「そうか・・・“成仏”、ね・・・」
16年間僕を育ててくれた両親や友達のことを思い出しながら、僕は目を閉じた。
 たった16年間の人生は、あっという間に終焉を迎えてしまった。ああ、結局あのゲームはクリアせずじまいだったか。チャットの常連は突然消えた僕をどう思うかな。
「ねえ」
そういえば、仲田には酷いことを言ったままだっけ。不思議だね、人の死というものは。
「ねえ!!」
生きてる間は怖かったり不安になったり色々とおびえたりしたものだけど、死んでしまうと妙にすがすがしい。
「ちょっとあんた!」
そういえば、担任の黒ゴリラからも苛められないのか。成績のことで親にどうこう言われることも無くなるし、毎日のしがらみからも解放される。死ぬって、こんな気分だったのか。


バシン!!




501 :本当にあった怖い名無し:2006/07/26(水) 23:55:00 ID:2Ea6IP010
 頬を思い切り叩かれたような気がして、僕は驚いて目を開いた。正面に白い肌を赤く染めて激昂する少女の姿があった。
と、不思議に頬が痛み出した。ちょっと待て、幽霊に殴られたのか?僕は。
「な、何だよいきなり!!」
「何だよじゃないでしょうが!」
「――だいたい何で“成仏”とか簡単に決めちゃうのよ! もっと真剣に考えなさいよ! あんたのことを大事にしていた友達とか親とかはどうなるの!? 
あんたが居たこと、生きてたことを簡単に否定しちゃうの!? あんたは16年間、いったい何をして生きてきたのよッ!!!」
思い切りまくし立てる彼女を、ぼくは冷静な目でじっと見ていた。
「だって――」
「だってじゃないわよ! もっかいよく考えなさい! あんたを愛してくれた両親、友達、先生のことを!! それに――それに、あんたの事が好きだったとかいう誰かも、もしかしたら居たかも知れなかったじゃない!」
そりゃ――そうかもしれないけど――。

「“成仏”すると言うことは、そんな人たちとの繋がりを、今までの思い出を、ぜんぶ消すってことなのよ!? いいのあんたは!? それでいいの!?」
尋常でない彼女の怒り方に、僕はたじろぎ始めていた。ちくしょう、折角の覚悟が台無しじゃないか。僕はだんだんとイライラしてきて言った。
「何だよいきなり! “成仏”しろとかするなとか!! もう幽霊として生きてても――生きてても――しょうがないじゃないか!」
僕だってそりゃ死にたく無かったさ。だけど――。
「バカッ! この分からず屋! ドアホッ!」
もう髪が振り乱れるのも顔が泣き崩れてぐしゃぐしゃになっていても、気にせず彼女は僕をぶってきた。
「バカッ! バカッ! バカッ―――!」
何度も、何度も。 拳で胸を殴られた。 生前ならアザになるくらい。

でも、何だか心地よかった。




502 :本当にあった怖い名無し:2006/07/26(水) 23:55:37 ID:2Ea6IP010
 彼女の殴打が落ち着いた、その時だった。
 彼女は不思議な仕草で胸の前でを2、3回指をなぞるように動かすと、僕を睨み付けてこう言った。
「もう、あんたなんか、大ッ嫌いッ!!」

 世界がぐるりと回った。周りにあった木々と校舎がぐにゃりと捻じ曲がった。僕は強烈な頭痛と吐き気に襲われた。目の前の色が全部混じりあって、網膜に突き刺さった。だめだ、目を開けていられない。
目を瞑った瞬間、今度は僕の体がすっと浮くような感触を覚えた。

************************************************************

「――太っ!」
「――将太っ!」
誰かが僕の名前を呼ぶのが聞こえた。暗い。真っ暗だ。何だろう、体中がだるい、重い、狭い、鈍い。でも――なんか違う感触のような――。
もしかして、僕は――?

 僕は目を開けた。途端に、また世界が反転した。強烈な光が網膜の奥を突き刺した。眩しい。目を開けていられない。でも、開けていたい。誰かが歓声を上げた。耳が、一気に周りの音を集めはじめた。
「目を覚ました!」
カッターシャツの少年が言った。目が、見えてきた。

 そして僕は、文字通り我が目を疑った。
病室には20人近い人たちがひしめき合って、両親と親友のケイジ、そして執刀医らしき医師がベッドの横に立っていた。担任の黒ゴリラは、僕の左足元でハンカチを拭っていた。何、みんな――?

『もっかいよく考えなさい! あんたを愛してくれた両親、友達、先生のことを!!』

こんなセリフが、脳裏によぎった――気がした。
「みんな・・・・・・」
僕は初めて口を開いた。騒ぎ声の溢れていた病室が、一気に静まり返った。周りの黒ゴリラや両親、友達、そして医者の先生や看護師さんを見回して、僕は言った。

「――みんな、ありがとう」

それしか言えなかったけど。


503 :本当にあった怖い名無し:2006/07/26(水) 23:55:48 ID:hNm3DUbe0
パイズリ♥

504 :本当にあった怖い名無し:2006/07/26(水) 23:57:00 ID:2Ea6IP010
 話を聞くと、僕の怪我は相当に危なかったらしく、手術は4時間近くにまで及んだと聞いた。頭蓋骨損傷に始まり、内臓破裂、右足骨折などの損傷コレクションを同時に山ほど併発していて、手の施しようがないと誰もが思ったそうだ。
 だが共に、そんな症状の僕を引き受けて緊急で執刀してくれた外科の先生はこの病院で一番の名医であり、僕のそういった損傷はほぼ全て縫合してくれたとも僕は聞いた。

 結局、僕が全快してこの白い巨塔から退院できたのは、夏休みもほぼ終わりに近づいた8月下旬のことであった。
 内科の先生にはお世話になったし、リハビリの兄さんには色々と迷惑をかけてしまった。
 でも、おかげで――。


僕は、自分の足で地面を歩ける。確実に、一歩ずつ。



 当直の先生に挨拶をして校内へ入ると、けたたましいセミの声が耳にまとわりついてきた。行くところは、決まっている。
 高1、高2棟と職員、高3棟を結ぶ3階部分にある、渡り廊下。
 職員用駐車場を超えると、例のシラカバが目に映る。少し、大きくなっていた。そして、その横には――芝生が、植えられていた。
 見上げると渡り廊下は柵が出来ていて、鉄の屋根で覆われ安全なものに改良されていた。転落事故があったということで、設計の不備をこの休み中に直したのだろう。



と、その時――。



「ねえ、私が見えるの?」


振り向くと、シラカバの下で、髪の毛の長いセーラー服の少女が、そこに立っていた。
---------------------------------------
長くてすみません。ツンデ霊初体験です。

505 :本当にあった怖い名無し:2006/07/27(木) 00:31:06 ID:Vuy8EEf+0
>>498
GJ!

506 :本当にあった怖い名無し:2006/07/27(木) 01:00:15 ID:ziVPzcZG0
>>498
GJ

>>503
たいやきくん

507 :本当にあった怖い名無し:2006/07/27(木) 01:29:47 ID:yQn4RuUJO
ちょっとやってみたいネタがあるからおまいらのツンデ霊話ベスト5をあげてみてくれ

508 :本当にあった怖い名無し:2006/07/27(木) 01:33:09 ID:ghU5a2V90
お前あの変な批評君な気がするからヤだ。

509 :本当にあった怖い名無し:2006/07/27(木) 03:03:15 ID:NVgbCQP0O
まとめサイトの更新まだかなぁ…
読みたい話あるんだけど…

>>507には何か答えるのが躊われるのは同意w

510 :本当にあった怖い名無し:2006/07/27(木) 03:16:42 ID:+y4pggGoO
俺携帯からなんだけど>>1のまとめサイトが見えないんだけど…見えてるの?誰が教えてエロい人

511 :本当にあった怖い名無し:2006/07/27(木) 03:49:44 ID:yQn4RuUJO
教えないならわざわざレスすんなよ、粗チン野郎どもが!おまいらみたいなケツの穴のちぃせぇ奴らはアナルでバナナを切断する隠し芸を新年会で披露して、隠れゲイの上司に「デリーシャス!」とか叫ばれながら中でションベンしてもらいなよ、ファック野郎。

512 :本当にあった怖い名無し:2006/07/27(木) 04:11:10 ID:ks4ifCpF0
俺的ベスト5は、

1、誰にも相手をされずに逆切れするID:yQn4RuUJO
2、携帯から必死で煽り文を入力するID:yQn4RuUJO
3、正体を見抜かれてなんとか話を逸らそうとするID:yQn4RuUJO

513 :本当にあった怖い名無し:2006/07/27(木) 04:28:55 ID:GPrU6SsM0
皆暇だなw

514 :本当にあった怖い名無し:2006/07/27(木) 04:44:16 ID:NVgbCQP0O
>>510
つモバイル版の専ブラ

515 :本当にあった怖い名無し:2006/07/27(木) 08:58:32 ID:beJNJ0mPO
なつかしのツンデレ乙

516 :本当にあった怖い名無し:2006/07/27(木) 09:22:25 ID:vBiKESz00
ツンデレとキチガイは違うぞな

517 :本当にあった怖い名無し:2006/07/27(木) 09:59:15 ID:kijsNKMU0
yQn4RuUJO
本人は面白いと勘違いしてるところとか見ると、やっぱ批評野郎なんだろうな

518 :本当にあった怖い名無し:2006/07/27(木) 10:21:06 ID:1lHAKLh60
俺が代表してランキング

一位 >>401
二位 >>408
三位 >>414
四位 >>507
五位 >>511

おめでとう君の独占状態だ

519 :本当にあった怖い名無し:2006/07/27(木) 12:10:42 ID:z3ktg7lQO
>>512
それじゃあベスト3じゃんwwww

520 :理由1/4:2006/07/27(木) 16:38:08 ID:ziVPzcZG0
家に帰ったら幽霊が居た。驚いた。
しかし、その幽霊は酷く辛そうな顔をしていた。
話によると、この世は嫌な事ばかりでちっともつまらないから自殺したんだそうだ。
「嫌なら出て行くけど」とも言われたが、出て行けとは言えなかった。
すぐにでももう一度自殺してしまいそうなその顔。
それを見たらとてもそんな事を言う気にはならなかった。
「俺が迷惑するようなことがないなら別に構わないよ」
これが精一杯だった。
彼女はそれを聞いてか聞かずか、だまって座り込むのだった。

…どうやらこいつには私が見えるようね。
おかしな話ね。世の中が嫌になって自殺したのに、この世に未練があるなんて。
その未練が何なのか、色々飛び回っては見たけど何処も同じ。
つまらない。この一言で全ての物の説明がつく。
未練探しの旅に疲れて適当に上がりこんだこの家で、「見える」人間に会うなんてね。
でもどうせこいつもどうせつまらない有象無象の一つでしょうね。
それにしても変な奴。普通幽霊を家に置く?
…まあ、見えるからと言って無闇に干渉してこなければそれでいいわ。
暫らくこの家でくつろがせてもらおっと。

521 :理由2/4:2006/07/27(木) 16:39:08 ID:ziVPzcZG0
確かに彼女は俺に何かしてくる訳ではないが…
死んだ人間の更に死にそうな顔というのは見ているだけで辛い。こっちが死にたくなる。
なんとかならないだろうか?
この世は嫌な事ばかりでちっともつまらない…
そうだ、面白い事を教えてやれば少しは元気が出るかもな。
とりあえずは…映画館とか行ってみるか?
「おい、幽霊さんよ」

…映画館に行く?馬鹿じゃないの?
そんな所は既に旅の途中で行った事があるっての。
今更…
いや、そういえば生きた人間を観察したことはなかったわね。
何かヒントが有るかも知れないし、とりあえず着いて行ってみよっと。

…コメディー物?まあいいか。
私が見るのは映画じゃなくてそれを見たこいつの反応だし。
映画の内容は別にどうでもいいや。
…館内が客の笑い声でいっぱいになる。でも私にとっては只の雑音。
五月蝿い事この上ないわ。
隣のこいつも他の客同様、雑音を撒き散らしてるし。
それにしても…人間の顔って笑う時ここまでブサイクに変形するもの?
「フッ」
…?私、今笑った?
「お!お前今笑ったんじゃねえの!?」
「わ、笑ってなんかないわよ馬鹿!」
何で私は笑った事を否定してるんだろう…?

522 :理由3/4:2006/07/27(木) 16:39:59 ID:ziVPzcZG0
本人は否定してたけど、映画館であいつは絶対に笑ってた。
これは効果アリだなと確信した俺は、それから毎日彼女をどこかしらに連れて行った。
自分でも何故そんなに続くのか不思議なくらいだった。
そのおかげか彼女の表情はだんだん明るくなってきた。
が、それと同時にもう一つ気がついたことがある。
彼女がだんだん薄くなっていることだ。
まあ、最初に映画館に誘った時から薄々こうなるんじゃないかと思ってはいた。
成仏しかかっているのだ。
彼女だってわかっていた筈だ。だからおとなしく俺について来てくれたんだ。
これでいいんだ、これで…

…最初から判ってたわよ。私がこの世に残した未練が何なのかって事くらい。
ただ、それを認めたくなかった。認めるわけにはいかなかった。
だって私は、自分で殻を作って閉じこもって、
この世はつまらない事ばかりと自分に言い聞かせた挙句自殺したんだもの。
世の中をつまらなくした原因が自分自身だなんて認めたくなかった…!
そこにあいつが現れた。
あいつは私を殻から引きずり出して、色んな所に連れて行った。
口には出さなかったけど、あれは自分の為じゃなくて、
私を笑わせる為の行動だった。いくら私でもそんな事くらいは判る。
いや、判ってしまう。だから私はあいつについて行った。
そのおかげで私は今、成仏しかかっている。
この世界ともお別れね。
「…やっと、面白くなってきたところだったんだけどなぁ…」
涙が溢れた。

523 :理由4/4:2006/07/27(木) 16:41:11 ID:ziVPzcZG0
「…行くのか」
「ええ…」
「達者でな」
「そっちこそ」
「…」
「…」
「…本当にそれでいいのか?」
「…今更なによ。あんただってこうなること判ってたでしょ?」
「判ってたよ。さっきまで自分にこれでいいんだって言い聞かせてたくらいだからな。」
「だったら…」
「でも、なんで言い聞かせなきゃいけなかったか判るか?行って欲しくないからなんだよ」
「随分と自分勝手じゃない?」
「おまえはどうなんだよ。泣いてるじゃねえか」
「これは…だって、しょうがないじゃないの。
私は自分がどんなに馬鹿だったか今更理解したのよ?せめて死ぬ前に気付いていれば…
死ぬ前にあんたに遭えていたら…!」
「理解したんだろ!?だったら今からでもいいだろうが!」
「わ…私は…でも…」
「でもも糞もあるか!おまえはどうしたいんだ!?」
「私は…まだ、ここに…」




…どうなった?あいつは?やっぱり…
「随分と恥ずかしい台詞だったわねぇ」
「!お、おま…」
「で?今日は何処に連れて行ってくれる訳?」
今までで最高の笑顔がそこにあった。

524 :本当にあった怖い名無し:2006/07/27(木) 18:32:58 ID:yQn4RuUJO
畜生、おまいらみたいな皮カムリの赤ちゃんチンポコどもにバカにされるなんて屈辱だ!
めっさムカツクー


525 :本当にあった怖い名無し:2006/07/27(木) 18:43:15 ID:ymerNcE80
はいはい。子供はもう寝たら?

526 :本当にあった怖い名無し:2006/07/27(木) 18:52:34 ID:9HXAgKyW0
>>524 防御力上げるために皮装備してるだけだこの平和ボケのズルムケ野郎
いいからさっさとネタやれよ

527 :本当にあった怖い名無し:2006/07/27(木) 19:05:55 ID:HNUR1oLv0
>>52
BJ

528 :本当にあった怖い名無し:2006/07/27(木) 22:48:03 ID:EQYDSyMX0
>>526
かわのぼうし乙

529 :本当にあった怖い名無し:2006/07/28(金) 03:38:21 ID:yYSW03Sz0
>>520
バッジョブ

530 :本当にあった怖い名無し:2006/07/28(金) 04:38:25 ID:5cXu4U9iO
Bad job!

531 :本当にあった怖い名無し:2006/07/28(金) 05:19:15 ID:vvH8/66o0
みんな、力をかしてくれ。
ttp://ex16.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1154031215/l50

532 :本当にあった怖い名無し:2006/07/28(金) 10:54:20 ID:WWndz0lkO
ふと思ったんだがこのスレ人10人ぐらいしか居ないんじゃ

533 :本当にあった怖い名無し:2006/07/28(金) 12:20:59 ID:3aBmIWJw0
盆がちかいな。

534 :本当にあった怖い名無し:2006/07/28(金) 14:57:03 ID:R0FDKg6R0
>532

点呼、1
( ・ω・)ノ 


535 :本当にあった怖い名無し:2006/07/28(金) 14:58:19 ID:h+FXVsxB0
点呼、2
( ・д・)ノ 

536 :本当にあった怖い名無し:2006/07/28(金) 14:58:38 ID:3aBmIWJw0
ノシ2

537 :本当にあった怖い名無し:2006/07/28(金) 14:59:22 ID:3aBmIWJw0
スマン、参でした。

538 :本当にあった怖い名無し:2006/07/28(金) 15:04:08 ID:pPSe2hwB0
ノシ 死

539 :本当にあった怖い名無し:2006/07/28(金) 15:20:01 ID:34I/Jczi0
ノシ 5

540 :本当にあった怖い名無し:2006/07/28(金) 15:21:10 ID:7+XJS3DCO
えい6すけ

541 :本当にあった怖い名無し:2006/07/28(金) 15:39:47 ID:WMbIdH8SO
死地

542 :本当にあった怖い名無し:2006/07/28(金) 16:16:11 ID:yjpY9VVcO


543 :本当にあった怖い名無し:2006/07/28(金) 16:52:22 ID:YkNryPXmO


544 :本当にあった怖い名無し:2006/07/28(金) 17:12:02 ID:yYSW03Sz0


545 :本当にあった怖い名無し:2006/07/28(金) 17:53:21 ID:FrMvGOQ+0
戎壱

546 ::2006/07/28(金) 18:39:59 ID:joFlcnNmO
( ̄ー ̄)12

547 :本当にあった怖い名無し:2006/07/28(金) 19:12:22 ID:RvFUE84+O
拾参

548 :本当にあった怖い名無し:2006/07/28(金) 21:10:59 ID:p6Z0Mz9WO
拾四

549 :本当にあった怖い名無し:2006/07/28(金) 21:59:26 ID:c343zBZH0
じゅうご

550 :本当にあった怖い名無し:2006/07/28(金) 22:01:05 ID:jIqrj+6A0
24

551 :本当にあった怖い名無し:2006/07/28(金) 22:04:51 ID:YNXD51Hb0
百までいったらツンデ霊が出るらいしぞ

552 :本当にあった怖い名無し:2006/07/28(金) 22:05:45 ID:ogtLwQmd0
100!!

553 :&rlo;し無名い怖たっあに当本&lro;:2006/07/28(金) 22:29:53 ID:6Ax/+0b40
拾苦くらいか?

554 :本当にあった怖い名無し:2006/07/28(金) 23:16:02 ID:/y31RDfq0
禁千弐百拾弐式

555 :本当にあった怖い名無し:2006/07/28(金) 23:18:02 ID:IStl7EfM0
ノシ

556 :本当にあった怖い名無し:2006/07/28(金) 23:24:58 ID:YkNryPXmO
100人いたって、でてきてあげないんだから!

557 :本当にあった怖い名無し:2006/07/28(金) 23:41:34 ID:5cXu4U9iO
ふふふ、随分と過疎ってるねぇ包茎諸君!
BJを流行らせた甲斐があったよ。
あれにより職人はモチベーションを低めて壊滅…後に残るは皮の帽子標準装備のクズどもって寸法さ!


558 :本当にあった怖い名無し:2006/07/29(土) 00:04:23 ID:/y31RDfq0
そろそろこの↑勘違いが激しく進行している通称「批評君」=ただの構ってちゃんは
相手にしない方が良いかと思うのですが、いかがでしょうか?

559 :本当にあった怖い名無し:2006/07/29(土) 00:43:18 ID:+P03HS3+0
まず、おまいがな

560 :餓鬼争い 上:2006/07/29(土) 00:46:00 ID:vZtO4n6T0
「あー暑っち〜。コーラコーラっと…」
ガチャ
「あれ?無い…またアイツか!」

「オイこらババア!てめえまた人のモン勝手に飲みやがったな!」
誰も居ない空間に向かって怒鳴る俺。
すると何も無い空間から 見 た 目 は中学生ぐらいの女がすうっと現れる。
「わしゃババアじゃないっつってんじゃろがドアホ!
 大体なんじゃハタチにもなってコーラって!餓鬼臭いにも程があるわ!」
「その餓鬼臭いモンを勝手に全部飲んだのは何処の年寄りだよ!」
「年寄り言うなボケ!見よ!この若々しい体を!」
「てめえがガキなのは見てくれだけじゃねえか!何年その状態で生きてんだよ!」
「死んでるから0年じゃ!文句あるか糞餓鬼!」
「屁理屈ぬかすなババア!その年季の入った喋り方からしてアウトなんだよ!
 つーかハタチの俺に餓鬼ってお前それ墓穴だろ!」
「ムキイイイィィィ!じゃったらわしが今風の言葉使いを覚えりゃ文句無いんじゃな!?」
「やれるもんならやってみろ!」

…と言う訳で、あいつは家を飛び出した。
恐らくはそこいらへんを飛び回って若い女性の言葉使いを真似ているのだろう。

561 :餓鬼争い 下:2006/07/29(土) 00:46:40 ID:vZtO4n6T0
二日後
「ただいま…」
「何だ、もう帰ってきたのか?あー短い平和だった…」
「う…うるさいわね!これでもわし…じゃなくて私、頑張ったんだからね!」
「良くやった良くやった」
「どう?これで私が若いって認める気になった?」
「俺以外の奴は騙されるかもな。俺は前のお前を知ってるから何とも思わんけど」
「なっ…だったら、どうすればいいんじゃ!」
「どうすればいい…って、なに?何か不満な訳?」
「皆まで言わねば判らんかこの馬鹿たれ!やっぱり貴様は糞餓鬼で充分じゃ!」
「何なんだよ!?何で半泣きなんだよ!?」
「うわあああぁぁぁぁん!馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿ああぁぁぁ!」

…俺が悪いのか?

562 :本当にあった怖い名無し:2006/07/29(土) 00:48:57 ID:vZtO4n6T0
日付変わっちゃったけど20人ちょいってとこ?

563 :本当にあった怖い名無し:2006/07/29(土) 07:25:56 ID:+P03HS3+0
;゚Д゚)<数十年に一回漏れも書き込んでるぞ


                        Σ(゚Д゚;エーッ!!そんなに歴史無いよ



564 :本当にあった怖い名無し:2006/07/29(土) 07:31:04 ID:8RygvyHtO
ふふ…もはやこのスレの命は風前の灯よ。出てくる作品は>>561のようなセンスの欠片もない論評に値せぬ駄作ばかり!
住民もエスプリの効いた切り返しも出来ぬ乳児ばかり。


565 :本当にあった怖い名無し:2006/07/29(土) 07:40:35 ID:L2r3fwKuO
>>562
ノシ

猫待ちしてるんだけど、もう来ないのかなぁ…

566 :本当にあった怖い名無し:2006/07/29(土) 07:50:33 ID:dStEQPl30
夏休みだから回避してるんだろ。
盆前に探索に行ってたり

567 :本当にあった怖い名無し:2006/07/29(土) 09:01:53 ID:CvWZdIwKO
>>564
つ【鏡】

568 :本当にあった怖い名無し:2006/07/29(土) 10:42:46 ID:0YrKqV/90
いや、566-561は可愛いよ?

569 :本当にあった怖い名無し:2006/07/29(土) 12:25:34 ID:FmVEvYDDO
じゃあ俺21。

570 :本当にあった怖い名無し:2006/07/29(土) 12:28:47 ID:ht0VJLWo0
朝帰りの俺が22?

571 :本当にあった怖い名無し:2006/07/29(土) 13:08:04 ID:vZtO4n6T0
…挙手ついでに書いた適当な作品を投下した俺が悪かった

572 :本当にあった怖い名無し:2006/07/29(土) 13:49:56 ID:+AJpZZwQ0
>>571
>>564はただの粘着だから気にするな

573 :たまねぎツンデレ ◆vSaTtgGg0. :2006/07/29(土) 14:24:03 ID:1Bkmaqox0
>>560GJ!!

でも、さっきまでバガボンド読んでいたせいか、本位田の婆さんのイメージが抜けない…。

本位田婆「うわあああぁぁぁぁん!武蔵の馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿ああぁぁぁ!」

…みたいな。

574 :本当にあった怖い名無し:2006/07/29(土) 16:23:07 ID:CuqEiBa+0
俺はBLOOD ALONE読んでたからミサキのイメージだった。頂点萌える。

575 :本当にあった怖い名無し:2006/07/29(土) 17:17:28 ID:8PDHpM2VO
俺はなにも読んでなかったから、田舎の婆ちゃんが三途の川の向こうで手招きしてた。

576 :本当にあった怖い名無し:2006/07/30(日) 06:01:39 ID:tF67e9G9O
ふふふ…見事な廃れぶりだ。
おまいらも本当は分かっているんだろ?
いまや残るはたまツンのみ、他は引退しかってのような栄華は見る影もない…
もう十分だろ、これ以上執着し腐り爛れさすよりは、綺麗な思い出のままにすべきだ。

577 :本当にあった怖い名無し:2006/07/30(日) 07:59:41 ID:8AJaN+6HO
夏だなぁ……(´-`A;)

578 :本当にあった怖い名無し:2006/07/30(日) 08:04:57 ID:WFvpTIWk0
つか、この厨房は例の数字駄コテだろ。空気の嫁無さっぷりがまるきり同じだ。

579 :本当にあった怖い名無し:2006/07/30(日) 10:11:35 ID:1wqnWJg60
いや、あれに比べると余裕があるよ

580 :本当にあった怖い名無し:2006/07/30(日) 10:48:53 ID:WFvpTIWk0
そうか? このスレ全体に恨み持ってるような口ぶりからして例のアレだと思ったんだけどな。
コテ連中の中でも心底ウザがられてて叩かれまくってたのはアレくらいだろう。
なにより、たかが煽り行為にすら「特定の個人(俺)が荒らしてる」というしょうもない
但し書きを付けずいられないような中二的自意識の発露ぶりが良く似てる。

581 :本当にあった怖い名無し:2006/07/30(日) 11:21:49 ID:KGDidHER0
もう何でもいいからツンデレくれよ。俺自分で文章書けないから、ここの文章読むのが大好き
なんだよぉぉおお!まったり行こうよ。
まったりいけない奴は醤油飲んで病院に運ばれろ…だが、死ぬな。

582 :本当にあった怖い名無し:2006/07/30(日) 11:37:01 ID:kHbXus7VO
ふ、ふん!暑苦しいから騒がないでよ!


(あ〜!またやっちゃった…私のバカぁ…)






アレ?ここツンデ霊スレだよな

583 :本当にあった怖い名無し:2006/07/30(日) 23:33:12 ID:jGvDOg2R0
昔メリーさんの改変を書いた者だが、新作できたらまた投下していい?
後少しくらいでできそうなんだが。

584 :本当にあった怖い名無し:2006/07/30(日) 23:46:06 ID:usj3Az+/0
昔少佐の改変を書いた者だが、まったく問題無いじゃんじゃん遣ってくれ。

585 :本当にあった怖い名無し:2006/07/31(月) 03:13:34 ID:zMEBf8cKO
>>584
前に猫シリーズを書いた者だが、まったく問題無い。
じゃんじゃん遣ってくれ。


586 :本当にあった怖い名無し:2006/07/31(月) 03:51:56 ID:q/Ko7VhKO
問題あるよ。
もうこのスレは死んだんだ。
ましてメリーさんの作者?あのつまらないメリーさんの?
BJ食らうのがオチさ、無駄な事は止めときな

587 :本当にあった怖い名無し:2006/07/31(月) 10:16:45 ID:7+w7yfsWO
>>586
なら死んだスレにいつまでも粘着してるんじゃない
さっさと他の生きているスレ捜して取り憑いてこい

588 :本当にあった怖い名無し:2006/07/31(月) 10:30:13 ID:zQDmP97A0
>>586
知らないのか?このスレの住人は一日一話欠かしただけでも餓死するんだ。
俺が言うのだから間違いない。

589 :本当にあった怖い名無し:2006/07/31(月) 11:46:28 ID:zHY8Arv/0
>>586
なにこのツンデ霊

590 :本当にあった怖い名無し:2006/07/31(月) 13:58:06 ID:vzzYMe8q0
>>586の言うとおりだよ
このスレは死んだんだ
そしてツンデ霊となったんだ

591 :本当にあった怖い名無し:2006/07/31(月) 15:51:53 ID:oCv3EObBO
昔くーるな幽霊書いたものだけど


ってことはここのみんなはツンデ霊?

592 :本当にあった怖い名無し:2006/07/31(月) 16:10:34 ID:qRJVDXP00
昔晃子のポックリ書いた者だけど
ってさあ、流れに乗って来てくんねーかなあ!!
そんで新作投下してくんねーかなあああ!!!

593 :ポン介 ◆ZMp2Jv9w5o :2006/07/31(月) 20:40:20 ID:GmZRwuCq0
「暑いー・・・・エアコンつけよーよー・・・」
「夏は幽霊の正念場だろうがっなんだよエアコンってっ」

「じゃ、怖い話して」
「・・・幽霊相手にか?」

カラカラ・・・カラカラ・・・。
灯りをおとした熱帯夜。暗い部屋の中での間抜けなやり取り。
最近は夏バテ気味のハムポンのために、クーラーの導入は
正直考えている。
でもなぁー。買っといたアイスとか食べちゃう奴いるとムカつくんだよなー・・・

「ねぇーん。お願いルパーン♪」
「似てねぇよっ」

寝付けないのは決して熱帯夜だからじゃない気がする昨今。
皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

594 :本当にあった怖い名無し:2006/07/31(月) 20:52:51 ID:SV3gN9C40
Story Editorに向かって唸りながら過ごしております

595 :跡取り:2006/07/31(月) 21:03:20 ID:GmZRwuCq0
平野とはいえ、やはり夏は暑く蒸した。
氷は届けられ、涼が取れる身分だからまだいいというべきか。

「すごい汗・・・」
姉さんは、もう暑さも寒さも遠い場所にいた。
それが少し、淋しいといっていた。
「・・・滴っちゃうわ。少し拭きなさい」
「うん」

楽譜に汗染みをつける訳にはいかない。
ピアノも少し調整せねばならないだろう。
暑さで音が微妙に狂っているようだった。

「そうね。そこはもう少しやさしく。羽根のように指を這わせて・・・そうよ」
「はい」
「そう・・・上手よ。いいわ」

開け放たれた窓からは、入道雲が遠くに立ち上がり紺碧の空が広がっている。
心地よさ気に音色に身を任せる姉さん。

「やっぱりもう少しね。さぁ、休憩しましょう」
「はい」

世界は、戦時下に入ろうとしていた。国家総動員法が制定され不穏な見えざる雲が
紺碧の空に妖しい影を落とそうとしていた。

596 :本当にあった怖い名無し:2006/07/31(月) 22:52:26 ID:pmY+fN1C0
>>592
個人的には、>>378あたりに降臨してる才人がそうじゃないかな、と疑っている。

597 :本当にあった怖い名無し:2006/07/31(月) 23:09:18 ID:KshFmC6Q0
姉さんが来てたぁw

598 :本当にあった怖い名無し:2006/07/31(月) 23:18:25 ID:SV3gN9C40
続き物にしたって、これだけで投下ってのは有り得んと思うのだが


599 :本当にあった怖い名無し:2006/08/02(水) 00:55:09 ID:QsiU+2V3O
誰もいない…

600 :本当にあった怖い名無し:2006/08/02(水) 01:11:48 ID:3O5tdFvu0
>>599
俺はちょくちょく来てるよ、ほとんどROMだけども。

601 :本当にあった怖い名無し:2006/08/02(水) 02:28:37 ID:xmjtLqav0
俺もROMだなぁ

602 :本当にあった怖い名無し:2006/08/02(水) 02:29:16 ID:xmjtLqav0
すまん……あげちまった……

603 :本当にあった怖い名無し:2006/08/02(水) 04:23:35 ID:1kW7Ac1f0
ある日、しこたま飲んで帰ったときのこと。
部屋のドアの前でポケットを探るが鍵がない。
おかしい、店を出る前には確かにあったはずだが……ダメだ、思い出せん。
仕方がないのでその日は近所の友人の部屋に転がり込んで夜を明かすことにした。

翌日、前日の足取りを辿って探してみることにしたが、
はて、俺はどこをどう歩いて帰ってきたのだったか……よほど飲んでいたらしい。
結局、新しく合鍵を作ることにした。

ある日、帰宅すると、ちょうど隣の部屋の住人と出くわした。
特別親しいわけではないが、会えば世間話ぐらいはする。

「ところでこの話聞きました?」

それは、最近このマンションで流れている噂だった。
なんでも、深夜になると玄関のドアを何者かが開けようとするのだという。
当然そんな時間に鍵をかけない者がいるはずもなく、ドアが開かないと知ると、その何者かは立ち去るらしい。
当初は空き巣狙いの仕業かと住人も警戒していたのだが、とある勇敢な住人が
ドアノブをひねる音を聞いて即座にドアを開けて確かめたところ、その場には誰もいなかった。
そんなことが何度か続き、この出来事は真夏の夜の怪奇現象として住人たちの間に広まっていったのだった。

「それでね、不思議なんですが、この幽霊、毎晩一階ずつ確かめてまわっているそうなんです。
 一階の住人がこの幽霊に遭ったのが先週の金曜日。それから一週間経ちましたが……」

この隣人の中では件の事件はすでに幽霊の仕業ということになっているらしかった。
先週の金曜日といえば……ああ、グダグダに飲んで鍵を失くして危うく野宿する羽目になりそうだったあの日か。
もっとも、俺は幽霊なんて信じていない。信じてはいないが、ここでそんなことを言う必要もないか。
……そういえば俺の住んでいる部屋は七階か。

604 :本当にあった怖い名無し:2006/08/02(水) 04:24:32 ID:1kW7Ac1f0
その夜、俺はあまり寝付けないでいた。
いくら信じていないといっても、あんな話を聞いた後では気味が悪い――
今、何か聞こえたような気がしたが……気のせいか?

カチャカチャ
今度は確かに聞こえた。今のはドアノブをひねる音? まさかあの噂は本当に……。
今の音は隣の部屋から聞こえてきた。だとすると次は俺の部屋か。しかしちゃんと鍵はかけてある、大丈夫だ――

カチリ
金属音が夜の静けさの中に響く。

カチャ、ギィー
続いてドアの開く音。若干古めの金属製のドアはよく軋む。

バタン
ドアが閉まった。どういうことだ。鍵はちゃんとかけていた。
いや、それよりもドアが開いて閉まった。ということはどういうことだ?

「!」

危うく漏れそうになる悲鳴をなんとか飲み込んだ。
俺が寝ているベッドのすぐ脇のテーブルになにかが置かれる音がした。
いる。何者か知らないが確かにすぐそばにいる。

この夜を境に俺は幽霊というものの存在を信じるようになった。
朝、目覚めた俺がテーブルの上に見たものは、先週の金曜日に確かに失くしたはずのあの鍵だった。
誰かは知らないが、俺が落とした鍵をわざわざ届けに来てくれたらしい。
なぜそれがわかったのか。それは昨日の晩、ベッドの中で震える俺の耳元で囁く女の声を確かに聞いたからだ。

「もう失くしちゃだめよ」

605 :本当にあった怖い名無し:2006/08/02(水) 09:24:58 ID:zp3iljiF0
GJ

606 :本当にあった怖い名無し:2006/08/02(水) 09:34:20 ID:NN5ag25AO
GJ!!

607 :本当にあった怖い名無し:2006/08/02(水) 10:04:26 ID:VSAKbRRZ0
オカルト的でGJ

608 :本当にあった怖い名無し:2006/08/02(水) 10:45:35 ID:C9v1Weur0
また目覚ましが止まってた。二度寝したか?
洗面台が赤く汚れている。水道管のサビか。業者に相談しよう。
もう慣れたが家鳴りがひどい。違法建築か。ちょっと調べてみようと思う。
洗いたてのシャツに長い髪。どっかから飛んできたものだろう。
急いで朝飯の準備を……。レンジやらトースターやらが水浸し。ちくしょう雨漏りか。
食パンを口に入れ、すぐに吐き出す。腐ってやがる。夏場にはよくあることだ。
牛乳に手を伸ばした瞬間、コップが滑っていく。うむ、原理は知らんが説明のつくことらしい。
そろそろ出かけなければ。しかしどこからかすすり泣く声がする。TVの消し忘れか。まあいいやと靴を履く。
「…い……いってらっしゃい」
「いってきます…っ!あ!」
「!! き、聞こえてるんじゃない!」
「ちくしょう幽霊なんかいねえったらいねえんだよ!」
「わかってて無視?根性悪いわね」
「これは独り言だが!かまって欲しいならもうちょっと考えろ!小学生かテメーはあああ!」
「な…!? だ、だれがアンタなんかに」
「うるせえ死ね!誰にともなく言うが死ねえええ!!」
「こ、このバカ、殺してやるわ!」
「やってみやがれ!」
「やってやるわよ!」
「いまは時間ないから、あとでな!」
「はやく帰ってきてね!」

609 :本当にあった怖い名無し:2006/08/02(水) 11:20:35 ID:hZj2PxBmO
GJ
ストーカー構ってたん幽霊系は大好き

610 :本当にあった怖い名無し:2006/08/02(水) 12:04:42 ID:zp3iljiF0
いいコンビじゃないかw

611 :本当にあった怖い名無し:2006/08/02(水) 12:30:21 ID:mN4k6cVZO
>>608
ラスト1行で撃沈w

612 :本当にあった怖い名無し:2006/08/02(水) 13:38:23 ID:3O5tdFvu0
GJ
スピーディな展開もイイネ

613 :本当にあった怖い名無し:2006/08/03(木) 04:19:35 ID:TmX+TzVIO
あげとくね

614 :本当にあった怖い名無し:2006/08/03(木) 12:02:21 ID:J4WOlRooO
正念場なのかなぁ…?

615 :本当にあった怖い名無し:2006/08/03(木) 17:35:16 ID:JXtaAsfLO
夏休みです

616 :本当にあった怖い名無し:2006/08/03(木) 22:44:31 ID:p+D9I1lU0
皆、実家や神社や峠道や海や山へと出向いています。

617 :本当にあった怖い名無し:2006/08/03(木) 23:19:56 ID:vquCHSY70
>>616
今日海行ってきたあと神社寄ってきました。

618 :本当にあった怖い名無し:2006/08/03(木) 23:23:02 ID:q+T6ef0v0
そこで遭遇したツンデ霊についてkwsk

619 :617:2006/08/03(木) 23:48:39 ID:vquCHSY70
>>618
それがなーんもなかったわけで(スマソ)。
神社は近所にあるから気が向いたら行ってるんだけど
なんにも変わったことがない。
ただ、境内のすこし奥には狐の石像があるんだけど、
二匹のうちの一匹が胴あたりから上が無いんだよな…

620 :本当にあった怖い名無し:2006/08/04(金) 00:19:15 ID:c38YicAF0
そこで後ろを振り向いたら

「足なんて飾りですっ!」

って言いながらフワフワ浮いてる狐耳のおにゃのこがいたかもしれないのに

621 :617:2006/08/04(金) 00:29:48 ID:DKZJIfjB0
>>620
その手があったか!
今度は帰るときに後ろを振り返ってみる。

622 :本当にあった怖い名無し:2006/08/04(金) 02:08:35 ID:oj9jqDsu0
>>619
胴から上を何とかみつくろってあげるorもう一体の上半身も破壊する
これであなたもツンデ霊憑き間違いなし

623 :本当にあった怖い名無し:2006/08/04(金) 14:19:08 ID:UbhpjctZO
霊感がある先輩と前初めて行く峠に行ったら
「あぁー……ここはでるぞ」
と言っていた
今度友達とツーリング行くときそこ通るんだが
なんだかワクワクするのは気のせいじゃないはず



624 :本当にあった怖い名無し:2006/08/05(土) 01:45:43 ID:tu7ZD1rp0
「お兄ちゃん、何そのお弁当」
「オレのだ」
「ちがくて。何」
「ツーリング中に女幽霊にもらった」
「わけわかんないよ」
「女子供はわかんなくていい」
「免許は?バイクは?持ってないでしょ?」
「美味いなぁ。きっとちっちゃいころから台所に立ってたんだろーなー」
「お兄ちゃん、指どうしたの?切り傷だらけだよ」
「ご両親を早くに亡くして、幼い弟妹にひもじい思いをさせまいと必死に家計を支えたんだろーなー」
「ちょ、何泣いてんの」
「初めて出来た彼氏とドライブ。自分の貧しさに引け目を感じつつも、ようやく手に入れた人並みの
幸せ。しかし運命という名の神は残酷だった!」
「も、戻ってこーい」
「あの峠で。クルマはガードレールを突き破り、崖下に落下。不運にも発見は遅れ、彼女はもう
助からないことを知った。日頃から運に見放されていた自分のせいだ、という強い思い。それで
そのせいでこの人まで!ああああ!アンタのせいじゃねーよ!ふざけんなよっ!!」
「しーっ!叫ぶのなし!またご近所さんに変な目で見られちゃうよ?」
「はぁ、はぁ……ま、そういうわけで彼女はあそこに立って注意を促し続けているのだ」
「のだ、って言われても。あ、意外と美味しいねコレ」
「自信作だ」

625 :本当にあった怖い名無し:2006/08/05(土) 01:51:13 ID:KWFTfdvY0
>>624
お兄ちゃんなにやってんのwwwww

626 :本当にあった怖い名無し:2006/08/05(土) 06:16:02 ID:DTgsDWcu0
おもろいな、この芸風w 
つうかあなたは「俺と守護霊」書いてた人か?

627 :本当にあった怖い名無し:2006/08/05(土) 06:17:02 ID:JzSCD4pC0
>624
私にはわかりましたよ。実は妹が本物のツンデ霊ですね?


628 :本当にあった怖い名無し:2006/08/05(土) 15:26:52 ID:tjIrziVDO
残念ながら妹はいないなぁ。
明日峠いきます さよなら

629 :本当にあった怖い名無し:2006/08/05(土) 22:57:33 ID:iYdn8imx0
逝っちゃダメー

630 :本当にあった怖い名無し:2006/08/05(土) 23:00:18 ID:hUUWblyN0
>>624
バロースwwwww

631 :jh:2006/08/05(土) 23:24:10 ID:4elUN9Yl0
ZJ

632 :片栗粉('A`):2006/08/06(日) 20:42:19 ID:+DwSHNWIO
久々に覗いてしまった……
漏れを覚えている人なんか絶対いないでしょうから初めましてw

これ実質5人目ですよね?

ログ読んできますノシ



633 :本当にあった怖い名無し:2006/08/06(日) 21:14:31 ID:9enz8KqMO
>>632
私は覚えているぞ

634 :本当にあった怖い名無し:2006/08/06(日) 21:18:45 ID:iISyWr8p0
私は片栗粉Xに熱湯を注ぎ、砂糖を混ぜて使用するという革新的な使用法を用い、
効果を高めたのであるが、いまだにツンデ霊なる物を発見できず今に至っている。


635 :本当にあった怖い名無し:2006/08/07(月) 01:49:21 ID:2JH/Q8u60
>>626
YES。他に「祟り」「ツンデ霊ハンター」「ゾンビのおねーさん」を書いた。
ネタを思いついたらまた書き込む。イヤだと言われても書き込む。

636 :片栗粉('A`):2006/08/07(月) 21:37:08 ID:zskuP6XxO
>>633

嘘 だ ッ !

う、嬉しくなんかないんだからね!
このバカ!///


>>634
発見できない方が、ある意味真人間として生きていける。
漏れはもうツンとデレと片栗粉が無ければ生きていけない体に。
そうしてカムバックしたのさ('A`)

637 :本当にあった怖い名無し:2006/08/08(火) 14:09:04 ID:icev0YFtO
>>635
イヤだ

638 :本当にあった怖い名無し:2006/08/08(火) 14:24:58 ID:azC8xIYN0
>>635
イヤだ

639 :本当にあった怖い名無し:2006/08/08(火) 15:06:10 ID:JrU7XFSx0
>>637-638
どうして嘘つくのかな?

640 :本当にあった怖い名無し:2006/08/08(火) 16:21:32 ID:9Tegh940O
>>638
ツンデレだからさ

641 :本当にあった怖い名無し:2006/08/08(火) 16:22:52 ID:9Tegh940O
安価ミス
>>639
× >>638

642 :本当にあった怖い名無し:2006/08/08(火) 18:41:31 ID:bgkOi3A70
>>635
いえーい、当たったー。なんかくれー。萌えバナくれー。
当方、妙とかさびしんぼうとか書いたものです。
書けば無駄に長くなる病気を治療中ー。未だ治らず。

643 :本当にあった怖い名無し:2006/08/08(火) 18:47:02 ID:J9whyLge0
馴れ合い過剰

644 :本当にあった怖い名無し:2006/08/08(火) 19:35:33 ID:mlcTN9gHO
過度な馴れ合いよりも一瞬な心の触れ合いを大切に…
(・з・)

645 :本当にあった怖い名無し:2006/08/08(火) 19:41:36 ID:smgTsG2U0
あら・・・例の駄コテの香りがするわ・・・どこかしら?

646 :本当にあった怖い名無し:2006/08/08(火) 20:08:35 ID:nZTL5h1SO
『…ああ、暑い…』
窓を開け放ち扇風機を回すが、暑さはしのげるはずもなく…。
俺は布団に寝転がる…。『こんなんじゃ寝れねーよ…』
よりによってこんな日にクーラーが壊れるなんて…。
明日は大事な会議が在るのに…。
イライラと寝返り、熱さに耐えていると、ふと部屋が寒くなる…。
『何だ…?』
振り返ると、女の姿が…。
『あ…。』
驚きの余り、氷ついていると、女はぷんっとそっぽ向く…。
【明日は大事な日なんでしょっ!朝までこうしててあげるから早く寝なさいよっ!!】
『あ、う…?!』
驚いて、言葉を理解できずにいると女は顔を真っ赤にしながら言った。
【今夜だけだからねっ!】
『あ、ありがとう…』
【〃〃…】
翌朝起きると、朝食と弁当が用意してありました…。
彼女はクーラーが治った今も部屋に来てくれます…

647 :本当にあった怖い名無し:2006/08/08(火) 20:11:37 ID:WnX9f0hFO
>>645
最近気に食わない意見が出るとすぐそれだな

648 :本当にあった怖い名無し:2006/08/08(火) 20:16:48 ID:Ja1B1VyE0
なにしろ、アレが騒いで叩かれた後は不思議な荒れ方をするのが定番だからな・・・疑り深くもなろうというもの。

649 :本当にあった怖い名無し:2006/08/08(火) 21:18:48 ID:kqU1QOqSO
>>646

乙GJ

超SSで萌えさせるって難しいよね

650 :本当にあった怖い名無し:2006/08/08(火) 23:44:55 ID:BavjZ1wV0
内容BJだけど久しぶりのネタだからGJ

651 :本当にあった怖い名無し:2006/08/09(水) 03:11:23 ID:wrlTUTp70
我々はひき子さんが何故このようなスレッドを立てたのかという疑問を解決する
ため、>>1の故郷である群馬県に向かった。
「また日本でこんな事件が…」思わず口に出てしまった
言葉を同行した上司に失礼だと咎められた。
小人が住むような小さな家、父親は娘を虐待監禁しているアルコール中毒患者、
そして満足のいく食事も与えられず小柄な娘は余所者で身なりのいい我々を怨む様に見詰めている。
我々を怨むように見つめているこの子だが可愛い顔をしている、誰かが救えていればこの子も明るい生活を送れただろう。
少人数学級だの、ゆとり教育だの、考える力を伸ばす教育だので浮かれていた我々は
改めて日本の児童福祉の現状を噛み締めていた。ボロ屑のような家で我々を応対したのは
まるで何もかもに疲れ切った母親。我々を見るなり全てを悟ったのか、涙ながらに
「娘が申し訳ありません」と我々に何度も土下座して詫びた。
我々はこの時初めて>>1を許そうと思った。
誰が悪い 訳ではない、日本の児童福祉が全て悪かったのだ。
我々は>>1の現状を児童相談所へ通報し、
打ちひしがれながら東京へと帰路についた。

652 :本当にあった怖い名無し:2006/08/09(水) 12:40:10 ID:kbTKkMh40
>>646 早く寝させてなにをするつもりなのか

653 :本当にあった怖い名無し:2006/08/09(水) 15:16:33 ID:vDlFBbqXO
>>652
寝付いた後に(-3-)でもする気だったんじゃねーのwwww

654 :本当にあった怖い名無し:2006/08/09(水) 15:46:45 ID:f2vJoUM5O
>>651
しかし、東京に戻った我々は驚くべき知らせを受けることとなった。
我々が通報した児童相談所から、そのような村は存在しないとの連絡があったのだ。
そんなバカなことがあるものか、そう思い、何度も調べなおすように頼んだが、
相談所の職員の返事はそっけないものだった。
もういい、そんなにいうのなら、我々だけであの少女を助け出してみせる。
そんな決意を胸に、我々は再びあの村を訪れたのであった。

「なんだここは……」
同行した一人が思わず口にしたその言葉は、我々全員の胸中を表していた。
我々の目の前に広がっていたのは朽ち果てた廃屋、荒れ果てた畑。
これでもまだ人がいたころは貧しいながらも生活感のある農村だったのだろう。
しかし、今我々の眼前にあるのは人どころか生物の気配すら感じさせない、
まるで世界の終末すらをも思い起こさせる光景であった。

655 :本当にあった怖い名無し:2006/08/09(水) 15:51:41 ID:f2vJoUM5O
我々は呆然としながらも、あの親娘の住んでいたあばら屋と呼んでもいい家を探した。
そして、ようやく見つけたその家は、やはり他の廃屋と同じく人の住まぬ残骸のみを晒していたのだった。

帰路につく車中で私は思う。
あの幼い少女はこの世界に生まれたことを少しでも喜ぶことができたのだろうか。
少女のその短い生涯の中で、心から笑える日があったのだろうか。

別れ際に見せた少女の深い哀しみをたたえた瞳を思い出し、
私はやるせない気持ちで車窓から見える景色を眺めていた。

656 :本当にあった怖い名無し:2006/08/09(水) 21:49:35 ID:Vim0eZBz0
ブラボー・・・おおブラボー!

657 :本当にあった怖い名無し:2006/08/10(木) 00:18:21 ID:ByuQvnxY0
ひき子さん
学校でいじめられ引きこもり、更に親に虐待されて地下室に監禁されている小学生の少女
雨の日になると外へ出て行き傘を差している子供を引きずって殺すらしい。

658 :本当にあった怖い名無し:2006/08/10(木) 03:38:09 ID:OkhXivaV0
>>657
よっしゃ俺今度雨降ったら傘差して外に出るよ

659 :本当にあった怖い名無し:2006/08/11(金) 10:11:10 ID:gKkPoyL1O
俺漏れも

660 :本当にあった怖い名無し:2006/08/11(金) 12:22:45 ID:2iDI4jhbO
>>653
それはツンデレ系のSSではデフォだなw

661 :本当にあった怖い名無し:2006/08/12(土) 00:09:40 ID:6zyoK6u4O
俺は煙草に火をつけた。
肺を満たした紫煙は俺の乱れた心を落ち着かせるのに充分だった。

…さて、この状況はいかようなものか。
家に帰るなり目に飛込んできたのは、奇妙で、ある意味滑稽な、形容し難い光景だった。

そこには寝息を立てている……、猫耳少女がいた。
この時間に開いている病院は何処だったかな?
それとも最近エロゲやりすぎたか?
睡眠時間が少な……
「にゃあ」
「うぉッ!!」
「うにゃあ!」
「……」
「……」

いつの間に起きたんだよ?
そして異文化コミュニケーションに戸惑う俺。
「にゃあ…」
「……??」
ぐぅ〜〜
「////」
もしかして腹へってるのか?
「…なんか食う?」
「にゃ!」

すごい威嚇されてるし。
「あ、いらないんだ?」
「うにゃあ〜」


662 :本当にあった怖い名無し:2006/08/12(土) 00:10:22 ID:6zyoK6u4O
「なんだよ、その顔。いるなら最初からそう言えよな?」
「ふにゃ…」
「とりあえず魚焼くから待ってろよ」

台所の鏡には正座しながらwktkしてるミケ(仮名)の姿が。
…振り向くと急にそっぽ向くのは何故?

「ほい、出来たぞ?」
「……」
「ん?熱くて食えないか?」
「うにゃ」
「俺の箸じゃん。…俺も食うの?」
「にゃ」
「……、いただきます(そんなに睨まなくても…)」


そんなこんなで俺とミケ(仮名)の生活が始まった。


663 :本当にあった怖い名無し:2006/08/12(土) 00:13:02 ID:6zyoK6u4O
興奮しすぎてsage忘れた…orz
スマン(´・ω・`)

664 :本当にあった怖い名無し:2006/08/12(土) 00:16:36 ID:rAIW0v9A0
どんまい!!

ミケ、箸つかえるのか・・・いいね

665 :本当にあった怖い名無し:2006/08/12(土) 00:16:50 ID:l6U+h9M00
>>661
良い仕事

666 :本当にあった怖い名無し:2006/08/12(土) 01:24:33 ID:G8zsZxLrO
ぬこミミ(・∀・)イイ!
そしていい具合のツンデレですな

667 :661:2006/08/12(土) 02:26:55 ID:6zyoK6u4O
>>664 >>665 >>666 感想ありがとう!


668 :本当にあった怖い名無し:2006/08/12(土) 03:25:35 ID:j37vAblZ0
なかなかいい距離感だミケ。プロの野良と見た。

669 :本当にあった怖い名無し:2006/08/12(土) 05:28:57 ID:pdIqUF5y0
俺、諸田真は世間でいうニートだ、大学を卒業してから就職できず現在に至る。
大学から延々と住み続けているアパートの一階の1部屋が俺の住処だ、生活費
諸々は親が送ってくれる。
ある雨の日のこと、俺はやることもなく部屋の中をゴロゴロしていた、何も
やることがない、暇だ。
「コンビにでも行くか…」
玄関に転がっている使い古したサンダルを履き、安物のビニール傘を持って部屋を出た
「結構降ってるな…」
ボソリと呟きながら傘を差して雨の中へと繰り出した。
しばらく歩くと雨の中傘もささずじっとしている人影が見えた、一人の少女がいた、
怨むような目で俺を見つめる少女。
ボロボロの服を着て首には首輪が付けられている、かなり萌え…じゃない、酷い格好だ。
「コスプレか?」そんなことを考えつつ、その少女を横目で見ながら通り過ぎ
ようとした瞬間。
俺は地面に倒れた。
水溜りに顔面から突っ込み「バシャ」という派手な音を立て傘は宙を舞って飛ばされた
そして少しして気付いた、俺は「倒れた」のではない、「倒された」のだと。
少女に足を引っ掛けられ倒された、そしてその少女は俺の左手を掴んでいる
そして俺は引きずられた、この少女に。一瞬何が起こったのかサッパリ分からない。
少女の手を離そうにも離れない、何て力だ。振りほどこうと必死で力を入れる、
だが逆に強烈な力で握り返され手に激痛が走る。

670 :本当にあった怖い名無し:2006/08/12(土) 05:31:04 ID:pdIqUF5y0
振りほどくことはできない、逃げることもできない、そう感じた俺は別の手段
を思いついた。逃げるより接近した方が助かるのでは?俺は必死に起き上がり
少女に抱きつく。束縛されていない右腕で少女の体を抱きしめそのまま全体重
をかける、不意打ちで少女はバランスを崩し俺と共に勢いよく倒れた。
倒れたと同時に少女の体から力が抜けたのが分かった、俺は少女の掴んでいる
手を振りほどき立ち上がった、「何なんだ一体?」地面に倒れた少女を見る。
動かない、死んだ?いや、息はしてるようだから気絶しているのか。俺に襲い
掛かった少女を見る、まだ幼い顔立ち、小学2年くらいだろうか。ついさっき
俺を襲った少女と同一人物なのか疑わしいぐらいだ。
「このまま放って訳には行かないよな…」
このままにしておく訳にもいかない介抱するため、俺は少女を担いで自宅へと向かった。

671 :本当にあった怖い名無し:2006/08/12(土) 05:32:05 ID:pdIqUF5y0

 自宅に着いてから自分がかなりヤバイ状況にあることに気付いた、正当防衛
とはいえ幼女を気絶させ自宅に連れ込んでいる。冷静に考えればあの場で救急
車と警察を呼べば良かった。その上更にヤバイ状況下にある、俺が連れ込んだ
幼女は今現在


服を着ていない、パンツも履いてない


・・・・・いや、一応バスタオルを体に巻いているので全裸ではない、だがこ
の少女を覆っているのは一枚の布のみ、あと外れなかった首輪…。

672 :本当にあった怖い名無し:2006/08/12(土) 05:32:44 ID:pdIqUF5y0
俺が押し倒した結果、雨で少女の服がかなり濡れてしまったので風邪を引くと
いけないと思って



俺の手で脱がしました




……
………
…………
「…やっちまったあああああああああああああああああああ!!!!!!!」
どう考えても俺が犯罪者じゃねえか!幼女を気絶させて部屋に連れ込み全裸に
しましたって!明日の朝刊には「幼女誘拐犯を逮捕」無職諸田真容疑者(23歳)
と掲載されるのか?ワイドショーの取材で高校のときの同級生とかが出てきて
「いつかやると思ってました」とか言われるのか?塀の中で暮らさにゃならん
のか?よりによって未成年者略取で!。
部屋に連れ込んだのも服脱がせたのも全部この少女のことを思ってやったのに!
…いや、嘘だ、俺は嘘をついている。少女の服を脱がしている時、言い知れぬ

ドキドキ感があった。

この日俺は人として大事なものを失った。

673 :本当にあった怖い名無し:2006/08/12(土) 06:04:31 ID:k4Xy2SHZ0
Bad end...

674 :本当にあった怖い名無し:2006/08/12(土) 06:36:13 ID:FJI8jOI+0
自分がロリコンであることを認識し、かなりブルーになりつつも目の前の全裸の
幼女にドキドキして体の一部がファイト一発な自分に嫌気が指して一時間くらい
が経過した頃。
「う……」
少女が意識を取り戻した。
ああ、この後この子が悲鳴を上げて近所の人が俺の部屋に駆けつけて通報
逮捕なんだろなァ。フフ、俺の人生社会的にここで終わりだぁ。
そんな事を考えながら少女を見つめていると
意識がはっきりしていないであろう少女は上半身を起こし部屋の中を見渡している
自分の置かれた状況を確認しようとしているようだ。
「…貴方…誰?」
「諸田真です…、無職です…、ロリコンです…」
俺は正直に自供した。
「…そうなんだ」
反応が薄い、あまりに正直に答えたので引いているのか?
「…ロリコンさん」
事実だが流石にその呼び方はキツイ
「諸田です…」
「…ここどこ?」
「俺の部屋です、誘拐現場から歩いて3分ほどです」


675 :本当にあった怖い名無し:2006/08/12(土) 06:37:23 ID:FJI8jOI+0
「…私、捕まったの?」
「はい・・・、俺が捕まえて全裸にしました・・・・」もうすぐ俺も捕まります。
少女はおれの言葉で自分の姿に気付いたらしく、自らの体をまじまじと見つめている。
「…服は?」
「洗濯中です、変なことには使ってませんので・・・・。」
「…殺すの失敗しちゃったんだ」
俺も人生失敗しちゃった、あの時抵抗せずに殺されてりゃ…
「…私、どうなるの?」
ああ、この子は今から俺にあんな事やこんな事されると思ってるんだろうなぁ。
「大丈夫、警察でもどこでも行ってもいいよ…、。電話は玄関の横にあるから…」
「…お外出る」
そう言って少女は立ち上がると
「…これ嫌い」
と言ってバスタオルを取り払った、唖然とする俺。そして少女はその
まま玄関へ・・・・・って!
「ちょっと待てえい!んな格好でどこ行くつもりだ!?」
「…お外」

676 :本当にあった怖い名無し:2006/08/12(土) 06:54:13 ID:LKAygVjM0
「服着ろ!服!その格好で警察まで行くつもりか!」
少女の無茶な行動で俺のさっきまでの意気消沈した気分が一気に吹き飛んだ
「…警察行かない」
「じゃあどこ行くつもりなんだ!?」
「…お家」
「どっちにしろ服着なさい」
「…早く帰らないと怒られる」
「いや、この状況なら怒られないから、普通に電話するなり服が乾くまで待ちなさい。」
「…けどお父さんもお母さんもお前は別に服なんか着なくても構わないって」
「んナッ!?」
どういうことだ?服着なくてもいい?どういう家なんだ?頭の中が混乱する
俺は頭の中を整理し少女がどんな生活をしているのか聞いてみた。
「普段どんな生活してるんだ?」
「…いつも地下室に閉じ込められてる、雨の日だけお外にでられる。」
はい、?地下室に幼女?一瞬この子が何を言ってるのか分からなかった。
何ちゅう親だ、今流行の監禁事件か?別の事件に首突っ込んでるのか、俺?
だが俺はふと「ある話」を思い出した。
子供の頃聞いたことがある、学校でいじめられ引きこもりになった少女がいた、
親は世間体を気にして娘を地下室閉じ込めたのだという。そしてそれ以来少女
は普段は地下室から出してもらえず雨の日だけ外に出る。外に出た少女は同年
代の子供を見つけては引きずり回して殺すのだ。その少女の名は「ひき子」さん。
この子がその魑魅魍魎なのか?まさか。だがあのハンパでない力、話の内容と符合する
この子の行動、まさか…?俺は少女に単刀直入に切り出した。
「…お前の名前はひき子か?」
少女は静かにうなずいた

677 :本当にあった怖い名無し:2006/08/12(土) 06:54:45 ID:LKAygVjM0
「…ということは俺をひき殺そうとしたのか」
再びうなずく、やはりコイツは妖怪の類か、一気に警戒心が高まる。だが一つ
疑問がある、ひき子さんが襲うのは同年代の小学生だ、20を超えた俺を何故
襲ったのか?俺は警戒しながら目の前の妖怪に質問した。
「何故俺を襲った?お前が襲うのは同い年の子供じゃないのか。」
俺は妖怪をギッと睨み付ける。何故だ、何の目的で俺を襲った。
「…子供みたいだったから」
「子供?」
「…主に頭が」
絶句・・・・・そりゃぁこんな生活してますが酷すぎです。そうですか、
「見た目は大人!頭脳は子供!」ですか。俺だって生きているんだ友達なんだ。orz
「ん、ちょっと待て・・・、「主に」ってことは他にもあるのか・・・?」
俺は自ら地雷原に足を踏み入れた。聞きたいという衝動に負けた、分かってる、
止めとけばよかったのは。
「…力も子供みたいだった」
自爆。壮絶な自爆。
ロクに運動もしていない体だ、体力が無いのは自分でも知っている。だが「子
供みたい」はあんまりだ。
「ひでぇ・・・・」俺はボソリと呟いた。
俺は妖怪に勝って生きている。だが今、社会的に殺された。
そして俺の中で何かが変わった。

・・・・・・・・そうだ、・・・・・・俺はアダルトチルドレンの虚弱体質なロリコンだ、
人間の尊厳だとか余計なものは何もかも捨てちまおう。

678 :本当にあった怖い名無し:2006/08/12(土) 06:55:51 ID:LKAygVjM0
ところで魑魅魍魎の類とはいえ監禁されているのはあまりにも可哀想だ、
そして幼女に餓えている俺もあまりにも可哀想だ、俺はひき子に切り出した。
「家を出て俺の部屋に住まないか?」
「…?」
「地下室に閉じ込められて嫌じゃないのか?」
「…暗いし、怖い、…だから嫌。」
「少なくとも俺は地下室に閉じ込めたりはしない。」
「……………」
「今みたいな子供をひき殺すだけの人生でいいのか?」
「……………」
しばらく沈黙が続いた、聞こえるのは雨の音のみ、5分ぐらい、いやもっと長い
だろうかひき子は静かに首を縦に振った。
「…よし決まりだ、今日から俺と君は家族だ、よろしく。…それと、俺のこと
はお兄ちゃんと呼んでくれ。」
「…え?」
「家族だからだ。」
「…けど何で「お兄ちゃん」?」


679 :本当にあった怖い名無し:2006/08/12(土) 06:56:21 ID:LKAygVjM0
「俺も君の事をひき子と名前で呼ぼうじゃないか」
「…ならお互い名前で呼び合えばいいと思う」
「それじゃ駄目だ!幼い美少女が頬を赤くして上目使いで「お兄ちゃん」と
語りかけるのは家族の定め!人類の定め!宇宙の定めだッ!」
「……何だかよく分からないけど、それなら仕方ないかも。」
「その通り!さあ!語りかけてクレイ!妹よ!」
「……………………………………………………………………お兄ちゃん。」
「ううおっしゃあああああああああああああああああ!」
こうして博愛と融和、人類愛、世界平和を愛する俺はひき子を妹にした。
ボロボロの服で首輪監禁少女萌えなどといった決して邪な考えではない、あま
つさえ監禁されてたからスゴィ性技仕込まれたり人にはとても言えないような
調教受けてるだろうからなんて非人道的反社会的畜生な考えなど微塵も無い。
ただこの少女を救いたい、それだけだ。俺はロリコンだが幼女を襲いはしない。
 ただ、ひき子が俺への感情が抑えられなくなって、「お兄ちゃんなら…いいよ…」
とかいったシチュエーションになったり、ひき子が悪さをした場合、「悪い子
にはお仕置きが必要だな」ってシチュエーションになったりするかもしれない、
その時は邪悪な気持ちは持たず愛を持って接しよう。そう、それだけなのだ。

680 :本当にあった怖い名無し:2006/08/12(土) 06:57:39 ID:LKAygVjM0
こうして俺と妹の生活は始まった。

681 :本当にあった怖い名無し:2006/08/12(土) 10:33:31 ID:rAIW0v9A0
なんか、ツンデ霊ではない感じなのだが、あえて言おう。

GJと。
あと、主人公の男も萌え

682 :本当にあった怖い名無し:2006/08/13(日) 00:02:58 ID:LDOTVXGa0
なんか、GJ
得意ジャンルで書いてる感じがするなw

683 :本当にあった怖い名無し:2006/08/13(日) 00:41:14 ID:3OyMWO040
夕暮れの学校の図書室で、ぼくは先日死んだはずの先輩に会った。
「今、暇か?ちょっと頼みたいことがあってな」
「なんですか」
「ラブレターの代筆をしてもらいたいんだ。現国は得意だったな?」
「そういうのは自分で書いたほうが」
「私はもうペンは持てないみたいなんだ」
そう言って先輩はぼくの筆記用具に手を伸ばす。その指先が物体をすり抜けるのが見えた。

「ああ、本当に死んじゃったんですね」
「もう少し驚くものじゃないか?」
「なんていうんですかね。ぼくがいる世界には先輩が必ずいたわけで。いきなりもういない
なんて言われても実感湧かないですよ。幽霊になって話してる、そのほうが自然です」
本心だった。何かふわふわしていた思いが、霊となった先輩が現れたことで、ストン、と
どこかに落ち着いた気分だった。

「そうか。さすが文系だな。私はまだ自分の存在に関して納得できる仮説が思いつかない」
先輩は物を見るということや、考えることの原理について語った。ぼくはその話の半分は
当たり前だと思ったし、残り半分は理解できなかった。さらに人類以外の知的生命体へと
話は発展し、さらに……

684 :本当にあった怖い名無し:2006/08/13(日) 00:42:48 ID:3OyMWO040
「それでだ、観測できない質量に対する説明ができるんじゃないかと思うんだ」
「……先輩。用件は何でしたっけ」
「ん?書けたか?」
「い、いえ」
「仕事が遅いな。並列処理は苦手か?こう、もう一人くらい頭の中にいるつもりで」
「無理です」
「では早く取りかかれ」
「どんな感じで」
「本当に好きなのだ、と伝われば良い。決してからかっているわけではないのだと」
「今まで面白がってオモチャにしてた人へですね?」
「そ、そんなつもりはなかったのだが…多分、そう思われている」

ぼくは先輩の意向を取り入れ、文面を練った。先輩が口にする言葉は素っ気なさすぎて、
そのままでは正確に意志が伝わらないように思えた。

685 :本当にあった怖い名無し:2006/08/13(日) 00:44:25 ID:3OyMWO040
「……こんな感じですかね」
「おまえはどう思う?」
「いいんじゃないですか」
「なげやりだな。よし、これは没だ。おまえの言葉で書き直せ。熱い魂を手紙にぶつけろ」
「ダメ出しですか。理系のくせに根性論ですか」
「黙ってやり直せ」
「恥ずかしいですよ。喋れるんなら直接言ったほうがいいんじゃないですか?」
「それはもうやってみた」
「それで?」
「……忙しいから後で。という答えだった」
「先輩でも、そんな扱いされることあるんですね。しかしヒドいですねえ」
「……全くだな……!」
先輩にとってはよほど屈辱だったのだろう、凄まじい怒りと苛立ちがこめられていた。
ぼくはしかたなく、好きな子に告白するならばこう書くだろう、というラブレターを書き
あげた。

686 :本当にあった怖い名無し:2006/08/13(日) 00:45:23 ID:3OyMWO040
「今度はどうですか」
「――うん。いいね」
先輩は文面を見ながら何度も頷いていた。
「過程はどうあれ、これは私のラブレターだ。それを忘れるな」
それが先輩の最後の言葉だった。

「先輩?」
ぼくの声に反応する姿はすでになく、虚しく一人きりの図書室に響いた。
「先輩?」
ぼくの手には精一杯の想いをこめた用紙が一枚。
「先輩?まだ宛名を聞いてないですよ?」


687 :本当にあった怖い名無し:2006/08/13(日) 00:46:19 ID:3OyMWO040
それから。
同じ学校の生徒が死亡という話題も風化したころ。
ふと思い出したことがある。

生徒会に入ったばかりで、ぼくは毎日雑用をさせられていた。
先輩のこともよく知らなかった。
(――つきあってくれないか)
そう先輩に言われた。そのときはまた雑用かと思ったし、高圧的な態度が癇に障った。
そして間違いなく忙しかった。
だからぼくは。

(忙しいから後で)


688 :本当にあった怖い名無し:2006/08/13(日) 00:46:51 ID:3OyMWO040
先輩のことを考えるとき、いちばん最初に思い浮かぶのは宛名のない手紙。
それはまだぼくの手元にある。

689 :本当にあった怖い名無し:2006/08/13(日) 00:52:07 ID:HZ9Ul76d0
GJ
つД`)・゚・。・゚゚・*:.。

690 :本当にあった怖い名無し:2006/08/13(日) 05:16:17 ID:wGlzP6BOO
久々に来たのにまだ埋まってないのかよww




よかった。

691 :本当にあった怖い名無し:2006/08/13(日) 08:24:15 ID:V7boeujn0
>>688 乙。GJだよ。

692 :布団をめくる霊:2006/08/13(日) 17:53:14 ID:xrtLAvoX0
なんとか部屋に逃げ帰った俺は布団の中に隠れたが、部屋まで追いかけてきた女は
同級生たちの寝ている布団を一枚一枚めくり始めた

女「…コイツでもない」「…コイツでもない」
俺(やばい、次は俺の布団だ)
女「・・・」「オマエだぁ、って…キャー!!」
  「な、な、なに大きくしてんのよ!?この、へへへ変態!!」
俺「変態って、お前が勝手に見たんだろうが!」
  「そ、それになあ、これは自然現象だ!男は起きぬけにはみんなこうなってんだよ!」
女「え?で、でも、こ、こんなに大きくなってるよ?わ、悪い病気とかじゃないの?」
俺「怖いこというなよ。ってオイ!?何触ってんだよ!?」
女「うわ、スゴい硬い・・・キャ!?いま動いた!ビクッてなったよ!?」
俺「今のは、お、お前が触るから…つい…」
女「ふ、フ〜ン」「ね、ねえちょっと見せてよ」「本当に大丈夫かどうか、見てあげるよ」
暗い布団の中は妙な熱気に包まれていた。その熱に浮かされたように、俺はズボンを下ろした。

女「…うわ・・・凄い。血管とかドクンってなってる」「い、いつもこんなになるの?」
俺「い、いつもじゃねーよ 今日は、その、モゴモゴ(オマエガミテルカラ…)」
女「な、なんかツチノコみたい、だね(焦)w」
サワッ
俺「!!!???」
女「や、やっぱ痛かった!?あ、あんまり腫れてたから…つい」
俺「い、いや大丈夫」「な、なあ、よかったら、もっと

693 :本当にあった怖い名無し:2006/08/13(日) 19:04:40 ID:2LlN08UB0
ワッフルワッフル

694 :本当にあった怖い名無し:2006/08/13(日) 19:19:19 ID:UEOEsA+7O
>>692これは酷い
純粋なSSがよかった。
これ許可しちゃうと、

695 :本当にあった怖い名無し:2006/08/13(日) 19:20:32 ID:UEOEsA+7O
次からこんなんがかなり出ちゃうよ

696 :本当にあった怖い名無し:2006/08/13(日) 19:38:31 ID:PEjgcKJ90
こういう流れはこれまでもあったからいいんじゃない?
ただ、あえて言うとツンデ霊じゃない。これが問題だ。

697 :本当にあった怖い名無し:2006/08/13(日) 19:49:41 ID:AI6/bPNtO
>>378のクオリティで書いて欲しいものだ。

698 :本当にあった怖い名無し:2006/08/13(日) 22:43:27 ID:UEOEsA+7O
エロとかわいいは違うだろうけどな。
しかもただエロいだけならツンデ霊じゃなくてもいい訳だし。

まあ次wktk

699 :本当にあった怖い名無し:2006/08/13(日) 22:47:12 ID:QOu5u4mrO
>>697
是非お前が書け

700 :本当にあった怖い名無し:2006/08/13(日) 23:04:53 ID:UEOEsA+7O
>>378-392
今見たけどこれ神だわ
修行の旅に出てた人だね

701 :本当にあった怖い名無し:2006/08/14(月) 05:15:26 ID:EB9Ip9x+0
>>683
素直クール風味が良かった

702 :本当にあった怖い名無し:2006/08/14(月) 10:31:53 ID:NDLO5zOl0
風味というかそのものだな

703 :本当にあった怖い名無し:2006/08/14(月) 20:17:19 ID:olLBK9BxO
新参だけど、このスレ良いなぁ〜
隙あらば、映像化に挑戦したい作品ばかりだw

704 :本当にあった怖い名無し:2006/08/14(月) 22:31:37 ID:vzMH6gRD0
なんとなくこのスレを1から読み直した
改めて己の作品のダメさを実感した

705 :本当にあった怖い名無し:2006/08/15(火) 00:00:35 ID:a6YTxGYUO
テロ朝と犬HKとT豚S以外でヨロ

706 :本当にあった怖い名無し:2006/08/15(火) 00:02:47 ID:Fvc4GPz50
テレ東でアニメ以外の選択肢などない

707 :本当にあった怖い名無し:2006/08/15(火) 00:08:56 ID:6I/eVlDc0
私はこの部屋でひとりの少女と暮らしている。
はじめて少女と出会ったときのことは覚えていない。
おそらく中学生ぐらいだろうか。幼さの残る顔立ちをしている。
前日の雨のせいか、室内は妙に蒸し暑い。
にじんだ壁の染みが、訳もなく不安を煽り、少女に語りかけてみる。
この少女に関する記憶は一切ないのに、よく知っている気がするのは何故だろう?
ろくに会話もしないのに、少女の言わんとしていることが伝わってくる。
さきほどから少女は無機質な瞳で私を見つめている。
れいせいであろうと努めるが少女の表情、容姿、そして無機質な瞳が私の心をかき乱す。
たまらず私は少女から顔を背けた。

ふと部屋にかかった日めくりカレンダーが目に入る。
何もない部屋にある唯一の装飾品。日付は6月14日で止まっている。
そのとき何かが私の記憶を刺激した。6月14日……ああ、そうか。
私はすべてを思い出した。そして私を見つめる少女の瞳に隠されたメッセージを理解した。
少女はうっすらと笑みを浮かべていた。

708 :本当にあった怖い名無し:2006/08/15(火) 10:36:04 ID:nG8dNfa/0
続きwktkしてた俺バカス

709 :本当にあった怖い名無し:2006/08/15(火) 12:25:11 ID:nG8dNfa/0
  ゆうれい が あらわれた!

  たたかう
  どうぐ
  はなす
ニア にげる

  しかし まわりこまれてしまった!
  ゆうれい は ホイミ を となえた!
  ああああ の HP が かいふくした!

ニア にげる

  しかし まわりこまれてしまった!
 ゆうれい は ようすをうかがっている・・・

ニア はなす

  ゆうれい「ちょ ちょっと まちがえた だけ なんだからっ!」

ニア はなす

 ゆうれい「HP の しんぱい なんか して ないんだからっ!」

ニア はなす

 ゆうれい は にげだした!

  ゆうれい は たからばこ を おとしていった!
  ああああ は たからばこ を あけた!
 ああああ は けんじゃのいし を てにいれた!

710 :本当にあった怖い名無し:2006/08/15(火) 14:49:39 ID:kA4pLj/NO
ああああ ワロスwww

711 :本当にあった怖い名無し:2006/08/15(火) 16:25:42 ID:dVW3kSEXO
保守

712 :本当にあった怖い名無し:2006/08/16(水) 00:09:23 ID:ol8eI7Yr0
>>707
本文読む前に気づいてしまった俺は負け組だろうか?

713 :本当にあった怖い名無し:2006/08/16(水) 03:42:17 ID:dgIwwo25O
>>711のID

714 :本当にあった怖い名無し:2006/08/16(水) 08:53:24 ID:Bk020Ox4O
ワッフル!ワッフル!

715 :本当にあった怖い名無し:2006/08/16(水) 08:54:58 ID:Ul9Yk2srO
>>712
何に気付いたんだ?
お盆に帰省?してくるツンデ霊期待sage

716 :本当にあった怖い名無し:2006/08/16(水) 09:13:46 ID:5+hyALzw0
>>715
ヒント「たてたつんだジョー」

717 :本当にあった怖い名無し:2006/08/16(水) 09:21:22 ID:Ul9Yk2srO
明日のジョー?わからん
元ネタでもあんの?

718 :本当にあった怖い名無し:2006/08/16(水) 09:23:18 ID:Ul9Yk2srO
気付いたw!
そのヒントどうよwwwwwwww

719 :本当にあった怖い名無し:2006/08/16(水) 10:58:32 ID:M3PFvUguO
携帯からでは縦読みが大変しにくかった……
気付いた人トンクス

720 :本当にあった怖い名無し:2006/08/16(水) 11:09:19 ID:rJnnopEM0
お盆なので祖母の家に行ってきた。
超古くて歴史のある家だ。何せ未だに汲み取りと五右衛門だ。
集落の歴史みたいな本に、
この地を開拓した人として先祖の名前が載っていたくらい古い。
家の裏手の恐ろしく昔からある墓地など、徳川幕府ができる前のものもあるそうだ。
さて、敷地の端にお堂があった。
祖母に聞いたら、お稲荷さまを祭っていて、
年に一度簡単なお祭りも開いているらしい。


俺はお堂にチョコとケーキをお供えし、この家を継ぐ決心をした。
OK.もふもふゲット。

721 :本当にあった怖い名無し:2006/08/16(水) 13:44:29 ID:U3faS6Qo0
後の毛羽毛現である

722 :本当にあった怖い名無し:2006/08/16(水) 15:01:43 ID:nDSS2sxW0
羨ましい限りだ。一度でいいから、あのモフモフをこの手で…。

723 :本当にあった怖い名無し:2006/08/17(木) 12:54:48 ID:J/SOgmKjO
ハーバーほっしゅ

724 :本当にあった怖い名無し:2006/08/17(木) 13:53:51 ID:N/ICLItw0
「あれ、いい匂いだね。何作ってんの?」
「チョコレートケーキだ」
「へえ。ちょっと味見…」
「大切なお供えモノに触んじゃねえ!もふもふする乳もないくせにっ!」
「な…ち、乳カンケーないでしょ!?」
「工夫に工夫を重ねた自信作だ。これならばいける!」
「なんの話ー?」
「お稲荷さまは甘いお菓子が好物だと聞く。いくつか手をつけた形跡はあるのだが
まだお目にかかる機会がなくてな」
「あぁアレお兄ちゃんが作ったんだ?美味しかったよー」
「………………………………」
「どこのお店のかなって思っ」
「……この野郎ぉぉぉおおおおおっっ!!!」

725 :本当にあった怖い名無し:2006/08/17(木) 18:21:42 ID:k6qFt64bO
あれっ?「もふもふ」って乳なの?
てっきりお稲荷様=狐だから尻尾のことかと思ってたんだが

726 :本当にあった怖い名無し:2006/08/17(木) 18:43:15 ID:2e9MGFNI0
人によってさまざまで良いんでは?

727 :本当にあった怖い名無し:2006/08/17(木) 21:18:00 ID:WJ+wIeda0
耳だと思ってた。
お狐さま(六禅だっけ)のふわふわもふもふの耳をさわさわと。くううぅっ。

728 :本当にあった怖い名無し:2006/08/17(木) 22:44:02 ID:qIqin+KV0
いっそのこと全(ry

729 :本当にあった怖い名無し:2006/08/17(木) 23:12:42 ID:GYCBdcIwO
もふ

730 :本当にあった怖い名無し:2006/08/18(金) 00:15:08 ID:CWJtn+Cc0
もぶ

731 :本当にあった怖い名無し:2006/08/18(金) 01:32:40 ID:JP3ram1s0
なんだ今日は板全体が速いな

732 :本当にあった怖い名無し:2006/08/19(土) 19:35:53 ID:AIB7QZ0JO
片栗粉ほっしゅ

733 ::2006/08/19(土) 22:27:10 ID:tY8390eUO
>>727
えっち!いつもそんな事ばっかりかんがえt(もふもふ)ひゃぁあわぁぁ(///)

734 :本当にあった怖い名無し:2006/08/19(土) 22:55:54 ID:1bMb2/wkO
なりきりネタじゃ萌えないです正直キモいです

735 :本当にあった怖い名無し:2006/08/19(土) 23:07:54 ID:AIB7QZ0JO
いいから空気嫁

736 :本当にあった怖い名無し:2006/08/19(土) 23:38:35 ID:JlJGpoCT0
>>733
いいからk

737 :本当にあった怖い名無し:2006/08/20(日) 00:57:47 ID:NTIK/YyI0
わかったわかった。
ここは皆で片栗粉Xだ。

738 :片栗粉('A`):2006/08/20(日) 01:14:15 ID:6PLVisBgO
なんかよく解りませんけど、置いておきますね。


つ片栗粉X
つティッシュ
つもふもふ

739 :本当にあった怖い名無し:2006/08/20(日) 12:00:22 ID:n+P52DGw0
あ〜もふもふ〜もふもふ〜
毛並みが気持ちいーよーもっと強く挟んで〜

740 :コピペ:2006/08/20(日) 17:33:41 ID:chN3HdGUO
【7:46】メリーさんからの着信で起床。「家の前にいる」等とほざいてやがる。おかげで寝起きが悪い。
【8:02】朝食で使った油の容器にゴキブリが入ってた。気にせず捨てた。今まで気がつかなかった事に腹が立つ。
【8:36】出勤。ダルい。家を出るときに電話が鳴る。うるせぇシカトだ。
【9:07】車で走っていると、後ろからババアがダッシュで追いかけてくる。アクセル全開で振り切る。あくびが出た。
【9:30】デスクに向かっている。下を見ると白い手がオレの足をつかんでいる。ふりほどき蹴りをいれる。大人しくなった。
【10:39】窓際に立ち空を眺めていると、女が落ちてきて目があった。この不細工が。
【12:24】交差点を歩いてて、すれ違う時に男が「よくわかったな」と言ってきた。黙れ池沼。
【14:26】携帯に着信記録16件。かけてみる。「わたしメリーさ…ブチッ…ツーツーツー」
【16:12】外回りをしているとマスクをした女が声をかけてきた。「わたしきれい?」右ストレートを入れる。うずくまったまま動こうとしない。こっちは急いでるんだよ。
【17:30】公衆便所に行くと人形が落ちている。「わたしリカちゃん。呪われているの」うるせぇ黙れ。
【20:32】車で走行中、バックミラーを覗くと上半身だけの女がついてきている。急ブレーキをかけてバンパーにぶつける。もう着いて来ないようだ。
【21:25】帰宅、着信記録が49件。またアイツか。
【21:42】ベッドの下に男がいたのでボコって追い出した。大の男が泣くな。
【22:10】メリーさんからの電話に出る。「わたしメリーさん、今あなたの後ろにいるの」後ろは壁だ。
【23:34】着信がしつこく鳴り響く。電話線を抜いた。
【0:12】就寝。今日一日でかなり疲れた。
【2:40】急に目が覚める。金縛りのようだ。髪の長い女が天井にへばりついて恨めしそうにこっちを見つめている。だが睡魔には勝てない。
【3:20】猿夢だ。しかし俺は夢の中では無敵だ。残らず叩き潰す。

741 :本当にあった怖い名無し:2006/08/20(日) 20:51:18 ID:polnRtm+0
ワロタwww

742 :本当にあった怖い名無し:2006/08/21(月) 01:23:19 ID:S0zwSqldO
「ただいまぁ」
「にゃあ!」
「お、良い子にしてたか?」
「……」
「??」

ガチャ。
……何ですか、これは。
俺のエロゲが瀕死状態ですよ?
秘蔵の同人まで千切りですか。
いやぁ、困った!
嬉しすぎて前が見えないぜ!

「これ……、ミケがやったのか?」
「……」
「これ、答えんか」
「うにゃ…」
「言い訳は?大義名分は?」
「にゃにゃ!」
「気に入らない?何が?」
「うにゃ」
「同人とエロゲが?……あぁ、なるほどなぁ」
「?」
「嫉妬…、してんだろ?」
「にゃあ?!」
「みなまで言わんでも良い。ご主人様はお見通しだ」
「う゛〜…」
「そうかそうか!俺もまだまだイケるかもなぁ!…ゴハ?!ちょ、ちょっとなにすんだよ!?
目、目はやめて!グヘァ!!!」
執拗な攻撃の後、ドアの閉まる音と同時に俺は気を失った。


743 :本当にあった怖い名無し:2006/08/21(月) 01:56:04 ID:n+AFThAz0
>>742
にゃっにゃにゃ!!

744 :本当にあった怖い名無し:2006/08/21(月) 08:10:59 ID:PJ7KOWB/O
(; ^,⊇^;) ………

745 :本当にあった怖い名無し:2006/08/21(月) 09:59:27 ID:KtXy4HIzO
>>742
逆レイプktkr

746 :本当にあった怖い名無し:2006/08/21(月) 12:39:41 ID:83hF3ZMoO
>>745
違くね?
単なる暴行かと。

747 :本当にあった怖い名無し:2006/08/21(月) 18:01:42 ID:XBhmTbPo0
もふもふな皆さん、こんなのが有った。
つttp://kigaruni-up.ath.cx/~kigaru/cgi-bin/imageboard/index.cgi?mode=search&file=now&no=1&select=1&keyword=5821
あぷ板とは言え、絵に直は気が引けるので検索結果。

748 :本当にあった怖い名無し:2006/08/21(月) 18:41:38 ID:e2VNdvmH0
>>747
こ、こーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!!!!!

       /\___/ヽ
    /ノヽ       ヽ、
    / ⌒''ヽ,,,)ii(,,,r'''''' :::ヘ  _,,|`ヽ、_ 
    | ン(●),ン <、(●)<::|/ ,' 3 :ヽlーっ
    |  `⌒,,ノ(、_, )ヽ⌒´ ::ll   ⊃ ⌒_つ
.   ヽ ヽ il´トェェェイ`li r ;/`'ー---‐'''''"
   /ヽ  !l |,r-r-| l!   /ヽ  |:::::l |
  /  |^|ヽ、 `ニニ´一/|^|`,r-|:「 ̄
  /   | .|           | .| ,U(ニ 、)ヽ
 /    | .|           | .|人(_(ニ、ノノ

749 :本当にあった怖い名無し:2006/08/22(火) 15:31:05 ID:FfkdzDV5O
>>747の場合は「もふもふ」はしっぽだな
胸は………

750 :本当にあった怖い名無し:2006/08/22(火) 15:41:51 ID:aKIWSWZgO
むにゅむにゅ。
もにゅもにゅ。


751 :本当にあった怖い名無し:2006/08/22(火) 16:33:28 ID:NgQVEWhy0
 

752 :本当にあった怖い名無し:2006/08/22(火) 17:21:32 ID:rhGvPnAwO
つるぺったん

753 :本当にあった怖い名無し:2006/08/23(水) 03:34:24 ID:c19QMrzyO
2ヵ月振りにスレを読んだが、なんだ>>378のクオリティーの高さは!ぜひとも小説を出してほしいね。

754 :本当にあった怖い名無し:2006/08/23(水) 12:34:34 ID:F3DSyvHd0
まだ神作品の投下はあるかもしれないけど、このスレの白眉だね。
糞みたいな流れの後だったからなおさら。

755 :本当にあった怖い名無し:2006/08/23(水) 16:04:13 ID:MUyWjC/e0
少なくともオカ板の住人のうち、かなりの割合でエロゲユーザーが居るのが判った

756 :本当にあった怖い名無し:2006/08/24(木) 00:40:32 ID:U1FCN28q0
突然何だ?

757 :本当にあった怖い名無し:2006/08/24(木) 19:05:35 ID:DV478vq4O
>>755
kwsk

758 :本当にあった怖い名無し:2006/08/26(土) 00:45:05 ID:PjgTLrSLO
ハーバーほっす

759 :本当にあった怖い名無し:2006/08/26(土) 02:47:30 ID:Pl2GsrrgO


760 :本当にあった怖い名無し:2006/08/27(日) 00:02:01 ID:IFPbKSLH0
今日こそ御祓いに行く。
今までさまざまな妨害に遭い、実行できなかった。だがこれ以上、訳の判らないモノに
振り回されるのは耐えられない。今日こそ、必ず―――
「……またおかしなこと考えてるわね?」
きた。
だが俺はもう負ける訳にはいかない。
「ああ。今日こそおまえを祓ってやる」
「どうかしらね―――」
中空に、不敵に微笑む女が現れた。
その、姿。
白いワイシャツ。男物であることは丈で判った。
「どう?」
女はふわりとその場で回ってみせた。裾が危うい位置までめくれ上がる。
「そうきたか……その、下、はいてるのか?」
「どうかしらね。確かめてみる?」
「そんな手にこの俺がひっかかると思うか?」

761 :本当にあった怖い名無し:2006/08/27(日) 00:02:51 ID:IFPbKSLH0
今日こそ御祓いに行く。
昨日は男物ワイシャツの破壊力に負けたが、本来俺はそんな意思の弱い人間ではない。
「暑いわね」
女は胸の前にデカデカと5−2と書かれたスク水姿で現れた。
勝った。その瞬間、確信した。
俺は競泳水着派なのだ。もし、競泳水着だったなら、と思うとゾッとする。
女は股間の辺りの布地を引っ張っている。
「何のつもりだ?」
「ココ…ね。穴開いてるって知ってた…?」
「マジで!?何で!?どうして!?」
「……知りたい?」
「そんな手にこの俺が」

762 :本当にあった怖い名無し:2006/08/27(日) 00:03:42 ID:iqg4kVqQ0
もう負けない。
ネコミミだろうがメイドだろうが何でも来いや!今日の俺は気力が漲りまくりだ。
「おはよう」
女が台所から挨拶してきた。
どうやら、俺の気合は空回りしそうだ。こいつはちょっと、地味すぎないか?
「割烹着かー……」
正直残念な感じがしたので、トーンダウンしてしまう。
女は俺の前に正座し、ふっと目を眇めた。
「今まで隠していてごめんなさい。私があなたのお母さんよ」
「な、なんだって―――っ!?」
「……本当に。大きくなったわね」
「う、ウソだ!お母さんは俺が小さいころに死んだって……死んだ……?」
「そう。あなたのことが心配で成仏できなかったの」
「そんな手にお母さぁぁ―――――――ん!!!!」

763 :本当にあった怖い名無し:2006/08/27(日) 00:04:20 ID:iqg4kVqQ0
戦いの日々は終わった。
「お母さん」
「………………」
「ねぇ」
「何よ?」
「うわ!」
「何よ?」
「あ、あの、子供の前でブルマはありえないと思うんだ」
「……? ああ、あれウソだから」
「え!?」
女はブルマのズレを直しながらとんでもないことを口走った。
だって昨日あれほど親子水入らずの語らいをしたっていうのに!
「そんな……」
「大体、実の母親に欲情全開の息子ってどうなの? 終わってるでしょ」
「………………………ハイ……」

764 :本当にあった怖い名無し:2006/08/27(日) 00:05:54 ID:iqg4kVqQ0
今日こそ樹海に行く。
俺みたいな人間は死んだほうがいい。
俺みたいなクズの死体処理で他人の手を煩わせないよう、人の来ない所で死にたい。
今までさまざまな妨害に遭い、実行できなかった。だがこれ以上生きていくには
自分自身が恥ずかしすぎて耐えられない。今日こそ、必ず―――

765 :本当にあった怖い名無し:2006/08/27(日) 03:25:47 ID:TljIQsRV0
悩ませsweet motherなるエロ漫画を思い出した

766 :本当にあった怖い名無し:2006/08/28(月) 13:48:35 ID:MYRH9G79O
明日の今頃は雨が降る。

767 :本当にあった怖い名無し:2006/08/28(月) 18:17:00 ID:0CNU1/w4O
予知スレの誤爆かな?

768 :本当にあった怖い名無し:2006/08/29(火) 11:13:06 ID:u4C6bM76O
>>764
遅れたけど久しぶりの投下にGJ!

で、それなんてエロゲ?

769 :本当にあった怖い名無し:2006/08/31(木) 13:45:36 ID:yk+zxqC/0
保守

770 :本当にあった怖い名無し:2006/08/31(木) 20:06:51 ID:0TNF1O7f0
俺は出逢ってしまった瞬間にその姿に魅了されてしまった。
それがどれほど恐ろしく、無慈悲な存在であるのかを理解していながら・・・

――濡れたように艶やかで滑らかな黒髪――
――白磁のように透き通った肌――
――闇夜に浮かぶ月のように輝く金色の瞳――
――血に濡れたような艶めかしい唇――
そして
――その全てを覆い尽くす漆黒のローブと自身の背よりはるかに長く大きな鎌――

「そうか・・・私が見えたか。残念だろうが、そういう事だ・・・。」

そう、彼女の名は死神。
見たものを確実に冥府へと送り届ける死者の水先案内人。

ああ、俺はこれで終わり・・・殺されるのは仕方が無い。
俺にはそうなる理由がある・・・だが、なぜ今なんだ?
いや、俺だから今なのか・・・
だが、せめてあと少し・・・そう、あと少しで約束が果せるというのに・・・。

771 :本当にあった怖い名無し:2006/08/31(木) 20:09:02 ID:0TNF1O7f0
「どうした?恐ろしくて声も出ないか?
 ふん。見た目以上に情けないヤツだな」
「どう・・・して、どうして今なんだ?あと少し、
 あと、少しだけ待ってもらう事は出来ないか・・・?」
「出来ない相談だの。こう見えて、私も忙しい身でな」
「そこを何とか・・・地獄に落ちようが、召使や奴隷になろうが、自縛霊になろうがかまわないから・・・」
「ほう。珍しい命乞いの仕方だな・・・面白い」
「待って・・・くれるのか?」
「ああ、良いだろう。3日だけくれてやろう。
 なに、ここ最近は向こうへ連れて行くヤツが多すぎてな。少し休む位かまわんだろう」
「あ、ありがとう!本当にありがとう!」
「か、勘違いするな。お前の為ではないっ。本当に骨休めの・・・」
「ありがとうっありがとう」
死神の手を取り必死になって感謝する。
「ええいっ鬱陶しいっ!・・・今すぐ殺されたいか?」
「えっ?あっすいません。ごめんなさい」
気付けば死神のローブが肌蹴てしまっている。
「では良いか?3日後のこの時間、お前の命を貰い受ける。
 それまでは好きにするがいい」
「解りました。それで・・・貴方はその間どうするんですか?」
「ん、言ったであろう?骨休めをすると。まあ、好きにさせて貰うさ」

怪しい笑みを浮かべて、どこかへ消えていった。

772 :本当にあった怖い名無し:2006/08/31(木) 20:21:30 ID:0TNF1O7f0
翌日

朝から普段どうりに出勤し、溜まっていた仕事を片付ける。
自分が居なくなっても大丈夫なように、続きの指示を残し・・・
「これで、大丈夫だな・・・。」
「お前はこんな事のために命乞いしたのか?つくづく仕事人というか・・・」
「うわぁっ・・・ど、どうして此処に?」
背後から急に声がしたかと思うと、呆れ顔の死神がそこに居た。
「私はもっと面白い事があるかと思って、助けてやったと言うのに・・・ブツブツ」
心底面白くないらしくブツブツ文句まで言ってくる
「いや、あの〜そんな事期待されても・・・」
「お前はツマラン。非常にツマランぞ。貴重な3日間であろう
 もっと、楽しむ事に使うとか出来んのか?」
「いや、楽しむといわれても・・・仕事、楽しいですよ」
「はぁ、もう良い。と言うより、そこまで仕事に精を出してどうするのだ?」
「え、仕事はきっちりやらないとダメでしょ?」
「いや、まぁそうだが・・・お前の場合は普通と事情が違うであろうが」
「はい。だからこうやって、今日中に何とか仕上げてるんですけど」
「もう良い・・・心底まじめ人間じゃ・・・昨日は面白そうだと思ったのだが・・・ブツブツ」
本当に気に入らないらしい・・・こいつ不真面目な死神なのか?
普通に考えて、期日を延ばす事などありえないし・・・
ひょっとしたら見逃してくれたりするのだろうか?

773 :本当にあった怖い名無し:2006/08/31(木) 20:23:41 ID:0TNF1O7f0
2日目

部屋を片付ける。
長い事居た部屋だ・・・狭いが思い入れもあるし離れたくは無い。
だが、明日で終わりの身。精一杯感謝の念を込めて部屋中を磨き上げる。
死神は、やっぱりつまらなそうにしながら俺の後のほうでブツブツ文句を言っていた。
何とか、掃除が終わり夕食の時間・・・最後の晩餐・・・にしては質素な夕食だった。
一人で食べるのもなんだか気がひけて、死神に声をかけてみる。
「一緒に食べませんか?」
「なっ、私に言っているのか?」
「他に誰もいませんよ。それとも、カレー嫌いでした?」
「そういう事ではなく、こういった場合、恋人や、友人と食べたりするのではないのか?」
「居ませんから・・・。それよりいかがですか?結構旨いんですよ」
「お前がそれで良いなら・・・頂こう」
「はい。頂きます」
二人で手を合わせて食事にする。
「ふむ。ちと・・・辛いが・・・旨いの」
「でしょ」
死神が、ちゃぶ台でカレーを食べると言うなんともシュールな絵だったが
喜んでもらえた様だ。以外にも、彼女は正座が出来た。
「お願いがあるんですけど・・・良いですか?」
「見逃せ。と言うのは無理だぞ」
「そうじゃなくて、明日俺のそばに居ないで欲しいんです」
「ふむ・・・まあ、よかろ。約束を破るとも思えんしの」
「時間には必ず、あの場所に行きますので」
「必ず・・・だぞ」
「はい」

774 :本当にあった怖い名無し:2006/08/31(木) 21:23:16 ID:0TNF1O7f0
最終日
無事に用事を終え、約束の場所に行く。
死神は・・・居た。なんか怒っている様だ。時間は・・・まだ大丈夫だ。
「おっ、お前はあんな事の為にっ・・・」
「憑いて来てたんですか?」
言葉を遮って質問する。
昨日約束したはずだ、憑いて来るなと。
「そ、それは悪い事をしたと思っておる・・・が」
「なら訊かないでください」
「し、しかしお前はそれで良いのか?」
「今日で一応約束は果たしましたし・・・」
丸3年続いた月命日の墓参り・・・今日でそれも終わり。
「何故だ?何故、お前がそこまでする必要がある・・・たかが・・・」
「あの人達にとっては大切な家族です」
「お前は・・・それで良いのか?誤解されたままで良いのか?」
「出来れば赦して欲しいですけど・・・無理みたいですね」
結局最後まであの家族に赦してもらう事は出来なかった
最後の約束の日である今日なら・・・と淡い期待も抱いていたのだが
玄関に入る事さえ許されなかった。
「お前は、自分が辛い思いをすれば赦してもらえると思っておったのか?」
「そんなことで赦してもらえるとは・・・」
「なら、何故あのような粗末な暮らしをしておる?
 何故、恋人も作らず仕事ばかりしておった?
 何故、友人や家族と連絡を取ろうとしない?」
まくし立てる様に追求される。
「そ・・・それは・・・」

775 :本当にあった怖い名無し:2006/08/31(木) 21:26:03 ID:0TNF1O7f0
見れば、攻め立てていたはずの死神の目が真っ赤になっている…
「お前は大きな勘違いをしておる・・・だが、今は言っても無駄であろう…」
そう言うと、少し俯いたまま何事かを考えているようだった…

「それで、俺はどうしたらいいのでしょうか?」
沈黙に耐え切れず、言葉を掛けてみる。
「わ、私は…お前と良く似た男を知っておる…。ほんの些細な過ちを起こし
 家族や友人、恋人に何も告げずに姿を消し……」
彼女がポツポツと後悔に責められるように話し始めた
「只、贖罪の為に日々を費やし…自身の幸福など…少しも省みず
 貧しさの中で、後悔の念に苛まされて…朽ち果ててしまった男だ。」

俺は不思議に想い、彼女の話を自分に当てはめてみる。
まるで俺とは似ていない。日々、貧しい生活をしているのは確かだが、
その中で、ささやかながらも幸せを見つけ、自分なりに満足のいく暮らしだったと思う。
後悔する事はあるが、生きていく上では仕方がないものだと思う。
「今、自分とまったく似ていないと思ったな?」
「当たり前です。」
「そう言うだろうと思っておった。
 …所で、初めて逢った時に言ったことは覚えているな?」
「待ってくれたら、地獄行きでも奴隷でも…」
「そう、それだ。今からお前を私の奴隷にする。」
「奴隷…ですか?」
「まあ、奴隷といっても私の仕事の手伝いをするだけ。ひどく楽なものよ。」
「解りました。楽なのかどうかは解りませんが…」
「そうと決まれば契約…なのだが…少し…目を瞑ってもらえないか?」
何故か、恥ずかしそうに告げる死神
言われた通りに目を瞑り、身構える…
と、不意にやわらかい香りが鼻をくすぐり唇に冷たい感触が残った…
そこで、今までの記憶が途切れた。

776 :本当にあった怖い名無し:2006/08/31(木) 21:50:39 ID:0TNF1O7f0
数年後
「ご主人様、一体何をしているんですか!早く次の仕事に行かないと!」
「お前は本当に口喧しいな…。昔とまったく変わってないではないか。
 さっきやっと帰ってきてゆっくり出来ると思っておったのに…」
「そんな事を言ってる余裕はありません。早く片付けてしまわないと…」
「解った。すぐに行くよ…それで、今作っているそれはなんじゃ?」
「カレー…と言うみたいですね?何故か急に作ってみたくなりまして。」
「ふむ、懐かしいの…さて、では次のはさっさと片付けてしまわなくてはな。」
そう言うと彼女はスッと消えてしまった。

私の主人は俗に言う死神である。ひどく怠け者で、いつもこの屋敷の中に居たがる。
何が目的なのか私が自分で何かを始めると、嬉しそうに見つめ…終わると必ず
「面白かったか?」
こんな質問をしてくる。
私はその問いにすぐに答えることが出来ない…「面白い…」というものが何か良く解らないのだ

だが、それで良い様に思える
私が「面白い」と言うものを理解した時が彼女との別れなのだ
多分、彼女は私が傍に居続ける事を望んでいる
そして、私もきっと居続けたいと願っている…
私は今日も彼女を喜ばせる為に何かを始める。
「面白い」と言うものを理解してしまわないように気を付けながら…

777 :本当にあった怖い名無し:2006/08/31(木) 22:04:41 ID:I8xohXi9O
久しぶりなGJでした

778 :本当にあった怖い名無し:2006/09/01(金) 02:01:53 ID:+sBDuSP7O
うおおお何やったんだ主人公おおお

気になって眠れないからエアガンで
小さい女の子の目を撃ってしまったということにしておく

779 :本当にあった怖い名無し:2006/09/01(金) 07:49:19 ID:v4tWX23lO
>>778
「月命日」ってことは相手が死んだってことだよな
ホント何したんだろ

780 :本当にあった怖い名無し:2006/09/01(金) 09:13:38 ID:nJGb2XMY0
だがそれがいい

781 :本当にあった怖い名無し:2006/09/01(金) 16:19:56 ID:iPQT6BfCO
強い奴ほど笑顔は優しい。
だって強さは愛だもの。お前と同じさ、握った拳は
誰かの、幸せ守るため
倒れたら立ち上がり、前よりも強くなれ。
悲しみを、悲しみを越えようぜ。
Oh Yhea 俺達男さ。男さ。

782 :本当にあった怖い名無し:2006/09/01(金) 18:46:19 ID:3ZZc17bt0
>>781
Yeah!

783 :本当にあった怖い名無し:2006/09/01(金) 22:41:46 ID:v4tWX23lO
>>781
蒸着!!

784 :本当にあった怖い名無し:2006/09/01(金) 22:43:57 ID:v4tWX23lO
スマン「赤射!!」だった……orz

785 :本当にあった怖い名無し:2006/09/01(金) 23:54:03 ID:+sBDuSP7O
(´・ω・`)?

786 :770:2006/09/02(土) 00:32:59 ID:B9J1R4fr0
駄文への感想どうもありがとうございました。

スマン色々想像させてしまいましたが
愛犬を轢き殺してしまった・・・というのがオチです。

途中に入れておいた筈だったんですが、PC落ちた時に文章丸ごと消えてしまったせいで
あちこち抜け落ちてました。

ちゃんとマトメられないまま上げてしまって申し訳ないです。

787 :本当にあった怖い名無し:2006/09/02(土) 01:20:18 ID:ucjCbol40
それは言わないままのほうがよかった

788 :本当にあった怖い名無し:2006/09/02(土) 05:06:06 ID:DKsZ+S1tO
竜王「ここで殺してしまうには惜しい。私に従うなら世界を半分を与えよう。どうだ?」
勇者「…」
竜王「じゃ、じゃあ世界の八割で…どうだ?べ、別に嫌なら無理にとは…言わないけど……どう…かな?」
勇者(…コクン)
竜王「おお!そうか!
し、仕方ない奴め!そんなに私の配下になりたいと望むとは!本当は嫌だが私の右腕として働くがよい。ほ、本当は殺したいんだけどな!」
勇者「…(ブン!ブン!)」
竜王「ひゃう!ロトの剣振り回さないでよぅ…!」
勇者「…」
竜王「そ、そうだ。竜王ね、たまたまクッキーを焼いていたのだ、勇者にも特別に食べさせてやっても良いのだぞ」
勇者(コクン)
竜王「しし仕方ないなぁ、ほらぁ、たっぷりたべるがいい」
勇者(バクバクバク)
竜王「別に勇者の為に焼いたわけじゃないけど…どどどどう…かな?美味しい?」
勇者(コクン)
竜王「そ!そうか!ま、まあ当然だな!竜王だもん!…も、もっと食べなよ?
おかわり…いっぱいあるよ?」


789 :本当にあった怖い名無し:2006/09/02(土) 10:03:32 ID:w3lXXO800
ゆうべは おたのしみでしたね

790 :本当にあった怖い名無し:2006/09/02(土) 12:19:38 ID:wetV9DJjO
フイタw

ドラクエだっけ?

791 :本当にあった怖い名無し:2006/09/02(土) 12:53:21 ID:C6NKWwor0
竜王テラカワイスwwwww

792 :本当にあった怖い名無し:2006/09/02(土) 14:23:58 ID:1k71wgxxO
水差すようで悪いがそんな同人紙あったよなw

793 :本当にあった怖い名無し:2006/09/02(土) 14:52:42 ID:bJv1KSpYO
>>792
世界をはんぶんこっ!だな

794 :本当にあった怖い名無し:2006/09/02(土) 15:04:48 ID:bIzcFwUgO
>>792
マジ?

795 :本当にあった怖い名無し:2006/09/02(土) 23:39:26 ID:PFo67eoGO
801ものか?('A`)

796 :本当にあった怖い名無し:2006/09/03(日) 00:17:14 ID:ahFRFwf50
竜王がおにゃにょこ説

797 :本当にあった怖い名無し:2006/09/03(日) 17:10:35 ID:8ZCpqLXPO
まて、勇者がおにゃにょこという可能性は?

798 :本当にあった怖い名無し:2006/09/04(月) 09:06:26 ID:QshZdCsg0
ツンデレ勇者萌え〜

799 :本当にあった怖い名無し:2006/09/04(月) 17:47:04 ID:/6XLjSE/O
竜王「ここで殺してしまうには惜しい。私に従うなら世界の半分を与えよう。どうだ?」
勇者「えー、どーしよっかなぁ?」
竜王「だ、だめぇ…?だって竜王、一人じゃ恐くて世界征服なんて出来ないよぉ…ふぇぇ…」
勇者「な、何ウルウルしてんのよ!バッカじゃないの?竜王のくせに!」
竜王「…ご、ごめ…」
勇者「だーかーら、泣くんじゃないの!仕方ないわねぇ…世界の八割で手を打ってあげるから!」
竜王「え…ホント…?う、うれしーな!勇者ちゃん大好きー」
勇者「ななな何言ってんのよ!竜王のくせに!それより世界征服するんでしょ!?どーやるのよ?」
竜王「えーっと…まずはスライムちゃん達を鍛えてぇ…」
勇者「バッカじゃないの!?あんな弱っちいのどうすんのよ?スライムは全部リストラよ!」
竜王「そ…そんな…ひ、ひどいよ勇者ちゃん…あんな可愛いのに…ふぇぇ…」
勇者「泣くな!まったく…リストラは無しにしてあげるから泣くんじゃないの!」
竜王「あ、ありがとぉ…勇者ちゃんやさしいね 」
勇者「ちょ!違っ!よく考えたら足拭きマットの代わりになるかなーって思ったからよ!別に竜王が泣くからじゃないのよ!」
竜王「…エヘヘー」


800 :本当にあった怖い名無し:2006/09/04(月) 17:48:08 ID:/6XLjSE/O
勇者「つ、次は王国攻略よ!」
竜王「王国はぁ、またローラ姫捕まえてぇ…」
勇者「ぬるいわ!街に火を放ってローラ姫ともども王様を捕獲して首を刎ねるのよ!」
竜王「あぅぅ…そ、それはダメだよ…無関係な町人もいっぱい死んじゃうよ…ふぇぇ…」
勇者「な、泣くなってば!分かったわよ、私が忍び込んで王様とローラ姫暗殺してくるから!」
竜王「ほ、ほんとー?お願いできる…?」
勇者「しょ、しょうがないわね!まったく私がいないと何も出来ないんだから!」
竜王「…ごめんねぇ…勇者ちゃんばかりに頼っちゃって…」
勇者「べ、別に竜王の為ってわけじゃないからいいのよっ!世界の八割の為なんだからね!」
竜王「うん、ありがとーね」
勇者「と、とにかく!あんたみたいなトロい竜王は黙って私についてくればいいのよっ!分かった!?」
竜王「はぁーい!」


801 :本当にあった怖い名無し:2006/09/04(月) 19:35:44 ID:BwvQE+6Q0
黒いな、勇者w
下手に竜王倒してたら、そのまま竜王になり代わって
覇王の道に進みそうだ

802 :本当にあった怖い名無し:2006/09/04(月) 22:08:40 ID:3GG0pRRRO
竜王が勇者のブレーキかよww

803 :本当にあった怖い名無し:2006/09/04(月) 23:52:31 ID:NGNBMNx/0
男「なぁ、死ってどんな感じなんだ?」
霊「ナ、何よ急にっ!ま、まさか…」
男「別に、俺が今すぐ死ぬ訳じゃない。ただ、経験したことが無いから興味を持っただけだ」
霊「ふん、初めて話しかけてきた話題がそれ?随分自分勝手なのねっ!」
男「今まで居て、気が付かなかったのか?それで、どうなんだ?」
霊「残念だけど、別に生きてる時と変わりは無いわよ」
男「そうか…変わりは無いのか」
霊「急にどうしたって言うの?貴方がそんなことに興味を持つなんて?」
男「別にたいした事じゃない。ただ、さっきこんなのが届いてな…」
霊「はがき?」
男「ああ、小学校時代の同級生が死んだらしい」
霊「そ、それで急に気になったって訳…貴方らしいわ、普段は私なんか構いもしない癖に」
男「ま、流石に本人が目の前に居れば気にはなる。それで、今はもう辛くないのか?」
霊「き、気付いてたの?何で?何時から?」
男「一度に色々訊かれても困るが、初めて逢った時から解ってた」
霊「そう、最初から知ってたのか…ズルイなぁ…」
男「それで、今はもう痛みで辛い事は無いのか?」
霊「ええ、痛みはもう何も無いわ。ただ、遣り残した事が有ったから…
  その無念だけしか残ってないわ…」

804 :本当にあった怖い名無し:2006/09/04(月) 23:57:21 ID:NGNBMNx/0
男「そうか…お前の好きにしたら良いよ」
霊「えっ?それって今、呪い殺しても良いって事?」
男「ああ、知らなかったとは言え、見舞いにも行かないで悪かったな。
  お前の中じゃ、あの約束もついさっきしたような物なんだろ?」
霊「お、憶えてたの?私ずっと待ってたんだよ…いつか貴方が来てくれるんじゃないか…
  手紙が届くんじゃないかって」
男「ゴメンな。俺に勇気が無くて…」
霊「も…もう、良いよ。」
男「そうか…今夜はもう寝るよ」
霊「おやすみ。」
男「ああ、おやすみ。暇なら其処の引き出し見てみな、少しは暇つぶしになるだろ」
霊「ええ、貴方が寝たら見るわ」

引き出しの中には出すことの出来なかった、初恋の相手への稚拙な手紙が溜まっていた。
全て彼女へ宛てた物だ・・・多分、今の俺にとって一番の宝物であり、最も見たくないもの・・・

その夜、俺は一晩中すすり泣く声で寝ることが出来なかった。
ただ、それは彼女と俺、どっちのすすり泣きなのかは解らなかったが…

805 :本当にあった怖い名無し:2006/09/05(火) 00:01:49 ID:elg5YkOhO
>>797
ゆうべは おたのしみ でしたね

806 :本当にあった怖い名無し:2006/09/05(火) 02:07:49 ID:cBV1zCtDO
最近は色々妄想の余地がある作品が多いな。
5スレ目にして、こんなハイレベルなじらし方をされるとは

807 :本当にあった怖い名無し:2006/09/05(火) 20:32:50 ID:FeF0/rL80
>>806
妄想の余地と言うより、文章が未完成なだけじゃないか?

808 :本当にあった怖い名無し:2006/09/05(火) 22:47:11 ID:qKAmRVq+O
>>807
冷静な意見を言える人がいて安心した。

809 :本当にあった怖い名無し:2006/09/06(水) 02:31:43 ID:wJLKCttZ0
まぁ、楽しめればいいじゃないか

楽しめなかったら次を待つか自分で書け

810 :本当にあった怖い名無し:2006/09/06(水) 10:27:28 ID:/vbenh/dO
誰もみんな幸せに、輝いている未来が欲しい。

811 :本当にあった怖い名無し:2006/09/06(水) 22:50:09 ID:l5cKui0m0
ある日、帰宅途中に一人の女に呼び止められた。
真夏だというのにコートを着込んでいる。変態か?

「ワタシ綺麗?」
人が急いでいるというのに。だから変態は嫌いなんだ。
「誰が変態よ! ほら、他になんか言うことあるでしょ」
そんなデカいマスクして綺麗も糞もあるか。俺は急いでるんだ。
「これはほら、その、お約束っていうか……じゃなくて!
 ワタシ、目元が色っぽいねとか言われるんだけど」
俺はどちらかというと目元よりも口元に色気を感じるんだが……。
「ああ、そうなの……じゃあ、これならどう?」
そう言うと女はコートの前を開いた。

「ワタシ、スタイルには結構自信あるのよ」
……なんと醜悪な肉の塊が二つ……。
「ちょ、いい加減にしないと本気で怒るよ」
もういいだろ。早く帰らないとアニメが始まってしまう。
「なによ、あんたアニメオタクってやつ?」
失礼なやつだな。頭にきた、もう帰る。
「ちょっと待ってよ! 一言綺麗って言ってくれるだけでいいんだから、ね?」
絶対イヤだ。
「ゴメン、ワタシが悪かったから。だから、ね?」
そもそもお前みたいな年増は好みじゃないんだよな。
「なっ、なんてこと言うのよ! ワタシはまだ18よ!」
18といえば立派なオバサンだ。
「う、うう……もういい! お前なんか死んじゃえ、このロリコン野郎!」
魂の叫びを残して女は去っていった。

812 :本当にあった怖い名無し:2006/09/06(水) 23:36:19 ID:4OFtlJk3O
普通に非道い男だな

813 :本当にあった怖い名無し:2006/09/07(木) 21:52:38 ID:kBepOuSFO
GJ

814 :本当にあった怖い名無し:2006/09/08(金) 12:25:40 ID:iDckJG3RO
どちらかというとクール改変スレ向きな希ガス

815 :本当にあった怖い名無し:2006/09/09(土) 03:35:37 ID:UKS/37ss0
好きな女にはこんな態度をとり続ける俺は男子校育ちの童貞です。

816 :本当にあった怖い名無し:2006/09/09(土) 23:57:36 ID:jESvFdh1O
>>815
ところで俺のキンタマを見てくれ。



こいつをどう思う?

817 :本当にあった怖い名無し:2006/09/10(日) 00:31:03 ID:boDqyQHt0
>>816
すごく………潰れてます……

818 :本当にあった怖い名無し:2006/09/10(日) 03:56:51 ID:8mYLT4St0
「・・・・・」
今、最高にデンジャー的な時間をすごしてます。
そりゃそうだ。ホワイト一色の装束で、恨めしそうなフェイスのガールが居るんだからな。
これはゴーストだ。やべぇ・・・これはデンジャー。オーマイゴッド。
「殺してやる・・・殺してやる・・・・・」
相手が生きてたらスカラー波受信した奴らかよ、ってアイ・キャン・パンチなのに。
「・・・・・んにしても、可愛いよな」
「(ぴくっ)」
「・・・・・」
リトルだが頬が少しレッドになってるな。こやつ、照れてるな。
「もしお前が生きてたら、きっと世界中の人間がとりこになってるだろう」
「(ぴくっ)」
「一目ぼれしちまった」
「っ・・・!!さ、さっきから何なのよ!!」
お、ついに耐え切れずにシャウトしたか。いやいや、起こったフェイスもなかなかナイス。
「だって、本当の事だし」
「ち、違うわよ! 私は怖い幽霊なんだから!
 か、可愛いって言われたって嬉しくも何とも無いんだから!!」
「・・・可愛い」
「も、もう知らない!!」


イット・イズ、あいつとのファーストの出会いだった。


続く。

819 :本当にあった怖い名無し:2006/09/10(日) 06:22:54 ID:Gu/asb87O
かなり今更だが、最初の
「アンカーでツンデ霊」の中のDir en greyに吹いたww

820 :本当にあった怖い名無し:2006/09/10(日) 08:55:12 ID:kc4wlASlO
>>818
ルー大柴乙


……違うか。
てか続くのかよw

821 :タイトル:同居幽霊:2006/09/11(月) 01:54:16 ID:O7X2awSz0
>>819
そのときそれ聞きながら書いたからなんとなく書いた。
前に確か文中に脈かI'llを起用した記憶がある。このスレとは別の場所かもしれんが。どうでもいいが。マジ。

で、>>818の続き。さすがにルー大柴は無理があるのでやめる。

それから数日後のある日。
俺は、いつものように目覚ましテレビを見ながら朝ごはんを食べていた。おっと、どうやら蠍座は一位のようだ。やった。
「・・・ん〜、いつ食べても美味しいな。良い嫁になれただろうに」
「べ、別に言われたってうれしくないもん・・・でも、ありがとう」
「お礼を言うのはこっちだ。毎朝ありがとう」
頼んでも無いのにわざわざな。なんて事を思いながらふと、時計をみやると家を出る時間だった。
通学カバン、もとい通学リュックを背負い玄関を開ける。さぁ、外へレッツ・ゴー!
と、その前にリュックの中にあのCDが入ってるかを確認する。・・・よし。CLEVER SLEAZOID入ってる。OKだ。
「じゃあ、行ってくる」
俺は、ここ数日同じように挨拶をしている。
「行ってくる、じゃなくて逝ってくるなら楽なのになぁ〜」
その相手は最近出来た同居人。
「じゃあ、逝ってくる」
いや、同居人ではないか。
「ちょ・・・え・・・あ、じょ、冗談だから!だから・・・帰ってきてね」
だって人じゃないし。
「はいはい」
だから、こう呼ぶべきだろうか。
「ゆ、夕飯作って待ってるから」
そう、―――同居幽霊、と。

―――これは、俺が高校二年生の九月にすんでいたアパートでのお話である。
―――これは、俺が高校二年生の九月の時一緒にいた幽霊との思い出である。

続く?

822 :本当にあった怖い名無し:2006/09/11(月) 02:16:40 ID:XP3tj8jx0
「こんばんは、死神です。あなたはもう死んでいるですよ、さぁこれから一緒に」
 どうせ死ぬならやりたいことやってやるぅぅぅぅ!!
「うわきゃぁぁぁぁ!?」

 ・
 ・
 ・
 ・
 ・

「ううっ、汚されちゃったよぅ、帰れないよぅ、帰れないよぅ」
 いやー、あんまし可愛かったんでつい押し倒しちゃったんだけどさ。
 しかし帰れないってなんでよ? さっさと地獄にでもなんでも連れて行けば?
「誤解してるっ! 誤解されてるっ!! 死神は天使の眷属なんですよっ!?」
 あ、そーなの?
「そうなんですっ! 人の死を管理してその魂を相応しい場所へと」
 あ、ごめん。俺馬鹿だから難しい事わかんねーや。
 まぁ取り敢えず俺に初めて奪われちゃったんで帰れないと、そーゆー事?
「ううっ、はい……これからどうしようっ……ひっく、ぐすん」
 どうしようってもな、俺もどうしたらいーんだか。
 生きてるんなら俺が世話してもいーんけど、もう死んでるしなぁ。
「ふぇ、ふぇぇぇんっ、ひっく、ひっく、ぐすんっ」
 それにしても――……あぁっ、もう、いつまでも泣いてるんじゃないっ!!
「ひ、ひゃうっ!?」
 男なんだろ、くよくよするなよ!
 それとも何か、俺が初体験の相手なのが不満か! 不満なのか!!
「いっ、いえそんな事はっ、お、お姉さん、美人ですし、その」
 ならばよし! 大丈夫なんとかなる!
 明日は明日の風が吹く! って事で取り敢えず……。
「と、取り敢えず? え? あ、あの、何を――……ひきゃぁぁぁっ!?」
 うひひ、あぁもう、良い声で鳴くじゃないかこの死神っ子は。
 さぁさぁ、お姉さんがたっぷり可愛がってやるからな。

823 :本当にあった怖い名無し:2006/09/11(月) 03:58:06 ID:0sHXIQVi0
>>822
変化球だな

824 :本当にあった怖い名無し:2006/09/11(月) 04:00:18 ID:O3DEXt7y0
攻殻機動隊新設の予算降りたって?

825 :本当にあった怖い名無し:2006/09/11(月) 10:53:13 ID:FBR1r3jHO
高給払ってねw

826 :本当にあった怖い名無し:2006/09/11(月) 12:22:10 ID:cJrzKNceO
>>824
kwsk

827 :本当にあった怖い名無し:2006/09/11(月) 13:23:18 ID:FBR1r3jHO
テロ防止の受け身じゃない攻性の小部隊ができるらしい。
ボランティアじゃなくて。

828 :本当にあった怖い名無し:2006/09/11(月) 20:57:12 ID:YJdMm1V/O
>>822
年上のおねいさんにやべぇ萌えた

その一方で>>824以降は何話してんだよ。
スレ違いにも程がありすぎる。









……まぁ……ツンツンデレデレな年上なお姉さんの甲殻機動隊を書けば許してあげなくもないわよ!

829 :本当にあった怖い名無し:2006/09/11(月) 21:33:34 ID:cR/ElzKH0
俺はゆるさんぞぉ

830 :本当にあった怖い名無し:2006/09/12(火) 00:01:00 ID:cR/ElzKH0
マカロニ食いたい。

831 :本当にあった怖い名無し:2006/09/12(火) 03:23:51 ID:EKpFOlxkO
>>821
いや、Dir好きだから頑張ってくれw

832 :本当にあった怖い名無し:2006/09/12(火) 12:17:40 ID:4cmd3dLKO
そういや素子はツンデレ格付けではかなり下の方にランクインされてたな。

833 :本当にあった怖い名無し:2006/09/12(火) 13:22:59 ID:3yFDOvUIO
ツンデレ格付けについて詳しく

834 :本当にあった怖い名無し:2006/09/12(火) 13:53:55 ID:Eu9K9kz/0
草薙素子はツンツンだからね。デレがない。

835 :本当にあった怖い名無し:2006/09/12(火) 15:00:47 ID:shk+vLl/0
ガ板のこれ↓のことかなぁ

ネ申 海原雄山(美味しんぼ) 烈海王
S級:沢近愛理(スクラン) 高嶺姉貴 あんですとー 遠坂凛 翠星石 厳島貴子 キャスカ(ベルセルク)
   鮎川まどか(オレンジロード) 八車文乃

A級:真紅様(ローゼンメイデン) 遠野秋葉様 コレット・ブラウゼ 青葉姉さん 惣流・アスカ・ラングレー(エヴァ)
   姉小路冬華 綾瀬貴子(美鳥の日々) 青山素子(ラブひな) 井上律子 魔想志津香 リリィ・シアフィールド
   新堂麗子 天道あかね(らんま) 七荻鏡花 秋庭里香 桐原冬子 小町つぐみ はるぴー 渡会ひびき(じゃじゃグル)
   大庭詠美 カトレア リリーナ・ピースクラフト(ガンダムW) ナディア(不思議の海のナディア)

B級:高遠七瀬 十波由真 松平瞳子 成瀬川なる(ラブひな) Evangeline.A.K.McDowell(ネギま) 三千院ナギ まこぴー
   玖珂なつき ナツキ・クルーガー 津村斗貴子 倉木鈴菜 ランチ(ドラゴンボール) シルヴィア・ド・アリシア
   ルリルリ 七瀬留美 リュミスベルン ハーマイオニー 保科智子 佐倉霧 ラフィール 芝村舞
   灼眼のシャナ(杓眼のシャナ) 音無響子(めぞん一刻) 小笠原祥子 田中美沙
   18号(ドラゴンボール) 丸亀綾弥 世良香澄 新田妹(タッチ) テマリ

C級:赤坂早紀 砕蜂(ブリーチ) アリソン 佐伯雪 桃子・A・ラインフォード 藤林杏 飯島美雪 鏡魅羅
   フェティ 松屋美咲 シャイナさん(聖闘士星矢) 朝比奈涼風(涼風) ジノリ 矩継琴葉 涼宮ハルヒ
   白瀬エリカ 和泉香(極上生徒会) 涼宮茜 カスミ(電ピカ) 水越眞子(ダ・カーポ) 春崎立夏
   長谷川千雨(ネギま) チーコ 岳画殺

836 :本当にあった怖い名無し:2006/09/12(火) 15:01:34 ID:shk+vLl/0
D級:神楽坂明日菜(ネギま) せっちゃん 渋垣茉理 天幕桜子 白川渚 桜塚恋 笹森花梨 サクラ
   千鳥かなめ パールバティー(サザンアイズ) トリエラ メノリ様 里村茜 潦景子 白木葉子 南さん
   両儀式 ビーデル(ドラゴンボール) チチ(ドラゴンボール) 双海詩音 草薙素子 ソシエ・ハイム
   戸倉真由 フォーリィ・キャラット 伊知川累(タルるーと?奇面組?)

E級:リドリー・ティンバーレイク 柊かがみ マァム(ダイ) レオナ(ダイ) 沢渡いずみ(御主人様)
   クロミちゃん 十字架のニーナ リナ・インバース(スレイヤーズ) 柊美柚 篠原舞子

ランク外:月野うさぎ(セーラームーン) 芳乃さくら(ダ・カーポ) ブルマ(ドラゴン・ボール

837 :本当にあった怖い名無し:2006/09/12(火) 15:33:27 ID:+8hFvNGZ0
わかるのが片手で足りる事について…

838 :本当にあった怖い名無し:2006/09/12(火) 15:41:02 ID:BB28QgCk0
なんか間違ってる希ガス

839 :片栗粉('A`):2006/09/12(火) 18:38:24 ID:3yFDOvUIO
素子って「もとこ」か!

このスレ特有の虚数素子(「そし」)だと思っていた俺を、
誰か優しく叱ってくれ('A`)

840 :本当にあった怖い名無し:2006/09/12(火) 20:27:27 ID:hqGMVtUU0
ベジータが神ランクに入っていない件

841 :本当にあった怖い名無し:2006/09/12(火) 20:29:36 ID:wB/8vKq0O
ツンデレベジータのマクドコピペ思い出した

842 :本当にあった怖い名無し:2006/09/12(火) 22:34:18 ID:fFs2G6WIO
>>839
おい(´・ω・`)







まあいいや…(´・ω・`)

843 :セロ ◆78L5qYbnoU :2006/09/12(火) 23:45:36 ID:tQhYOid60
ツンデレねえ。
あんたなんかのためじゃないんだからねっ!
っていってればツンデレ?

844 :本当にあった怖い名無し:2006/09/13(水) 01:12:32 ID:cIgFO7z70
なんでコテはこんなのばっかりなん?

845 :本当にあった怖い名無し:2006/09/13(水) 01:21:34 ID:8mPoxs1Z0
>>844
パーだから。

846 :本当にあった怖い名無し:2006/09/13(水) 03:36:53 ID:2Y9vi47c0
なんでコテすぐに死んでしまうん?

847 :本当にあった怖い名無し:2006/09/13(水) 04:49:06 ID:ZPrOKMLeO
ワードナ「ふぅー、魔除け奪われちゃったね…」
VL「毎度の事だがな」
ワードナ「…次こそはティルトウェイトでやっつけてやるんだから!」
VL「ふん、そんな事言ってどうせまたディルトやモーリス唱えちまうくせに」
ワードナ「そ、そんな事は」
VL「だいたいさぁ、一撃で死ぬボスキャラってどうよ?」
ワードナ「しょうがないじゃない、あいつらムラマサ持ってグレーターデーモン養殖するようなバケモノレベルなんだもん!」
VL「つーかお前、グレーターデーモンより弱いしなあ」
ワードナ「う、うるさいわね!あんたなんていつもジルワン一発でくたばる役立たずのくせに!」
VL「でもお前より呪文無効化率高いぞ?」
ワードナ「うるさい!あんたなんか死んじゃえ!」
VL「いや、俺ヴァンパイアロードだし。もう死んでるし」


848 :本当にあった怖い名無し:2006/09/13(水) 08:55:16 ID:RvwoEpZl0
グレデ養殖ナツカシス
そのまま寝てしまった記憶もあったり
どっかに五インチのフロッピーが残ってるはず

849 :本当にあった怖い名無し:2006/09/13(水) 13:20:43 ID:8mPoxs1Z0
5インチか…(遠い目)

850 :本当にあった怖い名無し:2006/09/13(水) 18:07:18 ID:RvwoEpZl0
>>849
88のな…

851 :本当にあった怖い名無し:2006/09/13(水) 18:12:13 ID:0it4a7mYO
ふろっぴーとは豪華だな
俺のMZはカセットテープだ!


852 :セロ ◆78L5qYbnoU :2006/09/13(水) 18:52:48 ID:eoOBV5ak0
ということでw

853 :本当にあった怖い名無し:2006/09/13(水) 19:03:34 ID:kAEmPac8O
>>852
まだいたの?

854 :本当にあった怖い名無し:2006/09/14(木) 00:36:04 ID:MUHKb44l0
どどんがどん!!

855 :セロ ◆78L5qYbnoU :2006/09/14(木) 01:29:33 ID:0nKKqsXP0
いた。

856 :本当にあった怖い名無し:2006/09/14(木) 10:20:18 ID:l7COPesi0
悪霊A「今日はどんな悪ぃことしてやるかなあ」
悪霊B「いきなり電気でも消しにいくか」
悪霊C「勉強中かもしんねーじゃん」
悪霊D「そうだね」
悪霊A「勉強は大事だな」
悪霊C「アタシらみてーになったら終わりだしな」
悪霊B「……このまえガクセーさんにやっちゃったんだけど」
悪霊A「うわサイテー」
悪霊D「謝ってこい」
悪霊B「うん……いってくる」
悪霊C「いってら」
悪霊A「……じゃあシャワーを水にするとかやる?」
悪霊C「やめよーよ」
悪霊A「どして」
悪霊C「ガス会社の人がさー。すげー苦情くらってたから」
悪霊A「せつねーなそれは」
悪霊D「かわいそーだね」
悪霊C「うん」
悪霊A「なぁ、テンション上げてこーぜ! せっかく集まったんだしさ!」
悪霊C「面白いのっていえば定番のタクシーで墓地までだけど」
悪霊D「ガソリン代上がったし。さすがに悪いよ」
悪霊A「そうだなー……」
悪霊C「あ、Bちゃん帰ってきた」
悪霊D「おかえり。どうだった?」
悪霊B「ん。土下座して謝ったんだけど……」
悪霊A「なんて言ってた?」
悪霊B「いや、その。もう、姿見せた瞬間からビビりまくりで発狂寸前」
悪霊A「…………」
悪霊C「…………」
悪霊D「……まあ、アタシら悪霊だし」
悪霊A「しかたねーか」
悪霊C「しかたねーよ」

857 :本当にあった怖い名無し:2006/09/14(木) 10:41:33 ID:XQtcEvwmO
人情味溢れる悪霊w

858 :本当にあった怖い名無し:2006/09/14(木) 12:13:51 ID:WM38mFx9O
「悪」じゃないしw

859 :本当にあった怖い名無し:2006/09/14(木) 13:06:48 ID:nmHUdVjW0
>>856
エエ子達や・・・(*´д`*)

860 :本当にあった怖い名無し:2006/09/14(木) 21:10:48 ID:Y6Zv/cqn0
どこが悪霊なのかとw

861 :本当にあった怖い名無し:2006/09/14(木) 23:34:41 ID:Hq8JUmaB0
休暇中に呼び出して・・・なんの用?

862 :本当にあった怖い名無し:2006/09/14(木) 23:39:17 ID:J6jNCh/d0
>>861
俺、おまえのことが好きなんだ

863 :おおく ◆4fDSGO.FW6 :2006/09/14(木) 23:42:50 ID:gPh+83bs0
おいおい

864 :本当にあった怖い名無し:2006/09/14(木) 23:52:10 ID:Hq8JUmaB0
私、これでも人妻なんだけど。

865 :本当にあった怖い名無し:2006/09/15(金) 00:10:11 ID:82p+ATTP0
だがそれがいい。

866 :本当にあった怖い名無し:2006/09/15(金) 00:14:04 ID:AkWEz79b0
仕事の話だけにしてね。

867 :本当にあった怖い名無し:2006/09/15(金) 00:38:30 ID:JzuMCdRxO
ポイズンジャイアント(以下P)・マイルフィック(以下M)・グレーターデーモン(以下G)・フラック(以下F)
―地下9F
P「えぇー、何かスゴいのが降りてきたんだけど」
F「まっ裸で一人でここまでくるなんて…自殺行為ですわ!」
G「多分、テレポーターで飛ばされたかシュートに落ちちゃったんじゃね?」
M「何とかしてあげないと!この階層は私たちみたいな凶悪モンスターがいっぱいだから殺されちゃうよ!」
F「とりあえず友好的に接してリターンポイントまで連れていきませんこと?」
P「でも彼、悪属性みたいよ?性格変わっちゃうかも?」
G「そりゃマズいな、アタイらのせいでパーティーから解雇されたら可哀相だよな」
M「じゃ、襲い掛かるふりしてそれとなくポイントに誘導しようよ!僕達見たら大抵の人間は逃げるだろうし…」
F「そうですわね、ちょっとポイズン!そーっとですわよ?そーっとブレスね?
彼、丸裸だから簡易寝台にも泊まれない身の上に決まってますわ!」
P「分かってるわよ。じゃあみんな!傷つけないように気を付けていこう!」

G「ヤベぇ!こいつ忍者だ!」
くびをはねた!くびをはねた!くびをはねた!くびをはねた!


868 :ひまわり〜あの時伝えたかった事1:2006/09/15(金) 02:40:45 ID:lPYBeDhE0
スレが違うかも試練がツンデレ系と霊という事で。

─俺の名前は浅田裕也(仮名)、30歳、結婚済み、一人の子持ちのおっさんだ。
俺は今、泣いている。いや、目から勝手に涙が溢れて来ている…
この話は俺が高校3年生の春、13年前まで戻らなければならない。

…俺はいじめられていた。クラスの男子五人組に。
俺はその時根暗であり、イジメられるのも無理は無かったのかもしれない。
体育館の裏でそいつらに俺は殴られていたが
その時も俺はいつもの事だと我慢していた。
男「おらおら〜!!キモイんだよお前!」
男「けっ!お前の顔見るとマジでむかつくんだよ!!」
俺「…………」
だがその日は何か違った。

869 :俺と死神、その2:2006/09/15(金) 02:41:09 ID:3aBxu0Nx0
「そこの幽霊、悔い改めなさい、さすれば天への道は」
 俺はノンケでも構わず食っちまう女だぜえぇぇぇぇっ!!
「ひきゃぁぁぁぁぁっ!!」
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
「ううっ、汚されてしまいましたっ、神よっ、我が主よっ」
 どーよ教会、天使の眷属ってんならお前も住みやすいだろ死神。
「あ、はぁ、それは、まぁ……でも、その」
「ひっく、ひっく、純潔が、私の純潔がっ……ぐすっ、ぐすっ」
 うん、汚された死神と汚されたシスターと幽霊が住み着く教会、いいねっ。
「悪魔っ、この悪魔っ! 貴女は悪魔ですっ! ケダモノっ!」
 ……あぁん? どーも教育が足りなかったみてーだなァ……。
「ひ、ひうっ、な、何を、何をするのですっ!」
 いやぁ? 悪魔は悪魔らしくテッテ的に辱めてやらないとなぁ?
 おい、手伝え死神、このシスターの処女を本格的に散らしてやろーぜ。
「「え、ええええええええええっ!?」」
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
「お、お姉様っ……私、もう、もうダメっ……我慢できないっ」
「お、お姉さんっ、ボクももう、もう限界ですぅっ……」
 よーし、そんじゃ二人とも、俺の言うことは何でも聞くんだな?
「はいっ、はいっ、言うこと聞きますっ。で、すから、もう、お姉さんっ、イかせてください……!」
「あぁっ、良い子にします、私はお姉様のモノです。で、ですから、ですから早くお慈悲をっ……!」
 じゃぁいいぜ、二人とも天国にイッちまいな。
 何回でも何回でも、俺が昇天させてやるからよ。

870 :ひまわり〜あの時伝えたかった事2:2006/09/15(金) 02:42:16 ID:lPYBeDhE0
女「ちょっとあんた達!何してんの!?」
俺「…委員長?」
男「ゲッ!やべぇ委員長だ。おい、お前ら逃げるぞ!」
女「ちょっとぉ、待ちなさーい!!
…ったく、あいつら…」

俺「あの…」
女「ん?」
俺「あ、うん…助けてくれたの…?」
女「べ、別にそんなんじゃないわよ!
私は委員長として当然の事をやっただけよ!か、勘違いしないでよね?」
俺「あ、ありがとう…」
女「……っ、だ、だからお礼なんていらないわよっ!
それより、あんたもっとしっかり出来ないの?男でしょ?」
俺「…僕には…無理だよ…、力も弱いし、根暗だし…」
女(ハァ〜)あんたね、もっと自分に自信を持てって〜の!」
俺「は、はい…」
女「ったく…」

こうして俺はクラスの委員長、名前は渡部美和(仮名)さんに助けられた。
ここから俺は少しずつ変わる事になる。

871 :ひまわり〜あの時伝えたかった事3:2006/09/15(金) 02:44:41 ID:lPYBeDhE0
俺は渡部さんにいろいろ言われてから友達も少しずつだが出来るようになり、
イジメもいつのまにか無くなっていた。
渡「どう?調子は?」
俺「はい、今は結構学校も楽しいですよ」

これも流れ的にだが、渡部さんと俺は暇な日に
放課後体育館の裏でこうして話す事が日課になりつつあった

渡「でもあんた前と比べると本当に変わったわね…」
俺「そ、そうですか?でもこれも渡部さんのおかげです^^」
渡「えっ/// あ、そ、そう。良かったじゃない…」
俺「はい」

渡「それにしても…その敬語なんとかならないの?」
俺「これはもう僕の癖でして…」
渡「癖ぇ?ハァ…、まぁいいわ。あとそれから…」
俺「?なんでしょうか?」
渡「…いや、なんでもないわ…あ、もうあたしは帰る!じゃね!」
俺「?」

それから二日後、俺と渡部さんは何故か一緒に帰る事になる。
…しかし話題がまったく思いつかないので花の話でも出してみる。

俺「あの…渡部さんはどんな花が好きなんですか?」
渡「な、なによいきなり…、そうね…向日葵かしら…」
俺「ひまわり…ですか」
渡「そう。あたしが子供の頃、いつもそばにあった花が
向日葵なのよ、だからすごく好き」
俺「そうなんですか…」
渡「ってなんであんたにそんな話しなくちゃなんないのよ!!」
俺「すいません…」

872 :ひまわり〜あの時伝えたかった事4:2006/09/15(金) 02:46:46 ID:lPYBeDhE0
渡「……」
俺「……」
渡「あんたさ…好きな…人とかいるの?」
俺「…?」
渡「い、いや別に無理に聞きたい訳じゃないのよ!?
ただ、ちょっと聞きたいなぁ…って思って…」

俺はココでちょっと考えてみる。
よくよく今思ったら俺は渡部さんの事が好きだったんだ。
しかし本人が目の前にいるので言いづらかった。
しかし勇気を振り絞って言って見る事にした俺。

俺「実は渡部さんの事g…」

たぁ〜けや〜 さお〜だけ〜♪(さおだけ屋

渡「え?何?」
俺「いや、なんでもないです…」

俺はこの時ほどさおだけ屋を恨んだ日はなかった。

渡「そ、それじゃまたね」
俺「あ、はい」

こうして結局何もないまま終わってしまった。

873 :ひまわり〜あの時伝えたかった事5:2006/09/15(金) 02:49:14 ID:lPYBeDhE0
その週の日曜日の昼、俺の家に電話が掛かってくる。渡部さんからだ。
親はいなかったので自分が取る。
俺「は、はい。もしもし」
渡「あ、浅田、今から…学校に来てくれない…?」

いきなりのお誘い(?)にびっくりしたが
暇だったのでOKする。

俺「はい、いいですけど」
渡「じゃぁ体育館の裏で待ってるから…」
俺「は、はい」



俺「こ、こんにちわ…」
渡「遅いわよ!」
俺「すいません…」

急に沈黙になる二人。
話を切り出したのは渡部さんだった。

渡「…あ、あのさ。あんたって…彼女いるの?」
俺「い、いや、いませんけど…何か?」
渡「べ、別になんでもないってば!バカ!」

渡部さんのグーが飛んで来たが俺は偶然避けてしまった。
その結果、彼女が俺の上に乗る形で二人とも倒れてしまった。

874 :ひまわり〜あの時伝えたかった事6:2006/09/15(金) 02:51:02 ID:lPYBeDhE0
渡「イタタタタ…もう!避けるなんてサイt…キャァッ!な…///」
俺「!!!」

また二人に一瞬沈黙が流れる

渡「………」
俺「………」
渡「…あのさ…このまま…いい…?」
俺「え…?」

そう言って彼女は顔を近づけて来た。
もうこの時俺のジュニアはパンパンである。

渡「あの…浅田…あんたの事…」
俺「(くぁwせdrftgyふじこlp)」
もう彼女は俺とほぼ密着状態である。
あと少しで唇が触れそうになったその時…

先生「こら!そこ!なにやってる!!」
渡「やばっ!!!…逃げるよ浅田」
俺「あ、う、うん…」

ホッとしたのかガッカリしたのか複雑な気持ちで俺はその後何も起きることなく
俺は帰途についた。
だがそのあと、急な都合で俺は転校することになった。
そう、渡部さんにさよならも告げずに…。

875 :ひまわり〜あの時伝えたかった事7:2006/09/15(金) 02:52:52 ID:lPYBeDhE0
それからたった十日後の日曜日の事だった。
渡部さんが崖から落ち、自殺して亡くなったのは。
即死だった。遺書もなしに飛び降りて。

俺はその日泣いた。ずっと。一体どのくらい体の水分を
使ったのかと言うぐらい泣き続けていた…
俺「グスッあの時…せめてさよならと…言っておけば…クソォッ!」

俺は多分その時初めて乱暴な言葉を使った…
だがもうとっくに遅い…。
俺は別れの悲しさを初めて知った。これ以上ない、─最悪の形─ で

それから数十日後、やっと少し落ち着きを取り戻した俺は、
その崖へ花束を持って行く事にした。
花の種類は、渡部さんが前好きだと言っていた、ひまわりの花。

俺「ここが…渡部さんが…」

ダメだ。これ以上言うとまた涙が出そうになって来る。
俺は向日葵を崖の近くの所に置いた。ほかの人からの花も飾ってある。
俺は手を合わせて渡部さんの事を思い、
また泣いてしまわないようにすぐに帰った。

その日から13年後の春、なんてことのない日曜日の昼。
俺はある人と結婚し、一人ではあるが6才の娘もいる、
何不自由のない幸せな人生を送っていた。

876 :ひまわり〜あの時伝えたかった事8:2006/09/15(金) 02:54:56 ID:lPYBeDhE0
そんな日、娘のある一言で俺は思い出す。

娘「ねぇ〜パパ〜」
俺「ん?何?」
娘「パパの初恋の人ってどんな人?」
俺「!」

そうだ、今日は俺の初恋の人、渡部さんの命日。
あの…日。

俺は忘れていた初恋のあの気持ちになり、
娘を連れてあの崖に行く事にした。

妻「あなたー、どこ行くの?○○も連れて」
俺「ん、ちょっとドライブに、すぐ帰ってくるから」
妻「?」

車中…

娘「ねぇパパー、これからどこ行くのー?」
俺「ちょっとパパの初恋の人に会いにね…」


俺はまた向日葵の花を買って、
そこへ急いだ。
そして…

877 :ひまわり〜あの時伝えたかった事9:2006/09/15(金) 02:58:00 ID:lPYBeDhE0
俺「なつかしいな…」
娘「ねぇ、あたし車に戻ってる〜」
俺「あぁ、ゴメンな。じゃぁ先戻ってて。すぐ帰るから」
娘「?」

俺は娘が戻ったのを確認すると、
一人ごとを言いはじめた。

俺「ここも何年ぶりだろう。
あの時…なんで俺が助けてやれなかったんだろうな…」

そんな事を言っても、別に何か起きる訳じゃない。
俺は向日葵を置こうとして気づいた。
俺が13年前に飾ったあの向日葵がまだ枯れていない。
それどころか毎日水でもやったかのようにぴんぴんしている。

俺「これは…どういう事だ…」
疑問には思ったがあんまり考えるとダメだ。
俺は向日葵を置き立ち去ろうとしたその時だった。

878 :877:2006/09/15(金) 03:02:08 ID:lPYBeDhE0
続きは明日。
迷惑でなければ続けさせてください。

879 :本当にあった怖い名無し:2006/09/15(金) 03:05:19 ID:ElymUyp1O
こんな時間にまさかのリアルタイム遭遇
しかし良いところで止めますなぁ 続きにwktk

880 :本当にあった怖い名無し:2006/09/15(金) 11:50:35 ID:YA6zJYoK0
期待待ち

881 :878:2006/09/15(金) 12:02:45 ID:lPYBeDhE0
ふぅ、出来た。
どうしましょうか。
あえて夜に投下しましょうか…。

882 :本当にあった怖い名無し:2006/09/15(金) 12:28:35 ID:LKH4n1i9O
kSK

883 :本当にあった怖い名無し:2006/09/15(金) 12:33:13 ID:h9NtBT3AO
そこまでじらしプレイか



884 :ひまわり〜あの時伝えたかった事10:2006/09/15(金) 13:09:42 ID:lPYBeDhE0
渡「浅田…」
俺「!? 今…声が…」

空耳か…?渡部さんの事ばっかり考えてたからなぁ…。聞こえて当然かもな。
しかし今度ははっきりと

渡『浅田!』

俺は向日葵を置いた方を振り向いて驚いた。
俺の振り向いた目の前には、渡部さんがいる。
あの時と同じ、初恋の時の高校生のままで…。

俺「渡…部さ…ん?」
渡「浅田…会いたかった…」

俺は目の前の光景に頭が混乱していた。
それを振り払ったのは渡部さんの一言。

渡「あんた…変わってないね…昔と」
俺「渡部さん?本当に渡部さんなのか?」
渡「見れば分かるでしょ!?まったく…。まぁ生きてないんだけどね」

俺はもう泣きそうだった

俺「会え…て…よかった…もう二度…と会えない…と思ってた…のに……」
渡「あ〜あ、すぐ泣くんだから…男だろ?」
俺「…それもそうだ…な」

俺は何分かしてやっと冷静を取り戻して話しかけた。

885 :ひまわり〜あの時伝えたかった事11:2006/09/15(金) 14:12:56 ID:lPYBeDhE0
俺「あの時…さよならも言えなくて…ごめん」
渡「別にいいよ…、てかあんたがいなくなって寂しかったからあたし自殺したんだし…
でも、あんたに…えと…言いたいことあったんだ…」
俺「え?」
渡「ほら、その…もう!女の子に言わせないでよ!」
俺「ご、ごめん」

俺も渡部さんの気持ちは分かっていた。
だからこそ俺から言うんだ。

俺「俺は…渡部さんの事が好き。ずっと…今でも」
渡「…あたしも……あんたの事が好き」

今度は誰も邪魔者はいない…そう、二人きり…

俺「渡部さん…」
渡「あ……」

13年越しにやっと出来た、渡部さんとの軽く触れ合うくらいのキス…
それは今までの何よりも嬉しかった。

渡「恥ずかしいな…やっぱり///」
俺「じゃあもう一回しましょうか?」
渡「な、なに言ってんの!?」
俺「冗談ですよww」
渡「う…/// もうっ!」

886 :885:2006/09/15(金) 14:17:13 ID:lPYBeDhE0
あとの残りは午後7時から再開。
というかスーパー長々小説スマソ

887 :本当にあった怖い名無し:2006/09/15(金) 15:04:29 ID:r4RKvcjc0
ひょっとして・・・シロ?
まさかw

888 :本当にあった怖い名無し:2006/09/15(金) 16:56:52 ID:LKH4n1i9O
ファイト?

889 :本当にあった怖い名無し:2006/09/15(金) 21:41:27 ID:MJuKZ7Bj0
誤解しないでね。
すごい人だなーって思ってたことはあったけど、
それ以上の特別な気持ちなんかなかったんだからね!

890 :886:2006/09/15(金) 22:48:18 ID:lPYBeDhE0
しまった、寝てた…
今から投下〜。
クオリティ低いけど。

891 :ひまわり〜あの時伝えたかった事12:2006/09/15(金) 22:49:51 ID:lPYBeDhE0
しかしその時、俺は渡部さんの異変に気づいた。

俺「渡部…さん、体…透けてる…」
渡「…もうそんな時間になっちゃったか…」
俺「どうゆう…ことですか…」
渡「実は…死んでから13回目の命日に…1時間だけこの姿になれるの…。
でも…そろそろ終わりになっちゃった…」

急いで時計を見るとあれからもう57分…
俺「あと…3分…か」
渡「うん…、だから…グスッ」
俺「…渡部…さん?」

渡部さんを見ると、泣いている。
俺が初めて見た、彼女の泣き顔。俺に見せた、涙。
俺は思わず彼女を抱きしめた、思い切り。

892 :ひまわり〜あの時伝えたかった事13:2006/09/15(金) 22:51:41 ID:lPYBeDhE0
俺「渡部さん…」
渡「グスッ…もう会えないなんて…嫌だ…グスッ」
俺「…きっと会えるよ…いつかまた……必ず」
渡「グスッ…その言葉…グスッ…忘れんなよ…」
俺「当たり前だよ、絶対忘れない…」

そろそろ顔以外のほとんどが透けてきている…
俺は最後に今まで恥ずかしくていえなかった事を言った。

俺「…美和、愛してる」
渡「あたしも…裕也…愛してる…」

そして最後に別れの、いや、また会える日を信じて、今度は
10秒くらい、長いキスをした。お互いの事を思いながら。

俺「もう…そろそろだな」
渡「うん……」

美和はまた泣いている。
今度は笑顔で…涙がどんどん頬をつたっていく。
そして、俺たちの最後の会話。

893 :ひまわり〜あの時伝えたかった事14:2006/09/15(金) 22:53:31 ID:lPYBeDhE0
俺「生まれ変わったら…今度はキスの続きしような…」
渡「バカ…/////」
俺「…また…ここへ来るからな。今度は毎年」

そして彼女の最後の言葉…


渡部美和さん『待ってるよ…』


そう言って彼女は消えた。
その瞬間俺の目から涙が溢れ出てくる…

俺「…あれ?なんで…涙が出るんだろうな…あはは…あは…。…うっ…くっ…」

俺は泣いた。向日葵の花の上で。
俺の生涯最後の男泣きだった。

娘「ねぇパパー、遅いy…パパ?泣いてるの?」
俺「グスッ…いや、泣いてるんじゃない…嬉しいんだ…」
娘「?」
俺「『待ってる』 か…」

894 :ひまわり〜あの時伝えたかった事 終:2006/09/15(金) 22:55:57 ID:lPYBeDhE0
彼女が最後に流した涙と
俺の涙がひまわりの上に落ちて…

         


          ─ひまわりは輝いていた─


                        Fin  

895 :本当にあった怖い名無し:2006/09/15(金) 23:10:59 ID:8Qz1fet5O
嫁カワイソス(´・ω・`)

896 :894:2006/09/15(金) 23:12:46 ID:lPYBeDhE0
以上です。
ここまで読んでくれた方、本当に有難うございました。

実はこの話、完全フィクションではないんです。
名前や細かい演出などは違いますが、
初恋(両思いだった人)の人の幽霊と会って会話とか
この小説は私の高校時代の不思議な体験を
ほんの少しだけ変えて小説にしました。
ですので、これは実体験です。
自分で書いててまた悲しくなりましたが…(汗

それでは、また来れる日があったらいつか来ます。
おやすみなさい。

       by誰にもこの話を信じてもらえない悲しい父ちゃん 


897 :本当にあった怖い名無し:2006/09/15(金) 23:19:33 ID:h9NtBT3AO
GJだが……






むしろ
そ っ ち 詳 し く

898 :本当にあった怖い名無し:2006/09/15(金) 23:19:48 ID:ozsvwxRI0
>>896
これが「本当なら」凄いな…

899 :896:2006/09/15(金) 23:30:16 ID:lPYBeDhE0
まだ起きていたので一応確認のために…
往生際悪いですね私は。

>>898
もちろんです。(これを言っても信じてもらえませんが
ですが今まで誰にも信じてもらえなかったので
もう「本当なら凄い」は慣れっこですがね……

あと疑問に残ってる事があると思うので一つ答えます。

書いた時間が真昼とかあるのは会社のPCからや
休みの日とかありましたので一応そういう訳でして…。

来ないとか言いましたが多分明後日の夜もまた来ますので。
その時にまた聞きたい事あったら聞いてください。

それでは今日は寝ますね。おやすみなさい。

900 :本当にあった怖い名無し:2006/09/15(金) 23:32:14 ID:skbhQYBkO
ちゃんこちゃんこちゃんこちゃんこ♪
おーとっとっ♪
ちゃんこちゃんこちゃんこちゃんこ♪
おーとっとっ♪
ちゃんこちゃんこちゃんこちゃんこ♪
おーとっとっ♪

901 :本当にあった怖い名無し:2006/09/15(金) 23:49:39 ID:HK+OGJWp0
どっちにしても
嫁カワイソス(´・ω・`)

902 :本当にあった怖い名無し:2006/09/16(土) 00:19:05 ID:rwc2Rx7KO
片栗粉を常用していたことによる幻覚
……なんてオチは無しなんだぜ

903 :本当にあった怖い名無し:2006/09/16(土) 00:25:36 ID:a2uT47ad0
ついでにいっとくけど、
還暦すぎたオジイチャンにも興味なんかないんだからねっ!

904 :本当にあった怖い名無し:2006/09/16(土) 01:20:51 ID:nvmv1ENg0
>>896
いつでも来いよ
応援してるぞ

905 :本当にあった怖い名無し:2006/09/16(土) 02:19:54 ID:eZCi9UDx0
自己顕示欲が強いくらいじゃないと、そもそも物書きをしようとはしないか

906 :本当にあった怖い名無し:2006/09/16(土) 16:00:24 ID:IQRfhcyt0
そのうちボーナスとか貰えたらちょっとうれしいかなw

あっ、
べ、べつにおねだりしてるワケじゃないんだからねっ!!

907 :本当にあった怖い名無し:2006/09/16(土) 18:17:34 ID:8conSEiv0
高校生でこの喋り方する地方ってドコー?マジ引っ越したい
自分のトコはおにゃのこでも一人称「おれ」
まったくソソらねー

908 :本当にあった怖い名無し:2006/09/17(日) 01:09:25 ID:x5Z+ZrFbO
>>895>>901


909 :本当にあった怖い名無し:2006/09/17(日) 01:10:24 ID:x5Z+ZrFbO
>>907

2ちゃん地方?

910 :本当にあった怖い名無し:2006/09/17(日) 02:56:44 ID:X9uG3d+I0
そりゃ引っ越すべきだな

911 :本当にあった怖い名無し:2006/09/17(日) 06:44:29 ID:e03K45lTO
>500

912 :Йすみれchan:2006/09/17(日) 13:49:42 ID:bG2GLo6/0
知り合いが元ネタ(何そのツンデ霊1人目の1スレ)をとあるページ掲載してまして
余りに面白かったので 脚色してちょっと長編にしてみました
1スレのパロディ&続編(当然パラレル)のような形で
今も書き続けております
自分のページで掲載していたのですが
パクりでは無いかとのご指摘を頂きまして
調べたら ここに行き当たりました

もしよろしかったら 住民の皆様に敬意を表する意味も有りますので
こちらに掲載させて頂きたいのですが・・・

913 :本当にあった怖い名無し:2006/09/17(日) 14:53:30 ID:4at+vWsl0
>>909
山形とかじゃね

914 :本当にあった怖い名無し:2006/09/17(日) 16:16:26 ID:KXMNmvlQO
>>912
wktk

915 :本当にあった怖い名無し:2006/09/17(日) 17:09:40 ID:uHMsIapw0
>>912
敬意なんていらん。
消すか残すか自分で判断して自分で決めろ。

916 :本当にあった怖い名無し:2006/09/17(日) 18:41:36 ID:tZTe6SgGO
ワッフルワッフル

917 :本当にあった怖い名無し:2006/09/17(日) 18:46:36 ID:dAITeV2uO
スイングガールズみたいだな

918 :本当にあった怖い名無し:2006/09/17(日) 18:46:59 ID:+Ftr62dO0
はいはいはいはい、グチグチいってないのっ!
それよりいまコソコソ動いてるのがどこかにいるでしょっ!
それをはやく掴まないと・・・

919 :本当にあった怖い名無し:2006/09/17(日) 19:33:46 ID:MfRrFCHd0
凄く読みたいです
楽しみだな〜

920 :本当にあった怖い名無し:2006/09/17(日) 19:35:12 ID:npAG/P4N0
マジで楽しみ

921 :本当にあった怖い名無し:2006/09/17(日) 19:39:48 ID:KJGI9aBS0
俺も楽しみだ

922 :本当にあった怖い名無し:2006/09/17(日) 19:54:56 ID:PClefpMK0
>>919-921
おつかれさま

923 :本当にあった怖い名無し:2006/09/17(日) 19:56:56 ID:G90VrT1s0
グズっ!!

924 :夏のツンデ霊1.1:2006/09/17(日) 20:52:16 ID:bG2GLo6/0
「やっぱり ウチとあんたじゃ合わんみたい」

1通のメールが届いた ずいぶんあっさりした別れ方だな
これで何度目なんだ
釣った魚に餌はやらないタイプとでも言うのか
付き合う前 アプローチを掛けている時は盛り上がってるのに
実際に付き合いだすと何だか冷めちゃって
それが相手にも伝わるんだか 長続きしないんだよな
今回のは短かったなぁ 情も涌かないほど短かったのかな
涙も出ないわ
「ふうぅ・・・」
携帯をパタッと閉じ ため息をついた

明日は休日 今から行く宛ての無いドライブでも行くか
車のキーを差し込み エンジンを入れる
キュキュキュキュキュ ブォ〜ン
心地よい振動が指先に伝わる
山の方に進路を取る事にした

灯かりの無い真っ暗な山道
物思いにふけるにはうってつけかもしれない
車を右に左に走らせながら 過去の女のことを思い出す
こんな俺でも 別れちまうとやはり寂しいのかも知れない
あの時 こうしておけば別れなかったのに
もっとアイツに優しくしておけば良かったかな
そんな後悔の念ばかりが表に出てくる

車がトンネルに差し掛かった トンネルの中も灯かりは無い
夏なのに車内の空気が冷たくなってきた 嫌な雰囲気だ

その時

925 :夏のツンデ霊1.2:2006/09/17(日) 20:54:24 ID:bG2GLo6/0
ふっと白い影が車の前を横切った
危ない!! 俺はとっさにブレーキを踏んだ
やばい撥ねちまったか? 感触は無かったようだが
車のドアを開けた
俺の背筋に冷たいものが走った 
車のフロントのすぐ前に崖が有ったのだ
後一瞬ブレーキが遅れたら 命を失っていたろう
あの白い影は 俺に崖が有るのを教えてくれたのかも知れない
警告霊という言う奴か
助かった

トンネルに向かって手を合わせ その霊の成仏を祈った
戻ろう こんな状況で運転してたら危ない
トンネルの出口でUターンし 再度トンネルに入る
ふっとバックミラーを見ると 白い着物の女が座っている
綺麗だがどう見てもこの世のものとは思えない しかも透き通ってる

白い着物の女が呟いた
「 死 ね ば 良 か っ た の に 」

「いや でもありがとう!! おかげで命救われたよ」
素直に出た言葉だった

「ば・・バカ!! あんたなんか死んじゃえば良かったのよ!!」

ばかぁ? 霊からこんな台詞聞けるとは・・・
面白い奴なのかもしれない

926 :夏のツンデ霊1.3:2006/09/17(日) 20:55:20 ID:bG2GLo6/0
「何かお礼しなきゃな 又来週来ていいかい?」
「何言ってるのよ! 今度はハンドルとブレーキ動かなくするよ!!」
「いやぁ それでも構わないよ 1度は救われた命だ あんたのような綺麗な霊なら喜んで道連れになるよ」
「そ・・・そんな事急に言われても・・・」
「よし 決まり! 又来週ここ来るから」
「が・・・がけから落ちても知らないんだから!」

霊のくせに真っ赤な顔してやがる
元々綺麗な顔が恥じらい持って 俺の周りの下衆な女とは比べ物にならない美しさだ
惚れたかもしれない

トンネルを抜けると 女の姿は消えていた

来週が楽しみだ
でも 誰にもこの事は言えないな
こんな事他人に話したらやばい奴と思われちまうよ

927 :夏のツンデ霊2.1:2006/09/17(日) 20:56:32 ID:bG2GLo6/0
消化するだけの退屈な日常
眠れば次の日がやってくるだけ
1つ1つ無為に年を取り
気が付いたら進路の幅も狭くなってしまった
それでもまだ日々を無駄に浪費せざるを得ないジレンマ
社会の歯車としても機能せず 空回りするだけの自分
そんな生活が 大きく変わり始めたのだ

素敵な出会いをしてしまった
1つの些細な出来事だけで人は大きく変われるらしい
こんな思いは初めてだろう
いや 初恋にも似た焦がれるような感情か これは

お礼をすると言ったが 何を持って行けば良いのだろうか
その場の勢いで言うと大失敗するな
やはり霊なんだから 花がいいのかもしれない
アクセサリーなどは身に付けられないんだから
いやしかし成仏しちゃったらいやだな
そもそも 花って言ってもどんな花?
菊じゃぁ ムードに欠けるし かといって薔薇ってのもしっくりこない
百合とかその辺りが無難なのかな
饅頭とか酒とかお供え物系か?
好みもあるだろうから これは控えておこうか
次会った時に好みでも聞けばいいかな
その前に次出てくるのか? 会えるのか?

こんな事ばかり考えている
霊とあんな形でコンタクト取れるとは思わなかった
人類史上初なのではないだろうか
未経験な部分に踏み入れる冒険的要素も入って
想いばかりが募っていく

928 :夏のツンデ霊2.2:2006/09/17(日) 20:59:09 ID:bG2GLo6/0
水曜日の夕方 就業後にデパートへ足を向けてみた
週末以外で街に繰り出すのは久しぶりだ
目的はプレゼントを考える事なのだが
デパートの店員に相談する事も出来ない
何と決められるはずも無く ウィンドウショッピングを続ける
嫌に明るい店内が空々しさを増上させている
「何かお探しですか?」
判でついた様なお決まりの店員の愛想
『霊にプレゼントしたいんですけど 何にすれば良いですか』
こんな質問 デパートの応対マニュアルに無いだろう
1週間前の自分でもこんな質問されたら
質問した相手の精神を疑うに違いない

結局何も決められずに 帰路についた
部屋に着いても電気はつけない
あれ以来 闇と言うか暗い所が好きなのだ
気休めでしかないのだが
少しでも同じ空気が感じられるような気になれるからだ

週末の夜 逸る心を抑えながらあのトンネルに進路を合わせた
結局プレゼント(お供え?)は 花になった
少し青みが掛かった百合の花を中心にあしらえた アレンジメント風の花束
これなら違和感無いのではないか
我ながら良い選択をしたと思う

929 :夏のツンデ霊2.3:2006/09/17(日) 21:00:26 ID:bG2GLo6/0
家からはそれほどまでに遠くないようだ
毎日来るのは無理かもしれないが 会いたい時に会える距離には違いない
目的が無かった先週とは違い 半分の時間で目的地のそばまでたどり着く
同じ時間の方が 会えるのではないのか
トンネルの少し手前の 誰もいない駐車スペースに車を止め待つ事にした
周囲は漆黒と呼ぶに相応しい闇一色
急に怖くなって来た
無理もない 冷静に考えたら 霊に会おうとしてるんだから
夏なのに何故か背骨の辺りが寒い
不安を紛らわせる為に ダッシュボードに手を伸ばす

ダッシュボードには赤ラークのボックス
中にはタバコ数本残っている
タバコは普段吸わないのであるが 極度に緊張している時や
酒を飲んだ時 ストレスを感じた時に 無性に吸いたくなる事がある
シガレットライターで火をつける
ジジっとかすかな音がした

「ふぅ・・・」

後5分か そろそろ出たほうがいいな
タバコをもみ消す
と その時
煙が不自然にゆらゆらと揺らめきながら 確実に1つの方向に流れていく
車の後部座席に向かい 煙が集まっていく

煙は像を結んだ

出た・・・

930 :夏のツンデ霊2.4:2006/09/17(日) 21:02:07 ID:bG2GLo6/0
今日は白いワンピースに目深にかぶった白い帽子
うっすらと唇が赤い
幽霊も化粧するのか 新しい発見だ

「別に出てきたくて出たんじゃないんだから!!」
「ありがとう 覚えててくれたんだね」
「ちょ・・・!!だってあんな事言われたの初めてなんだもん やめてよね!」
「それより トンネルの中で出るんじゃないんだね」
「地縛霊と一緒にしないでよ あたしは浮遊霊なの」
「もっと手前で出てきてくれても良かったのに」
「来るって言うからしょうがなく待ってたんじゃないの こんなところで1週間退屈しちゃったわ」

移動速度はそんなに速くないみたいだ
霊なので 瞬間的に移動できるのだと思っていた
認識の誤りなのか ただ単に彼女がトロいだけなのかは分からない

「そっかそっか これ 先週のお礼といっては何だけど 君のために選んだんだ」
「ぇ こ・・・ こんなのくれても困る」
「気に入らなければそのまま置いてってくれて構わないよ」
「そ そりゃぁ気持ちはうれしいけど どうしろって言うのよ」
「ん〜 そこまで考えてなかった」
「前もそう思ったけどちょっとずれてるよね」

ちょっとどころの話なのだろうか 自分で思うがかなりイカレてると思う
ふと見ると 彼女の横にバスケットがちょこんと置いてある
彼女と違い透き通ってはおらず 実像を結んでいる

931 :夏のツンデ霊2.5:2006/09/17(日) 21:03:15 ID:bG2GLo6/0
「どうしたのこれ」
「昨日ね ご飯作りすぎちゃったから 余り物詰めてきただけ 食べたかったら食べていいよ」
「一緒に食べようよ せっかく作ってきてくれたんだし」
「んもぅ・・・ 余り物なんだから無理しなくていいって ご飯食べたんでしょ?」
「いや 君に会えるか会えないか不安で 飯もノド通らなかったよ」
「そ・・・そんな 急に変な事言わないでよ!」

彼女はうつむき加減に もじもじしだした 照れてるのか
それよりも 幽霊も飯を作れるんだと言うことが分かっただけで驚きだ
当然 食べる事も出来るのであろう 意外に人間に近いのかもしれないな

「じゃぁ どこかちょっと灯かりのあるところで食べよう 灯かりは平気?」
「別に平気よ 霊だって真っ暗なトコばっかりにいるわけじゃないんだし」
「へぇそうなんだ 何で暗い所とか人気の無いところにしか出ないの?」
「驚かせて大騒ぎになったら後々面倒でしょ? ただそれだけよ」

そう言うものなのか
だから幽霊は人気の無いところに出るといわれてるのか
普段は身を隠して なるべく迷惑かけないようにしてるらしい
幽霊なりに気を使ってるんだな
そう考えるとおかしくなってきた

「余りにありえない事だったので 誰にも言えずにいたんだけど それで良かったんだね」
「あたしはすでに面倒な事になってるよ はぁ・・・何でドライブなんか行かなくちゃいけないの」
「どっかこの辺で 灯かりがある所まで案内してくれる? お願い!」
「しょうがないわね そこまで言うんだったら 教えてあげない事もないけど」

後部座席に彼女を乗せたまま 車は走り始めた
助手席に来ないのが奥ゆかしいというかなんと言うか
やはり 霊は後部座席に出るものなのか それとも照れてるだけなのかは分からない

932 :Йすみれchan:2006/09/17(日) 21:05:42 ID:bG2GLo6/0
こんな感じです まだ 続きも書き溜まってます
スレ汚しでないのでしたら 続編掲載させて頂きます

933 :本当にあった怖い名無し:2006/09/17(日) 21:23:49 ID:chzAqt/iO
続きプリーズ

934 :本当にあった怖い名無し:2006/09/17(日) 21:53:11 ID:KBtcshzq0
どんとコイ

935 :本当にあった怖い名無し:2006/09/17(日) 22:34:11 ID:UqBMslUPO
どスコイ

936 :本当にあった怖い名無し:2006/09/18(月) 00:44:46 ID:V2gDQULl0
悪霊A「ちょっとイライラしてたからスカした外車の窓ガラス割ってきた」
悪霊B「スゲー。悪だねえ」
悪霊C「尾崎なんかメじゃねーな」
悪霊D「…………」
悪霊A「それだけじゃねえ。中にいた赤ん坊がギャーギャーうるせーから攫ってやった」
悪霊B「悪なんてもんじゃねーな。鬼だな」
悪霊C「おっかねーな」
悪霊A「ああ。アタシの恐ろしさに泣く子も黙ったぜぇ」
悪霊B「赤ちゃんにも容赦なしか。やるじゃん」
悪霊C「ハンパねーな」
悪霊D「…………」
悪霊A「さらに! パチ屋にいた親見つけて脅してやった」
悪霊B「親まで!?」
悪霊C「ハンパねー」
悪霊D「なんて脅したの?」
悪霊A「そ……そりゃあ、ほら、外車の赤さが目に染みるだろって」
悪霊B「わけがわからねえwww」
悪霊C「アブねーなwww」
悪霊D「凶悪だねー」
悪霊A「そ、そーだろ? スゲーだろ!」
悪霊B「スゲーよ! アンタこそ本物の悪霊だよ!」
悪霊C「フツーそこまではとてもできねーよ!」
悪霊D「……みんなノリいいね」
悪霊B「ば…っ!」
悪霊C「シッ!」

937 :本当にあった怖い名無し:2006/09/18(月) 01:11:36 ID:E/YGfCGd0
あんたやっぱり邪魔だわ。人の足引っぱってるだけ。

938 :本当にあった怖い名無し:2006/09/18(月) 02:41:26 ID:23cwi3lz0
まずいつでも周りがみえるようになりなさいよっ!
自分のことばっかり考えてちゃただのバカよっ!

939 :本当にあった怖い名無し:2006/09/18(月) 07:28:58 ID:7wgkGErlO
>>932
続きplz

>>936
また「悪」じゃないw

940 :夏のツンデ霊3.1:2006/09/18(月) 09:15:08 ID:86zGV9Pe0
世にも不思議なドライブが始まった
透き通るような彼女の容貌を(いや透き通っているのだが)
バックミラー越しに眺めながら 山道を運転する
幽霊相手に 何から話せばいのだろうか
しばらく無言の時が流れる
ずっと発している軽い言葉とは裏腹に 未知なる物に対する怯えが支配する
カラ元気と言う奴だ

彼女は セイレーンのように歌声で魅了して
船乗りを遭難させるタイプなのではないか
吸い込まれてそのまま転落 と言うことも考えられる
それでもしょうがないと思った矢先

「ほら危ない! 前見てないと落ちちゃうよ!」
「ぇ? それが狙いじゃなかったの? 幽霊的に」
「あんたなんかこっち側にこられても迷惑なだけ!」
「そう言えば 名前聞いてなかったよね」
「ななんであんたなんかに言う必要あるのよ 言えるわけないじゃない」
「ぇ〜 せっかく仲良くなったんだしささぁ じゃぁ幽霊だから ゆぅチャンでいいかな?」
「し 失礼な!! ちゃんとエリカって名前あるの!! ぁ・・・」
「エリカちゃんって言うんだ 可愛い名前だね」
「こう見えてもあんたより長生きしてるんだから それはいくらなんでもないんじゃない?」
「ごめんごめん エリカさんは何年生きてるんですか? ってこの言い方も変ですけど」
「う うん・・・ 呼び捨てでいいよ やっぱり」
「俺の名前はキヨタカ 聖者の聖に宇宙の宇 って書くんだ よろしくな」
「あんたの名前なんて聞いてないわよ! ・・・・・・いい名前ね」
「ありがと 名前とはいえ褒められると照れるな」
「完っ全に 名前負けしてるよね ・・・キヨってよんでいい?」

941 :夏のツンデ霊3.2:2006/09/18(月) 09:16:47 ID:86zGV9Pe0
そもそも生きてるのか死んでるのか どっちなのだろうか
透けてることを除けば 生きてるようにしか思えない
どうしてもバックミラーに目線が行ってしまうため 車はノロノロ走らせざるをえない
対向車は全く来ない 二人だけの空間がゆっくり動いてゆく

「エリカさぁ 何で幽霊になったの?」
「この世に未練があるからに決まってるからじゃない そんな簡単な事も分からないの?」
「いや だからどんな未練があるのかなぁって」
「・・・・・・気になる?」
「うん すっごく」
「・・・キ・・・ いや! そんな事言えない!」
「俺が何か力になってあげられるかもしれないし」
「キヨに出来るわけがないじゃないの!」
「そ・・・そか ごめん」

なぜかエリカは真っ赤だった
やはり恥じらいの表情が 今までのどんな女性よりも魅力的だ
わざと意地悪なことを言いたくなる

「そろそろ少し明かりが見えるところに着くよ」
「うおっし そこで弁当ご馳走になろうかな ところでなんで このバスケットは透けてないの?」
「あたしが触ると透けるのよ ほら」

どうやら 体の一部がふれている物は透けるようだ
よく見るとシートに座っているようで 少しだけ浮いている


942 :夏のツンデ霊3.3:2006/09/18(月) 09:18:32 ID:86zGV9Pe0
「へぇ 面白いな 俺もエリカに触れたら透けちゃったりするの?」
「そんな事言って変な事するんでしょ! 絶ぇ対さわらせないんだ」
「さわれないだろ 透けてるんだから」
「フン!! あ もう着くよ キヨに教えるのはもったいないんだけどね」

急に視界が開けた
ふもとの街の灯かりが煌いている 宝石箱をまき散らしたようだ
広場でエンジンを停止させた
展望台になっているらしく 双眼鏡がある
これだけ綺麗だと カップルの1組ぐらいいてもよさそうなものだが
どうやら穴場らしく人影は全く無い 双眼鏡も錆びていて使えないようだ
見回すと それこそ幽霊が出るんじゃないかと言うぐらいおどろおどろしい
ここも心霊スポットなのかも知れないな
車を降りて しばらくその光景に目を奪われる
ふっと気温が下がったと思ったら エリカが隣にいる
エリカの腰を抱きたいのをぐっとこらえる
さすがにまだ 未知の領域に触れ込む勇気は無いようだ

「素敵な所だね エリカとこんなところにいられるのがうれしいな」
「べ・・別にキヨと来ようと思って来たんじゃないわよ」
「さ ご馳走になっちゃおうかな いただきまぁす」

ベンチでバスケットを開いた 残り物とはどう見ても思えない しかも美味そうだ
食べやすいように一口サイズにしてある唐揚げをほおばる
おお 冷めてもサクサクだ
塩加減もちょうど良い エリカは料理の才能も有るようだ
し・・・ しかしこれは冷たい カキ氷より冷たいぞこれは

943 :夏のツンデ霊3.4:2006/09/18(月) 09:19:42 ID:86zGV9Pe0
「ん んまぁい エリカ料理上手なんだね」
「ほ・・・ ホント? 冷たくない?」
「いやいや 冷たいけど それにしても美味しいって」
「霊が作った料理はみんな冷たくなっちゃうの ホント美味しい?」

俺をじっと覗き込むエリカの瞳が 街の灯かりを透かして星のように輝いている

「エリカも一緒に食べようよ」
「あ・・・あたしいい おなかいっぱいなの」
「厚焼き玉子なんて まるで料亭のように綺麗に焼けてる すごいなぁ」

食べてみたらふわふわのアイスのような食感だ
それでも食べてると頭がキーンとして来た つ・・・・・・つめてぇ

「なんか食べっぷり見てたら あたしもおなかすいてきちゃった」
「そっかそっか はい アーン」
「ちょ・・・ ふざけないでよ!! 調子に乗りすぎ」

彼女はパクパク食べていく 腹減ってたんじゃないか
ひょっとして 俺 毒味役?
助かった いくら美味いとは言え 冷たいにも程がある

「エリカ 幽霊も腹減るの?」
「1年ぐらいは食べなくても全然平気なのよ でも 食べ物見ると食べたくなっちゃうの」
「何でだろうね 前世(?)の影響なのかな」
「そうかも ってあたしなんでキヨにこんな事言ってるんだろ!」
「いいじゃない よく食べる女の子好きだよ」

2人で あっという間に平らげてしまった
ほとんどエリカが食べてしまったのだが
熱いホットコーヒーが欲しい しかしこの山奥では望むべくも無い

944 :夏のツンデ霊3.5:2006/09/18(月) 09:21:38 ID:86zGV9Pe0
「んまかったよ! また作ってきて欲しいな」
「霊の作る料理なんて 人間が食べられるわけないじゃない!」
「才能あるよ これ売り出せば 大もうけできるんじゃないかな」
「そ・・・バカな事言わないで!!」

街の灯かりが先程より多少減った 夜も遅くなってきたようだ
普段は昼型の生活をしている上に 週末なので疲れもたまっているはずなのに
神経だけが高ぶっている

「幽霊って朝が来ると見えなくなるの?」
「太陽の光浴びると動けなくなるから 日の当たらない所で寝てる」
「幽霊も寝るのか 俺が思ってたよりも人間に近いんだな」
「そりゃそうよ 元々人間なんだから あたしは」
「恋愛もするの?」
「・・・・・・・・も もう遅いんじゃない? 帰って寝なさいよ!」
「もう少しエリカと一緒にいたいな」
「あたしだって忙しいの これ以上付き合えないわ」
「また・・・ 来週会えるかな」
「もう来なくていいってば 何考えてるのよ キヨっておかしいよ!」
「エリカに会いたいんだよ 一緒にいると楽しいし 何よりほっとするんだから」
「人間と幽霊が一緒にいていいわけないじゃない!」
「何で? 元々人間だったんだから 別にいいじゃないか」

945 :夏のツンデ霊3.6:2006/09/18(月) 09:22:43 ID:86zGV9Pe0
「ほ・・・ホントに来てくれるの?」
「うん 明日にでも来たいよ」
「・・・ちょっと! あたしにも心の準備ってものがあるんだから」
「そうか じゃぁまた来週来るな もっと早い時間に来るよ」
「う・・・うん 花 ありがとう」

気温の上昇を感じるとともに エリカの姿はなくなっていた
幽霊もうれしそうな顔するんだな
もっともっと幽霊の事 いやエリカの事が知りたくなった
何で幽霊になったのかも結局分からずじまいだったしな
幽霊にさわると どうなるかも知りたい
何よりエリカにふれたい エリカとふれあいたい
頭の中をエリカがぐるぐると回っている

946 :本当にあった怖い名無し:2006/09/18(月) 12:30:36 ID:6GxE98BAO
>>936のがいいな


改変屋さんのは俺には合わんようだ…

947 :本当にあった怖い名無し:2006/09/18(月) 13:19:13 ID:7wgkGErlO
基本が大事、だろ? ゴリ。
改変もたまにはいいんじゃないの?

そういうの……嫌いじゃない……よ?
////

948 :本当にあった怖い名無し:2006/09/18(月) 14:01:33 ID:0xwapjiNO
コンビニに売ってる怪談や体験談の漫画を集めた雑誌っぽい紙の単行本を読んでるようだ

949 :本当にあった怖い名無し:2006/09/18(月) 21:16:21 ID:OXRKGWRo0
あんたって、ひょっとしてMなんじゃないのっ?
べ、べつにいじめたくていじめてるんじゃないんだからねっ!

950 :本当にあった怖い名無し:2006/09/18(月) 22:31:23 ID:aaQ7gP5hO
正直、改編屋の作品は冗長な上ヒネリが無いからツマラナイ。かってこのスレを支えたタマネギや中の人とかはもっと短く、センス良くまとめていた。
悪霊シリーズはよくできてるけど改編屋は要らないと思う

951 :本当にあった怖い名無し:2006/09/18(月) 23:01:57 ID:GrCe4RYk0
身も蓋も無い言い方になるが、>>378-392レベルの作品が極々稀にでも投下されるなら
他がどれほどゴミでもこのスレを存続させる価値はある。この際一スレに一作でもいい。

952 :本当にあった怖い名無し:2006/09/18(月) 23:31:11 ID:nC15tfQI0
そろそろゴングが鳴り響いてもいいと思うんだ

953 :本当にあった怖い名無し:2006/09/19(火) 01:26:52 ID:vS+JWIja0
いま、忙しい。

954 :本当にあった怖い名無し:2006/09/19(火) 01:35:42 ID:9jO5asHz0
>>951様もこう仰ってることだし、良作は次スレに期待することにしてこのスレは終わりにするか

955 :本当にあった怖い名無し:2006/09/19(火) 02:39:46 ID:S/mm0qUj0
次スレに入るわけだが……まとめサイトは更新されるのか?

956 :本当にあった怖い名無し:2006/09/19(火) 06:01:03 ID:aL/Ke5AbO
気が向いたらやってくれるだろう
あくまでもボランティアだから。
マトメをしたくなるような作品を投下するしかない!

が…才能が問題だ…

957 :本当にあった怖い名無し:2006/09/19(火) 06:22:46 ID:DczoMi+rO
褒め殺し屋が紛れている気がする

958 :本当にあった怖い名無し:2006/09/19(火) 11:56:02 ID:PFWIqSGDO
次スレってもうあるのけ?

959 :本当にあった怖い名無し:2006/09/19(火) 15:23:55 ID:0YbvWVx+O
ちょっとあんた、
私がいないとなんにもできないくせに何考えてんのよっ!

960 :本当にあった怖い名無し:2006/09/20(水) 12:14:54 ID:KiQ8eHmtO
タイでクーデターだってね……

ハムポ……もとい、プミポン大丈夫かな

961 :本当にあった怖い名無し:2006/09/20(水) 12:56:58 ID:8fI1DR8+O
国王に手を出したらそれこそ大変な事になる
タイはいかに国王を味方につけるかが
クーデター成功のカギ!

ってかなりスレ違い…

962 :本当にあった怖い名無し:2006/09/20(水) 14:26:48 ID:KiQ8eHmtO
すまん俺はハムポンをネタにボケたかっただけなんだ

963 :本当にあった怖い名無し:2006/09/20(水) 20:39:11 ID:kw6ruf/V0
次スレ立てました。
なにそのツンデ霊☆六人目★
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/occult/1158752291/l50

964 :961:2006/09/21(木) 01:27:33 ID:e7FDsqsTO
>>962
ゴメン…orz

965 :962:2006/09/21(木) 12:22:31 ID:hq1IPiGoO
いや俺が悪いorz

俺死ね! 俺死ね!


そして男性初のツンデ霊に

966 :本当にあった怖い名無し:2006/09/22(金) 14:49:58 ID:VoXDjGMh0
新スレのあの流れはなんだぁ?
 
 ・
 ・
 ・
 ・
 
漏れも悪いのかorz

967 :本当にあった怖い名無し:2006/09/23(土) 03:12:24 ID:+ctjZ+E2O
早すぎたんだ……腐ってやがる

968 :本当にあった怖い名無し:2006/09/23(土) 04:03:47 ID:7UjxjZeIO
私の結婚を認めないだなんて、絶対に許さないんだからねっ!
あんた妻子持ちなんだから邪魔なんかしたらけとばすわよっ!

969 :本当にあった怖い名無し:2006/09/23(土) 19:44:54 ID:qeSpyuN00
ばかっ!!

970 :本当にあった怖い名無し:2006/09/24(日) 15:19:40 ID:5EBGreQ5O
バカぁ………

971 :本当にあった怖い名無し:2006/09/24(日) 16:18:04 ID:SvidRXlQ0
いままでさんざん働いてきたんだからねっ!
好きな人と結婚くらいさせてもらうんだからねっ!
あったりまえでしょっ!!!

972 :本当にあった怖い名無し:2006/09/25(月) 01:04:02 ID:zt7iykcm0
あんたって、ちょっとだけ頭が良くて知識は豊富だけど、
ヲタでマゾで変態で情けないお兄ちゃんにすぎないの。
怒った妹とケンカすると馬乗りにされるくせに、
変なプライドばっかりあって、妹をモノにしたがってるただの動物。

近親相姦なんて絶対にお断りっ!!

973 :本当にあった怖い名無し:2006/09/25(月) 22:55:04 ID:CN1EUwDQ0
なんか…

この流れの方が良くないか?

ツン的には…

974 :本当にあった怖い名無し:2006/09/26(火) 03:25:20 ID:VY3LgGml0
ふーん。そお?

975 : ◆F8iV3HjJRc :2006/09/26(火) 09:30:08 ID:J70YcErTO
OK、始動

976 :本当にあった怖い名無し:2006/09/26(火) 16:44:20 ID:3pYve/xrO
始動、始動!

977 :本当にあった怖い名無し:2006/09/28(木) 01:08:19 ID:q+pYs6Z90
いまこのスレ、相当下がってるわよw

978 :本当にあった怖い名無し:2006/09/28(木) 07:33:07 ID:CDaJIr9c0
てか、埋めなきゃ…
埋め埋め

埋めよ増やせよ…
文字が違う
まぁ、でもあれだ
あっちの流れも正常化…してるのか?

979 :本当にあった怖い名無し:2006/09/28(木) 19:37:19 ID:JPpFd7mIO
んだ 埋めなきゃならぬ

980 :本当にあった怖い名無し:2006/09/28(木) 19:41:11 ID:JPpFd7mIO
埋め

981 :本当にあった怖い名無し:2006/09/28(木) 19:58:38 ID:JPpFd7mIO
埋め

982 :本当にあった怖い名無し:2006/09/28(木) 20:02:10 ID:3vkrBZRR0
ume

983 :本当にあった怖い名無し:2006/09/28(木) 20:07:17 ID:JPpFd7mIO
埋め

984 :本当にあった怖い名無し:2006/09/28(木) 20:09:02 ID:JPpFd7mIO
埋め

985 :本当にあった怖い名無し:2006/09/28(木) 20:12:55 ID:JPpFd7mIO
埋め

986 :本当にあった怖い名無し:2006/09/28(木) 20:17:50 ID:3vkrBZRR0
宇目

987 :本当にあった怖い名無し:2006/09/28(木) 20:18:14 ID:JPpFd7mIO
埋め

988 :本当にあった怖い名無し:2006/09/28(木) 20:18:50 ID:3vkrBZRR0
ウメ〜

989 :本当にあった怖い名無し:2006/09/28(木) 20:22:29 ID:JPpFd7mIO
埋め

990 :本当にあった怖い名無し:2006/09/28(木) 20:32:32 ID:1nRFDhQM0
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991 :本当にあった怖い名無し:2006/09/28(木) 20:33:05 ID:1nRFDhQM0
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992 :本当にあった怖い名無し:2006/09/28(木) 20:36:41 ID:JPpFd7mIO
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993 :本当にあった怖い名無し:2006/09/28(木) 20:38:42 ID:JPpFd7mIO
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994 :本当にあった怖い名無し:2006/09/28(木) 20:39:24 ID:JPpFd7mIO
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995 :本当にあった怖い名無し:2006/09/28(木) 20:40:57 ID:JPpFd7mIO
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996 :本当にあった怖い名無し:2006/09/28(木) 20:42:00 ID:JPpFd7mIO
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997 :本当にあった怖い名無し:2006/09/28(木) 20:42:45 ID:JPpFd7mIO
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998 :本当にあった怖い名無し:2006/09/28(木) 20:43:35 ID:JPpFd7mIO
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999 :本当にあった怖い名無し:2006/09/28(木) 20:44:21 ID:JPpFd7mIO
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1000 :本当にあった怖い名無し:2006/09/28(木) 20:45:06 ID:JPpFd7mIO
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         ,、-,、'         ハ- 、
         ( .( '、_    _ ,ノ  ノ:i   )
        ,、'""`ー---‐'"フ、_ - _,、' -'"
        (  _   ,、'"    ̄
         `ー--─'"
千本目の蝋燭が消えますた・・・
新しい蝋燭を立ててくださいです・・・

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