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俺の妹は関羽3

1 :1:05/01/20 13:16:55
地響きを立てて長髭の偉丈夫が俺を追ってくる

「兄者ぁぁぁぁぁぁ!!お弁当をお忘れでござるぅぅぅぅぅぅぅ!!!」

140 :りょうちゃん萌え(1/3):05/02/06 13:59:12
>>125のリクにお応えして、「りょうちゃんお助けVer」書いてみました。
遅くなってゴメソ。

俺の意識が遠のき、ピンクの花畑や三途の川が見え始めた頃、ピンと張り詰めた聞き覚えのある声がした。
「我が君!」
全力疾走でこっちへ来るのはりょうちゃんだ。
りょうちゃん、最期に会えて良かったよ……ゴフッ!
「我が君、お気を確かに! 歩けますか? さあ、こちらへ!」
りょうちゃんは血まみれの俺の体を支えながら、木陰に作ったと思われる祭壇付き結界らしきものを目指して歩き、その中へ入った。

結界の中は二月とは思えない不思議な暖かさだった。
どんな仕掛けかは判らなかったけど、豆も見えない壁に弾かれたようにバラバラと落ちていく。
りょうちゃんは労わるような手つきで俺をそこへ寝かせ、羽織っていたロングマントを掛けて言った。
「これより延命の祈祷を始めます。七日七晩、主燈の灯火を消すことなく祈祷を終えれば、我が君の延命も叶いましょう」
祈祷を始めるりょうちゃんの後姿を見ながら、俺の意識はすぅーっと遠のいていった。

あれからどれだけの時間が経ったんだろう…?

141 :りょうちゃん萌え(2/3):05/02/06 14:00:24
朦朧とした意識が戻り、あたりを見回すと、そこはりょうちゃんの祈祷結界の中だった。
そして祭壇の前を見ると…
あっ! りょうちゃん……りょうちゃんが……!!
俺はりょうちゃんに駆け寄った。
りょうちゃんは明らかにやつれ、目の下に真っ黒なクマを作って倒れていた。
「りょうちゃん! りょうちゃんっ!!」
俺は我を忘れてりょうちゃんの体を揺り動かした。
しばらくすると、りょうちゃんは目を覚まし、
「あ……我が君……ご無事でしたか……はっ、主燈は……?」
と、祭壇の方を見た。
りょうちゃんに釣られて俺も祭壇の方を見ると、主燈はもとより、全ての蝋燭の灯が煌々とあたりを照らしている。
「ああ、我が祈祷は成功したようです。我が君、お体の具合はいかがですか?」
りょうちゃんに促されるまで気が付かなかったが、全治一年以上としか思えなかった俺の体は傷ひとつ見当たらない。
「ご無事のようですね。間に合ってよかった。さあ、帰りましょう。皆、我が君をお待ちしておりましょうから」
俺は不眠不休で祈祷を続け、疲労困憊している様子のりょうちゃんを助け起こし、祭壇付き結界の外に出た。

142 :りょうちゃん萌え(3/3):05/02/06 14:01:21
さ…さ……寒い!
「我が君、これを…」
りょうちゃんはロングマントを俺に掛けてくれたけど、これじゃありょうちゃんの方が風邪を引く。
「りょうちゃん……これ、一緒に使おう」
俺はロングマントを羽織ったまま、りょうちゃんのことを包んだ。
りょうちゃんは満更イヤでもなさそうで、
「温かいですね」
とマントの中で腕組みをしてきた。

色々大変な目に遭ったけど、今は幸せ気分、夢心地。
俺はりょうちゃんを家まで送り届け、心の底からこみ上げる思いの全てをこめて言った。
「ありがとう。りょうちゃんは最高の彼女だよ」
りょうちゃんは嬉しそうに微笑み、
「これも、未来世界の征服者の妻の務め。どうぞお気になさらぬよう……」
と、手を振りながら、俺をいつまでも見送り続けてくれた。

……さっきまでの幸せ気分が一気に氷結したのは何故だろう?
……あれ? 俺の目からしょっぱい液体が止めどなく溢れてきたよ、りょうちゃん……。

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